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ヒルクライムのためのロングライド

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 職場の女子職員(35歳・既婚)が、“ヤーマン”というメーカーの美顔アイテムを購入したことをみんなにカミングアウトしてからと言うものの、「ヤーマン」などと、水曜スペシャルの川口浩探検隊に登場し、世間の注目を浴びた“猿人バーゴン”のようなニックネームをつけられてしまった彼女が不憫でならないたーちゃんです。おはようございます。


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 水曜スペシャル“川口浩探検隊”に登場する猿人バーゴン。
 フィリピン・パラワン島奥地に生息すると言うその猿人は、川口浩探検隊によって発見されたのです。
 しかし、川口浩は決して学会には発表しなかった彼の奥ゆかしさに、国民が涙したことはアラフォー以上の人なら鮮明に覚えていらっしゃるかと思います。
 それはともかく、冒頭文に登場した女性職員が購入した美顔アイテムは「プラチナゲルマローラー」なるもので、ただの金属製の棒を顔面でコロコロ転がすだけのシロモノ。
 ちなみに、価格は14800円。
 顔面で金属棒をコロコロ転がす儀式と、美顔との科学的な因果関係は存在しているのかどうか分かりませんが、女性の美に対する飽くなき欲望というのは、これほどまですごいものなんですね。


↓私にとってヒルクライムの原点である「竹内峠」を越え、東に向けて出発。




 さて、それはそうと昨日の2月20日(日曜日)。
 当初、仕事の予定が入っていたのですが、中止になったのでフリーになってしまいました。
 毎週、土日になると、私に課せられる義務の“家族サービス”は、一昨日に行った「関西サイクルスポーツセンター」に行ったことで果たしたと考えて差し支えないでしょう。
 しかも、ここ最近のお天気は、晴れと雨が交互に訪れるようなので、晴れた土日というのは大切に使わなくてはなりません。
 何をしようか迷っていたのですが、そういえば最近、ロングライドに行っていなかったことを思い出しました。
 私の自転車生活は、自転車通勤、ロングライド、そしてヒルクライムの3大自転車スタイルで確立されているのですが、どうもロングライドが手薄になっているような気がしてなりません。
 もともと、私はクロスバイク“フィッツ君”の時代からロングライドが好きで、ヒルクライムはあくまでそこから“派生”したものに過ぎないのです。
 というのも、ヒルクライムが好きになった理由は、ロングライドの際、たまたま走った峠道が楽しかったからだったんです。


↓今回のロングライドの走行データです。





 また、ロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”をセレクトした理由も、「ロングライドにもヒルクライムにも両方使うことができる汎用性が高いロードバイク」というものでした。
 しかるに、ロングライドには最近出かけていなかった私は「たまにはロングライドしておかなければあかんなぁ〜」ということでロングライドに出かけることにしたんです。
 今回のロングライドの目的は2つ。
 一つ目は「ロングライドで脂肪を効率的に燃やすことができるLSDトレーニングで、冬の間に貯まった脂肪を燃焼させること」です。
 われわれの祖先である猿人バーゴン。
 フィリピンに住んでいる彼とは違って、われわれの祖先は厳しい冬の時期は飢餓に備えて、気温が低くなると食欲を増大させ、少しでも多くの体脂肪を体につけるようにしていました。
 それから何千万年が経過した現在も、その“生活の知恵”はDNAに刻まれており、われわれ現代人まで受け継いできたのです。
 実際、「食欲の秋」という、暴飲暴食を正当化する言葉がありますが、それは冬に向けて秋のうちに少しでも食べておかなければならないという“本能”に過ぎません。
 ただ、ヒルクライムではこのような脂肪は必要ないわけで、長時間LSDトレーニングできるロングライドを実施するに至ったのですが、これは見事に失敗したのです。


↓初めての“三重県”であるのに、県境の表示がショボかったらテンションが下がる。





 次に二つ目の目的は「ナゾのB級グルメを食べに行こう」というものです。
 ミシュランガイドの“3つ星レストラン”は、「それを味わう為に旅行する価値がある卓越した料理」という意味であるのをみなさんご存知でしょうか?
 一方、私たちサイクリストにとっては、とうていミシュランガイドに紹介され得ないお店であっても、100km以上のロングライドしてまで行くことは珍しくありません。
 不思議なコトに、自動車だと「わざわざクルマに乗って・・」と思うのに、自転車ならどうして行く気になるのでしょうか?
 今回、私が100km以上の距離を自転車で走って食べに行ったB級グルメ。
 もし、あなたが自動車で行くとしたら、わざわざそれだけを食べに行く気がしないシロモノです。
 しかし、ロングライドの場合、十分、目的になるだけでなく、それだけでブログ記事が1本書くことができそうなのも、自転車ブロガーとしてはうれしいところ。
 そのB級グルメとは何か・・・後日のブログにご期待ください。


↓燃え尽きそうになりました。




 基本的に日曜日に自転車に乗ってどこか出かける場合、疲れを翌日からの仕事に残さないようになるべく早く切り上げるようにしています。
 それゆえ、日曜日にはロングライドに行かないようにしているのですが、昨日は午後3時30分までに帰ってきて、あとは自宅でゆっくりと疲れを癒そうと思ったのです。
 なんとか、午後3時30分までに帰ってくることができたものの、体中が筋肉痛になり、とても疲労困憊な状態になりました。
 それは、明日のジョーでよく見かける「燃え尽きた」とまでは行かないのですが、どうしてそうなってしまったのか・・・
 明日からゆっくりみなさんにお話したいと思います。


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上り坂の存在は、知らない方が良いのです。

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 上方落語の「桂ざこば」って、落語のくせに普段のしゃべくりはヘタクソやなぁ〜と感じているのは私だけではないと思うたーちゃんです。おはようございます。

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 もちろん、寄席で落語をしているときはちゃんとしゃべるんです。
 でも、バラエティー番組でしゃべるときは、落語家のクセに言葉に詰まるし、聞き取りにくいんですよね。
 むしろ、桂南光のほうが普段のしゃべくりが上手なんですが、これ以上、上方落語の話をしても、関東地方にお住まいの方はピンとこないでしょうから、このくらいでやめておいて・・・

 さて、本題に入る前に、自転車ブログを見ていて最近気になったことについてお話したいと思います。
 自転車ブログの中には、実際に走行したルートを地図にして紹介しているものも少なくありません。
 中には、出発地と到着地が管理人の自宅になっているものが散見されるのですが、これはセキュリティー上、やめておいたほうが良いと思うんです。
 ルートラボの場合、出発地と到着地は任意で設定できるので、自宅以外の大きな交差点や公共施設などを出発・到着地にしたら良いのですが、問題はガーミンコネクトです。


↓写真を撮るときが休憩時間である。






 ガーミンコネクトで描いたルート図は、ブログパーツとして、走行した経路図をブログ記事にして貼り付けることができます。
 ガーミンエッジの電源を入れた地点が「出発地」、切った地点が「到着地」になるのですが、たいていのサイクリストが、自宅を出てすぐに電源を入れるので、ルート図を拡大表示すると自宅の場所がはっきり分かってしまうんですね。
 ほとんどの人が、見知らぬブロガーの自宅の位置なんて気にすることなく、拡大表示してあなたの自宅の位置を確認することはないでしょう。
 けれども、ブログを見ている人は善人ばかりでないことを忘れてはいけません。
 ブログをすることは、セキュリティー上、百害あって一利なしなのです。
 ですから、ガーミンコネクトのブログパーツをそのままブログに貼り付けるのはやめたほうが良いでしょう。
 というわけで、自転車ブロガーのみなさん、ブログに個人情報を晒すのはくれぐれも避けるように努めてくださいね。


↓この川は三重県から京都府に入り淀川と合流し、大阪湾に流れ込むのである。




 さて、本題に戻ります。
 今年に入ってからの第2回目のロングライドの第一目的地は三重県伊賀上野市です。
 伊賀上野市を目的地に設定した理由は、昨日お話した“B級グルメ”のためもありますが、それだけではありません。
 これまで一度も“近畿地方”を出たことがなかった私の自転車生活。
 一度は、近畿圏から飛び出してみたいと思っていました。
 そう、今回のロングライドのテーマは「B級グルメを食べに、中部地方に行こう!」ということで出かけてまいりましたのは三重県。
 三重県は中部地方か近畿地方なのか・・・未だ明確な見解は学会で別れるところです。
 しかしながら、大学当時、ワンダーフォーゲル部に所属していた三重県出身の女の子が、自転車のことを“ケッタ”と言っていたことや、中日ドラゴンズファンであったことから、やはり三重県は中部地方なのでしょう。
 原動機付自転車のことは「原ケッタ」と決して呼ぶことなく「原チャリ」と呼び、喫茶店では過剰なモーニングサービスを提供するナゾのワンダーランド中部地方。
 私としては、ゴダイゴのテーマも懐かしい「西遊記」で、夏目雅子と堺正章たちが目指した“天竺”のように、はるか彼方にあると思っていました。
 ところが、自転車で行くことができたことにちょっとびっくり。


↓“四十八”と言われて、「雁が首」「時雨茶臼」「こたつ返し」「帆かけ茶臼」などと連想できる人は教養が深い人である。







 さて、今回のロングライドは「LSDで体脂肪を燃やそう!」がメインテーマであることは昨日のブログでお話しました。
 一般的なロングライドは、なるべくアップダウンが少ないルートで、できるだけ遠くまで走るのがセオリーです。
ところが、今回のロングライドはそんなセオリーと反して、アップダウンが激しいハードなルート。
 特に復路は2〜3kmごとに、上り坂と下り坂が交互に訪れるという肉体的にもメンタル的にもとても辛いコースでした。
 脂肪を効率よく燃やすトレーニングであるLSDは、最大心拍数の6〜7割の心拍数を長時間維持しなければなりません。
 その目安は、誰かとしゃべりながら運動したり、鼻歌を歌うことができる程度だそうですが、こんなアップダウンの激しいコースでは、息も絶え絶えになり、鼻歌どころではありません。


↓「元気だもん」ってどういう意味ですか?





 このような運動では脂肪は燃焼されにくいそうですが、これでは何のためにはるばる中部地方までロングライドしにに行ったのか分かりません。
 ここまで読んで、みなさんは「そんなこと、初めから分かってたことやろ!」と思われるかもしれません。
 でも、今回のロングライドコースがアップダウンが激しいコースだったなんて、実際に走ってみて始めて分かったことなのです。
 というのも、私がロングライドの計画を立てるときに使う資料は、道路地図「まっぷる」だけであり、これには、地図に等高線が書いてありません。
 ですから、どれほどの坂なのかは、ロングライドして初めてわかったことですし、そもそも地図を持っていっていないので、予定していたルートと全く違ったルートを走っていたのです。
 もちろん、ルートラボを使えばどの程度のアップダウンがあるのか分かるでしょう。
 でも、みなさん、良く考えてください。
 初めから、計画したルートに上り坂がどのくらいあるか分かったうえで、ロングライドなんてする気になれますか?
 「知らぬが仏」ということわざがありますが、ロングライドの出発前に、どれだけ上り坂があるのか知ってしまえば、気が萎えてしまいます。
 むしろ、ロングライドに出かけてから、上り坂の存在を知ったほうが良いと思いませんか?
 だって、実際、ロングライドに行ってみて、上り坂に差し掛かったとしても、その上り坂を登らなければ自宅に帰ることができないと思えば、必死のパッチで、何とかして登らなければならないのです。
 ですから、ロングライドではあまり計画性が無いサイクリストのほうが成功率が高いのかもしれませんね。

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こんなもの食べてきました。

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 職場の同期であるI主任(39歳)は、私のブログの影響を受けてか、コルナゴのロードバイク(2.0CLX@約33万円)を購入したものの、全く乗っておらず、すでに“オブジェ”と化しつつあるので、そろそろ安く買い叩いてやろうかと目論んでいるたーちゃんです。おはようございます。

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 人それぞれですが、ロードバイクって乗ってこそナンボのモンだと思うのです。
 たしかに、早く走るために無駄なモノをすべて省いたロードバイクの機能美は、お部屋のオブジェとしては良いのかもしれません。
 しかしそれなら、シンプルな機能美ならブレーキも変速機もついていないピストバイクのほうが優れているでしょう。
 何も軽量なカーボンバイクを高いお金を支払ってまで購入する必要はさらさら無いのです。
 確かに、お子さんが3人もいるI主任にとって、なかなか自分の時間というのは確保しづらく、ロードバイクに乗る時間的な余裕は無いのかもしれません。
 しかし、土日の朝、1時間早く起きれば、平地の多い奈良盆地に住んでいるI主任なら、かなり走ることができるはず。
 朝焼けの中、奈良の寺社仏閣を眺めながら、ロードバイクで走るなんてステキなことではないですか!
 いくら高価なロードバイクを購入したところで、いつまでもフラットペダルのまま“床の間バイク”にしておくとモッタイナイですよ。
 せっかく良いロードバイクを買ったのに・・・・と言いつつ、上手く交渉できれば、かなり安く買い叩ける良いチャンスだと思います。
 



↓ホルモンやコンニャクと言った“ノイズ”が入っていない、きちんとしたどて焼だった。





 さて、昨日の続きです。
 今回のロングライドの第二の目的は「B級グルメを食べに行くこと」でした。
 最近、B級グルメなるものが世間の話題を集めているようですが、どうなんでしょうね〜
 誕生して数十年も経つホンモノのB級グルメもあれば、あきらかにブームに乗じて、ここ数ヶ月の間に誕生した“ニワカB級グルメ”も散見されることに、まだまだ食文化の浅さを見てしまうのです。
 まあ、それはともかく、これから私がご紹介するB級グルメは、ひとことで言って“肉体労働者グルメ”。
 それが供されるのは、トラック野郎を初め、ニッカポッカ&ヘルメットが似合う鳶の兄ちゃんや、ドカタのオッサン達の社交場である大衆食堂です。
 ですから、“ドレスコード”なんてそのお店にはありようもないので、ピチピチハデハデジャージ&ピチピチもっこりジャージ姿でも臆する必要はありません。
 この大衆食堂は、日本でも珍しい無料の自動車専用道である“名阪国道(国道26号線)”伊賀上野パーキングエリアに隣接しています。
 パーキングエリアから自由に行き来することができるような状態になっているものの、パーキングエリア内に設置されているわけでないので、アルコール類も平気で売っています。
 むかしから、長距離ドライバーたちの間ではこの大衆食堂の「どて焼」は旨いことでかなり前から有名になっているとか・・・・
 (※ニッカポッカ姿・・・知らない方はここをクリック!) 


↓どて焼定食。このお店にたどり着くまで100km近く走っているのだから、大メシにした。






 この「どて焼」が口コミやネットで有名になってからは、トラックドライバーだけではありません。
 伊勢や名古屋から大阪へ帰っていくゴルフ帰りや仕事帰りのドライバーが立ち寄ってはどて焼定食に舌鼓を打っていくそうですし、私が食べているその横ではどて焼を食べる若いカップルがいました。
 けれども、わざわざ大阪からロードバイクに乗って、こんな大衆食堂までどて焼を食べにやってきたのは私が第一号ではないでしょうか?
 さて、みなさん、そもそも「どて焼」ってご存知ですか?
 どて焼とは、下茹して処理された牛スジ肉を、味噌やみりんからなるタレで煮込んだ、外見は決して上品ではない“一品料理”です。
 大阪では串かつ屋さんの“サイドメニュー”として不動の地位を確立していますが、このお店では、自ら“名物”と自称しているように、メインメニューになっていました。

 しかしながら、ネットと言うのはすごいものだと思いませんか?
 私がこの「どて焼」を知ったのも、たまたま偶然、ネットで見つけて「食べてみたいなぁ〜」と思ったからで、もし、私がこの「どて焼」が紹介されているブログを知らなければ、私の人生でこの「どて焼」を食べる機会は永遠に訪れることはなかったでしょう。
 そうなれば、もし私が死の淵に立たされたとき、右手の拳を天に突き上げて「我が生涯に一片の悔いなし!!」と叫びながら死んでいくことはできません。


↓なかなか良い味を醸し出しているお店であった。





 この「どて焼」を売っているお店は、味のお福という名前だそうですが、どこにもそのような店名表記がないのです。
 出発前、食べログで見た“地図”を頭の中に叩き込んでいたのですが、いかんせん、人の記憶と言うのはとかくいい加減なものです。 
 とにかく名阪国道に沿って伸びている一般道を走っていれば、目的のお店が見つかるだろうと思いつつ東に向けて走っていると、とうとう発見しました。
 このお店を一目見たとき、国道沿いに有る場末の寂れたドライブインのような雰囲気を醸し出しています。
 しかしながら、こんな大衆食堂の「どて焼」を食べるために、わざわざ自転車で100キロメートル以上走ってやってきたなんて・・・・・
 私の行動を客観視すると、一般常識を持ち合わせる社会人にとしてはいかがなモノかと思う行為に他なりませんが、サイクリストのみなさんには「うんうん、わかるわかる」と分かっていただけたのではないでしょうか?
 肝心のどて焼の感想は、私が投稿した「食べログ」の記事を参考にしていただければよろしいかと思います。
(私が投稿した食べログの記事を見るにはここをクリック)


