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アワイチはロンググルメライドです。

 清水の舞台から飛び降りる覚悟で、1万円出してパールイズミのシームレスビブショーツと、3500円程度で買ったwiggleブランドのdhbのビブショーツ・・・・・履き心地が良かったのは後者だったことにショックを隠しきれないたーちゃんです。おはようございます。

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 パールイズミのシームレスビブショーツ・・・・いつも海外通販を利用している私も、わが国の経済に寄与せんと、たまには国内ブランドの商品を買ってみようと思って買いました。
 国内ブランドの高品質で名高いビブショーツですから、さぞ、お尻にも柔らかフィットだと期待しつつ、ビブショーツデビューinアワイチ。
 ところが、アワイチの後半戦になるとお尻の痛みに耐え切れず、お尻を浮かせるために、平地であるのにもかかわらず、意味が無いダンシングをする羽目に・・・
 しかし、この痛みに耐えた暁には、3Dパットもお尻になじんできて、ご褒美として、私を快楽の境地&悦楽の神秘に誘ってくれるものだと期待していました。
 でも、SMクラブに初めて行った人が、鞭でしばかれ、ロープで縛られ、罵詈雑言を浴びせかけられる苦痛に耐えて、やっと“お楽しみタイム”が来るかと思ったら、“はい、お疲れ様でした”と言われて終わってしまった・・・・そんな悲しき物語と同様の結果になるかもしれません。
 そんな悲しい結果になるような気がしてなりません。
 しかし、クロスバイク“フィッツ君”のサドルも、乗り始めた頃は江戸時代の拷問“三角木馬”に跨る犯罪者のような苦痛だったのですが、いまや、ママチャリよりもコンフォートに感じてしまいます。
 きっと、パールイズミのシームレスビブショーツも、いつの日か私の臀部にピッタリとなじんでくる日を願いつつ、本文に入ってまいります。


↓終始海岸線沿いを走るアワイチは美味しいものもいっぱい。



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 さて、近畿圏ロングライド系サイクリストの聖地と言えば、言わずとも知れたビワイチ(琵琶湖一周)&アワイチ(淡路島一周)。
 どっちも魅力的なコースではありますが、わたし的に言わせてもらえれば、面白いのは圧倒的にアワイチでしょう。
 ビワイチはコースのほとんど平坦であり変化に乏しいのに対し、アワイチは海沿いの爽快な平坦路もあれば、山岳地域のヒルクライムもあり、バリエーションに富んでいて飽きることがないからです。
 また、ビワイチは一度スタートすると、なにかトラブルがあっても“一周”しなければ帰ってくることができないのに対し、アワイチはショートカットコースが何ヶ所かあるので、初心者向きでしょう。
 私の出身が、近畿圏でも内陸部である京都市であったことから、海に対する憧れが深いという、実に個人的な理由も加味されているのかもしれません。
 まあ、奥さん!とにかく面白いのはアワイチですから、この連休中に「どっちにしようかなぁ〜」と悩んでいる貴女には、アワイチを強力に推薦したいところです。
 「お金は無いが、ヒマは腐るほどある」という、タイムブルジョアジーの方は、先にビワイチに挑戦し、その後、アワイチに挑戦されるほうが良いでしょう。
 しかしながら、自転車ブロガーとして、ビワイチよりもアワイチのほうが魅力的である・・・・その理由はそれだけではありません。
 なんと言っても、潮風の香りを楽しみつつ、海岸線を走るアワイチ・・・・そう、海沿いを走るのですから、当然美味しいものもたくさんあるんでっせ、ご主人。
 

↓淡路島南端の漁師町福良にて、鳴門海峡の荒波にもまれたタコの情けない姿。


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 もちろん、ビワイチの琵琶湖にも美味しいものや名物は無いわけではありません。
 琵琶湖名物と言えば、“日本のチーズ”と呼ばれる珍味「鮒寿司」。
 塩漬けした鮒のお腹の中にご飯を詰めて1年間発酵させたその珍味は、強烈な香りが鮒寿司マニアには堪らないそうですが、そんなモノをロングライド中に食べたいと思う人がいらっしゃれば、是非ともお目にかかりたいところです。
 そのほかにも、不味くて美味しい不思議な味覚の「つるやのサラダパン(ホットドッグパンの中に、マヨネーズで合えた細切りタクアンを挟み込んでいるもの)」とか、「風月堂の欧風ホットドッグ(魚肉ソーセージが挟んであるチープデリシャスなファーストフード)」などがありますが、たしかにそれらはブログネタ的には美味しいシロモノです。
 しかしながら、わざわざ自転車に乗って、食べに行くほどのものかと言われれば、どうなんでしょうか?奥様。(といいつつ、食べに行くために358kmの道のりをクロスバイクで走りましたが・・・)
 このように、滋賀県そのものには美味しい食べ物があるに違いませんが、ビワイチの場合、美味しい食べ物を食べるチャンスに乏しいような気がするのです。
 しかしながら、終始、海岸線沿いを走るアワイチは、新鮮なシーフードにありつけるチャンスに恵まれていることから、もし、あなたが“ロンググルメライド”をお好みでいらっしゃるのであれば、アワイチをオススメしたいのです。
 もちろん、淡路島の名物はシーフードだけではありません。
 自宅内にバスが走っているというウワサも耐えない関西セレブおばちゃんである、上沼恵美子によって、一躍スターダムに躍り出た淡路島のタマネギ。
 たしかに、この時期の新タマネギは、フルーツに匹敵するほどの甘さで美味しいのですが、いくら美味しいからって、路上でタマネギを丸かじりするあなたはどこか問題があるのかもしれません。
 私でよければ相談に応じますので、どうか早まらないでください。


↓アナゴの蒲焼はその香ばしい香りが看板代わりである。


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 以上のように、アワイチは美味しいものにありつけるチャンスが極めて高いロングライドコース。
 アワイチをすでに10回ほど経験されている「23cの誘惑の管理人」であるユッキンさんのガイドのもと、アワイチの美味しいものを満喫してきました。
 今回は、路上の屋台や出店などで“買い食いグルメ”を中心に楽しんできたんですが、これが美味しかったことはもちろんですが、私のように“ソロ・ロングライダー”にとってはとても役立つ情報だと思うんです。
 というのも、レストランや食堂の場合、高価なロードバイクから目を離しながら、食事をしたとしたとしても、ロードバイクが盗まれないか心配になり落ち着いて食事を楽しむことができません。
 一方、買い食いグルメだと、ロードバイクから目を離すことなく楽しめるのでとても安心して楽しむことができるんですね・・・しかもローコスト。
 さて、淡路島に決死の上陸作戦を敢行したわれわれ南大阪自転車ブロガー隊のめんめんは、一路、淡路島南端の福良まで、敵の抵抗を受けることなく進撃しました。
 漁師町・福良は、鳴門海峡の“うずしお”を見るための観光船が発着する港があるように、鳴門の荒潮で揉まれて育った海産物が豊富なロケーション。
 ここで、われわれはまず、練物屋というお店で“天ぷら(さつま揚げ)”を堪能するのですが、このお店はショーケースに商品があるにもかかわらず、注文すれば新たに揚げて作ってくれると言う誠実なお店。
 ここで私はタマネギ揚げと、海老揚げをオーダー・・・・やはり、冷えた天ぷらとは一線を画する美味しいものでした。
 そして、そのままわれわれは50メートルほどカニのように横移動して、福良港近くの商店に移動。
 ここで、ゆでダコの試食で、鳴門渦潮の荒波で鍛えられたタコの弾力を楽しみつつ、海とはまったく関係の無いおでんをオーダー。
 必要以上に付属していたカラシをたっぷりつけて塩分補給をすませた私は、名残惜しくも次の目的地に移動したのです。


↓思いっきり頬張っています。


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 福良からわれわれは淡路島最南端にある「道の駅うずしお」に到着。
 ここでは、道の駅のお店の中で試食品を満喫したのですが、ここの試食は堂々と楽しみましょう。
 本当の“漢”なら、白いご飯を持参すれば、試食品をおかずにすれば、相当な“食事”になりうりますが、私にも良識と言うものがあるのでさすがにそこまではできません。
 この道の駅には、眺望の良いレストランがあって、中は家族やデートと思われる羨ましい若いカップルがたくさんいましたが、途中、われわれが追いついては、追い抜かれていった高級ロードバイク(TIME&電動デュラエースとスペシャライズドターマック)がおそらく2000円位するであろう定食を食べているのを発見。
 やはり、ブルジョアジーローディーの食事は優雅でありますね。
 私のように、試食で満腹して満足してはいけないのです。
 さて、道の駅うずしおからを出発したわれわれは、淡路島を反転して北に向けて進撃を再開。
 今回のロングライドで是非とも食べたかったもの・・・・それは北淡にある魚増鮮魚店の「焼きアナゴ」。
 ウナギはもちろん、ハモとかアナゴという、にょろにょろボディー系の魚が大好きである私は、この焼アナゴが食べたいと念願していました。
 このお店は大人気店で、常に長蛇の列ができていて並ばないと買えないということで、先を急ぐわれわれの旅ですから、混んでいたら断念しようと言っていたのですが・・・・なんと、ガラガラに空いていたんです。
 このお店でたーちゃん@妻&娘のお土産として3匹+店先で食べる1匹ご購入。
 このような気くばりが末永く自転車生活を送る術であることは、みなさんもすでに配意されていることかと存じます。
 店先でアナゴの蒲焼を頬張ると、このロングライドもとうとうフィナーレを迎えます。
 


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アワイチの最後で、われわれを待っていたのは・・・・

 自転車に二人乗りしている高校生のカップルで、女の子が運転する自転車の後ろに男の子が載せてもらっているのを見かけるたびに、わが国の男子はかくも情けないものかと残念に思っているたーちゃんです。おはようございます。

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 高校生の二人乗りって、男の子が運転して、女の子が“横座り”で乗る・・・・というイメージを抱いていたんですが、最近は“ジェンダーフリー教育”の影響が現れているのか、逆転現象が起きているのかもしれませんね。
 近くに高校があるんですが、めちゃくちゃチャリンコの二人乗りが多いんです。
 その高校のクオリティーは、通学する生徒を見れば押して知るべしなのですが、とにかく自転車マナーが悪い。
 この前、この高校の近くにある歩道を歩いていたら、後ろから来た二人乗りの高校生から「どいてください〜、轢きますよ〜」と言われました。
 私が通学していた高校は山の上にあり、さらに男子校だったので、チャリンコに二人乗りする翔んだカップルなんてあり得なかったのです。
 ちなみに、私も自転車通学していたのですが、チャリンコを二人乗りしたことも、後ろに誰かを乗せてあげた記憶・・・・どうしても思い出せません。
 どうしてやろか〜・・・・と考えてみました。
 その結果、よくよく考えてみると、それは私がルールを守った生真面目な高校生だったからではありません。
 ラグビー部の3番プロップであり、体重が100kg近くあったデブ高校生の私は、誰から運転する自転車に乗せてもらえる機会はおろか、乗せてあげることも私の巨体が過積載となって、物理的に不可能だったんです。


↓淡路島南端の道の駅うずしおで記念撮影。


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 さて、ここで本題に入る前に、私がロングライドで携行しているカメラやその携行方法についてご質問があったので、まずそれにお答えします。
 私がロングライドに持っていっているデジタル一眼レフカメラは、キヤノンEOSkissX2です。
 それに、交換レンズとして“隠れLレンズ”と名高い広角ズームレンズ「EF−S10−22mmUSM」と、お手軽マクロレンズEF−S60mmマクロUSM」を持っていっています。
 広角ズームレンズがあれば、標準レンズ(人間の視野と同じ感じに写る)として使えますし、広大な景色を撮ることもできます。
 また、マクロレンズは、食べ物やお花など接写することもできる反面、望遠レンズとして使うと背景がボケてくれるので立体的な写真も撮ることができます。
 これらのカメラ本体(ボディーと言います)と、2本のレンズはドイターのバックパック“レースエアーEXP”の中に無造作に突っ込んでいて、撮影したいときにカメラを取り出して撮影できるようにしています。
 ただ、ロードバイクの集団ロングライドの場合、デジタル一眼レフカメラはイマイチな感がありました。
 というのも、今回のロングライドでもデジタル一眼レフカメラを持っていったのですが、撮影しようとするたびに、背中のバックパックをいちいち降ろして、中から一眼レフカメラを取り出てから、ようやく撮影できるというように、デジイチの撮影は時間がかかります。
 その結果、同行者を待たせてしまうことが多々ありました
 また、シャッターチャンスがあっても、そのたびに停車しなければならず、ついつい面倒くさくて、せっかくのチャンスを逃してしまうことのほうが多かったのです。
 それに比べて、「23cの誘惑」の管理人であるユッキンさんは首からコンパクトデジカメ(コンデジ)をぶら下げ、バックパックの胸とお腹のストラップで首からぶら下げたコンデジがブラブラしないように固定しつつ、走行しながら景色や同行者の走行シーンを撮影しているのを見て、「なるほど、コンデジだとそんなことができるんや!」と目からウロコだったのです。
 ユッキンさんが使っていたコンデジはパナソニックのルミックスシリーズ“LX5”という広角&明るいレンズのコンデジ。
 28mmという広角であり、F2.0という明るいレンズはそこそこのボケ味も表現できるかと思います。
 どんな写真が撮れるのかと言うと、ユッキンさんのブログをご覧ください。
 ちなみに、今欲しいアイテムは、ホイールの次にこのコンデジです。



↓自転車ブロガーが淡路島で奇跡のランデブー


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 遅くなりましたが、本題に移ってよろしいでしょうか?ご主人!
 今回のアワイチ・・・・淡路島最南端である鳴門岬から一路北上したわれわれ南大阪自転車ブロガー連盟の3人は、淡路島の西海岸沿いに伸びる淡路サンセットラインを快調に進撃していました。
 サンセットラインと言うくらいですから、夕方になると、さも美しい夕焼けが瀬戸内海の水面に輝き、思わず小柳ルミ子の「瀬戸は日暮れて、夕波〜小波〜♪」と口ずさんでしまいそうになる絶景が繰り広げられるのかもしれませんが、あいにく、次の日から仕事がある3人はそんなゆとりはありません。
 時速35kmくらいの巡航速度を維持して北に向けてただひたすらに走ります。
 北に向かって走る・・・・・と言うと、小林旭の「北へ」とか「北帰行」を思わず口ずさんでしまうような男のロマンを彷彿とさせますが、淡路島ののどかな雰囲気からはそんなロマンを感じることはまずありません。
 ただ、サンセットラインを初め、淡路島の周回路は海までの距離が総じて近く、海面と路面との高低差が少ないので、海好きなサイクリストなら、思わず加山雄三の「海よ〜俺の海よ〜♪」と口ずさんでしまうことは請け合いです。
 潮風の香りを常に意識しながら、穏やかな海岸線沿いの道を走り続けるアワイチは私の知る限り、最高のロングライドコースでした・・・・と思わずここで終わりそうになりましたが、今回のロングライドでサプライズ第一弾をまだお話してませんでした。
 そのサプライズ第一弾は・・・・サンセットラインの緩やかな上り坂を登っていると、前方に小径車に乗った女性×1名&男性×名のドリカム状態3人組を追い越したときに始まったのです。


↓最後はノンアルコールビールで乾杯!・・・しているところを撮影するのは自転車ブロガーの悲しき性。


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 「ようそんな小さな自転車でアワイチするなぁ〜」と感心しつつ、右横を「こんにちは〜」と言って追い越して行きしばらく走ってから、遅れているユッキンさんとオカメーズさんを待っていました。
 すると、ユッキンさんがその小径車の人と非常に親しげな感じでおしゃべりしながら近づいてくるのを認めたのです。
 このとき、私は非常に気さくなユッキンさんですから、初対面でいきなり意気投合したのかなぁ〜と思っていたら、なんと、私のブログにリンクしていただいている「tac−phenで行こう!」の管理人であるtac−phenさんだったんです。
 サイクリストで自転車ブログをしている人は全体の何パーセントかは知りませんが、他の趣味と比較してけっして少なくないでしょう。
 けれども、同じ時間、同じ場所で遭遇するというのは、奇跡に近いと言っても過言ではありません。
 もし、私がブログをしていなければこのような出遭いというのは無かっただけに、ブログを通じた不思議でステキな縁にいまさらながら感激した次第でございます。
 さらに、このとき、山六興業というちょっとアウトローなネーミングである自転車ブログ管理人イヨッキュさんともお知り合いになることができ、今後の交流を固く誓いつつお別れしました。
 ちなみに、このイヨッキュさんとそのお友達の女性が乗っておられた「ポケットロケット」というドロップハンドルの折りたたみ式自転車・・・・めちゃくちゃ早いんですね。
 時速35kmで巡航していた私たちロードバイクにも普通に追従することができるんです。
 いくらイヨッキュさんの小径車のコンポが105であり、お友達の女性の小径車にはアルテグラ(!)が装備されているとはいえ、小径車の性能を見くびっていた自分が恥ずかしくなってしまいましたのは言うまでもありません。