↓たーちゃん@妻&娘のお土産として、どて焼を持って帰るために、IKEAで買った大型タッパーウェアタイプの容器を用意しておいた。





 今回のロングライドは、既述のとおり、4月に行われる伊吹山ヒルクライム大会出場に向けたトレーニングの一環として行われました。
 トレーニングである以上、同じヒルクライムコースを何度も往復したり、“周回道路”を何周もグルグル走るほうが効果的なのかもしれません。
 しかし、レースに勝つためには、そんなストイックな自転車生活も必要かもしれませんが、それだけだと、面白くありません。
 何か面白いことや思い出深いことも取り入れていかなくては、長続きしないと思いませんか?
 自転車の食べ歩きの魅力は、自動車で行くとなると「わざわざ、そんなモン食べに行くのに」と思うようなB級の食べ物であっても、ロングライドの十分なモチベーションになりことです。
 さて、肝心のお味は「食べログ」の私のレポのとおり、とても美味しかったです。
 けれども、ロードバイクやクロスバイクで食べるB級グルメは、“空腹”と“疲労感”という最大のスパイスが加わっていたことを忘れてはなりません。
 ですから、ネットで見て、自動車の中でイチャイチャしながらやって来たであろう、隣のカップルよりは、100kmの道のりをロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”で走ってきた私のほうがはるかに美味しく食べることができたのは、サイクリストの特権なのかもしれません。
 
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ロングライドと補給食との関係

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 以前は、職場のみなさんに自転車で100km以上走ったことを言うと「えっ、ホンマでっか!ようやりまんなぁ〜」と心底驚いていたのですが、最近は職場で「自転車で170km弱走ってきた」と言っても、「へぇ〜」というリアクションしか帰ってこないことに一抹の寂しさを感じるたーちゃんです。

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 ママチャリやシティサイクルしか乗ったことが無い人にとって、自転車で100km以上走ることって“常軌を逸した”行動にしか映らないようです。
 しかしながら、みなさんもご存知のとおり、ロードバイクやクロスバイクで100km以上走ることは、それほど難しいことではありません。
 初心者サイクリストにとって、1日で100km以上走ることが“目標”にされていることが多く、私自身、達成したときの気持ちは今でも忘れることができません。
 「100kmなんてムリ・・・」と思っているみなさん、実際走ってみるとそのハードルは高くないことが分かります。
 100kmが成功すると、どんどん調子づいてしまって、200km以上になり、そして300km以上とどんどん延びていくのでありました。
 とはいえ、300km以上のロングライドは200kmクラスのロングライドと違って、成功したときの達成感はえもいわれぬものがあります。
 その成否の鍵を握っているのは「補給食」にあると言っても過言ではありません。
 ちなみに、今回のロングライドで食べたものは、昨日お話しした“B級グルメ”である「どて焼定食・大メシ」と、カントリーマウム1袋14枚入り(約600kcal)だけだったのですが、こんな補給食はロングライドではもってのほかなのです。
 というわけで、“正しい補給食”についていろいろ考えてみたいと思います。
 


↓ただまっすぐな下り坂がずっと続いていた。ブレーキパッドが減るのでモッタイナイ。





 サイクリストが、ロングライドやヒルクライムの際に食べ物を食べることを「補給」と言います。
 そう、自動車やバイクがガソリンを給油ことと同じ感覚で、サイクリストは食事するので「補給」って呼ぶんでしょうね。
 自動車やバイクがガソリンを焚いて走るように、ペダルを踏んで、自転車を走らせるのに必要なのは“糖分”です。
 この糖分という燃料は、筋肉や肝臓に“グリコーゲン”として蓄えられていることになります。
 さて、この「グリコーゲン」って一体何でしょうか?
 お菓子の“グリコ”の語源にもなっているグリコーゲンとは、体内でエネルギーを一時的に保存しておくための物質なのです。
 グリコーゲンはエネルギーに変換されやすい栄養素である糖質(ブドウ糖)がたくさんつながっている分子構造になっていて、エネルギーが必要な時にはこのグリコーゲンをどんどん分解して糖質を取り出すことができるのです。
 さて、グリコーゲンは肝臓と筋肉に蓄えられているのですが、運動能力に直接の影響を与えるのが、肝臓に蓄えられたほうのグリコーゲンです。
 というのも、肝臓に蓄えられたグリコーゲンが無くなって「これ以上、運動をやめろ!」という指示を脳が出すからです。
 つまり、「これ以上、運動をやめろ!」という指示命令が“ハンガーノック”なんですね。


↓今回の補給食は、たまたま家にあったカントリーマウムだった。





 ちなみに、肝臓に蓄えることができるグリコーゲンの量は、300〜400kcalだと言われています。
 でも、これって、ロードバイクで息をゼェゼェ切らせながら走っているとあっという間に消費される量ですよね。
 ヒルクライムやタイムトライアルのような、息も絶え絶えになって、必死のパッチで走るような、短時間&高負荷の運動は肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンが優先的に消費されます。
 一方、鼻歌を歌いながら走ることができる程度の長時間&低負荷運動を続けるロングライドは、グリコーゲンよりも、体脂肪が優先的に消費されます。
 つまり、ハンガーノックを起こすことなく、ロングライドを続けるためには肝臓のグリコーゲンが“空っぽ”にならないように気をつけながら、体脂肪が燃焼されるような低負荷の運動を持続することが大事なのです。
 ちなみに、体脂肪100gを燃焼させるには、7000kcalが必要だと言われています。
 7000kcalって、300kmロングライドでも消費することは極めて難しいでしょう。
 たいていの人の体には、少なくとも1?の体脂肪がついているので、LSDのメイン燃料である体脂肪は、事実上“無尽蔵”であると言っても差し支えありません。


↓奈良公園で。タイヤにシカの糞がついてしまった。






 ロングライドは、なるべく無尽蔵の燃料である体脂肪を燃焼させ続けることで、長距離を走り抜くものなのです。
 ですから、そのためには肝臓のグリコーゲンを“空っぽ”にならない程度の食料さえ補給すれば十分なんですね。
 それでは、どのような「補給」の仕方をすれば、肝臓のグリコーゲンが空っぽにならないのでしょうか?
 その目安は、ロングライド中、コンビニに立ち寄って、アンパンと牛乳・・・略して「パン牛」を補給すれば事足ると思います。
 つまり、ロングライドの補給食は「ちょっと小腹を満たす程度」で十分であり、それ以上の補給はかえって逆効果。
 というのも、他のスポーツと違って、ロングライドは、食事を終えるとすぐに運動を再開しなければなりません。
 このとき、胃腸に負担がかかるだけでなく、血液が胃腸などの消化器官に集まってしまうので、運動機能も大幅に低下してしまうからです。
 ロングライド中、極度の空腹感に襲われることもしばしばあり、ついつい“ドカ食い”してしまうものですが、そこはザ・ガマン。
 消化しにくい脂肪やたんぱく質の摂取は避け、炭水化物や糖分をこまめに摂るのが良いでしょう。
 昨日のブログで紹介した「どて焼定食・メシ大」などは、ロングライドの補給食としては不適であるとしか言いようがありません。
 

 

↓このようなお寺が普通にあるのが奈良の良いところである。







 ・・・・と「ロングライドは食べ過ぎてはいけません」と言いつつ、私は「でも、それって楽しいですか?」と思うんです。
 純粋にロングライドするのであれば以上のように、コンビニに立ち寄り「一口ようかん」や「アンパン」を買って補給さえしておけば良いでしょう。
 けれども、コンビニで買った一口ようかんやアンパンの写真を撮って「コンビニで買ったアンパンを食べました」っていうブログ記事・・・そんなん読んで面白いですか?
 また、私にとってのロングライドは、自転車で行く“小旅行”。
 旅の楽しみはいろいろありますが、もっとも楽しいのは行く先々での食事ではありませんか!
 100kmも200kmもわざわざチャリンコを走らせた挙句、食べる食事が、近所のコンビニで売っているものと同じでは悲しいことこの上ありません。
 というわけで、私はこれからのロングライドでもできるだけ、その場その場でしか食べることができないものを食べ歩く・・・・そんなスタイルで行きたいと思っている今日この頃なのです。
 さてさて、400万アクセス&150万人来訪記念ロングライドはどこに行って、何を食べようか悩んでしまいますが、ロングライドで最も楽しいのは、こんな計画を立てているときかもしれませんね。


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新しいホイールを買うべきか、それとも・・・

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 通販関連のHPを見ていたら、「LAセレブの間で話題のトートバック 」という1,995円(税込)を見つけたんですが、LAセレブの間で2,000円弱のトートバッグが、本当に話題になっているとしたら、LAセレブの生活水準は、意外にも低いと言わざるを得ないと思うたーちゃんです。おはようございます。

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 セレブA:「ねぇねぇ、あのトートバッグ、もう買(こ)うた?」
 セレブB:「まだ買ってへんでぇ〜、あれ、いくらするん?」
 セレブA:「あれなぁ〜、1,995円やねん、めちゃ安いやろ〜」
 セレブB:「ほんまやなぁ〜、後でネットで買うてみるわ」

・・・・と言うように、そんじょそこらの近所の奥さん連中が集まったときに散見される、たわいの無い会話をセレブたちはしているのでしょうか?

 本題に入る前に、前回の記事の内容について訂正させていただくことがあります。
 体脂肪を減らすために必要なカロリーですが、脂肪100gを燃やすのに必要なカロリーは7000kcalだとお話しました。
 しかし、これは誤りで、正しくは「脂肪1000gを燃やすのに必要なカロリーは7000kcal」であると訂正します。


↓松尾芭蕉の生家にて。彼のように“ブラブラ”彷徨えることで生計を立てられる人生は、さすらいサイクリストである私にはうらやましい。




 ついタイプミスをしてしまいました。申し訳ございません。
 ちなみに、この7,000kcalという数字は、私のダイエット生活にとってとても大事な“ラッキーナンバー”でした。
 かつて私は体重が113kgもあったのですが、数ヶ月間で83kgまで減量し、現在は72kgぐらいで推移しています。
 このとき、私はたしかこのような“ダイエット理論”を確立して実践しました。
 ?「体脂肪1000gを燃やすのに、7000kcalが必要である」
 ?「1日の食事のうち350kcal分を減食し、運動で350kcalを消費すれば、100gの体脂肪を燃やすことができる」
 ?「?を10日間続けることができれば、体重を1kg減らすことができる」

 高いお金を出して“NYセレブの間で大流行”のダイエットをするよりも、上記?〜?の手順を実行すれば、1ヶ月に体重を4kg分、確実に減らすことができるのです。
 ダイエットは辛いですが、目に見える効果があればとても楽しいもの。
 私は1ヶ月で軽く5〜6kgの体重を減らすことができ、調子の良いときは1日に500gも体重が減ることもありました。


↓ヘンなデザインの電車(伊賀鉄道)




 ダイエットのためにロードバイクに乗ろうと考えておられる方は少なくありませんが、悲しいかな、ロードバイクには“体重制限”があります。
 体重が100kgある方も、?〜?の手順を実行すれば、ロードバイク貯金が目標額に貯まったころにダイエットが完了しているでしょう。
 ダイエッターのみなさん、一度?〜?のダイエット法を実行してみてください。
 さて、そろそろ本題に移らせていただくのですが、実はここだけのハナシ・・・・近々、私には臨時収入があるんです。
 その臨時収入とは何かと言いますと、4月になると支給される半年分の通勤手当。
 「えっ、たーちゃんって自転車通勤やろ!なんで通勤手当が支給されんねん!」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
 私が勤めている会社では、自転車通勤でもその距離に応じて通勤手当が支給されます。
 その通勤手当をできるだけ手元に残したいのは言うまでもありません。
 そこで、私は雨の日も寒い日も電車&バスを利用ことなく、片道16kmの通勤路を自転車に乗って職場に通っているのです。
 実際、雨の中、ベチョ濡れになった私は、職場の人から「雨の日もチャリンコで来てはるんでっか?」とよく言われるんですが、私にとっては、それは最大の賛辞。
 何とかして“欲しがりません、買うまでは”を合言葉に、爪の先に火を灯すような生活を続けてロードバイク貯金を貯めてきたのです。
 そうしてピナレロクアトロ“疾風号”を購入したことは、このブログを読んでいただいているみなさんはご存知のことでしょう。


↓この写真を取っているとき、自転車置き場の整理員に警戒されていた。





 このロードバイ貯金は、毎月のお小遣いから1万円を天引き預金したものをベースに、交通費の残りや、できるだけ残したお小遣いを加えてコツコツ貯めてきたものです。
 しかしながら、ロードバイクを買ってしまうと、もはや貯金する必要性はどこにもありません。
 というわけで、数ヶ月前の私は、いわゆる“欲しい欲しい病”に罹ってしまい、Wiggleやアマゾンをポチポチしてしまったのです。
 ポチッとするのは実に簡単な作業です。
 けれども、その後、たーちゃん@妻が、私のお小遣いから購入代金を確実に差し引いた金額を見ると涙がちょちょ切れるというもの。
 このとき、調子に乗ってポチポチしていたことに激しく後悔してしまうのも一度や二度ではありません。
 そういった経験を経て、最近はwiggleやアマゾンを見たとしても、僕はすぐにポチポチしないガマンの子。えらいでしょ?
 さらに、ロードバイクを購入するために始めた天引き預金は今でも継続しているんですよ。奥さん。
 その目的は、ロードバイク“疾風号”が何らかの事情により廃車になったとしても、なるべく短期間で次期ロードバイクのフレームを買い換えることができる“保険”です。
 しかし、先ほど「欲しがりません、買うまでは」と申し上げましたが、戦時ではなく平時の現在、そんな耐久生活を送り続けるのは実に寂しいもの。
 資本主義社会とは、大量生産・大量消費によって発展して行くものですから、「何かを買う」ということは正義なのです。



↓この橋を渡れば・・・・





 また、ロードバイクの楽しみの一つに、「パーツを変えて、グレードアップする」というものがあります。
 元来、ロードバイクはフレームを買って、そこにホイールやサドル、コンポなどのパーツを選んで購入し、フレームにパーツを取り付けて完成というのがあたりまえだったようです。
 ところが、最近は初めからフレームにパーツを取り付けた状態でロードバイクを販売するスタイルが一般的になりました。
 フレームメーカーが、パーツメーカーから一括購入するのでパーツ自体の価格を安く抑えることができるので“お買い得”にはなりますが、自分の好きなパーツを選ぶことができないのがデメリットです。
 私のロードバイクにはR500というシマノの最廉価ホイールが“とりあえず”のように装備されていますが、私の見る限り、多くのサイクリストは真っ先によりグレードの高いホイールに交換しています。
 私も、今回、支給される交通費+αでホイールを交換したいなぁ〜と思っているのですが、よくよく考えてみるとホイールは“消耗品”です。
 消耗品を消耗しないうちに購入するのは“欲しがりません。勝つまでは”というエコの精神に反するではありませんか?
 とはいえ、レースやヒルクライムに“勝つ”には、それ相応のホイールが欲しいのはもちろんです。
 さて、「欲しがりません。勝つまでは」VS「欲しがります。勝つまでは。」・・・・どちらが正しいのでしょうか?


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ビンディングペダルとシューズについて

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 携帯電話で時間が分かるので、腕時計をつけなくなってしまってから数ヶ月が経ちましたが、社会人として腕時計をつけないのはいかがなモノかと自問自答しているたーちゃんです。おはようございます。


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 腕時計が欲しいのです。
 確かに携帯電話があれば現在時刻は分かりますが、上司・先輩に「今、何時?」と聞かれて「え〜と、今の時間は・・」と言いつつ、ポケットから携帯電話を取り出して・・・というのはあまりカッコいい光景ではありません。
 やはり、社会人として、ビジネスマンとして、腕時計は最低限、身につけておくべきなのです。
 もちろん、私も腕時計は持っています・・が、たーちゃん@妻に買ってもらった、オメガ・スピードマスター手巻き・バックスケルトンは風防がアクリルでできているので傷がつきやすく、普段使いするのには抵抗があります。
 他に持っているタグホイヤーは電池が切れているし、プロトレックはベルトが布でできているので短期間の使用で悪臭を発するし・・・と言うわけで、アマゾンで腕時計を探してみました。


↓チェーンを手前にして撮影することがセオリーだそうである。





 すると、“SUNTO”というメーカーの腕時計を見つけたのですが、これってなかなかカッコ良いですよね〜
 登山用やエクササイズ用など、スポーツをしている人向きの腕時計でデザインもスポーツデジタル時計にありがちなハデハデなものではありません。
 スーツ姿にハデハデな腕時計をすることは、スーツにリュックサックを背負って通勤するごとく不恰好なものですし、また“保守層”の上司によっては眉をひそめられる原因にもなりかねます。
 SUNOTOは、モデルによっては、私が持っているガーミンのハートレイトセンサーやケイデンスセンサーがそのまま使える“ANT+対応”のものもあり、価格も1〜2万円程度。
 最近、「自転車も良いけど、ランニングもしたいなぁ〜」と考えている私にはピッタリな腕時計なのです。
 一方、情報によると、「耐久性が低い・ベルトが装着しにくい・ボタンが押しにくい」という情報もチラホラ散見さますが、SUNTOの腕時計を使っておられる皆さんのアドバイス、お待ちしております。
 というわけで、今日も非常に長い前置きで始まってしまった今日のお話。
 昨日は午後8時50分という小学生レベルの就寝時間に寝てしまったので、現在午前5時10分、土曜出勤の前に急いで記事を作成しているのでございます。