↓駐車場の片隅でポツンとたたずんでいたR500


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 ここで関西小径車連盟の3人とはお別れし、われわれはさらに北上を続けました。
 やがて、明石海峡大橋が見え始めてくると、今回のロングライドもフィナーレを迎えます。
 とうとう、われわれ3人はスタート地点である岩屋に戻ってきたときには、いつもと違った“充実感”をひしひしと感じることができました。
 160kmという距離はロングライドにしてはそうハードなものではありません。
 300kmを走り終わったときと比べて、疲労感は確かに少ないものの、同じ自転車仲間が同じ自転車時間を共有することができた喜びというのは、ソロロングライドでは味わえなかった有意義な時間でした。
 これまで、私は集団でロングライドするよりは、一人でロングライドするほうが、自分のペースで、自分の思いのまま“適度な孤独”を楽しめると思っていました。
 確かに、一人で走ることも楽しいのですが、同じ自転車生活を送る者同士が同じ楽しさやしんどさを共有することのほうが得るものが多く、思い出深いものだと痛感した次第です。
 また、近々、集団ロングライドは是非とも参加したいと心からそう願っている、たーちゃんなのでした。

 エピローグ・・・

 160kmの道のりを走破したわれわれ3人は、静かな日曜日の岩屋漁港の片隅にある駐車場に到着しました。
 そこでわれわれの帰りをずっと待ち続けてくれたモノがあったんです・・・・・そう、それは私が駐車場の片隅に置きっぱなしにして忘れていたピナレロクアトロ君のR500リアホイール。
 ユッキンさんからキシエリをお借りしたときに、取り外したR500のリアホイールを片付けるのを忘れていました。
 もし、これがデュラエースだと今頃なくなっていたことでしょう。
 ・・・・誰にも関心を示されること無く、ひとりポツンとたたずんでいたR500ホイール、思わず不憫に感じてしまいました。

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下り坂(ダウンヒル)が怖いんですけど?

 代休日の取得日は、仕事の都合よりも自転車に乗れそうな天候の日をついつい選んでしまうたーちゃんです。おはようございます。

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 NHKの天気予報で「明日は、“貴重な”晴れの日になるでしょう」と言われたので、代休取得を決定。 
 もちろん、ロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”でどこかに走りに行くつもりでした。
 “でした”と言うのは、結局、この日は体調が思わしくなく、自宅で休養したため、ロードバイクに乗ることができなったからです。
 というのも、私たち家族は、3人で一緒にお風呂に入って、3人で一緒に川の字になって寝ているというライフスタイルを送っている結果、小学2年生のたーちゃん@娘7歳との接触密度は、チューブレスタイヤのビードとホイールとの関係に匹敵するほど、密着しています。
 その結果、たーちゃん@娘が小学校から伝染してきた風邪ウィルスが、寝ている間に私に感染するリスクはきわめて高いのか、起床時、倦怠感を感じました。
 最近、ブログ更新は頻繁に行っているため、ブログに使う写真の需要が増していることから、なんとかしてデジタル一眼レフカメラを持ってどこかに出かけようしたのですが、私の体は「やめときって、今日はゆっくりしとき」としきりに訴えてきます。
 しかたありません、今日はその忠告に従って、せっかくの自転車日和だったのですが、ゴロゴロ家でくつろぐことにしました。


↓このとき、何故か大阪よりも淡路島の桜のほうが、花が残っていた。


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 さて、伊吹山ヒルクライムの参加費が現金書留で返金されてきているようですね!
 先月、猛威を振るった物欲熱に感染した私はwiggleなどで、いろいろなアイテムを買いまくったり、飲み会もそこそこありました。
 その結果、カード支払い分を清算されて支給されたお小遣いを見ると、驚愕の小額だったことに落胆していた私は、返金の報せに安堵のため息をついたことは言うまでもありません。
 ですから、当初、義捐金として使おうと考えていた参加費の6,000円は自転車生活関連費として充当することにしたのです。
 「あ〜、これで今月もなんとかロングライドすることができる・・・・」と思って安堵のため息をついたのは言うまでもありません。
 ところが、事態はとんでもないことに!(←バラエティー番組風にお読みください)
 自宅でゴロゴロしながら、自宅に郵便配達人がやってくるのを心待ちにしていると、こんなメールが自宅に届いていました。
 「(参加費の返金は)5月中旬を目途に発送を完了できるように努力致しております」
 えっ、5月中旬って、4月22日に受け取った人もいるのに何でやねん!早よ金返せ!責任者出てこ〜い!
 順次、発送するのではなく、全員分の発送準備が整ってから、一度に返金したら良いのに・・・・
 と、ここで「堪忍袋の緒が切れました」と言っても詮無いこと。
 主催者側もいろいろ事情があるんですから、堪忍してあげましょう。
 というわけで、今月は爪の先に火を灯すような生活で「欲しがりません勝つまでは」。
 職場の昼食では、タッパーウェアに夕食の残りと、自分で炊いたご飯を詰めたもので済ませつつ、目の前でトンカツ定食(@600円)を食べる部下に、「俺の目の前で、俺よりも豪華なメシ、よう食えるなぁ〜」と理不尽に耐える心と、質素倹約の重要性を教え込まなければなりません。


↓淡路島南端の漁師町「福良」の露店で食べた淡路島スジ肉と大根のおでん。この大根の色を見たら注文しなければならない。


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 しかしながら、自転車生活に関わる費用の不足分は、新ホイール&新フレーム貯金から一時立替えるので、ロングライドにもパンハンティングにも行くことができます。
 ですから、自転車ブロガーのみなさん!
 「たーちゃんって金欠やから誘うのをやめとこい」とお気遣い頂かなくても、ロングライドやヒルクライム、パンハンティングのお誘いがあれば、お気軽にメールもしくは当ブログのコメント欄にお寄せください。
 日程が合う限り、いつでもご一緒したいと思います。以上、事務連絡終わり。

 さて、いつものように本文と全く関係がない前置きはこのくらいにして、私は下り坂が怖いんです。
 こないだのアワイチのときも、上り坂は良いのですが、下り坂でスピードを出すことができません。
 その結果、ダウンヒルでお二人に取り残されてしまうというシチュエーションは二度や三度ではありませんでした。
 もちろん、下り坂を早く走ることも“テクニック”ですから、なんとかしてテクニックを上達させて、人並みに走ろうとはいつも思っています。
 去年参加した、スーパーエンデューロinグリーンピアでも、下りでは次々と抜かれていきます。
 やはり、ダウンヒルも早く走ることができなければいけないのでしょうか?
 実際、ダウンヒルしている初心者女性ローディーの後ろから、ベテランライダーが「ブレーキをかけるな!、思い切って行こう!」と言っていましたが、私にはその“思い切り”が欠けているのかもしれません。
 とにかく、ダウンヒルはめっちゃ怖いんです・・・・身長180センチもある大男ですが、ハートはめちゃチキンな私を抱きしめてくれる若奥様はいないでしょうか?


↓福良に至る連続ヒルクライムでのユッキンさん。


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 自転車は自分が見た方向に曲がって行く乗り物です。
 ですから、ダウンヒルも曲がろうとする方向を凝視してさえいれば、“慣性の法則”の範囲内の速度である限り、普通に曲がることができるはず。
 でも、チキンな私は下りカーブに突入する際、「もし、カーブの出口に駐車車両が停まっていれば」とか、「砂が落ちていてグリップできなかったら・・・」と想像してしまいます。
 その度にブレーキレバーを握ってしまうんですが、それはカーブだけではありません。
 直進の下り坂でスピードを出して走ったとしても、「もし、ここで前ホイールが外れたら死んでしまう・・」と考えると自然とSTIに指が伸びるのですが、奥さん、どうしたら良いんですか?
 さらに、カーブで転んでしまったとして、その後どうなるのでしょうか?
 もし、大怪我をして松葉杖で出勤すると、ロードバイクに良い感情を抱いていない上司からは「ほれ、言わんこっちゃない・・」に思われるでしょう。
 その結果、その上司からは、これ幸いと「あれもアカン」「これもアカン」「なにもアカン」と言われた挙句、「自転車に乗ったらアカン」と自転車通勤が禁止されることになるかもしれません。
 そうなると、私一人だけの問題ではなくなってしまいます。
 そんなことを考えると、どうしても下りカーブではスピードを出すことができなくなってしまうんですね。


↓六甲山ヒルクライムで好成績を残されたオカメーズさんのヒルクライムはさすがであった。


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 一時期、下りカーブで人並みにスピードを出すことができるようになりたいと思ったこともありました。
 けれども、別にスピードを出さなくても良いのかもしれないと考え方を変えたのです。
 ちなみに、ゴルゴ13がプロの要件として人に聞かれて、「10%の才能と20%の努力、そして30%の臆病さ・・・残る40%は"運"だろうな・・・」と答えましたが、 やはり、公道を走る以上、ゴルゴ13なみの「臆病さ」でなければいけないような気がします。
 別に、ゴルゴ13のように相手と握手をするのを拒んだり、背後に立たれるのを避けたり、酒場で酒を注文するときは、新たなボトルの酒を注いでもらったり・・・そんな必要はありませんが、いたるところに危険があぶない公道では、「・・・・・かもしれない」という気構えの必要はあると思います。
 むしろ、これまで私が無事故でいられたのは、この性格があったからかもしれません。
 ですから、レース場などの閉鎖道路で無い限り、これからもカーブはゆっくりと走ろうと思います。

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「デュラエースWH−7900−C24TL」を手にするには

 ロードバイク乗りの身だしなみとしてスネ&モモ毛をそり落としたものの、わずか数日で生えてくる毛がチクチクするので、一緒にお風呂に入っているたーちゃん@娘から「パパの足にチクチクして痛いから、触らんといて!」と敬遠されて、ちょっぴり寂しいたーちゃんです。おはようございます。


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 生まれて初めてスネ毛を剃ったときは、スネ毛やモモ毛がT字カミソリに絡みつき、剃り上げるにはかなり悪戦苦闘しました。
 しかしながら、そんな苦労の末に、ツルツルにそりあがり、まるで生まれたときの素肌のようになった足を見ると、なかなかなまめかしく、ソコソコの満足感を感じたものです。
 先日のアワイチで、完璧に剃り上げられた私の美脚を披露させていただいたのですが、いかがでしたか?
 今、このブログをご覧になっているあなたも、思わず頬ずりしたい衝動に駆られたかもしれませんね。
 しかし、美しさというのは儚いもの。
 それから数日たったある日、それまでツルピカハゲ丸であった私の足をよく見てみると、数ミリの毛が「おはヨーグルト!」と言わんばかりに、元気に生え出してきました。
 これらの毛を生えている方向に逆らって撫でてみると、チクチクしてちょっと痛くて仕方ありません。
 このままでは、入れ歯接着剤“ポリデント”のTVCMで、孫から「おじいちゃん、臭〜い」と言われて嫌われるように、たーちゃん@娘にも嫌われてしまいます。
 と言うわけで、またT字カミソリを使って、スネ&モモ毛を剃り上げツルツル状態にしたのです。
 しかしながら、ビブショーツやレーパンのシーズン中、これからずっとそり続けなければならないと思うと、かなり面倒くさく、ため息が出てしまう今日この頃、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?



↓晴れたらここをぶっとばしたい。


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 さて、スネ毛&モモ毛の話題はこのくらいにして、去年、私はロードバイク貯金のために、自分を自分で褒めてあげたいくらい質素倹約な生活を送ってまいりました。
 昨日のブログでもお話しましたが、職場のランチで1食600円のトンカツ定食を貪り食う部下の前で、自らタッパーウェアの中に夕食の残りと、自ら炊いたご飯を詰めた弁当で昼食を済ませ、飲み会も極力断り、自動販売機でジュースを買うことなんてもってのほか・・・
 そんなケチケチな耐乏生活に耐えた結果、当初2年越しのロードバイク購入計画も、“想定外”の速さでコトは進み、1年で購入することができたのです。
 ロードバイクを購入するまでの生活は苦しかった・・・・
 喉が渇いてジュースを飲むみんなの前で、自分だけ飲まずに我慢するひもじさ・・・・
 「今日、飲みに行きませんか?」と誘われて、「ごめん、今日、娘と外食するねん・・」と1年2〜3回しか外食しないのに、嘘をつく罪悪感。
 それらに耐えて花咲く、ロードバイクの購入。
 かくして、必死に貯めた30万円を片手に大阪狭山市にあるサイクルランドサカタニにピナレロクアトロの納車を受けたときの喜びは皆さんも想像に難くないかと思います。 しかし、私としてはピナレロクアトロを手に入れたときの正直な感想は、喜びもさることながら、耐乏生活から脱出することができると言う“安堵感”のほうが大きかったのかもしれません。
 ピナレロクアトロ“疾風号”さえ、手に入れることができれば、標準的なお小遣い制サラリーマンとして、標準的な生活を送ることができる・・・
 それは、まるで刑期を終え、刑務所からシャバの世界に出てきたときの懲役囚と、さも似た感情なのかもしれません。


↓納車を受けるとき、喜びよりも開放感のほうが強かった。



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 しかし、刑期を終え社会復帰を果たした懲役囚が待っている現実は、彼らが刑務所の中で思い描いていた自由な社会は、決して彼らにとっては生易しい社会ではありません。
 それと同じように、耐乏生活1年の刑期を終え、ロードバイクを手にした私も、耐乏生活から脱出できるはずだったのに、未だに脱出することはできないのです。
 働けど働けど、始末して節約してもいっこうに楽にならない私の自転車生活・・・・それは何故でしょうか?
 ライフプランナーに相談しようと思ったのですが、その原因はすぐに分かりました。
 ・・・・・そう、ロードバイク貯金が終わっても、ずっと、寡少なお小遣いから、毎月1万円づつの“積立貯金”を継続しているからです。
 私のお小遣いは、30代サラリーマンの平均的なお小遣いよりもやや少ないくらいですから、ここから1万円を差し引かれたら、どのような生活を送らなければならないのかは、経済ジャーナリストのくせに、「冷蔵庫の結露の水を貯めて・・・」というようなセコイ節約術で有名な荻原博子さんでなくても容易に想像がつくかと思います。
 さて、このたびめでたくロードバイクを手にしたのに、どうして私が積み立て貯金を継続しているのでしょうか?
 それは、やはりある程度の貯金がなければ、何かあったときに不安であることはもちろん、ロードバイクは“消耗品”である以上、常に時期ロードバイク購入計画を推進させる必要があるからです。 
 とくにカーボンバイクは、クロモリバイクよりも消耗品感がとても強く、このままのペースで乗り続けるとすれば、数年後にはフレームを交換しなくてはなりません。
 「複数のカーボンバイクを所有して、交互に乗っていれば長持ちする」という考え方の方もいらっしゃいますが、カーボンバイクは乗らなくても、自然と劣化していくので、積極的に乗ってあげるほうが良いような気がします。
 私の愛読書である「ロードバイク選びは自転車バカに聞け」の著者である菊池武洋さんも、「ヨーロッパでは、アマチュアライダーでもフレームは2〜3年ごとに交換する」と言っていますが、安全性の上でも、性能面の上でもいずれはフレームを交換しなければならない日がやってくるのです。


↓一般人から見たロードバイクのイメージはこんなものでしょうか?