↓この家に住んでいたと思われる子どものノートが散乱していた。





 さて、「クロスバイクでは全体の12%、ロードバイクでは全体の98,4%」・・・・・これって、何の統計だと思います?
 そう、最近、学会で発表されたスポーツ自転車におけるビンディングペダルの装着率です・・・・って言いたいところですが、本当は、私が適当にでっち上げた数値に過ぎません。
 しかし、私が見ている限りだいたいそんな感じだと思いますし、クロスバイクとロードバイクの性格を考えれば案外そんなところが実際なのではないでしょうか?
 もちろん、私もビンディングペダル&シューズを使っていて、クロスバイク“フィッツ君”ではSPDを、ロードバイク“ピナレロ・クアトロ疾風号”ではSPD−SLをそれぞれ使い分けています。
 「それはいつ生まれたのか誰も知らない。暗い音のない世界で一つの細胞が分かれて増えてゆき、三つの生き物が生まれた。」
・・・・妖怪人間ベムのオープニングではありませんが、文化人類学的ににビンディングペダルには大きく3つに分類されています。
 それは最大の勢力を誇る「シマノ族」、「LOOK族」そして「スピードプレイ族」ですが、私が使っているのはこの「シマノ族」。
 シマノ族はさらにSPD派とSPD−SL派の二つに分裂していくのですが、それはらかつてヨーロッパがアフリカを植民地支配していたとき、被支配者が団結して自分に反抗しないように、部族同士を反目させる政策を施した結果、アフリカ・ソマリアの“ツチ族VSフツ族”など、部族間の戦闘が絶えないように、相互の互換性はありません。



↓水木先生が描く妖怪が出そうな廃屋であった。





 ですから、あなたがシマノ派であったとしても、SPDとSPD−SLを両方とも使うには、SPDのペダルとシューズ、そしてSPD−SLのペダルとシューズの合計4点をお買い上げいただく必要があるのです。
 と言っても、同じシマノであっても互換性が無い以上、1台しか自転車を持っていない人は、ペダルを使い分けるたびにいちいち交換する必要があるのですが、そんなことは現実的ではありません。
 というわけで、SPDもSPD−SLのどちらかをセレクトしなければいけないのですが、それぞれ短所と長所があるので、なかなか決めることができないのが人情。
 グジグジしていると、「どっちに買うんや!早よぅ決めんかい!」と怖い兄ちゃんに迫られることになりかねません。
 というわけで、これからロードバイクに乗ろうと考えていて、「どっちにしたらエエんや〜」と悩んでいる貴方に、私が独断と偏見でオススメするのは「SPD−SL」です!
 たしかに“歩行性能”はSPDのほうがはるかに高いです。普通に歩くことができるんですよ!ご主人。
 自転車を降りても普通に歩くことができますし、素人さんから見てもその歩く姿も普通の運動靴と変わりません。
 かつて、人里はなれた山奥で、ヒルクライムしていたところチェーンが切れてしまったため、4km以上の道のりをテクテク歩いて麓のバス停まで行ったことがありますが、そんなシュチュエーションではSPDのほうが便利です。


↓この写真を撮っているとき、通行人が立ち止まって眺めていたが、自転車の写真を撮って何にするのかはわからないだろう。





 コンビニのなかでも、SPD−SLシューズで歩くと、「カツーン、カツーン、カツーン」と、真夜中の刑務所で見回る看守のような足音がするのですが、SPDシューズではそんなことはありません。
 しかしながら、クロスバイクなりロードバイクに乗っていると、自転車から降りて歩くと言うことはそれほど重要なことでないのにわかるはずです。
 はじめは、歩行性能も大事だと思ってしまうのですが、自転車から降りて歩くことなんてどうでもよくなってくるんですよ!奥さん!
 私はSPDとSPD−SLの両方を使っていますが、やはり引き足がちゃんと使えるのはSPD−SLのほうです。
 SPDは足を完全に固定されずグラグラしてしまうので、どうしてもパワーロスが出てしまうので、特に加速するときや坂を上るときは、絶対にSPD−SLのほうが高性能だと思うんです。
 しかも、1年以上使っているとどれだけ調整しても、引き足をつかったとき、勝手にペダルからシューズが外れてしまうようになってしまいました。
 あくまでこれは私感ですが、ロードバイクやクロスバイクに乗っていると、「歩行性能」なんて、はっきり言ってどうでも良い問題なのです。
 ロードバイクやクロスバイクははっきり言って“走るための自転車”なのですから、「走行性能」さえ良ければどこにも問題はありません。
 というわけで、SPDかSPD−SLのどちらにしようか悩んでいる人は、SPD−SLを選んで間違いないと思うのであります!ドン(←両手で机を叩く音)

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リアクイックリリースレバーの扱いにご注意を!

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 こないだ「いきなり!黄金伝説」で、“整いました”のWコロンが、100円均一の回転寿司の全メニューを制覇していましたが、この手の企画を見て印象に残ることといえば、全メニューを制覇したことの偉業ではなく、見るからに制作費がかかっていないということでしかないたーちゃんです。おはようございます。


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 2人の芸人が、100円均一の回転寿司の全メニューを制覇したからなんだと言うんでしょうか?
 彼らが100円寿司を完食するのを見て、感涙に咽ぶ視聴者っているのでしょうか?
 全部で136種類のメニューを制覇したそうですが、その費用は2万円前後。
 と言っても、番組の内容からして、100円寿司屋の“宣伝”になっているので、おそらくそんな費用は寿司屋持ちでしょう。
 もしかしたら、寿司屋からテレビ製作会社に“広告費”が支払われているのかもしれません。 
 そもそも、黄金伝説は、無人島生活以外の企画は、はっきり言って、ローコスト番組の典型例としか思えないのは私だけで無いはずですが、今、こんなことをグダグダ言っている気分ではないのです。
 とてもショックなことが起きたんです。


↓晴れた日には自転車に乗らないと気がすまない。





 ショックなコトとは、私の大事なロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”に傷をつけてしまったことです。
 「ロードバイクに傷がつくんは当たり前や!傷は男の勲章や!」と言われるかもしれませんが、純然たる過失でつけてしまったキズと言うのは後味がよろしくありません。
 さて、その傷はどのような傷なのでしょうか?
 そして、何故、傷がついたのでしょうか?

 昨日の2月27日。
 この日、私は休日出勤でしたが、もともと休日出勤ではありませんでした。
 というのも、職場の先輩から「娘が大学入試の2次試験を受けるので、受験会場まで送っていかなければあかんねん。たーちゃん(仮名)、悪いけど、変わってくれへん」と言われたので、しぶしぶ交代したんです。
 この週末、非常に良いお天気でしかも風が弱い・・・まさに自転車日和でした。
 ですから、私は「クソ〜、大学入試くらい、親に送ってもらずに自分ひとりで行けや!」とイライラしていたのは言うまでもありません。

↓今回、新たに登場したお掃除アイテム・・・それは「包帯」




 
 そんな、先輩の娘さんが受ける大学は、近畿圏にある国公立大学の医学部だそうです。
 最高の自転車日和の下、事務所の中でもくもくと仕事をしている間、彼女はもくもくと受験しているのでしょう。
 「国公立大学の医学部を受験する頭脳があれば、一人で電車を乗り継いで試験会場まで行くことができるやろ!過保護か!俺の自転車びよりを返せ!」などと叫びながら、雲ひとつ無い青空を見ながら地団駄を踏んでいたのは言うまでもありません。
 
 さて、帰宅後、私は新しい自転車用オイルを試して見ることにしました。 
 それは、先日、ウエムラパーツで購入してきた、自転車オイルマニアにとっては、定番中の定番「ワコーズのチェーンルブ」。
 ちょうど、ロードバイク“疾風号”のチェーンから、“シャリシャリ”という異音が鳴り始めてきたのでオイルを挿さないとあかんなぁ〜と思っていたところです。
 さっそく、チェーンを取り外して、ビタミンウオーターのペットボトルに入れ、パーツクリーナーを噴射してシャカシャカとシェイク。
 みるみるうちに汚れが取れて、鈍く輝くチェーンに軽く自己満足。


↓ワコーズのチェーンルブ。ウエパーで買ったら1430円だった。





 チェーンを取り外したのですから、ついでに後輪も外してフレームのすみずみまでクリーニングすることにしました。
 クリーニングが終わり、後輪をリアエンドにはめてクイックリリースレバーを力を入れて閉めた瞬間、“バキッ”という嫌な音がしたんです。
 おそるおそる音の発生源を見てみると、左側チェーンステーのリアエンド周辺の塗装が一部剥離していました。
 
 ちなみに、ピナレロクアトロのチェーンステーは、左右の太さが異なっていて、右側が異様に太いんですが、左側もそこそこ太さがあります。
 しかも、このチェーンステーは、リアエンドギリギリまで太いので、リアクイックレバーを締める方向によっては、クイックレバーがチェーンステーに接触してしまうんです。
 この接触した瞬間、リアエンドの塗装が剥離してしまいました。
 クロスバイク“フィッツ君”は、どのような方向に締め上げても、チェーンステーに接触することなんてなかったので、ついつい同じ感覚で締めてしまいました。
 “バキッ”という音がしたとき、「もしかしてカーボンが・・・」とおそるおそる傷口を見てみると、傷口から見えたのはカーボンではななく、金属でした。
 どうやらピナレロクアトロの場合、左右のチェーンステーのリアエンドから5〜6センチの部分はアルミでできているようで、カーボンに対するダメージが無かったのは幸いです。


↓新品タイヤのサイドについている“ヒゲ”がフレームに接触するとこのようになってしまうので気になる方はヒゲをはさみで切っておいたほうが良い。





 本来なら、自転車ブロガーとしては損傷部位の写真をマクロ撮影して公開するべきでした。
 あまりのもショックのことで撮影しないまま、タッチアップしてしまったことを心よりお詫び申し上げます。
 さて、こないだ立ちゴケしたとき、リアディレイラーを傷つけてしまいましたが、このときは「しょせん、パーツやから交換すればエエやないか〜」と自らを慰めることができました。
 ところが、今回の傷は“大黒柱”であるフレーム。
 タッチアップで目立たなくなったとはいえ、純然たる私の過失でつけてしまったという類のキズは、ものすごくショックなんです。
 そもそも、後輪を取り付けるとき、リアクイックリリースレバーを見ながら閉めてますか?
 実際は、後輪がセンターに来ているかどうか確認しながら取り付けるので、見ながら閉めている人ってほとんどいないと思うんですね。
 でも、クイックリリースレバーを見ないで閉めてしまうと、私のようにキズがついてしまいます。
 ですから、大切なフレームにキズをつけないために、良い子のみなさんは、ちゃんとリアクイックリリースレバーの閉める方向を確認してからにしましょうね!


・・・・と言いつつ、ホントにショックやわ〜


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 「

意地でも毎日、自転車に乗ってやる!

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 “自宅お泊りデート”が発覚して、リーダーを解任されたAKB48のメンバーが東京マラソンを完走したことで、秋元康からリーダー復帰が許されたということを聞いて、「何やねん、それ!」と思った人は私だけではないと思うたーちゃんです。おはようございます。


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 別にAKB48のリーダーが誰でも構わないのですが、“彼氏とのお泊り”がリーダー解任で済んで、“彼氏とのプリクラ写真”がクビになるのは、明らかに公平性にかけた処分であると言わざるをえません。
 また、東京マラソンといえば、抽選倍率10倍を超えてなかなか参加することができないと聞いたことがあります。
 その元・リーダーは、そんな東京マラソンに、一般人と同じような手続きでエントリーして、一般人と同じように抽選の結果、当選したのでしょうか?
 ともあれ、彼女のタイムは制限時間7時間ギリギリの6時間50分6秒。
 こんなタイムで許されるんだったら、私も東京マラソンにエントリーして、完走し、AKB48のリーダーに返り咲くことができます。
 いずれにせよ、こんな形でリーダーに復帰した彼女を、他のメンバーは「おめでとう、またリーダーになってくれてよかった!これからも頑張ろうね!」と素直に迎え入れることができるのでしょうか?


↓歩行者もほとんどいないこの河川敷は、とても走りやすい。






 もし、私がAKB48のメンバーなら「歩くようなペースで東京マラソン完走しただけで、リーダーに復帰するなんてありえへん」と反発するに決まっています。
 すくなくとも、彼女がリーダーに復帰するまでのリーダーは複雑な気分でしょう。
 今後、メンバーの間に複雑な人間関係が生じることは想像に難くありません。
 私ははAKB48のファンでも何でもないのですが、このような形でリーダー復帰した事実を、“真のAKB48ファン”は素直に受け入れることができるのでしょうか?

 さて、私が、このAKB48のニュースを知ったのは、毎朝PCを立ち上げるとトップページに表示されるYahoo!ニュースからでした。
 しかし、毎朝、Yahoo!を見るのは、ニュースをチェックするだけではありません。
 そう、サイクリスト、特に自転車ツーキニストなら、メシの内容よりも気になる「Yahoo!天気予報」をチェックするため。
 このYahoo!天気予報の「週間天気予報」は信頼に値しませんが、今日の天気はそこそこ信頼することができます。
 「今日の天気」と「雨雲の動き」をそれぞれチェックすれば、今日一日の天気がどのような感じなのか推し量れます。



↓私のヒルクライムの原点になった「竹内峠」




 と言っても、私は“全天候型自転車ツーキニスト”ですから、天気予報の結果がどのようなものであっても、自転車に乗って通勤するので意味が無いんですけどね・・・・
 どのような天気であっても、私が自転車通勤する理由・・・それはいろいろあります。
 まず、その一つ目は経済的な理由。
 「今日は雨やから、電車に乗って行こう」と電車に乗っていくと、要する交通費は往復で1100円程度。
 1100円と言う金額は、毎朝、自分でご飯を炊いて持って行き、近所のスーパーでおかずを買っている私にとっては10日分の食費に相当します。
 飲み会がある場合は仕方ありませんが、雨にぬれないために1100円を支払うことは実にモッタイナイこと。
 また、いつもジャージ&ヘルメットで通勤している私が、スーツ姿で出勤しているのを、職場の人に見られると、「今日は電車でっか?、久しぶりに飲みに行きましょか?」と誘われる“リスク”もあります。
 飲み会そのものはイヤではありませんが、1回飲み会に行くと、飲み会代+往復の交通費で5,000円もかかるんですよ。
 5,000円もあれば、「いつかはグランプリ4000」と謳われた高級タイヤの代名詞であるコンチネンタルグランプリ4000を買うことができるじゃありませんか!奥さま。


↓寒そうであった。




 もちろん、私が毎日、自転車に乗って通勤する理由はそれだけではありません。
 自転車通勤をしなければ、サラリーマンの私が毎日“トレーニング”することができないからです。
 週末、近所にあるスポーツジムの前を通りかかったら、ガラス越しに私と同じような世代の男性がマシンで汗を流して、トレーニングしているのが分かりました。
 毎日仕事で忙しいサラリーマンがトレーニングするためには、週末にスポーツジムへ通って集中的にトレーニングする必要があるのでしょう。
 しかし、週末に1度激しいトレーニングをするのと、毎日、短時間のトレーニングを続けるのとでは、後者のほうが効果的だと聞いたことがあります。
 たとえ、週末に激しいトレーニングをしたとしても、次のトレーニングまでの“ブランク”の間にトレーニング効果はなくなってしまって、また“0”の状態から再出発しなければならないと聞いたことがあります。
 これは自転車でも同じであり、週末だけどこかの峠や坂に出かけて“ヒルクラ練”で鍛えたとしても、その後の1週間でその効果は無くなってしまいます。
 また、天候によっては週末が必ず晴れると言った保証はどこにもなく、もし雨が降ってしまえば2週間自転車に乗ることができなくなってしまうではありませんか!
 