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 というわけで、私はその日にそなえてロードバイク積立貯金を継続しているのですが、もちろん、そのお金の使途はフレームだけではありません。
 というのも、ロードバイクの消耗品はフレームだけでは無いからです。
 フレームの次に高価な消耗品といえば、そう「ホイール」。
 ホイールも消耗品ですから、いずれは交換しなければなりません。
 しかし、フレームと違って、ホイールは自然劣化することはないので、複数同時に所有し、交互に使用すれば長持ちさせることができます。
 たとえば、通勤やトレーニングでは、“とりあえずホイール”のR500を使い、イベント、レース、ロングライドには、決戦用ホイールで本番行為に及ぶのです。
 そうすれば、決戦用ホイールはもちろん、R500自体も長持ちさせることがでるので、一挙両得なお買い物になります。
 とうわけで、できるだけ早く・・・・夏までには、決戦用ホイールを購入し、スズカ8hエンデューロ秋スペシャルを初めとした各種イベントに間に合ったら良いなぁ〜と企んでいます。
 どのようなホイールを購入するのかと申し上げますと、今のところは、デュラエースWH7900C24TL。
 マビックやフルクラムなど海外メーカーのホイールと比べて、性能対価格(コストパフォーマンス)が良く、やや地味なデザインですが、そのシンプルないでたちはどのようなフレームにもマッチすると考えたからです。
 しかも、チューブレス対応ということで、仮にチューブレスタイヤを使用しなかったとしても、いつでもその気なればチューブレスタイヤを使用できるということは、何かしらのメリットがあると思うんですよ、奥さん!


↓ここではぶっとばせない。


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 また、ショップの社長さんも、「ホイールを変えるなら、これ(デュラエースC24)が良いよ」とオススメしていました。
 しかし、先述のように“決戦用ホイール”としてホイールを購入する場合、同時にタイヤとスプロケも買わなければいけないということですよね。
 ですから、全部で12万円・・・・けっこう良いお値段がしますが、これはロードバイク生活を送る上で避けては通れぬ道。
 欲しがりません、買うまでは!をモットーにこれからも頑張りたいと思います。
 さて、同じシマノの製品でも、デュラエースグレードは格別に高価な価格設定になっております。
 たとえば、コンポ一式の価格を比較すると、105とアルテグラの場合、その価格差は3万円程度です。
 けれど、アルテグラとデュラエースと比較すると、一挙に十数万円の価格差があるんですよ!
 聞くところによると、デュラエースはコストを度外視して、品質重視で製造されていることから、意外なコトに利益率はあまり高くないと聞いたことがあります。
 にも関わらず、デュラエースホイールだけどうして「コストパフォーマンスが良い」という評価を受けるのか、それはロードバイク界の7不思議と言われているとか、いないとか・・・
 いずれにせよ、コンポ自体も消耗品ですから、いずれはアルテグラやデュラエースへと時間をかけて徐々に交換することになるでしょう。
 そのときに、バランスを考えれば、デュラエースのホイールを購入するのは正しい選択肢なのかもしれないと、自らに思い込ませて今日も倹約生活にいそしむたーちゃんなのでした。


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ブレーキシューなら、デュラエースに

「ノンアルコールカクテル」って、ただのジュースとどこが違うのか、責任者に説明していただきたいたーちゃんです。おはようございます。

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 ノンアルコールビールであれば、どうしてもビールを飲みたいが、仕事中であったり、自動車を運転しなければならない・・・そんな人にとってはとてもありがたい存在だと思いませんか?
 実際、先週、われわれ南河内自転車ブロガー委員会による淡路島一周ロングライド(アワイチ)が成功した際、スーパー銭湯併設の盛大に執り行われた記念の祝宴に供されたのも、ノンアルコールビールでした。
 このノンアルコールビール・・・・意外にもホンモノのビールを飲んだかのように、酔った気分になるんですね。
 まさに、これをフラシーボ効果と言わずして何を言わんかですが、果たして、ノンアルコールカクテルで同じような効果を得ることができるのでしょうか?
 アルコールを含まないカクテルと言うのは、昔からカクテルのレシピにあるものの、“ノンアルコール”と銘打てば、「ビールが苦手やけど、カクテルなどの甘いお酒やったら飲める」という軟弱な男性にウケるであろうというマーケティングが見え隠れしています。
 と言いつつも、晩酌はビールを飲みたいところですが、ビールはお小遣いで買わなくてはならないので、やむを得ず、家計から支弁されているイオンブランドであるトップバリュのチューハイ(@88円)に甘んじているたーちゃんです。



↓カーブミラーを使った自分撮りは自転車ブロガーにとってはポピュラーである。


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 さて、みなさんのロードバイク、ブレーキシューって、一体どのくらい持ちますか?
 ブレーキパッドは消耗品ですから、走りこんでいると、いずれは磨耗してなくなってしまいます。
 そうなる前に、交換しなければ重大な事故を招きかねないことは言うまでもありません。
 ですから、ここはケチらずに交換したいパーツであります。
 というわけで、私のロードバイク“ピナレロクアトロ・疾風号”のブレーキシューを見ると、新品のブレーキシューと比較して、かなり磨耗していました。
 そこで、疾風号を購入したショップの社長さんに「このブレーキシュー、交換せんとあかん?」と聞いてみたんですが、「まだ、いけるでぇ〜」との回答を得たので、しばらくこのまま使うことにしました。
 けれども、いずれは交換するその日がやってきます。
 自転車ブログを読んでいると、ブレーキシューが2万kmも持ったという人もいました。
 ただ、疾風号に装着されているブレーキシューの減り具合からして、どう考えてもそこまで持ちそうもありません。
 そりゃ、私のようにビビリンチョがダウンヒルするとなると、ずっとブレーキは握りッペ・・・ではなく握りっぱなしになってしまいますし、大柄な私は体重もそこそこあるので、平均よりも磨耗するのが早いのは仕方がありません。


↓スタンドが無いので撮影するのは苦労する。



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 こないだ、自転車通勤中に突然の雨が降られたことがありました。
 なんとか、自宅にたどり着くと、必死のパッチで雨水でびしょ濡れになってしまった疾風号をウェスで拭きあげなければなりません。
 その際、濡れてエロティックに光るピナレロの“ONDAフォーク”をウェスで拭きあげようとした際、真っ黒な液体が流れ落ちた痕が残っていました。
 それは、ブレーキシューの削りカスが雨水と渾然一体になったものであることは明白ですが、たとえ雨降りでなくても、ブレーキシュー周りはシューの削りカスがたくさん付着しています。
 ブレーキシューそのものを触ってみて、手に付着したブレーキシューから発生した黒い粉末を眺めていると、ブレーキシューの自己犠牲を厭うことなく、制動という任務を忠実に遂行する精神に感激してしまい、頬を涙でぬらすのです。
 まあ、こんなわけですから、ブレーキシューはみるみるうちに減っていきます。
 ちなみに、疾風号の走行距離は3500km。
 この調子で走り続けたら、おそらく6000kmまでには交換を迫られることになる見込みです。
 そのとき、ブレーキシューの交換は自分自身で行うべき作業なのか、それともショップにお願いするべき作業なのか、どちらでしょうか?
 A:「ブレーキシューの交換くらい、ロードバイク乗りだったらできないとアカンでぇ〜」
 B:「ブレーキは命に関わる装備やから、ここはプロに任せたほうがエエでぇ〜」
 アワイチの際にも話題になったのですが、みなさんはどう思われるでしょうか?

 
↓海沿いはアップダウンが多い。


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 さて、このようにいずれは交換しなければいけないブレーキシュー。
 今のところ、シマノの105を使っている私は、サードパーティーのものではなく、無難にシマノの純正ブレーキシューをセレクトしようと思っています。
 そんな私は、ここはひとつ奮発して“デュラエース”をセレクトしようと企んでいます。
 調査の結果、105とアルテグラのブレーキにも互換性がある上、ブレーキフィールもシルクのような味わい(意味不明)と、なかなか良い感じだという情報があります。
 加えて、いくらデュラエースといえども、コンポの価格差のように雲泥の差があるというわけではなく、差があっても“ワンコイン”レベルなので、ここはお試しの価値は十二分にありそうな予感。
 というわけで、近い将来、ブレーキシューを交換するならデュラエースにしようと思っています。
 それにしても、デュラエースのコンポは、高額所得者か独身貴族のロードバイク乗りしか手にできないという、ヒエラルキーの頂点を極めるグレードであることは言うまでもありません。
 こないだ、ウエムラパーツに買い物に行ったときに見たんですが、デュラエースのペダルにせよ、スプロケにせよ、そのパッケージですら、105やアルテグラグレードと一線を画する豪華なものですよね。
 パッケージを見るだけでも、うっとりねっとりテンションがあがってしまいました。
 そのパッケージは重厚で華美なデザインは、最高級ブランデー“ルイ13世”のバカラ社製クリスタルボトルや、とらやの高級羊羹“夜の梅”(1本@5250円)が納められている杉の化粧箱のように、パッケージにコストをかけるなら・・・・と思ってしまうところに、私の貧乏性が露見するのです。
 こんな私ですから、かくも高級なお酒やお菓子を贈っていただいたにしても、「食べるのはもったいない・・・・」といつまでも食べることなく、厳重に保管しているうちに、消費期限が過ぎてしまうということが、十二分に考えられます。
 

↓薄皮あんぱんはロングライドの友


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 とにかく、ハイソ(死語)でセレブなデュラエースであっても、このブレーキシューをはじめ、シフト・ブレーキワイヤーやグリスなど、消耗品については意外に手頃な価格なんですね・・・・
 サイクルベースあさひの一角にあるパーツコーナーは、Y’sロードやウエパーと比較にならないほど品揃えが貧弱でありますが、デュラエースグレードの消耗品は置いてあることが多いです。
 店頭に展示しているロードバイクには絶対にデュラエースグレードは採用されていないのに・・・
 個人的には、私の実力&資金力を考慮すると、ロードバイクのコンポはアルテグラグレードで十二分だと思うので、ホイールを除いてデュラエースグレードのコンポは採用する予定はありません。
 ですから、そんな私にとってデュラエースグレードの品々は、私とは別世界に住んでいる、やんごとなきお方が嗜むぜいたく品です。
 私のような庶民階級のロードバイク乗りでも、ブレーキシューやワイヤーぐらいはデュラエースグレードを採用することができる・・・・その効果の程はわかりません。
 けれども、ワンコインで、そのくらいの贅沢をしてもバチがあたらないと思うのですが、いかがでしょうか?

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山岳ヒルクライムロングライドin奈良の秘境

 仕事中、一緒に自動車に乗っていて、女性の後姿を見つけるやいなや、必ず振り向いて年齢と容姿をチェックする26歳のK君。26歳にして、はやくもオヤジ化している彼の将来が案じられるたーちゃんです。おはようございます。

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 かく言う私も、ついつい振り返ってみてしまうのですが、みなさんはいかがですか?
 思春期真っ最中であったころ、父親が若い女性をついつい目で追ってしまうのを見るたびに、強い嫌悪感を感じてしまったものです。
 それから20年後、まさか私もそうなるとは思いもしなかったのですが、結婚生活十数年を迎える私自身も、確実にオヤジ化しているんでしょうね。
 しかしながら、それは男の悲しい性ですから、仕方の無い問題です。
 むしろ、女性の後姿を見て、その女性の容姿について関心を持たない男性のほうが、“男性”を失っていると言わざるを得ません。
 とりわけ、エロ率が高いとの研究結果があるわれわれサイクリストは、走行中、歩道を若い女性が歩いていても、走りながら振り返って確認するのはやめましょう。
 どうしても、お顔を拝見したい場合は、ロードバイクやクロスバイクを左に寄せて停車すれば、安全に確認することができますが、その後が安全かどうかは保障の対象外とさせていただきます。
 さて、今日のお話は内容が盛りだくさんなので、下らない話はこのくらいにして、昨日(4月25日・月曜日)、休日出勤の代休を使って、近畿の秘境と言われている奈良県の山岳地帯にヒルクライム&ロングライドしに行ってまいりました。


↓朝焼けが美しい中、ハートレイトセンサーの電池を交換した。


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 さて、奈良県のイメージは不当なまでに低く、奈良県ファンの私としては、常々残念に思っているところです。
 食文化に関しても、隣県の食い倒れの街「大阪府」にその地位を奪われてしまった結果、“奈良に旨いもの無し”とありがたくない汚名を着せられました。
 しかし、大阪の味と言えばたこ焼き&お好み焼きなどの粉モンばかりになってしまったステレオタイプな食文化よりも、奈良県の生活に根付いた食文化のほうが誇るものがありますし、むしろ美味しいものがあると思います。
 また、観光客に関しても、「そうだ京都に行こう」はあっても、「そうだ奈良に行こう」というキャッチフレーズがないように京都と奈良とでは観光客数は雲泥の差があります。
 京都と同じ古都である奈良のほうが、その古刹や遺跡の密度が濃いので、満足度が高く、満足感が高いのは奈良県だと思うのです。
 にもかかわらず、近畿圏でもどこか地味な印象がある奈良県。
 しかし、そこのあなた、ちょっと待ってください!サイクリストにとって、奈良県とはまさに未知のサイクル・ワンダーランド。
 奈良市内には、大阪府よりもはるかに充実した自転車道が整備されているだけでなく、奈良と大阪府との県境には有名なヒルクライムコースが多々あるんですよ。奥さん。
 つまり、奈良県とは知る人ぞ知る、自転車生活のユートピアなんですが、ユートピアと言っても、相方の口にゴムを加えさせて
 人生は長いようで短い。短いようで長い。そう、この1本のゴムのように…
 さあ、人生を噛み締めろ
 人生は、長い、長い、道のりを歩かなければならない
 人生とは、痛みに耐えるものなんだ
 人生は厳しい。そして、人生は2度ある
・・・・との掛け合いで、一世風靡したゆーとぴあではありません。
 
 とにかく、わたし的にオススメしたい奈良のサイクリングコースは、奈良県南部に広がる、人跡未踏の“秘境”なんです。


↓今回の走行データです。


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 奈良県南部の山岳地域は、未だ国土交通省・国土地理院が未把握の“空白地帯”があると言われています。
 都市部の大阪府から“数時間”で行くことができるエリアに、「えっ、近畿にこんな秘境が!」が驚愕を隠し切れない光景があなたを待っています。
 そんな絶景に感激しながら、ロードバイクに乗る・・・その高揚感たるや比喩しようがありません。
 さて、私自身、下記コースはいつかは走りたいと思っていました。
 けれど、近畿地方にあるにもかかわらず、“積雪”のため、毎年11月から4月下旬まで通行禁止になっています。
 もちろん、通行禁止と言っても、自転車なら通行禁止のゲートを潜り抜けて、こそっと中を走ることもできないわけではありません。
 しかし、今回ご紹介するルートに関しては、やめておいたほうが良いと老婆心ながらご忠告申し上げます。
 というのも、マナー云々ではなくて、今回のご紹介するルートは、交通事故の危険性は少ないものの、“遭難”の恐れが多分にあるからです。
 路面には、数センチの砂利〜1メートルはあろうかと言う巨岩の落石がゴロゴロしているので、落車の危険性があります。
 それでいて、切り立った崖に沿ったルートであるにも関わらず、ガードレールもない場所も多く、もし、こんなところで落車したらどうなるのかは、容易に想像できるでしょう。
 また、今回のルートは、1日に“数台”しか自動車は通りませんし、秘境であるので人家もまったくないのです。
 もし、トラブルがあっても自分ひとりで切り抜けなければなりません。
 しかしながら、今回のコースは、そんなリスクを覚悟してチャレンジする価値は絶対にあります。
 

↓1本100円、黒滝のこんにゃくを頬張る。カロリー補給は期待できないが・・・・


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 さて、最近、私はロングヒルクライムをサボり気味で、平地ばっかり走っていました。
 ブログ更新が頻繁にしている以上、このままヒルクライム記事をUPしなければ、全国100万人の女子高生ファンからは「なんや、たーちゃんは最近サボっているなぁ〜」と思われかねません。
 そこで、昨日の4月25日(月曜日)、代休を取得して、ロングヒルクライムに挑戦したのです。
 ただ、1年前、クロスバイク“フィッツ君”で自走・大台ケ原ヒルクライムを完走しています。
 ですから、同じコースをより走行性能が高いロードバイクで挑戦しても、そんなものは何の価値もありません。
 今回は、クロスバイクよりもさらに負荷をかけ、さらなる獲得標高を目指し、世界遺産であり修験道の聖地である行者還岳経由で挑戦することにしました。
 決行当日、興奮しすぎていつもより早い午前3時30分に起床してしまった私は、ロングライド仕様の朝食である食パン4枚をトーストして、それに粒あんペーストを塗りたくったものを平らげながら、みなさんのブログをチェック。
 “よそ行き”であるパールイズミのシームレスビブショーツを履き(これが大失敗・理由は後述)、自宅を午前5時30分に出発。
 山岳ロングライドの鉄則は、登山と同じく“早く出発して、早く帰ってくる”こと。
 山の天気は午後になると急変することが多いですし、夜道の山道で走ることができないからです。
 ゆえに、できるだけ早く、奈良の“秘境”に到着しなければなりません。
 ウオーミングアップもそこそこに、快調にスピードを上げ、交通量もまばらな国道を走っていると、いつもなら3ケタである心拍数がなぜか2ケタというあり得ない数値に・・・
 どうやら電池切れのようです。
 このガーミンのハートレイトモニター・・・・私だけでしょうか、何かとトラブルが多いんです。
 1年に1回しか電池交換しなくてもいけるという人もいるのですが、私の場合、2〜3ヶ月で交換しなければならないって、どういうことですか?奥さん!
 