↓中に死体があってもおかしくは無い。






 ですから、少しでも早く走りたいという“上昇志向”があるサイクリストは、どうにかして毎日自転車に乗ることができるように努めるのです。
 というわけで、自転車通勤することができないサイクリストは「ローラー台」の上で練習するのですが、私も一時期はローラー台の導入を検討しました。
 しかし、自転車通勤ができる状態の今、あえてローラーの上で走る必要はありません。
 負荷をかけたいと思ったら、坂道の多いコースを選べば良いことですし、長時間ペダルを回したいと思ったら遠回りすれば良いだけのことです。

 まあ、こんなことをグダグダお話してきましたが、本当は、炎熱身を焼く夏の日も、風刀身を切る冬の夜も、風雨で全身ずぶ濡れになっても、片道16kmの通勤路を今日も自転車に乗って通勤するのは“面白い”からに他なりません。
 自転車通勤の面白さを知ってしまえば、二度と電車に乗って通勤する気にはなれないんですよ!ホンマでっせ!兄ちゃん。

 というわけで、Yahoo!天気予報によりますと、今日も帰りは雨になりそうですが、意地でも自転車に乗って私は通勤するのです。

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しばらくブログの更新をお休みします。

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 昨日、テレビを見ていると、福岡県にあるとんこつラーメンの厨房の様子が映し出されました。すると、煮えたぎる白濁したスープの中に豚と思われる動物の頭蓋骨が明確に判別できる形状のまま煮込まれているのを見てしまった瞬間、とんこつラーメンに対する食欲が著しく減退した、たーちゃんです。おはようございます。

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 おそらく、豚骨ラーメンを始め、ラーメンのスープが何から取っているのかということは“知らぬが仏”なのかもしれません。
 先輩から聞いた話なのですが、屋台のラーメン屋と自動車との交通事故で、ひっくり返ったラーメンの屋台から、おそらく“犬猫”クラスの動物のものだと思われる頭蓋骨が路面に転げ落ちたそうです。
 それを見た警察官が「それ、何やねん?」と職務質問を受けた屋台のオッサンは、「何でもありまへん!」と必死でその頭蓋骨を拾い集めたとか・・・・
 おそらく、これは「有名チェーン店のハンバーガーに“食用ミミズ”が入っていると」と言った類の都市伝説かもしれませんが、冒頭の“豚骨ラーメンのスープに頭蓋骨”の話は、この目で見たことですから間違いありません。
 おそらく“歯牙”がそのまま付着した状態のアゴ骨がはっきりと分かったんです。
 ちなみに私の好みは“醤油豚骨ラーメン”で、なるべく濃厚なタイプのものでしたが、あの頭蓋骨が入った白濁スープの光景を思い出すと、食べられなくなってしまいました。
 意外にデリケートなたーちゃんなのです。



↓この構図は何回も使ってきた。





 さて、ここから大変シリアスなお話ですが、このブログの更新をしばらくお休みさせていただきたいのです。
 その理由は今からお話していきますが、“お休み”であって“中止”ではありません。
 ですから、いずれは再開させていただくつもりではいます。
 こんな拙いブログを毎日楽しみにしていただいているパソコンのモニターや、携帯電話の液晶画面の前でにらめっこされておられる皆さんに対しては申し訳ない気持ちで一杯なのです。
 事情をご賢察いただき、どうか許していただきたいのです。
 
 さて、私がこのブログをお休みさせていただく理由ですが、ひとことで言えば“時間”がないことです。
 これまで、私は、午前4時30分に起床して、出勤する午前7時前までの2時間30分の間に、ブログ記事を作成し、寄せていただいたコメントに返信してきました。
 このため、午後9時以降になると猛烈な睡魔に襲われてしまって、夕食&入浴を済ませると、家族との団欒することなく、そのまま寝てしまうのです。
 “世帯主”である以上、このような生活時間の配分はやはりどこかおかしいと思いますし、たーちゃん@妻もそう思ってきたに違いありません。
 趣味であり、娯楽であるブログは、あくまで“余剰時間”を使って楽しむものです。
 ですから、このように、生活時間の多くをブログに費やしてしまうことは、いかがなものかとかねてから思っていました。


↓海を見ると気分が高揚する。





 次に、もっと自転車に乗る時間を確保したいという理由についてです。
 一時期、私は午前5時30分に自宅を出発し、60km自転車通勤をしていたことがありました。
 ところが、最近は往復で32kmの自転車通勤しかできていません。
 というのも、朝はブログ記事の作成などで時間がかかってしまって、自転車に満足に乗れなくなってしまったからです。
 このままでは、ブログで「自転車がどうのこうの・・・」と言える資格はありません。
 かつてのように、午前5時30分に自宅を出発して、60km自転車通勤することができなくなりました。
 念願のロードバイクを手にした私は、伊吹山ヒルクライムを初め、色々なイベントやレースに参加したいと思っています。
 そのレースを有意義なものにするためには、普段から自らを少しでも高めるように努力しなければなりません。
 自転車は乗れば乗るほど、そしてペダルを回せば回すほど、早く、そして強くなるものです。
 ですから、毎朝、午前5時30分に自宅を出発して、少しでも長く自転車に乗ることで、サイクリストとして成長するために、ブログ更新をしばらくお休みしたいのです。


↓とてもキレイだった。





 最後の理由はブログ記事の内容が稚拙になってきたことです。
 もちろん、私は初心者ですから、長年自転車に乗ってこられたサイクリストの方から見ると、その内容は実に下らない、稚拙な内容だったかと思います。
 初心者の視点ですから、それはそれで構わないのですが、しかし、みなさんの大事な時間を割いて読んでもらっている以上、それ相応の内容であるべきだと思って書いてきました。
 みなさんが読んで“クスッ”と笑えるような内容であり、かつ、少しでも自転車を取り巻く環境が良くなるような記事にするべく、できる限り毎日更新してきました。
 しかしながら、毎日更新していると、時にはネタ切れになったり、時にはどうでも良い記事を書いてしまうときもあったことは否めません。
 ですから、今しばらく“休養時間”をおいて、再開するときにはもっと皆さんに楽しめるブログになるよう、少しでも長く、早く、遠くまで自転車に乗って自らを深めたいのです。
 

↓それでは、みなさん。お元気で!





 心の底から楽しいと思っている自転車とブログ生活。
 ですから、いままで以上に乗り続けますし、皆さんのブログにも遊びに参ります。 
 もし、宝くじが当たって、仕事をすることなく左ウチワで遊んで暮らせるなら、ブログと自転車そして家族生活をそれぞれ完璧に両立させることができるでしょう。
 しかし、悲しいかな、現実はそうではありません。
 仕事もあれば、時間も限られている“世帯主”サラリーマンである私が、サイクリストとしてもっと自分を高めるために選んだ苦渋の選択が“ブログ更新のお休み”なのです。
 このブログを毎日読んでいただいているみなさんのことを思えば、本当に心苦しい限りですが、どうか許してください。
 また、「お家が欲しい!」が更新できるその日がやってくるまで、みなさんの自転車生活が実り多く、充実したものになるように、そして、明日の自転車をとりまく社会環境が、今日よりもより良いものになるように、心の底から願っています。
 最後に、今日までありがとうございました。
 しかし、前述のとおり、「お家が欲しい!」は中止するのではなく、あくまで“お休み”です。
 「お家が欲しい!」が再開できるその日まで、自転車仲間のみなさん!ブログ仲間の皆さん!
 お体にはお気をつけて、頑張ってください。
 それでは、これからロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”に乗って走ってきます。

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伊吹山ヒルクライム中止について思うこと。

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 自転車に乗っていると、AC(公共広告機構)の公共コマーシャルが頭の中で、ずっと流れてしまって困ってしまっているたーちゃんです。おはようございます。

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「ボランティアは一生現役!」「遊ぼう!というと、遊ぼうという・・・・」「こんにちは・・・こんにちワン、ありがとう・・・ありがとウサギ・・・ボボボボーン」という映像が音声とともに、ペダルを回していると、常に脳裏をよぎるのです。
 なんども同じCMが繰り返されるので、印象に残ってしまうのでしょう。
 もし、このCMに“節電”や“募金”を促すような「サブリミナル効果」を取り入れれば、そうとう効果があるかと思われるのですが、いかがでしょうか?
 さて、「これでもか!」と言わんばかり繰り返して流される公共CM。
 現在の社会状況をかんがみて、TVCMを流す一般企業のCMが無いので仕方がありません。
 その枠を埋めるために、やむを得ずACのCMを流しているのでしょうが、中には「しつこい」「不快感がある」「内容がそぐわない」と言った抗議の電話を入れている人がいるそうですが、よほどヒマなんやろなぁ〜と思うのであります。
 そもそも、TV番組に抗議の電話を入れる人は、どこか変わっていると思うのは私だけではないはず。


↓電車が来ない線路の上は格好の被写体である。





 ふつうの人は「そんなことどうでも構わない」と思って右から左に受け流すものなのです。
 抗議の電話をいれる労力があれば、その労力を「Yahoo!基金」で募金するほうに回したほうがよっぽど有意義だと思うのですが、いかがでしょうか?

 さて、久々のブログ更新となりましたが、自転車にはほぼ毎日乗り続けています。
 ちなみに、今月の総走行距離は今日現在、1267kmになりました。
 ブログは休止していても、ちゃんと自転車には乗っているのでご安心ください、奥さん。
 天気がよければ、午前4時30分に起床して、自宅を午前5時30分に出発して、南大阪ヒルクライムの聖地である鍋谷峠を往復してから出勤したりして60km以上走ってきました。
 こんな生活を送っていると、晩の9時前には猛烈な睡魔に襲われて、そのまま寝てしまうと言う超健康的な生活を送っています。
 さて、端から見て「アホとちゃうか?」と思われるような自転車生活を送ってきたのも、もちろん理由があるんですよ、ご主人。
 その理由とは、4月10日に開催されるはずだった「第4回パナソニックヒルクライムin伊吹山ドライブウェイ」に参加して、“恥ずかしく無い程度”の結果を残すためです。

↓補給食に食べた山崎パンの「ロシアパン」には、さらに巨大な「大ロシア」というのがあるのをご存知だろうか?





 もちろん、ヒルクライマーのブログを見ていると、男性なのに体重が50キログラム前半というミニマムサイズの人もいるのですが、そんなヒルクライマーに、体重73kg、身長183cmの私が勝てるはずがありません。
 しかし、自分が全力を使い果たして、その結果を出したいと思って練習してきたのです。3月16日に「開催中止のお知らせ」のメールが来るまでは・・・
 そう、伊吹山ヒルクライムは中止になってしまったのです。
 朝4時30分に起きて、毎日、早朝練習を続けてきた私にとって、その報を受けたときの虚脱感はたとえようもありません。
 
 さて、この大震災によってわれわれサイクリストが受けた影響は計り知れませんが、わたし的に最も影響を受けたのはこの伊吹山ヒルクライムの中止でしょう。
 中止する事に関しては主催者にとってもさまざまな事情があるのでしょうから、ここであれこれ言っても仕方がないこと。
 しかし、中止に至った理由が、私にとってはとうてい納得行かないものだったことから、ここで一言申し上げたいのです。
 ちなみに、主催者側から送られてきたメールには
 この震災で被災された方々の窮状に鑑み、開催中止とすることと致しました。
 本来であれば、災害復興への応援として開催すべきところですが、原子力発電所の事故・余震の継続発生並びに被害状況の拡大など先の見えない状況が続くとの観点から今回は中止の決断をした次第です。
と書いてありました。


↓海を見に行きたい。





 
 だいたい、今回の大震災で被災された方にとっては、遠く離れた滋賀県・岐阜県で開催されるヒルクライム大会の実行について関心を示している人なんてほとんどいないでしょう。
 にもかかわらず、「この震災で被災された方々の窮状に鑑み・・」とありますが、主催者が鑑みているのは“被災者の窮状”ではなく、「こんな時期にヒルクライム大会なんてするとは・・けしからん!」と言う抗議を受ける主催者側の立場ではないでしょうか?
 また、「本来であれば、災害復興への応援として開催すべきところですが・・・」とありますが、本来するべきことが分かっているのであれば、開催したら良いのです。
 原子力発電所の事故・・・・というくだりも、取ってつけたような理由にすぎません。
 もし、中止の理由が「今回の大会で参加するスタッフが、復興対策に従事するため」と言ってくれれば“仕方あらへんなぁ〜”と諦めがつくのですが、今回の中止理由は、私にとっては「事なかれ主義」の結果にしか見えないのです。
 中には、今回のヒルクライム大会の中止について「主催者側の勇気ある決意と判断に感謝します。」というブログ記事が見かけました。
 でも、私には、事なかれ主義の判断をした主催者に対して、なぜそのような感謝の念を抱くことができるのか、疑問でなりません。
 はっきり言って、このような状況だからこそ、世間の批判・非難を浴びてでも、あえて大会を決行して、停滞しがちな社会を明るくし、募金箱でも設置して参加者から浄財を募って、寄付するするほうが、「英断」であると思うのは私だけではないはずです。


↓ピナレロクアトロ標準装備のタイヤは・・・・






 さて、今回のエントリー費(6,000円)については、「なお、頂戴しております参加料の返金等につきましては現在検討中ですので、後日ご案内申し上げます。」とありましたが、この場合、全額返金するのがスジでしょう。 
 「エントリー費を全額寄付して欲しい」というブロガーもいましたが、やはり一度返金してもらってから、自らの手で寄付するほうが、本来の「善意」のあり方だと思います。
 寄付する“手間”を惜しんではなりません。
 中には「私は今回、エントリーしていないのですが、今回のエントリー費はすべて被災地に寄付するべきです」と真顔で言うブロガーもいましたが、「エントリー費も払っていないくせに、お前が言うな!」と、“人のふんどしで土俵をとる”ような記事に対して、思わずコメントしそうになりました。

 最後はケチ&セコイお金の話で終わってしまいましたが、ヒルクライム大会が無くてもロードバイクと健康な体があるかぎり、私の自転車生活は終わりません。
 
 さて、しばらくブログを休止していたら、あれほどブログネタに枯渇して困っていたことが嘘のように、いろいろみなさんにお話したいことがありました。
 ピナレロクアトロ標準装備のタイヤトラブルを初め、ヒルクライム中、パンクしてしまったときに、他のヒルクライマーからかけられた言葉、獲得標高6000m弱&294kmロングライドでの思い出・・・・また近日中記事にしてUPしたいと思っています。

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タイヤトラブルで知った人情

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 別に買い占める意図は無いのですが、イオンに行ってベストプライス6枚切り食パン(@88円)4斤をまとめ買いすることを躊躇ってしまうたーちゃんです。おはようございます。

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 今となっては幻となってしまった伊吹山ヒルクライムに向けて、毎日、午前4時30分に起床してロードバイクで早朝練習を続けてきました。
 自宅を午前5時30分に出発して、大阪府南部のヒルクライムの聖地と呼ばれる鍋谷峠に行ったり、関西空港までの平地練習など45kmの道のりを走ってから出勤し、仕事が終われば、17kmのアップダウンの激しいコースを通って帰宅するという日々を、ブログの休止期間中に過ごしてきたのです。
 その結果、私の食欲は部活中の高校生みたいになってしまい、朝食は食パン3枚をトーストしたものに小倉あんを塗りたくったものが定番となってしまいました。
 首都圏のスーパーは“買占め”のためにパンを初め、インスタントラーメンやレトルトカレーなどが売り切れ状態になっているそうですが、関西地区は現在のところ、そのようなこともありません。
 とはいえ、この社会状況のもと、いつ関西地方でも食糧危機が発生するかもしれません。
 そのときに備え、私の朝食スタイルも見直しが求められるでしょう。

 さて、そんなことはどうでもよくて、今回のお話は「ピナレロ・クアトロ疾風号」標準装備のタイヤについてです。



↓初めての道は楽しい。





 ピナレロクアトロ“疾風号”の標準タイヤは、コンチネンタル“ウルトラスポーツ”という、コンチネンタルの中ではベーシックグレードのタイヤが装着されています。
 ちなみに、コンチネンタルタイヤとは・・
   
 コンチネンタル社は、世界第4位の総合タイヤメーカーで、創業1世紀以上の歴史に裏付けされた豊富な経験と開発能力が現代へと脈々と受け継がれています。自転車用タイヤ生産の歴史は約110年におよび、総合タイヤメーカーならではの最新の生産設備と、厳格でいて繊細なジャーマン・クラフトマンシップを持つ経験豊かなスタッフ達の手により、高品質なサイクルタイヤを生み出しています。 

・・・・らしいです。
 
 というわけで、私としてはたとえベーシックグレードのタイヤであっても、“厳格でいて繊細なジャーマン・クラフトマンシップ”で作られているのですから、ドイツらしい質実剛健な作りであり、頑丈で長持ちするものと期待していたのですが、その期待はあっけなく裏切られることになりました。
 3月に入ってからのパンク回数は7回・・・それも空気圧の管理不徹底による“リム打ちパンク”ではなく、すべて運・不運が左右する“虫刺しパンク”だったので、タイヤそのものが起因することに違いありません。
 しかも、自転車通勤で時間の余裕がないときや、ロングライド先という、まさしく起きて欲しくは無いシチュエーションに限って発生してしまうんですよ、奥さん。
 ちなみに、ピナレロクアトロ“疾風号”の総走行距離は、だいたい2500キロメートル位。
 にもかかわらず、後輪のタイヤはすでに接地面が平らになっているのは一目瞭然。
 それだけではありません、ところどころ細かい傷が散見され、ゴムが劣化しているような気がします。



↓伊勢神宮ロングライドのデータ。(パンクのため、約2kmほど徒歩で歩いた区間あり)






 ドイツのことわざで「タイヤと女には金を惜しむな」というものがあるそうですが、このような状態のタイヤで「パンクするかもしれない・・・」とおびえつつ自転車に乗るのは精神衛生上よろしくありませんし、何より、安全性に重大な問題があります。
 というわけでwiggleで、コンチネンタルのトップグレードのタイヤである「グランプリ4000s」をポチッとしたわけでございます。
 まあ、ドイツのジャーマンクラフトマンシップにもう一度期待したわけですが、これが吉と出るか凶とでるか・・・・・
 
 しかしながら、このトラブルが多発したタイヤのおかげでいろいろ得るところもあったのもまた事実なのです。
 まず、パンク修理の技術が向上しました。
 クロスバイクに乗っていた頃は、幸いパンクは1回しかなかったので、パンク発生時の措置については多少不安に感じていたのです。
 でも、今回のパンク連続発生のおかげで、今ではパンクが起きてもスムーズに対処することができ、今ではパンクが起きてても十数分で対処することができます。
 
 さて、「怪我の功名」ではありませんが、今回のパンク連続発生のおかげでいろいろな経験ができました。
 まず、出勤前の早朝、ヒルクライム練習で、鍋谷峠を登り終え、麓の集落まで降りてきたとき、後輪がパンクしてしまったことがありました。
 ロードバイクで始めてのパンクだったので、少々、動揺しながら、修理をしていると・・・偶然通りかかったヒルクライマーから「パンクですか?チューブ持ってますか?」と声をかけてもらったんです。


↓このタイヤのせいで・・・・






 もちろん、予備チューブを持っていたので、私はそのヒルクライマーに「大丈夫です。ありがとう!」と返礼しましたが、見ず知らずの私にそんな気遣いをしてくれるサイクリスト。
 このとき、同じ自転車を愛する者として、やはり心は通じ合っているんやなぁ〜と、心の底から嬉しく、そして感激したことは今でも忘れることができません。
 もし、私が逆の立場になったときも、「大丈夫ですか?チューブ持ってはります?」と当たり前に言えるようなサイクリストになりたいです。
 
 また、こないだの土曜日(3月19日)に、「大阪・自宅〜伊勢本街道〜伊勢神宮〜初瀬街道〜自宅294kmロングライド」のときにも嬉しいことがありました。
 アップダウンの激しい伊勢本街道を走り終え、伊勢神宮に向けて平坦な道を時速35kmで巡航していると、いきなり6回目のパンクに襲われたのです。
 さすがに6回目となると、「あ〜、またか・・・」と言う感じで、クイックリリースレバーを回して後輪を取り外し、チューブを取り出していると、近くにある自動車修理工場のお兄ちゃんが「パンクしたんか?エア使ってくださいよ」と声をかけてもらいました。
 あいにく、バルブアダプターが無かったので、携帯ポンプでエアを入れていると、バブル根元が切れてしまい、予備チューブがエア漏れという事態に。
 仕方がないので、予備チューブに貼ってあったパッチを取り外して、パンク修理しようと思ったのですが、ゴム糊がありません。
 そこで、さっきのお兄ちゃんにお願いして、ゴム糊と紙やすりをもらってなんとか応急処置は完了。
 もし、このあたりには自転車屋さんはまったく見当たらず、もしこのお兄ちゃんがいなければ途方に暮れていたことでしょう。


↓三重県の県境表示はいつ見てもしょぼい。





 タイヤのパンク・・・サイクリストである以上、避けては通れぬ道ですが、結果として、いろいろ学ぶ点も多かったこともまた事実です。
 とはいえ、パンクと言うリスクはなるべく避けるべきでしょう。
 「ウルトラスポーツに引導を渡そう」と今回のロングライドを最後にしようと思ったのですが、結果としてそれが今回のロングライドの失敗につながったのです。
 何が失敗だったのか・・・それは次回のブログでお話しようと思います。



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続・伊吹山ヒルクライムの中止について思うこと

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 節電、節電と言うのなら、どうしてパチンコ屋は営業自粛しないのか疑問でならないたーちゃんです。おはようございます。

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 職業に貴賎が無いように、趣味にも貴賎がないと言いたいのですが、どうもパチンコに関してはその例外と思わざるを得ません。
 時間とお金だけでなく、あの不要な電飾によるエネルギーの浪費も甚だしいパチンコを自転車と同じ“趣味”と言われても、どうも納得が行かないのです。
 同じギャンブルでも、競輪・競馬・競艇は公益ギャンブルですから、その収益には公共性が期待できますが、パチンコはそういうわけにはいきません。
 パチンコの収益は一民間企業の収益のみならず、海を渡ってどこかへ流れていき、とある国にとって欠かせぬ収入源になっているというウワサも絶えないのです。
 今や災害復興のために1円でもムダにしてはならないこの国難に、、ノドン・テポドンの燃料や、万景峰号のパーツ代、もしくは“偉大な指導者”が愛飲するヘネシー代にお金を浪費することは非国民といわざるを得ません。
 今は、お金と時間に余裕がある方は、パチンコ以外の趣味でお金を費消して、日本経済を活性化させ、長期的な復興支援を継続してもらいたいのです。

↓“酷道”とよばれる国道368号線“仁柿峠”にて、自転車にとっては酷でもなんでもありません。





 さて、ちょっと前の話になりますが、私が当ブログにて「伊吹山ヒルクライム中止」について私見を述べたのですが、あるブログで・・・
        (伊吹山ヒルクライム中止に)文句を言っている人を見ると“ガキか?”と思わずにいられない。
        “オコチャマ的思考の人”がいることに、残念な思いがあります。 わいわい楽しむのって、普通は躊躇う状況ですよね。
・・・・という意見を偶然目にしたことがありました。
 伊吹山ヒルクライム中止には賛否両論があるのは十二分に分かっています。
 かたや筆舌に尽くしがたい苦難に打ちひしがれている人がいるなかで、ヒルクライムやレースができないからと言って文句をタラタラ言うことに対して、“不謹慎”であると思われるのでしょう。
 そもそも、この時期にヒルクライムレースで“わいわい楽しむ”ことに文句があるのなら、この時期に開催される高校野球にも文句を言えって感じです。
 “反オコチャマ的思考”の持ち主さんのように、昨日まで当たり前だったことを、急に躊躇って何もしないというカタチの自粛って、被災地や被災者にとって喜ばれることなのでしょうか?
 はっきり言って、今回の大震災の被害を受けなかった私たちまで、喪に服して“わいわい楽しむ”のを躊躇って行動や消費活動まで消極化させることは、被災者にとって、百害あって一利もありません。
 私は、このようなときだからこそ、震災の影響がない私たちは、今まで以上に仕事も遊びも“活発”にして、体をお金を費消することのほうが、経済面でも社会面でも活性化でき、被災地にバックアップできると思うのです。


↓伊勢神宮に到着。トラブルがなければ30分以上早く到着していたのに・・・・




 “反オコチャマ的思考”のブログ主は、ご自身のブログの中でこうおっしゃっておられます。
     「一人一人の心がけと我慢でこの苦境を乗り切らねばならないわけです。」
 たしかに、一人一人の心がけや我慢がなければ、未曾有の国難に立ち向かうことはできません。
 けれども、この時期に求められる心がけは我慢というのは、前述の電気と時間とお金の浪費にしかすぎないパチンコや、不要不急なモノの買占め、そしてガソリンの無駄遣いのことを指します。
 これらの「自粛」は、本当に電気、食料、そしてガソリンを必要としている被災地の人に対する間接的な支援につながります。
 しかしながら、「伊吹山ヒルクライム」の中止という“我慢”は、今回の大震災に対する復興に役立つんですか?
 反オコチャマ的思考のブログ主は、伊吹山ヒルクラムによる経済的効果を“たかが知れている”という理由で否定されています。
 それでは逆にヒルクライム大会を中止することによって得ることができる復興への効果はどのくらいあるのかお伺いしたいのです。


↓ここで赤福餅を食べてから帰るはずだったが、あまりの人ごみで食べることができなかった・・・・





 確かに伊吹山ヒルクライムが中止に至った理由はいろいろあるのかもしれません。
 もし、開催する数日前に今回の大震災が発生し、その結果、開催が中止したとすれば、それは“不可抗力”ですし、「シカタガナイ」と思ってあきらめます。
 ところが、今回の場合、開催日の中止が決定されたのは、地震発生後からわずか5日後であり、開催日から1ヶ月前のことです。
 1ヵ月後の開催当日になれば、そのときの情勢は現在と違っていて、もしかしたら開催したほうがよかったこともあり得るわけです。
 この1ヶ月間に、主催者が開催への努力を果たした結果、それでも情勢が開催を許さないと言うのであれば、それは不可抗力として甘受しなければなりません。 
 しかし、今回の場合、その努力は果たされたのでしょうか?できる限り開催しようとする誠意はあったのでしょうか?また、参加者が「その理由であればやむを得ない」と思うことができる十分かつ具体的な説明がなされたのでしょうか?
 そのような努力も誠意も示すことがないまま、中止を決定したので、今回の件では、単なる「消極」であり、事なかれ主義などと言われて、主催者側に対して不満を抱くのです。


↓赤福餅や伊勢うどんを食べることができなかったので、“中部地方”らしいものを食べました。




 そのブログに寄せられたコメントを読むと、この時期にヒルクライム大会みたいなお祭騒ぎをすることは“不謹慎である”そうです。
 でもそのヒトコトで「思考停止」してしまうような、「善意」を盲信している人の誤りを正すことは、非常に骨が折れる作業です。
 「大多数のサイクリストが今回の件について、いろいろ異論が噴出している原因は、この消極や事なかれ主義にあるのであって、決して天災に“駄々をこねている”ワケではありません」と言っても、理解を得ることはできないでしょう。
 しかしながら、私たちサイクリストは、反オコチャマ的思考の持ち主さんが思っているほど、“ガキ”ではありません。サイクリストをバカにしてはいけません。
 復興支援は色々な形でできますが、私たちサイクリストとしてできる復興支援は、ペダルを回して社会を回すことが使命であるあることはみんな認識しています。
 サイクリストのみなさんは、みんな何らかの形で、役に立ちたいと思っているはず。
 この苦境を乗り切るために必要なことは、自転車に乗ることを“我慢”することでも、ペダルを回さないと言う“心がけ”でもありません。
 こんな時期に自転車に乗るなんて・・・・という後ろめたさもありますが、そんなことを気にしてペダルを回さないことは、百害あって一利も無いことを知るべきです。
 とは言っても、この時期に被災地に必要なモノは、愛でも同情でもなく、お金でしょう。
 というわけで、自転車イベントの主催者は積極的にサイクルイベントを開催してもらい、チャリティー活動をしていただきたいのです。
 私も時間が許す限り参加しますし、参加費に募金が上乗せしてもよろこんで払います。
 また、私たちサイクリストも積極的に自転車に乗り、懐事情が許す方はお店でパーツや購入したり、行く先々で消費しましょう。
 そのほうが、“反オコチャマ的思考”のブログ主や、われわれサイクリストのことをガキ呼ばわりするブログ主のように、何もしないよりは善行を積むことだと思います。



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タイヤの違い(グランプリ4000sを履いて見て)

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 こないだ、イオンで6枚切り@88円の食パンを4斤(合計272円)をクレジットカードで購入しようとしたとき、レジ係りのおばちゃんから「お支払方法はご1括でよろしいですか?」と聞かれたのですが、もし「いや分割で・・」と答えたらどうなるのでしょうか?おはようございます。たーちゃんです。

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 「いや分割で・・・」と答える前に、私のコメントに寄せられた「ロングライド時の地図」についてお答えしましょう。
 ルート選定は出発前に、道路地図とにらめっこして決めるのですが、そのときに道路地図の内容を頭に叩き込んでおき、ロングライド時には地図はもって行かないのです。
 案の定、現場で道を間違えることも多々あるんですが・・・
 でも、それもロングライドの楽しみの一つだと思えば、楽しいものですよ。
 さて、こないだ、私は「ロングライドは失敗に終わった」という趣旨のお話をしました。
 もともと、300kmオーバーのロングライドを計画したにもかかわらず、実際の走行距離は296km・・・・
 目標距離に達していなかったのですから、今回のロングライドは失敗と言わざるを得ません。
 当初の計画どおりだと、余裕を持って300kmを超えることができていたはずでした。
 でも、タイヤトラブルが連続発生してしまって、超えることができなかったんですね。
 出発前の段階で、ピナレロクアトロに標準装備されていたコンチネンタル・ウルトラスポーツ(ピナレロバージョン)の後輪は2500kmしか走ってすでに磨耗して接地面は平らになっていたんです。


↓先を急ぐ旅ではあるが、つい見とれてしまった。




 それだけではありません。
 後輪の接地面を見てみると、何ヶ所か割れ目ができており、これまでのパンクの原因はこの割れ目に小さな石が入り込んでしまったことによるものでした。
 ですから、早晩、タイヤ交換する必要に迫られていた私は、wiggleでコンチネンタルのトップグレードタイヤであるグランプリ4000sをポチッとしていて、ロングライドに出発する数日前には、手元に届いていたんです。
 本来なら、磨耗し割れ目の入ったタイヤで300kmロングライドに臨むこと自体が誤りであり、その前にタイヤ交換しておくべきだったのは言うまでもありません。
 しかしながら、こんなときに環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんの“MOTTAINAI”マインドが発動してしまいました。
 というわけで、「このロングライドで、(ウルトラスポーツの)フィナーレを飾ろう」と思ってしまい、あえて新品のグランプリ4000sに交換しなかったことが今回のロングライドの失敗の原因。
 案の定、伊勢平野を時速35kmで「気持ちええわぁ〜」と思いながら巡航していると、後輪に違和感を感じました。
 すぐに停車して、後輪を見てみると、件の割れ目から猛烈な勢いでエアが抜けています。
 おそらく、この割れ目から小石が入り込み、チューブに穴をあけたんでしょう。


↓復路の難所「青山峠」を登り終えた。日没までには山岳区間を通過したい。





 しかしながら、連日連夜、私に襲いかかるパンクパニックにより、パンク修理に慣れている私にとって、パンク修理はもはや日常茶飯事。
 いつものように手際よくチューブの交換を終え、携帯ポンプでエアを入れようとしたのですが、ポンピングしてもエアが抜けていくんです。
 おかしいなぁ〜と思って、再びチューブを取り出して、じっくり観察してみるとどうやらバルブの付け根からエアが漏れていることがわかりました。
 バルブの付け根に取り付けるべきナットを忘れたまま、携帯ポンプでエアを入れようとしたため、バルブの付け根に亀裂が入ったことが分かったんです。
 その結果、自転車のチューブを売っている自転車屋さんを求めて小1時間ほど彷徨ってしまい、大幅なタイムロス。
 都市部でなく、郊外でロードバイクでも使うことができるチューブを探すことは、ビーチで落とした指輪を探すようなもの。
 ようやくオープンしたばかりのサイクルベースあさひ伊勢店を発見したときの安堵感は、砂漠のオアシスにたどり着くことができ、九死に一生を得た探険家のようでした。
 SPD−SLシューズで2〜3kmの道のりを、あてもなくさまよい歩くことはこれほど不安なコトだとは思いもしませんでした。
 もし、事前にグランプリ4000sに交換してからロングライドに臨んだとしたら、大阪から自走で伊勢神宮参り往復ロングライドはこれ一度きりで終わることができたのに・・・・
 タイミング悪くMOTTAINAIマインドが発動してしまったため、タイヤ交換をケチったため、伊勢神宮まで、リベンジロングライドしに行かなければならなくなりません。
 「女とタイヤには金を惜しむな」というドイツのことわざはまんざらでもなかったんですね。


↓ロングライドの数日前には届いていたのに・・・・




 
 それはさておき、それまで履いていた恨みぞ深きコンチネンタル・ウルトラスポーツ(ピナレロヴァージョン)はさっさと廃棄処分に処し、ピナレロクアトロ“疾風号”にグランプリ4000sを履いてみました。
 同時に、チューブも軽量化チューブ(賛否両論分かれるパナレーサーのR−Air)に交換しましょう。
 ちなみに、私のピナレロクアトロの前輪に使われていたチューブはボンドレガー製であり、後輪は聞いたことも無いチューブが使われていましたが、前後輪のチューブが別々のブランドのものが使われていたのはどうしてでしょうか?
 
 さて、さっそくグランプリ4000sを、怖そうなドイツのおばちゃんが描かれているパッケージから取り出してご対面。
 良く見ると、「GRANPRIX」のロゴが多少いびつになっているのは、几帳面なドイツ人らしからぬ良い加減さですが、この程度のトラブルで交換するのはアホらしいので、そのままホイールに装着。
 ウルトラウポーツは、同じコンチネンタル製でもMADE IN TAIWANだったのに対し、グランプリ4000sはちゃんとMADE IN GERMANYとドイツ製。
 グランプリ4000sのほうがウルトラスポーツよりも硬質なゴムが使われていることが触感から分かります。
 また、タイヤには製造時の“ひげ”がついているのですが、ウルトラスポーツはタイヤのサイド面に“ひげ”がついています。
 このひげとフレームが接触するので、フレームに傷が入ってしまったのですが、グランプリ4000sは接地面にひげが生えているのでそのようなことはありません。


↓ドイツのこわいおばちゃん。





 さっそく走ってみましょう。
 「グランプリ4000sの乗り心地は硬い」というイメージがあるんですが、ぜんぜんそんな印象はありません。
 むしろ、同じ状態のアスファルト道路を走ったとき、ウルトラスポーツと比較して、「薄い絨毯を一枚載せた路面の上を走っている感じ」という印象を受けました。
 ウルトラスポーツのときは、路面の細かい凹凸を随時拾っては、私の手に細かい振動が常に送ってくれましたが、グランプリ4000sはそのようなことはありません。
 乗り心地については、4000sとウルトラスポーツの違いは一目瞭然です。
 次に走り出しの印象はそれほど変わりません。
 でも、加速感もウルトラスポーツよりも2〜3秒は早く目的にスピードに達することができ、とくに時速30kmから40kmに加速するときあっという間に加速してくれるんです。
 さらに、登坂時も、かなり楽に登ることができ、平地から上り坂に移行するときのスピードの落ちもウルトラスポーツとはぜんぜん比較にならないほど少ないんです。
 それでいて、耐パンク性能も、耐摩耗性も高いというのですから、まさに優等生タイヤでしょう。
 
 このように、シマノの“鉄下駄ホイール”であるR500ですら、このような違いを実感することができるのですから、高級ホイールを装着したらどうなるのか非常に楽しみです。
 いろいろなタイヤを試してみたい気持ちはありますが、グランプリ4000sと違うタイヤを履くというリスクを犯す価値はないような気がします。
 おそらく、次回もグランプリ4000sにするでしょう。


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参加費全額返金・ビブショーツ・半袖ジャージの購入

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 はっきり言って、“焼ドーナツ”って、ドーナツとは全く関係ないパンにしか過ぎないと思うのは私だけでしょうか?おはようございます。たーちゃんです。

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 中央部に穴が開いていればドーナツと言うのなら、べーグルもドーナツになってしまいます。
 ドーナツの定義は、「小麦粉・砂糖・卵で作った生地を揚げた食品」であり、油で揚げることがドーナツのアイディンティティーであって、穴が開いていることではないのです。
 カレーパンは“パン”と銘打っていますが、ドーナツのカテゴリーであります。
 でも、焼ドーナツははっきり言ってパンの範疇に入るでしょう。
 「ドーナツは好きやけど、油で揚げてあるからカロリー高いやろ〜、焼ドーナツやったら揚げてあらへんから食べても大丈夫や!」という健康意識を刺激する姑息なマーケティングに辟易するのです。
 さて、そんなことはどうでも良く、さっそく今日のお話に入っていきましょう。

 パナソニックヒルクライムin伊吹山ドライブウェイ(伊吹山ヒルクライム)の参加費が全額返金されることになりました。
 参加者の自宅まで現金書留で郵送してくれるそうですが、相当な“赤字”になるでしょう。
 それでも、主催者が経済的な痛みを負ってまで、全額返金するとは、パナソニックのコンプライアンス遵守の姿勢はさすがだと思います。


↓この手の写真はセピアが似合う。





 一方、とあるマラソン大会では、同じ大震災の“自粛ブーム”にあやかって中止したものの、参加費の返金は行われませんでした。
 では、その参加費はどうなったのかと言うと、集まったお金から「諸経費」を差し引いて残った分を、義捐金として被災地に寄付することになったのです。
 もちろん、これが大問題になりました。
 何が問題になったのかというと、まず、主催者側が参加者の意思を確認することなく、無断で参加費を義捐金に充てたことです。
 あくまでマラソン大会に参加するための“対価”として支払っている以上、参加者の意思を確認することなく、勝手に義捐金として寄付することは許されるものではありません。
 また、ちゃっかりと“諸経費”を差し引いておき、主催者側は損をしないようにしていたことも、非難の的になっているのです。
 これでは、痛みを負うのは参加者だけであり、主催者はなんら痛みを負うことなく、あたかも被災地への義捐金という善行を積んでいるかのように思われても仕方がありません。
 まさに、“人のふんどしで相撲をとる”ことに他なりません。
 にもかかわらず、主催者側は「(義捐金の寄付という)良いことをしているのに、何で非難されるのか分からない。」と困惑しているそうです・・・・
 さて、この問題、どう思われます?みなさん!