↓この写真を撮っているときに、ロードバイクが倒れて、塗装が傷ついてしまった。


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 まあ、私は自転車通勤で毎日使っているので仕方がないのかもしれません。
 というわけで、ビュンビュントラックやダンプが走っている国道の路傍にロードバイクを停め、ウインドブレーカーを脱ぎ、ブラジャーのように胸に装着しているハートレイトセンサーを取り外し、電池を交換することにしました。
 電池交換もそこそこに、再びウインドブレーカーを脱いで、ハートレイトモニターを胸に取り付けたのですが、そのとき、通りすがった散歩していたオバちゃんの「いや〜、なにしてはるんやろ?、このヒト」という怪訝な顔は今でも忘れることができません。
 まあ、いきなり、目の前で服を脱ぎだし、レスリング選手みたいにビブショーツ姿の私を見て、驚かないほうがムリでしょうが、ロードバイク乗りは、通行人に何を思われようと気にしてはいけないのです。
 しかし、ハートレイトモニターはウンともスンとも言いませんって、ウンとスンって何ですか?
 「何でやろなぁ〜」と思って、センサーを調べてみると、どうやら電池の入れ方がまずかったようで、試行錯誤の上、なんとか成功したものの、ここで大幅なタイムロス。
 大阪府と奈良県の府県境の水越峠を早々に通過すると、朝もやがかかった奈良盆地のはるか彼方に聳える山岳地域・・・・そう、あそこまで走って帰ってこなければなりません。
 ロングライドの喜びは、長距離を走って、無事自宅に帰って来たときの安堵感です。
 いきなりトラブルで始まった今回の山岳ヒルクライムロングライド・・・・どうなるのでしょうか?
 つづく・・・・

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山岳ロングライドで見た驚愕のモノ

 人気だと言われている「アヒル口」・・・・どこが良いのかよく分からないたーちゃんです。おはようございます。

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 アヒル口が人気がある理由について、いろいろ分析しているホームページなどがありますが、結局はこれも“マーケティング”の結果であることは容易に考えられます。
 私はアフラックくらいが怪しいと思っているのですが、いかがでしょうか?
 以前は、このような流行やブームと言うのは消費者側で自然発生していたのですが、最近はメディアや企業が勝手に火をつけて盛り上げているような気がするので、そう簡単に乗っからないように心がけています。
 アヒル口・・・・・ホームページで「アヒル口の作り方」を画像つきで紹介しています。
 けれど、アヒル口を仮に見事マスターしたとしても、四六時中、アヒル口を維持し続けるのは、美容整形外科的に不可能だと思う今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 山岳ヒルクライムロングライドの走行データはここをクリック


↓ここから先は秘境である。


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 4月25日(月曜日)・代休日の午前5時30分。
 出発時、私がセレクトしたのは、パールイズミのビブショーツ、SUGOIの半袖ジャージ・・・・ここまでは良かったのですが、悲しいかな、ウインドブレーカーは私が愛着しているユニクロブランド。
 ウインドブレーカーも自転車ブランドで揃えたいところですが、ウインドブレーカーに限っては、自転車ブランドとユニクロと違いが分からない男のネスカフェゴールドブレンド。
 それらを身にまとって、家を一歩出ると予想外の寒さでした。
 昨日、わが家の浴室におきまして、今日のロングライドに備えてスネ毛を見事にそり落とした私の美脚には、早朝の寒気に曝した瞬間、サムイボが出現。
 一瞬、足全体を裏起毛の生地で包み込む、dhbのビブタイツに履き替えようかなぁ〜と思ったものの、また、全裸になってビブタイツに履き替えるのは面倒くさったので、「今日は良いお天気だから、きっと暑くなる」と言い聞かせてそのままの格好で出発しました。
 このとき、これが悲惨なことになったとは誰が予想し得たのでしょうか?
 さて、途中、ハートレイトセンサーの不具合などトラブルがあったものの、無事、奈良県に突入した私は、第一村人ならぬ第一コンビニで補給食を購入。
 コンビニって、どうでも良いときにはやたら目に付くのに、あって欲しいときはなかなか見つからないのはどうしてでしょうか?
 ましてや、これから挑むのは、水曜スペシャル川口浩探検隊も挑もうとした唯一の国内の秘境・・・・それが奈良県南部の密林地帯。
 このコンビニを逃すと、コンビニはおろか、人家疎らなこの地域で食料品を確保するのは至難の業なのです。
 川口浩探検隊ですら、行く先々で何が待ち受けているのか想像することができない以上、もしかしたら山中でビバーク(1泊すること)しなければならないかもしれません。
 それゆえに、ありとあらゆる事態を想定して、準備万端で挑まなければならないのです。
 
 
↓渓谷美を眺めながら走るのは最高である。


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 そんなコンビニで私がセレクトした補給食・・・・それはチョコチップスナックパン(9本入り、山崎パン)。
 いつもは、某大型掲示板でスレッドまで立てられている“薄皮あんぱん”なのですが、この薄皮あんぱんは1個あたりのカロリーが把握しにくいんですね。
 しかし、チョコチップスナックパンは、1本100kcalという「キリ」の良いカロリー。
 ガーミンEdge500の消費カロリーを見て、100kcalが消費されると、その都度、チョコチップスナックパンを1本づつ食べていけばハンガーノックは起こらないはず。
 本当は、ウイダーインゼリー(180kcal)みたいに飲むタイプの補給食が良いのでしょうが、スナックパンと同じカロリー分を携行しようものなら、5個購入しなければならず、その重さは900gにもなりますし、なにより価格が高いんですね。 
 ちなみに、今回のロングライドで許された予算は2000円。
 2000円以内で、奈良の秘境に挑み、そして生還しなければならないんです。悲しいかな、予算の壁は歴然として存在するのです。
 というわけで、チョコチップスナックパン900kcal&“揚げパン番長”624kcalというハイカロリーな補給食をエコノミーに獲得。
 ダイエッターにはハイカロリー食品と耳にするだけで恐れおののく語感ですが、ロングライダーにとってはハイカロリーは正義の味方。
 それらを私が愛用している真紅のドイターレースEXPエアーに放りこんで出発します。

(ちょっと話は変わりますが、ガーミンEdge500の消費カロリーって、基礎代謝は含んでいるんでしょうか?それとも純粋に運動で消費したカロリーが表示されるんでしょうか?ご存知の方は教えてください)
 