↓これもセピアが良いでしょう。






 ちなみに、職場の先輩Aさんの息子さんが、通っている大学の正門で被災地への義捐金を募りました。
 すると、3時間あまりで70万円以上が集まったそうです。
 そのことを息子さんから聞いたAさんは、息子さんにこう聞きました。
 「そうか、で、お前はいくら寄付したんや?」
 息子さんは「俺は寄付していない。けど、集まったお金は被災地に・・・」と答えました。
 すると、Aさんは「お前は一円も払ってないのか!つまり、お前のしたことは“人のふんどしで相撲をとる”のと同じや。ワシはそういう奴が一番嫌いや」と言ったところ、猛烈な親子喧嘩が始まったそうです。
 もちろん、この息子さんも本人は悪気はまったくないのですが、モノの見方によると“人のふんどしで・・・”ということになるのでしょう。
 もし、私がその場にいれば「まぁまぁ、お父さん、息子さんも悪気は無いし、息子さんが募金活動してくれたおかげで70万円集まったんですから・・・」と仲裁していたのかもしれません。
 
 たしかに、今回の伊吹山ヒルクライム大会が中止に至った理由には腑に落ちないところがありますし、十分な誠意を感じることができませんでした。
 しかし、今回、主催者が参加者に参加費全額を返金するという“痛み”を負ってくれたことから、十分な誠意を認めることができ、好感を感じたのです。
 主催者からは「来年は万全を期しまして開催する予定と致しておりますので、その節には是非ともご参加頂きますようよろしくお願い申し上げます。」とありましたが、来年は参加したいと思っています。


↓寂れた雰囲気が良い。





 さて、私が大学生のころ、大学は兵庫県西宮市にあったので、阪神大震災の影響をモロに受けました。
 当時、私が属していたワンダーフォーゲル部の同級生たちも大学周囲にあるボロボロ下宿に暮らしていたのですが、案の定、ほとんどの下宿が全壊となり、集会所に避難していたのです。
 その中のM君の下宿は地震前に取り壊すことが決まっていたので、すでに家財道具は実家に送っていたため、失ったモノといえば布団ぐらい。
 にも関わらず、M君に支給された義捐金は“1世帯分”の36万円・・・・・
 その後、M君は卒業単位が足りず、留年することとなり、件の36万円も学費になってしまったのですが、義捐金を寄付してくれた人も、まさか自分の浄財が見知らぬ大学生が留年した分の学費になっているなんて予想だにしなかったでしょう。
 M君の一件を知ってしまったときから、素直な気持ちで寄付をすることができなくなってしまいました。
 今回の震災で、私も職場などで寄付をしましたが、大事なお金を寄付をする以上、その使途は明らかにしてもらいたいものです。

 それはそうと、自身前にwiggleで注文していたSUGOIの半袖ジャージと、庶民派ロードバイク乗りの味方“dhb”のビブショーツが自宅に届いていました。
 時節柄、なかなか自宅に届かないのは仕方が無いと思っていたのですが、やはり、いつもなら1週間あまりで到着するものが3週間以上かかったら不安になるというものです。


↓とりあえずの1枚って感じ。




 SUGOIって、日本語の“凄い”から来ていると思ったんですが、実はカナダのメーカーだったんですね。
 クロスバイク時代は、たーちゃん@妻がジャスコから買って来てくれたスポーツウェア(@2着で980円)でよかったのですが、ピナレロクアトロ“疾風号”では痛いものがあります。
 そこで、とりあえず半袖ジャージ1着を購入したのですが、やはり海外メーカーの縫製は丁寧とは言えません。
 ロードバイクで通勤している私にとって、ジャージ&ビブショーツ1組だけでは辛いものがあります。
 せめて、あと2組が必要になるでしょう。
 ジャージはなんでも良いのですが、ビブショーツについては、日本ブランドであるパールイズミのものが1着あっても良いかもしれません。
 もしかしたら、街頭の募金箱にお金を入れるよりも、日本企業の商品を買って経済活動を活発化させたほうが、前述のM君のケースと違って、結果的に、本当に必要としているところに充当される可能性が高いのかもしれません。


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往復80キロメートルの自転車通勤

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 震災直後、あれほど繰り返して放送され、ときには「しつこすぎる」と苦情を受け、あるいは脅迫されることすらあったAC(公共広告機構)の公共コマーシャルも、どんどん減ってきたら、減ってきたで一抹の寂しさを禁じえないたーちゃんです。おはようございます。

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 あれほど繰り返し、脳裏に焼き付けられた「ボボボボーン」も、仁科亜希子の子宮頸がんの差し替えCMも見かける機会が減りました。
 代わりにSMAPとトータス松本の「日本を信じてる」というACのCMが流されていますが、内容が抽象的なだけでなく、彼らの演技にどうみても他人事のようなわざとらしさが感じられるので、好きになれません。

 それはそうと、私は被災地から遠く離れた大阪府の南河内地域で暮らしているのですが、大震災の影響は全く無いわけではありません。
 このあたりでは、震災直後は“美徳”&“常識”と捉えられていたものの、最近では否定されている「自粛ブーム」が未だに主流を占めています。
 隣町の桜まつりや、市民祭りが次々と中止になってしまい、毎年、楽しみにしているわが家はとてもがっかり。
 中止理由が「震災の影響を受け・・」とありますが、震災があっても、大阪ではいつものように桜は咲きますし、いつものように春の陽気はやってくるのです。
 「被災者の心情に配意し・・・・」というのも、遠く離れた大阪の、とある市民祭りが中止になったことで、被災者は「良かった、うれしい」と思うのでしょうか?
 本当のところは、あなたが住んでいる街も、毎年、イベントの段取りを面倒くさいと思っているイベントの主催者が、「ちょうど良かったわ〜、めんどくさいから中止にしとこ」と思っているのかもしれません。


↓夜明けの気持ちよさを知ることができた。





 さて、ここで話がガラリと変わるのですが、ここ数日間、お天気が良く、自転車日和が続いてきました。
 こんな日に自転車に乗らなければ、女がすたる(fromスイートプリキュア)ではなくて、サイクリストがすたります。
 ただ、いくらお天気が良く、ロードバイクに乗りたいという衝動に駆られたとしても、仕事を休んでロードバイクに乗ることが許されるという職業の人がいればお目にかかりたいものです。
 テレビの前の奥様、ここでオススメしたいのが自転車通勤。
 関東地方では、計画停電などの影響で、自転車通勤がにわかに脚光を浴びつつありますが、実際、自転車で通勤してみて「意外に早いやんか〜」と思われた殿方は多いと存じます。(元祖・女子大生AV女優であった“黒木香風味”で)
 ブログ更新を毎日更新から、随時更新に変えている私は、それまでブログ記事の作成時間だった午前5時30分〜出勤までの早朝タイムを利用して、遠回り自転車通勤しています。
 どのくらい遠回りするのかと言うと、正規のルートの場合、往復32km、所要時間1時間30分程度の道のりを、80km&2時間30分程度かけて通勤・帰宅するのです。


↓往復80km自転車通勤のデータ。





 先月、「お家が欲しい」を一時休止した私は、午前4時30分に起床して、自分でお弁当を作って、みなさんのブログを拝見しながら朝食を済ませて自宅を午前5時30分に出発。
 まだまだ真っ暗な暗闇の早朝は危険がいっぱい。
 とりわけ、暗色の服装で散歩している老婆が、マリオカートの障害物のような絶妙のタイミングで出現した瞬間、ヒルクライムの時以上の心拍数をマーク。
 健康のための散歩で自動車や自転車に轢かれてしまっては元も子もありません。
 どうか、反射材のタスキを身につけていただくか、せめて原色系の明るい服装を身につけていただきたいと老婆心ながら、老婆にアドバイスしたいところです。
 というわけで、自宅があるニュータウン地区内や、それに隣接している“集落”の細い道ではかなりスピードを落として走行。
 良いウオーミングアップになるのですが、それらを抜けて、大きな幹線道路(大阪外環状線・国道170号線)に出ると、スピードアップ。
 向かい風でなければ、時速35kmで巡航。
 夜明け直後の清冽な空気の中、徐々に明るさを増していく雲ひとつ無い東の空を眺めていると「ブログ用の写真を撮らなければ・・」という衝動に駆られます。
 でも、日々の通勤でデジタル一眼レフカメラを持ち歩くことはできませんし、ここは走る楽しみを優先しましょう。



↓廃屋の写真が好きだ。





 大阪外環状線は、和泉山脈の麓にあるだけに、緩やかなアップダウンを繰り返していく走っていきます。
 途中、非常に見晴らしが良いところがあって、雲ひとつ無い、朝の澄んだ青空の向こうには、和泉平野の向こうに広がる大阪湾、そしてその彼方には神戸の街並みや明石海峡大橋が見えます。
 そういえば、今から1年前、自転車通勤して私は、満員電車に揺られながら、となりのオッサンの口臭に耐え、いつ発生するかわからない列車事故におびえながら通勤していました。
 そのときの記憶を思い出しながら、目の前に広がる景色を堪能してみると、「通勤でこんな晴れ晴れとした気持ちになって良いのだろうか」と罪悪感すら覚えてしまうのです。
 さらに南に向かって走ると、関西国際空港が見えてきました。
 沖合いの空港島から飛びだって行く飛行機を見ると、私もどこか飛びだってしまいたいという衝動に駆られます。
 このとき、新入社員のときに、“5月病”に罹患した私が、大阪駅のホームで午後0時発、札幌行きの寝台特急“トワイライトエクスプレス”を見るたびに、「これに乗って逃げてしまいたい」という衝動に耐えた記憶を思い出してしまいました。
 静かな静かな春の静かな海を眺めながら、ロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”のペダルを回しながら時速35kmで巡航するのは、まさに至福のひと時。
 しかしながら、あくまでこれは“通勤時間”。
 ずっとこのまま南に向けて走りたいんのですが、途中でUターンして職場に向かうことにしましょう。


↓キレイな海も良いが、工場地帯の海もそれなりの魅力がある。





 さて、大多数のサラリーマンは、電車・バス、あるいは自動車で通勤されていると思うのですが、その場合、自宅を出たその一歩から、職場を出たその瞬間から仕事が始まります。
 しかしながら、その時間帯は給料が支払われず、いわば“タダ働き”と言っても差支えがないでしょう。
 一方、自転車通勤は、自宅を出てから職場に到着するまで、あるいは職場を出てから自宅に到着するまでの時間は、趣味である自転車に乗ることができます。
 この意味では、自転車通勤は、“タダ働き”である時間を“遊び”の時間へと変化させる便利なツールだと言えます。
 私自身、電車通勤していたころは、通勤時間が憂うつでした。 
 しかし、今では自転車通勤がとても楽しくなり、「できるだけ遠回りして出勤しよう」と思っているうちに、出勤前に、南大阪ヒルクライムの聖地“鍋谷峠”に登ってから出勤したり、海を眺めに往復80kmも走ってしまうようになりました。
 大震災の影響で、大阪でもガソリンの価格が高騰し、電車の本数がかなり減ってしまいました。
 そんな今こそ、自転車通勤を始める良いチャンスです。
 一人でも多くのサラリーマンが自転車で通勤し、また雇用側も自転車通勤しやすいような環境を作ってあげることが、震災復興への社会的貢献になるという“一石二鳥”的手段ではないかと思う今日この頃であるのです。

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激安ホイールR500はどこまで使うべきか?

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 マクドナルドでは、4月14日までの平日にフライドポテトがS・M・Lサイズすべて150円なのですが、この場合、SサイズとMサイズをあえて購入する人はいるのでしょうか?おはようございます。たーちゃんです。

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 ここ数年間、マクドナルド(以下、関西風味でマクドと称す)は食べていません。
 私の体重が110kgあったころは、100円のハンバーガー3つとドリンクLという栄養学を完全に無視したランチを常食にしていました。
 でも、「スーパーサイズミー」という、1ヶ月間、マクドばっかり食べて生活すると言うドキュメンタリー映画をご存知でしょうか?
 その映画をユーチューブで見てからは、マクドに対する食欲が著しく減退したのです。
 デブだったころ、マクドはそれなりに美味しいと思っていましたし、実際、しょっちゅう利用していました。
 しかし、結果として体に無駄な脂肪を溜め込んでいたことに他なりません。
 最近では「マクドの○○○バーガーって、美味しいでぇ〜」と他の人に得意げに言うことは、食に対する自らのプライドの低さを露呈しているような気がして口にすることもできません。
 ちなみに、冒頭文のマクドのフライドポテト・・・・何を使って揚げているのかと言うと、ヘット・・・つまり牛の脂肪と植物油の混合油なのです。
 動物性脂肪=体脂肪になりやすいことを考えると、マクドのフライドポテトは危険が危ないということは、奥様方にはご理解いただけることかと思います。
 またハンバーガー類も、そのバンズを取り外して分解してみてください。
 その混沌とした(グチャグチャになった)様相を目の当たりにすると、気持ち悪くなって、あなたの食欲が減退すること請け合いです。
 どうしても食欲を抑えられない奥さん!ダイエットにはオススメですよ、お試しください。


↓チョット前までは寂しかったこの道も





 それはそうと、マクドの話はこのくらいにして、ホイールの話をしましょう。
 私のピナレロクアトロ“疾風号”についているホイールは、シマノのR500というシマノの格安ホイールです。
 実際、シマノのカタログ自体にも「特長〜コストパフォーマンスに優れたホイールセット。」というように、価格の安さを前面に押し出しているエコノミーモデル。
 ちなみにこのホイール、定価で前後13,183円なのですが、一つ上位モデルであるRS20というモデルとは1万円の差額があります。
 このようにコストパフォーマンスに優れたエコノミーホイールであるR500。
 エコノミーであるがゆえにその重量は決して軽いとは言えないそうで、前後で1900gあるそうです。
 けれど、それが重いかどうかは他のホイールと比較して見なければわかりません。
 先ほどお話しした、RS20と比較してみましょう・・・・カタログで調べてみると、RS20の重量は1848g・・・・えっ、52gしか変わらないんですか!
 1g換算にすると約200円・・・・・・う〜ん、価格の差はともかく、その重量差を実際に感じることができる方がいらっしゃればお目にかかりたいものです。
 相当、研ぎ澄まされた感覚の持ち主でなければ分からないでしょうね〜きっと。



↓一昨日の自転車通勤は89kmだった。あと1km遠回りして90kmにしようと思ったのだが、雨で断念。





 私が欲しいと思っているデュラエースグレードのWH−7900−C24−TLというチューブレス・クリンチャー兼用のモデルは1464gでした。
 その重量差はおおよそ、缶ビールロング缶1本分の500gであり、ホイール1本にすると、缶コーヒーロング缶1本分の重量差があるのです。
 さすがに、前後のホイールに缶コーヒー1本をそれぞれ装着して走ることを想像すると、RS20のわずか25gの重量差と違って、私のような鈍感な感覚しか持たないサイクリストでも250gの差は実感できるのかもしれません。
 ・・・・が大切なコトは、その“実感”が、その価格差に見合うだけのものがあるかどうかです。
 大枚をはたいて、「あまり変わらへん・・・」というのでは、寂しいですからね。
 ちなみに、デュラエースホイールC24の価格は、定価で99,524円・・・・・
 この値段を聞いても、毎日、自転車ブログを見ているみなさんなら「まあ、ホイールとしては普通かなぁ〜」という程度でしょう。
 でも、お小遣い制サラリーマンのみなさん!
 冷静に考えてください。
 10万円って、そう気軽に手を出すことができる価格ですか?平均的なサラリーマンにとっては、10万円の買い物はそれこそ「清水の舞台から飛び降りる」覚悟で行う一代人生イベントと言っても過言ではありません。
 貴重で寡少なお小遣いを節約して貯めて買うというイベントである以上、それに見合った価値があるものかどうか検証しなければなりません。
 そこで、デュラエースホイールとR500との価格差と重量差と相関関係を調査し、コストパフォーマンスの良否を評価してみることにしました。


↓河原沿いの道は、走りやすいが風が強い。




 
 私が愛飲しているキリンの第3のビールの価格が500ml缶(500g)で180円であるのに対し、同じ500gでも、R500とデュラエースホイールC24の価格差は約85,000円!
 グラム換算にすると、1gあたり170円・・・・
 さっき登場したセカンドグレードであるRS20の重量差の価格差がグラムあたり200円だったことを考えると、デュラエースのグラムあたり170円というのは、以外にも良心的な結果に・・・・
 というわけで、デュラエースホイールというのは、コストに見合った軽量ホイールであることが分かったわけです。
 まあ、ホイールの良否はハブの性能や、耐久性、そしてデザインなどいろいろあるので、重量だけで評価してもあまり意味がありませんね。
 シマノのデュラエースホイールは、コストパフォーマンスも優れていますし、何より日本企業であることに加え、シマノホイールサポートセンターなるものがあって、シマノ完組ホイールのリム・スポーク/ニップルを組替えをしてもらえる点も安心できるのですが・・・・
 同じホイールでも、MAVICのキシリウムSLというホイールは、いわゆる黒色に塗装された“きしめんスポーク”のうち1本だけ赤色になっていて、とても洒落たアクセントになっていることに、思わず食指が伸びてしまいます。
 いかんせん、悲しいかな、シマノのホイールは、デザインが今一歩なんですね。
 性能やコストパフォーマンスが良くても、何か味気ないそのデザインに“ワクワク感”を感じることができないのです。
 確かに、デザインなんて走ってみたら気にならないのかもしれません。
 けれど、ホイールを購入するときに満たされる所有欲というのは、ホイールを購入するに当たっての重要なファクターだと思いませんか?
 乗らないときでもワクワクできるようなホイール・・・・・シマノのホイールには、もう少し、デザイン性で頑張ってもらえればと思う今日この頃です。


↓たまには誰かと走りたい。





 さて、R500というホイールは、エントリーグレード〜ミドルグレードの完成車の標準装備ホイールとしてよく採用されています。
 しかしながら、このホイールは、新しく買った時計などに付属している“モニター用電池”と同じように、完成車にとっては、「とりあえず、まあ、一応走ることができる程度のホイールをつけておきました」という“とりあえずホイール”だそうです。
 ですから、完成車を購入して間髪いれず、新しいホイールに交換されることが多く、実際、完成車に取り付けられていたR500は早々に手放されヤフオクに出品されることも少なくありません。
 ただ、このR500・・・・・たとえ、とりあえずホイールであってもちゃんと走ることができるんです。
 ホイールも消耗品であることを忘れてはいけません。
 とりわけ、私のようにロードバイクで自転車通勤をして酷使するようなシュチュエーションに、まだまだ使うことができるR500を捨てて、高級なホイールを購入して装着することは経済学上不合理極まりない愚行だと言っていいでしょう。
 私もいずれはホイールを購入するつもりですが、とりあえず、R500を履き潰すまでガンガンと走りながら、お金を貯める・・・・今はその段階だと思う今日この頃です。

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ビブショーツ・レーパンに必要な「剃毛の儀」

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 コンビニでよく見かける「いつもトイレをきれいに使っていただいてありがとうございます」という表示を見るたびに、「“ありがとうございます”と言われてしまったら、きれいに使わざるをえない」と思ってしまう張り紙は、確かに効果的であるが、いまいち違和感を感じてしまうたーちゃんです。おはようございます。

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 たしかにこれは、人間の心理を逆手にとった効果的な張り紙だと思いますが、どこか押し付けがましく、面白みにかけます。
 私としては、男子便所の小便コーナーでよく散見された「急ぐとも、心静かに手を添えて、下に落とすな マツタケの露」のほうがエロティックで面白いと思うのです。
 ちなみに、この標語はさまざまなバリエーションがあって、類似種には「急ぐとも、外に漏らすな玉の露 吉野の花も 散らば見苦し」というのもあります。
 ただ、正確を期すならば、露の発生場所は、玉ではなくてマツタケであることから、前者のほうが適切なのかもしれません。
 ところで、このような標語は女性用トイレにもあるのでしょうか? 
 いかんせん、男性である私は、女性用トイレなんて、入った経験はございません。
 もし、あるとすれば、それはマツタケでなくて、アワ・・・・・・おっと危ない、これ以上書くと、私の品性が疑われてしまいます。
 最近、自転車乗りが、一般人よりもスケベであると学会で発表されたのですが、おそらくそれは間違いないと思うのは私だけでしょうか?
 自転車ブログに路線変更してから、当ブログに下ネタが登場するようになってしまいました。


↓クロスバイクでウエムラパーツ&コリアンタウンポタリングの後は、ロードバイクに乗って桜撮影ポタリングへ。





 さて、こないだ(4月12日・火曜日)は、休日出勤したので代休を取得しました。
 平日の休みは、たーちゃん@妻はダンスフィットネス(ビートストレックス)に行っていますし、たーちゃん@娘も春休みが終わって小学校に行っています。
 ですから、家の中は私一人だけ・・・
 こんなときは、寝室で、テレビを見ながらダブルベッドの上でゴロゴロ回転運動して日々の疲れを癒しそうと思った、そのとき・・・
 窓を開け放ち、空を眺めると、雲ひとつ無い青空が広がっています。花粉は舞っていますが。
 というわけで、この日はいつもと自転車生活と趣向を変えて、大阪市生野区にある、通称コリアンタウンと呼ばれている「御幸通商店街」にプチ韓国旅行ポタリングを決行することにしました。
 たーちゃん@妻からも、「もし、御幸通に行ったら、ついでにカニのキムチ(ケジャン)とちょっと変わった韓国のお惣菜買ってきて」と頼まれたものの、ロードバイクで大阪市内、とりわけ生野区の下町はなるべく走りたくありません。
 というのも、生野区の下町は戦後そのままの街並みであり、道がとても細い上に、フラフラ走るおばあちゃんの自転車を避け、見通しの悪い交差点に減速することなく突っ込んでくる電動自転車オバちゃんという危険があぶないエリア。
 そんなエリアは、やはり、アルミフレームで少々のダメージなら屁のカッパである、フィッツ君の独壇場です。
 しかしながら、せっかく大阪市内に行くのですから、コリアンタウンに行って、1枚200円のチヂミと、1本250円の豚足をかじって帰ってハイ終了。
 そんなていたらくなことをしていたら、女がすたる・・・いえ、自転車ブロガーの名がすたります。


↓桜の向こうに見える青空の半月。撮影するのが難しい。





 そこで、大阪自転車パーツの聖地であるウエムラサイクル(通称ウエパー)に立ち寄って、とあるアイテムを購入することにしました。
 土日なら、あれほど、ヘルメット&ピチピチジャージを身にまとった老若男女(ほとんど、30から40歳男性であるが・・・)が集う異様な空気が満ちる店内も、平日の午前中はまるで嘘のような静寂があります。
 そう、私が狙っている“とあるアイテム”とは、パールイズミの“シームレスビブショーツ”。
 基本的に、私が身にまとっているのは、wiggleのPBであり、d氏、h氏そしてb氏の3名が共同設立したdhbのウェアのみ。
 価格も安く、実用十分なwiggleに何ら不満を覚えるところはありません。
 しかしながら、全身、“サイクルウェアのユニクロ”と呼ばれて久しいdhb尽くしでは、ちょっと華がないと思いませんか?
 そこで、自転車の走行性に直接関わるウェア、そうビブショーツくらいは“まとも”なブランドのものを身につけたいと、かねてから願っていたのです。
 そのために、昨年のサイクルモード2011では、パールイズミのブースでビブショーツの試着を済ませていて、サイズはXLであることはすでに了解済み。
 しかし、それまでdhbの価格が“あたりまえ”だと思っていた私にとって、相当な価格のパールイズミのウェアを購入することは、それなりの覚悟を要することであるのは、みなさまもご賢察いただけるでしょう。
 もし、ウエパーにXLサイズのモノがなければ・・・・そのときは、あきらめようと思ったのですが、小心者で踏ん切りがつかない私は「在庫が無いほうが良いかもしれない」と思ってしまったのです。


↓逆光の写真が好きである。




 しかし、良かったのか悪かったのか、在庫はありました。
 ウェパーのおばちゃんから「試着しますか?」と聞かれたのですが、当時、ビブタイツ姿の私はノーパンであったことは言うまでもありません。
 もし、おばちゃんがそれでも試着OKというのなら、試着しても良いのですが・・・・ちょっと待って下さい。
 ということは、今から私が購入しようとしているビブショーツは、もしかして誰か他の人がノーパンで試着した可能性はあるということです。
 もし、そうなら、誰か見知らぬサイクリストと私の“局部”同士が接触してしまうということではありませんか!
 そのサイクリストが、何か得体の知れない性病のキャリアだったら最悪な事態に、よからぬ遊びをした結果ならあきらめもつきます。
 けれども、レーパンの試着で感染してしまったら、後悔してもしきれません。
 でも、当然、ウエパーではノーパンで試着することはできないそうです・・・・あ〜、よかった。
 かくして、サイクルモードで試着しておいて良かったと思いつつ、パールイズミのシームレスビブショーツをお買い上げするのと同時に、ウエパー会員に登録。ポイント5倍でラッキー。
 さて、それまで、自転車アイテムは海外通販がメインだった私の買い物スタイル。
 大震災も1ヶ月が経過し、関西に住まうわれわれサイクリストの任務は、少しでも自転車に乗り、できる限り国内で買い物することで、経済を回して、元気にすることですが、これでちょっとは私も貢献できたかと思います。


↓濃い密度の桜写真はなかなか撮ることができない。



 
 さて、ここで重要なことを忘れていました。
 ビブショーツやレーパンを身につけるときに欠かせぬ儀礼・・・・・そう、「剃毛の儀」。
 それは、いにしえの日本で、頭髪をそり落とし、俗世を捨て、仏門に入るのと同等の覚悟と、南洋の島々で行われている、バンジージャンプや刺青など成人になるための通過儀礼で受ける苦痛への忍耐力が求められる儀式と言っても過言ではありません。
 だって、一度スネ毛を剃ると、これから一生、春になればスネ毛を剃らなければならないし、銭湯や温泉に入ろうものなら、子どもから「あっ、あのおっちゃん、スネ毛あらへん!」という恥辱に耐えなければならないからです。
 ビブショーツやレーパンを履くのに、どうしてスネ毛を剃らなければならないのか、その理由は学会でも見解が分かれ、いまだにその決着を見ることができません。
 なかには「怪我したときにスネ毛が治療の妨げになるから」という理解できる学説もあれば、「スネ毛が空気抵抗になるから」という、ジェット戦闘機レベルの速度域しか問題にならないであろう噴飯モノの学説もあります。
 ただ、言えることはレーパンを身につけた状態で、スネ毛ボーボーだったら、とてもかっこ悪いということです。
 私はあまり外見にはこだわらない性質ですが、やはりサイクリストとしての最低限の身だしなみには気を配りたいところ。
 というわけで、この数日中に「剃毛の儀」を厳粛のうちに、執り行いたいと思いますが、その様子を録画し、動画をUPする・・・と言ってもだれも、そんなモノ見たくないやろなぁ〜


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男がスネ毛を失うとき

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「スギ花粉も減少してきました・・」というニュースを耳にして、これで花粉症の苦痛からやっと解放されると思いきや、実はスギ花粉よりもヒノキ花粉のほうダメージが強い私にとっては、それはまるで10kmのマラソンを全力で走ったあとに、「ハイ、さらに5km延長」と言われたときの絶望感を感じてしまったたーちゃんです。おはようございます。

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 去年は花粉症の影響はほとんど無かったのですが、今年は花粉症は強敵と書いて“友”です。みなさんはいかがですか?
 鼻水&目のかゆみは言うまでも無く、今年は初めて、霊感ヤマカン第六感(byフランキー堺)ではなく、悪寒、倦怠感、管直人に襲われたのです。
 いつものように、午前4時30分に目を覚ましてみると、枕元に管直人はいませんでしたが、悪寒と倦怠感を感じました。
  というわけで、この日は天気がメチャクチャ良かったんですが、80km自転車通勤は中止にしました。
 結果として、今回の倦怠感や悪寒は、どうやら花粉症が原因となったものであることが判明。
 日ごろから、花粉症対策を講じていれば、このようなことにならなかったのかもしれません。
 面倒くさいのでマスクも装着せず、お金がもったいないので薬も飲まなければ医者にも行かない私が悪いのです。
 けれども、本当にスギやヒノキは憎いあんちくしょうに他なりません。
 それにしても、スギは、日本の愚かな植林政策のせいで日本中いたるところに見ることができますが、ヒノキってそんなにメジャーな樹木なのでしょうか?


↓まずは、桜のきれいな写真をご覧ください。





 ヒノキはともかく、男がスネ毛を剃る・・・・・
 いきなり話が変わって申し訳ないのですが、それはかくも覚悟を要することだとは思いもしませんでした。
 普段からムダ毛処理をしている女性にとって、スネ毛を剃ることはごく日常的なコトかも知れません(が、その姿はあまり見たくはありません)
 けれど、男性にとって、スネ毛を剃ると言うことは、そりゃ、奥さん!大変なコトなんですよ。
 というのも、それは世俗を離れ、家庭生活を捨てて仏門に入る際、剃髪するのと同レベル覚悟が求められるからです。
 たとえるなら、それは先輩に連れられて、悦楽の神秘、快楽の境地である紳士の社交場に初めて入ったとき、「こんなところに入って良いんだろうか」という罪悪感と同じようなものです。
 男性としてスネ毛を剃るということは、女性にとっては理解できないかもしれませんが、とても勇気がいることなんですよ、奥さん!
 しかし、ロードバイクに乗る以上、その一線を踏み越えなければならないのです・・・というものの、その必要はあるのでしょうか?
 それにしても、レーパンでロードバイクに乗る人はどうしてスネ毛を剃るのか・・・・その理由はいまだに定かではありません。
 学会でも、研究者が今日も喧々諤々の議論を繰り広げているところですが、「空気抵抗説」「負傷時のダメージ軽減説」「マッサージ説」・・・・など諸説あります。
 しかしながら、いずれの学説も説得力に乏しく、ロードバイクに乗る以上、絶対にスネ毛を剃らなければならないという根拠には不十分であるのが実際のところでしょう。


↓スネ毛でも、無くなると思えば寂しいものである。





 空気抵抗説に至っては、ジェット戦闘機のように音速で走るわけではないロードバイクの速度域でスネ毛が与える空気抵抗は無視して良いレベルだと思っていたのですが、“ほげほげ”さんのコメントによれば時速45kmを超えると、影響を及ぼすとの情報あり。
 負傷時のダメージ軽減説についても、擦過傷のときにスネ毛が傷口に入るのを避けるという目的なのでしょうが、そもそも“毛”というのは体を守る防護手段です。
 われわれ人間は、進化の過程において毛を減らしてきたものの、頭、ワキ、そして局部という、大切な器官には、その防護のため毛を残してきました。
 スネや太腿にも毛が残っているのは、やはりその部分が重要であることに他ならず、負傷時のダメージを軽減するために、スネ毛という防護手段を自ら放棄するのはいかがなものかと思うのです。
 そのような理由で、「負傷時のダメージ軽減説」を主唱する科学者にはこの点をもっと掘り下げていただきたいのです。
 最後に、「マッサージ説」ですが、確かにマッサージ師にとって、スネ毛と言うのは邪魔になるでしょう。
 プロレーサーがマッサージ師から「あんたのスネ毛を触ると気色悪いから、頼むから剃ってくれ」と言われることはないかもしれません。
 けれど、マッサージ師の本音は、ローションを塗りたくり、ネチョネチョになっているオッサンのスネ毛ボーボーなスネや太腿をモミまくるのは、拷問に等しい苦行です。
 そこで、とある心優しく、思いやりの深いプロレーサーが、「スネ毛ボーボーの俺のスネをマッサージしてもらうのは忍びないから、スネ毛を剃ろう」と思い、実行したことが“マッサージ説”の根拠だと言われていますが、それもイマイチ説得力に欠けます。



↓ツルツルになりました。





 そこで、私としては、いろいろ文献を紐解き、学説を比較検討した結果、もっとも有力なのはやはり「見た目説」が有力だという結論にたどり着きました。
 それまで、スネ毛が無くても違和感を感じないのは、ボディービルとジャニーズだけだと思っていたのです。
 けれど、レーパンやビブショーツをはいた状態で、スネ毛がボーボーだと何故か違和感を感じますし、むさくるしさを禁じ得ません。
 また、先輩ロードバイク乗りは、スネ毛ボーボーのロードバイク乗りを見ると、「初心者やから、接近したら危険である」と警戒されるそうです。(と言っても、私は初心者には違いありませんが・・・)
 というわけで、私も「見た目」を理由にして、スネ毛を剃る決心に至ったのです。
 さて、薀蓄や理屈は長くなってしまいましたが、とうとう、私のスネ毛を剃るときがやってまいりました。
 ローディーとしての最大の通過儀礼(イニシエーション)スネ毛剃り・・・厳粛な雰囲気のなか、T字かみそりを弁慶の泣き所に当て、乾坤一擲、一気にそり落としたのですが・・・
 スネ毛ボーボーの状態から、スネ毛をそり落とす作業ってなかなか上手いかないんです。
 同一箇所を4〜5回T字カミソリを当てなければ、スネ毛ってなかなか剃れないんですね。肌の弱い人だったら、かなり苦痛を伴う作業なのかもしれません。
 その理由は、T字かみそりの刃の間に私のスネ毛が詰って、切れ味が悪くなってしまうからです。


↓明日のロングライドでデビューしようと思っているのですが、寒いかなぁ〜





 スネ毛処理先輩諸氏は、どのような方法で剃りあげられるのでしょうか?
 私は、刃に詰ったスネ毛をこまめに除去しながら、シャワーを足に当てつつ、スネ毛を剃りあげていくのですが、非常に大変な作業です。
 自転車雑誌で「男性向け永久脱毛」の広告を見たとき、「こんな奴はおらんやろう〜」と思ったものですが、実際、自分がスネ毛剃りをしてみて、案外、その需要は多いかもしれないと思いました。
 刃の間に詰ったスネ毛を除去しながら、ふくらはぎや太腿にT字カミソリを往復させること30分。
 悪戦苦闘の末に、ようやく、私の両足は、生まれたときのあられもない姿になりました。
 剃る前は、極道者が体に刺青を入れるときと同じように、両親からもらった大切な体を傷つけるようで、非常に抵抗がありました。
 かくして、「剃毛の儀」は滞りなく終了し、私の両足から、あのむさくるしいスネ毛は無くなり、その優しい触感はシルクのようになりました。
 このブログをご覧になっている奥さん!(なるべく、“若奥様”がいいなぁ〜)
 どうぞ、スネ毛が無くなった私の足を、優しくなでなでしてください。
 貴女が久しく忘れていた何かを思い出すことがかもしれません。お問い合わせはコメントにてどうぞ。
 さっそく、明日、ビブショーツデビューを飾りたいと思います。

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ブログ仲間と始めてのロングライドin淡路島一周

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 「パパ、毎日、自転車ばっかり乗ってへんと、しっかり仕事しいや、しっかりしてや」と言われたとき、小学2年生の娘は、私がロードバイクやクロスバイクに乗って通勤しているのを見て、私が毎日、自転車に乗って遊び呆けていると誤解されているのではないかと思ってしまった、たーちゃんです。おはようございます。

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 たしかに、1年前は、毎日スーツを着て出勤し、帰宅していたので、子どもの目にも「あっ、パパは仕事から帰ってきたんや」と映っていたのでしょう。
 ところが、自転車通勤を始めてから、ビブタイツ&長袖ジャージで出勤し、帰ってくるので、私が毎日自転車に乗ってどこか遊びに行っていると、娘が誤解されても仕方がありません。
 さらに、たーちゃん@娘と一緒にお風呂に入っていると、「パパ、自転車なんで3台(ロードバイク、クロスバイク、イオン・ジャスコブランドのシティサイクル)もあるん?自転車ありすぎや!」と、説教されてしまいました。
 これから、3台どころか、どんどん増殖していくのに・・・・
 このままでは、娘が私のことを仕事そっちのけで、ロードバイクやクロスバイクに乗りまくっている“道楽オヤジ”と娘の心に刻み込まれてしまいかねません。
 その結果、父親の威厳が失われてしまって、“一家の大黒柱”という地位も有名無実になってしまうのは、もはや時間の問題です。
 この危機から脱却するには、どうすれば良いのかと、日々悶々としている今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、昨日(4月17日・日曜日)、集団(と言っても3人ですが・・)ロングライドなるものを経験しました。


↓きれいな海沿いの景色を眺めながら走るアワイチは最高である。





 関西ロングライドの2大聖地と言われる琵琶湖一周(ビワイチ)淡路島一周(アワイチ)。
 それは、イスラム教徒が、一生に一度は、聖地・メッカを巡礼したいと願っているように、近畿圏で自転車生活を送るサイクリストも、近畿圏で自転車に乗る以上、ビワイチとアワイチは必ず巡礼したいと願っているのです。
 私自身、両方とも大阪府富田林市にある自宅から、自走で挑戦しており、ビワイチ(358km)・アワイチ(308km)のそれぞれを完走しております。
 私としては、ビワイチよりもアワイチのほうが面白いと思っていて、機会があれば、再びアワイチを楽しみたいと常々思っていました。
 けれど、昨今のガソリン代急騰の折、わが家の愛車“シエンタ号”にロードバイクを積んで、ひとりでアワイチすることは不経済なことです。
 さらに、私一人の勝手気ままな道楽目的で、自動車の使用許可願を“わが家の大蔵省”に提出したところで、決裁印をもらうことなんてできません。
 だからと言って、もう一度、“自宅から自走アワイチ”をしたらええやんか〜と言われても、そりゃ、あんまりでっせ、奥さん!
 というのも、自走アワイチは、あの走りにくい大阪&神戸の市街地を往復150km、またロードバイクで走らなければならないんですよ〜
 もう、夜中に都心部の道路や幹線道路を80km近く走りたくありません。
 また、すでに本州〜淡路島を結ぶ“たこフェリー”が廃止されてしまったことを加えて、私の中ではアワイチは、“過去の美しい思い出”になってしまっていたんです。
 

↓今回のアワイチ・・ちゃんと1周できました。





 とはいえ、いつかはアワイチに行きたいな〜と思いつつ、思春期の男子中学生のようにムラムラしていたある日のことです。
 私のブログにリンクさせていただいている「そんなオカメの独り言」の管理人であるオカメーズさんから「アワイチに行きませんか?」とのお誘いを受けました。
 淡路島までは、同じくブログにリンクさせていただいている「23cの誘惑」の管理人であるユッキンさんのハイエースに車載して行くとのこと。
 この企画を聞いた私は、まさに“渡りに船”って感じで、ダボハゼのようにバクッっと喰らいついてしまったのは言うまでもありません。

 さて、ブログをきっかけとして、実際に会って交流するということはよくあるようです。
 とりわけ、自転車ブログはその傾向がとても強く、私のブログにリンクさせていただいているブロガーのみなさんの中にも、ブロガー同士が集まってヒルクライムしたり、ロングライドして、ワイワイガヤガヤと楽しんでいるというケースも少なくありません。
 実際、その中のお一人である「お先にどうぞ」の管理人であり、神奈川県にお住まいであるKIKUさんも、もともと私と同じようにソロ・サイクリストでした。
 ところが、最近ではブログ仲間と一緒にヤビツ峠のヒルクライムを楽しんだり、ロングライドを精力的に楽しまれています。
 しかしながら、どちらかといえば人見知りである私としては、他の人といっしょにロングライドしたり、ヒルクライムするよりは、一人で勝手きままに走ったほうが気楽で楽しいと思っていました。
 このブログでもお話したことありますが、私にとって、ロードバイクやクロスバイクに乗ると言うことは、“適度な孤独”を楽しめる唯一の時間だったので、他の人といっしょに自転車で走ろうという気にはなれなかったのです。



↓ユッキンさんのハイエースに車載されたイタリアンバイク3台。








 といいつつも、ブロガー同士が実際に集まって、ロングライドやヒルクライムをしている内容の記事を拝見していると、ちょっぴり羨ましいなぁ〜と思っていたこともまた事実。
 さらに、去年、職場の人といっしょに初めて参加した自転車レース“スーパーエンデューロinグリーンピア三木”の経験で、自転車仲間同士集まって、同じ“自転車時間”を共有する楽しさは分っています。。
 ですから、他のサイクリストと一緒にロングライド、ヒルクライム、さらにレースを楽しむことは、一人で走ることとまた違った楽しさがあることはわかっていたものの、なかなか実現するきっかけがなかったのです。
 そんな一人寂しく自転車ブロガーの私にとって、オカメーズさんからのお誘いは実にありがたいことでした。

 私にとって、初の自転車ブロガー同士のロングライド企画“4・17アワイチ総決起集会”(←新日本プロレスの実況中継風にお読みください)は、かくして実現したのです。


↓廃墟となった巨大な淡路観音を撮影。







 「当たって欲しいときは外れて、外れて欲しいときは当たってしまう」と、まるで“マーフィーの法則”がそっくり当てはまるヤフー週間天気予報では、4.17はあいにくの天気でした。
 しかし、決行当日は、おもいっきり澄んだ青空も美しい自転車日和。
 きっと、メンバーのうちに強烈な晴れ男がいたのでしょう。
 約束の時間の10分くらい前に待ち合わせ場所に到着すると、そこにはすでにオカメーズさんの姿がありました。
 おそらくオカメーズさんはかなり早くに待ち合わせ場所に到着されて待っておられたのでしょう、とても誠実な方であることがこのようなことで伺えます。
 このような方と一緒にロングライドすることは、とても安心することができるというものですね。
 その後、すぐにハイエースに乗ったユッキンさんが登場。
 初対面の人とお話しするとき、非常に緊張してしまう私ですが、とても明るくて気さくなユッキンさんとお話ししていると、あっという間に緊張が解きほぐされていきました。
 というわけで、ディープ大阪ゾーンである“南大阪”居住の自転車ブロガー3人と、ユッキンさんの「デローザ・ネオプリマート」、オカメーズさんの「クオータ・カルマ」そして、私の「ピナレロ・クアトロ」と言うイタリアンバイクと3台いう夢の共演は、早朝の阪神高速を駆け抜けるハイエースの中で始まったのです。

 さてさて、初めてのアワイチロングライド・・・どうなるのでしょうか?
 つづく・・・・

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高性能ホイールをレンタル(キシリウムエリート編)

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 小学2年生のたーちゃん@娘といっしょに“スイート・プリキュア”を、毎週日曜日の朝やYouTubeで見ていると、ロングライドのときに、そのオープニングテーマをつい口ずさんでしまうたーちゃんです。おはようございます。l

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 “プリキュアシリーズ”・・・・小さな女の子がいらっしゃるパパサイクリストさんにとっては、非常になじみの深いアニメではないでしょうか?
 ストーリーはちょうど1年で完結し、内容は毎年異なったものになるのは、毎年、新たなアイテムやオモチャを売らんとする商魂を感じてやみません。
 娘に「プリキュアの○○買って〜」と言われて買ってあげても、1年も経過しないうちに、それが“旧モデル”になってしまうのです。
 毎年毎年、新たなプリキュア関連商品の消費意欲を煽ろうとするオモチャ業界の圧力が製作者側にかかっていることを想像するに難くありません。
 さらに、プリキュアシリーズの恐ろしさは、登場キャラクターが増殖するということです。
 3年前の「Yes! プリキュア5 Go Go!』にいたっては、登場キャラクターが5人もいるのにも関わらず、さらに一人追加すると言う厚かましさされ見せていました。
 プリキュア関連商品の消費が落ちれば、あらたなキャラクターを登場させて、再び購買意欲を刺激しようとする・・・・そんな意図が見え隠れするところに“大人の汚さ”を子どもの純真な心が汚されているのでしょう。

 さて、そんなスイートプリキュアが朝日放送で放送されている日曜日の朝、われわれ南大阪自転車ブロガー連盟の3名は、淡路島に上陸し、4・17南大阪ブロガー連盟アワイチ決起集会を開始せんとしていました。

 今回のアワイチ走行データはここをクリック!


↓やっぱり高性能ホイールはちゃいまんなぁ〜





 「23cの誘惑」管理人であるユッキンさんのハイエースから3台のイタリアンバイク(デローザ・ネオプリマート、クオータ・カルマ、そしてピナレロ・クアトロ)を順次降ろしていると、ユッキンさんから「これ使ってみる?」と、びっくりするような提案を頂きました。
 そう、ユッキンさんの“キシリウムエリート”を私のピナレロクアトロ“疾風号”に履かせて、アワイチさせてくれたのです。
 ホイールを試乗するというチャンスは滅多に無く、しかも150km以上の平坦な道もあれば山岳路もあるアワイチで、ホイールの試乗ができるとは、またとないチャンス。
 そんなユッキンさんのご好意に甘えて、ピナレロクアトロ君にキシリウムエリートを装着してアワイチに挑んだんです。
 ところで、ピナレロクアトロの“105仕様”には、シマノのロードバイク用ホイールでも、極端に安価であり、ちまたでは“撒き餌ホイール”と呼ばれているR500が標準装備されています。
 そんなR500に対して、私はシマノに「自転車マーケットに安価な“撒き餌ホイール”を大量に撒きまくって、シマノユーザーを増殖させ、最終的にはデュラエースの高級ホイールを購入させる」という意図を感じてやみません。
 実際、自転車ブログ村に登録されているブログを見る限り、ロードバイク購入者の多くが、購入後すぐにこのホイールから、もっと高性能のホイールに交換しているというマーケティングリサーチの結果が私の元に報告されています。
 ショップの社長さんからも、「このホイールは“とりあえず”ついているホイールですから、良いホイールに変えてみたら全然ちゃいますよ」と言っていましたが、もちろん、私も将来的には、貯金が目標額に達すれば速やかに高性能なホイールを購入したいと考えている今日この頃でございます。


↓ブロガーである以上、ブログ用写真を撮らずにはいられない。





 それでは、どんなホイールが欲しいのかと申し上げますと、もちろん、シマノ・デュラエースWH7900−C24−TUですが、“撒き餌ホイールR500作戦”というシマノのマーケティング戦略にどっぷりはまってしまっているではありませんか!
 その一方で、高価な高性能なホイールを購入することが、はたして私の自転車生活にとってベストな選択なのか疑問を感じていました。

 とあるブログでR500ユーザーがこう言っていました。
「良いホイールを買っても、R500との価格差分の違いは実感できないので、むしろ、高価なホイールを買うお金で、いろいろな場所にロングライドしたり、行く先々で美味しいものを食べたほうが良い・・・」
 たしかに、こういう考え方も、一理あります。
 シマノのエントリーモデルR500とハイエンドモデルであるデュラエースのホイールとの価格差は、こないだお話ししたとおり10万円近くになります。
 もちろん、両者の性能差は感じることができたとしても、はたしてそれが10万円分の価格差に相当する価値があるかどうか問われて、「感じ取ることができます!」と言い切ることができる方はそう多く無いでしょう。
 それならば、10万円分、ホイールではなく、違うことに使おうという考え方も“アリ”かもしれません。
 また、当ブログに“通りすがり”さんから・・・・
 違いがわかるって仰る方がよくいらっしゃいますが 名前を伏せて乗らせてみたいもんです。
 違いがわかってもそれが良いのか悪いのかなんてわかるんでしょうかねw 長年競技に関わって語るならいざ知らずw
・・・・というコメントが寄せられました。(ところで小文字のWって何?)


↓ キシリウムエリートを履いた状態のピナレロクアトロ君






 通りすがりさんがおっしゃられているとおり、ホイールの違いは実感できても、それの良し悪しと言うのは分からないことなんでしょうか?
 いかんせん、R500しか持っていない私には、比較検討する対象を知らない以上、なんとも言えないのです。
 ただ、私はR500にとりたてて不満を感じるわけでもなく、むしろ、R500でで必要十分だと思っていました。
 「新しいホイールほしいなぁ〜」と漠然と感じていたものの、だからと言って、“嫁を質に入れても欲しい”というレベルの購入意欲には達していなかったのです。
 ただ、ショップの社長さんが言っていたように、「高性能なホイールを変えれば、走りがまったく異なる」ということが、一体どういうことなのか・・・・そのことについては是非とも知りたいと思っていましたが、なかなか知り得る機会と言うのには恵まれませんでした。
 そんな、一度はR500以外の高性能ホイールを試してみたいと思っていた私にとって、ユッキンさんのご提案は、まさに“闇夜に提灯”“渡りに船”“渡哲也と炊き出し”というまたとないチャンス!
 STIのブレーキレバーを握って、ブレーキの効きを確認したのですが、ほとんど効きません。
 「えっ、どないするんや〜」とあせりつつ、なんとか停車に成功。
 ブレーキを見たところ、クイックリリーズレバーを解放したままであったことが判明。
 R500以外のホイールを履けることに狂喜乱舞してしまった私は、つい基本的なコトを忘れていました。
 このまま気がつかず走っていたら、、ブレーキが効かず、前方を走っているオカメーズさんに追突してしまうという危険があぶない状態だったのです。
 出発前の点検は欠かせられないことが身を持って痛感したのは言うまでもありません。
 さっそく、われわれ3名は淡路島北端の岩屋を出発して、ひたすら南下を始めました。
 出発して30kmほどはずっと平坦な海沿いの道路なので、潮風の香りも心地良く、ついついギアをシフトアップして加速していきます。
 私は「トップギアまであと3枚くらいあるなぁ〜」と思ってSTIのレバーを押し込もうとしたそのとき、いきなりSTIのシフトアップ側のレバーが突然動かなくなりました。


↓見事にスネ毛を剃りあげております。奥さん、触ってください。





 「えっ、こんなときにギアトラブルなんて・・・・昨日、ショップに行って調整してもらったのに・・・・」とちょっぴりショックなたーちゃんでしたが、後輪のスプロケを見てみると、すでにチェーンはトップギアに入っています。
 つまり、同じ感覚で走っていても、キシリウムエリートは、R500よりもギアが2〜3枚分軽く回すことができるということが判明しました。
 高性能なホイールで走りが違うということはこういうことなのか〜と感激しながら、淡路島南部のヒルクライム地域に突入。
 ヒルクライムでもめちゃくちゃ軽く登ることができます。
 R500よりも、私の脚力がそっくりそのままペダリングを通じて後輪に伝わっている・・・・そんな印象を受けました。
 そのほかにも、加速するときもR500よりもダイレクトに加速してくれますし、高速カーブのときも安心感が高かったと思います。
 シマノ以外のハブについて「懸案事項」であったラチェット音も、私にはむしろ心地良い響きだったのは意外なことでした。
 とにかく、やっぱり高性能なホイールは違いまんなぁ〜奥さん!今晩、大サービスしてダンナさんに買ってもらいなはれ!
 かくして150kmの試乗を終えて、ユッキンさんにキシリウムエリートをお返ししたとき、それまで“漠然”と欲しかった高性能ホイールが、「欲しい欲しい病」の“明確な”対象になったことは言うまでもありません。
 ユッキンさんありがとうございました。

 通りすがりさんは「違いがわかってもそれが良いのか悪いのかなんてわかるんでしょうかねw」とおっしゃられています。
 でも、ロードバイクど素人の私には「キシリウムエリートが、R500よりは良い」ということははっきりと分かったのですが・・・・・

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