 
↓自転車でこんな秘境に行くことができるなんて・・・・


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 この日は、とにかくものすごい風。
 今回、海沿いのロングライドルートを選択しなかったのは、この季節は強い風が吹くからに他なりません。
 風が強い日にロングライドするとき、追い風で快適なロングライドになることはほとんどなく、えてして向かい風で苦労するものですが、山岳ロングライドは海岸線沿いや平野部のコースとくらべて風の影響はそれほど無いのが救われます。
 さて、奈良の秘境にその源を発する吉野川を越えると、そこから先は大阪府から半径50km以内にあるとは思えないほど、ひなびた雰囲気が漂うカントリー。
 国道309号線をひたすら南に向けて走っていくと、初めに突入する“村”は黒滝村。
 大阪府には“村”は千早赤阪村ひとつしかないのですが、奈良県には11個もあり、その中でも十津川村は日本最大の面積を誇り、その広さは琵琶湖とほぼ同じ。
 それは言い換えれば、人がまったく立ち入ることが無い秘境という“空白地帯”が多く占めているということになります。
 実際、グーグルアースで奈良県の衛星写真をご覧ください。
 北朝鮮のほぼ全てが茶色で占められているのに対し、奈良県南部は緑色一色と密林で覆われていることがすぐにお分かりになるかと思います。
 閑話休題して、黒滝村に行けば、道の駅黒滝で売っている1本100円(!)の手作りコンニャクを食べてみて!
 スーパーで売っているコンニャクとはまったく別物の食感はあなたを未知の世界へと誘います。
 ただ、ロングライダー的に申し上げれば、カロリー0のコンニャクは補給食としてはいかがなモノかと思うのですが、まあ良いでしょう。
 コンニャクもそこそこに国道309号線を南下して突如あわられた“村”は、内田康夫の長編推理小説「天河伝説殺人事件」で一躍有名になった天川村。
 天川村へは、夏になると、自動車に乗って、社宅友達のファミリーとよくキャンプや川遊びに行っています。
 その都度「ここエエとこやけど、遠いのが難点やなぁ〜」と天川村に行くたびに口にするのですが、遠いことが難点である天川村までチャリンコで行くなんて、誰が予想し得たでしょうか?


↓圧力に屈した店主の悔しさが手に取るようにわかる。


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 この天川村は中国人にも勝るとも劣らない“パクリもの”がたくさんあります。
 上の写真のよく分からない商店は、数年前まで「MOWSON(モーソン)」という、某大手コンビニエンスチェーンとそっくりな外見、そして看板のお店でした。(その当時の様子はここをクリック
 なぜ、MOWSONから現在のように意味不明なお店になったのかは推して知るべしですね。 
 まあ、写真左下、ピナレロクアトロ疾風号を立てかけてある記念写真用の看板をご覧ください。
 近くに寄れば、看板にMOWSONの文字がかすかに読み取ることができるのですが、そこには、大企業の圧力に屈して店名を変えざるを得なかった、村のユニークな店主の悔しさを感じ取ることができます。
 天川村にはMOWSONだけでなく、スターバックスのロゴを堂々とパクって「天川村オリジナルステッカー」としていけしゃあしゃあと販売しているように、それは村が組織ぐるみで“パロディー”で村おこしをしているものと推察されます。
 ただ、わたし的には、訴訟大国であるアメリカ企業を堂々とパクるとは、とてもリスキーな戦略だと思わざるを得ず、他人事ながら訴訟に至った場合、こののどかな天川村がどこまで耐えることができるのか少々不安を感じました。
 さて、この旧MOWSONを通過すると、そこから先は純然たる人跡未踏の秘境の始まりです。
 そんな秘境の先で私を待ち受けていたのは、過酷な気象条件とステキな出遭いだったのですが、それは明日のブログでお話しましょう! 
 
 
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そんなレアなケモノがいるなんて!

 一度もフルマラソンの経験も無いどころか、ここ数年間1km以上走った記憶がないにも関わらず、無謀にもフルマラソンである第一回大阪マラソンにエントリーした結果、厳正な抽選で落選したとの通知を受けて、残念無念よりも、ホッと安堵感のため息をついてしまった、たーちゃんです。おはようございます。

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 第一回大阪マラソン・・・・東京マラソンには及びませんが、かなり人気がある大会でした。
 その当選倍率は5.5倍だそうですが、私の職場のみなさんは何故か全員落選してしまったようです。
 私もそのうちの一人だったのですが、もし、当選してしまった(!)とすれば、ロードバイクもそこそこに今から“ラン”の練習を始めなければなりません。
 もちろん、シューズやウェアも新調しなければならないのですが、そうなるとエントリー費に加えて数万円の出費となるところでした。
 こんな私がどうしてエントリーしたのかは今でも分かりませんが、たしか、晩酌で良い気分になっているとき、ついつい酔いに任せてポチッとエントリーしたことは断片的な記憶に残っています。
 まあ、マラソンやジョギングも夢中になれば、楽しいのでしょうが、今のところは自転車生活(&ブログ)で精一杯である今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 山岳ヒルクライムロングライドの走行データはここをクリック

↓カーブミラーは、ソロライダーにとって貴重な自分撮りのチャンスである。


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 さて、ローソンのパロディーでその名を馳せた「旧MOWSON(現:モリクラフラフラというわけの分からない店名)」を過ぎると、そこからは秘境のはじまりはじまり。
 国道とは名ばかりの酷道309号線の緩やかでありながら延々と続く坂道をひたすら登っていくと、目の前に聳える山岳は、世界遺産大峰山脈。
 クリスタル映像、いやクリスタルのような清冽な渓流沿いに続く道路から眺める風景は、晩春の候でありながら、どこか荒涼とした雰囲気があたりを漂います。
 さて、21世紀の今、未だに女人禁制である大峰山は、修験道の道場として知られる霊峰。
 田嶋陽子がその存在を知れば激怒するであろう霊峰・大峰山で、今日も行われている日本三大荒行「西の覗き」をみなさんはご存知でしょうか?
 「西の覗き」とは、高さ数百メートルはあろうかと言う絶壁の縁から命綱をつけて身を乗り出して逆さ吊りにされ、仏の世界を垣間見ようとする荒行です。(西の覗きの動画はここをクリック
 たった1本の命綱によって、ぶら下げられて、恐怖の絶頂に達している修行者に対して山伏がこう大声で尋ねます。
  「親孝行するか?」
  「嘘をつかないか?」
  「一生懸命仕事をするか?」
  「罰ゲームは怖くないか?」
  「ニューヨークへ行きたいか?」
 その度に、修行者は大声で「はい!」と答えなければ、命綱を緩められて、体がずり下がるという罰ゲームが待っているのです。
 そんな荒々しい大峰山脈の山肌を縫うように伸びる国道309号線を登っていくと、そこはようやく春が訪れたかのよう。
 そこからわずか50kmも離れていない大阪では桜が散って久しくなり、気温が20度を超える日も少なく無いというのに・・・・
 けれども、ここではところどころ残る残雪や、ようやく花が咲き始めたふきのとう・・・・そう、遅い春の訪れに、“高度”を感じとることができるのです。


↓このトンネル、1kmほどあるのに照明がまったくない。


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 行き交う車は一台もありません。
 秘境の中を彷徨っていると、聞こえてくるのは、風の音とタイヤノイズ、息遣いだけ・・・・
 人工的な音が何もない空白地帯をロードバイクで走っていると、いろいろなことが頭によぎります。
 物事をじっくり考える時間というのは、なかなか確保できないものです。
 ロードバイクに乗って、ただひたすらにペダルを回しているときほど、自分の世界に没頭できる時間はありません。
 家族のこと、仕事のこと、そして自分自身のことについて、いろいろ思考をめぐらせていると、いつの間にか、行者還トンネルに到着。
 このトンネルは長さ1kmほどあるのですが、トンネル内に照明は全く無いので、ここはライトを点灯して徐行しましょう。
 こんなトンネルで自動車にはねられて、暗黒の中で最期を迎える人生なんてとても寂しいものだと思いつつ、彼方に見える出口目指してペダリング。
 トンネルを出ると、そこは雪国ではなかったのですが、見渡す限り山しかありません。
 そこからはひたすらダウンヒル。
 道の途中で、道路工事人を見たときは、久しぶりに見た人類の姿にホッと一安心しました。
 ちなみに、このあたりは熊出没注意ということで、ツキノワグマが多数生息しているそうです。
 もし、ヒルクライム中、ツキノワグマに出くわしたらあなたはどうしますか?
 ダウンヒルが苦手な私は、ツキノワグマに追いつかれてやられるか、それともブレーキ操作を誤って落車したところ襲われるか・・・・
 そんなことを考えると、やっぱりダウンヒルの練習をしなければならないと思うのであります。


↓大台ケ原ヒルクライムコースのスタート。向こう側に見えるカーブの先で・・・



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 幸い、熊の襲撃を受けることはなかったものの、人の気配がまったく感じられない山中を彷徨い走るのはかなりの孤独感を感じます。
 ときどき藪の中から、その愛くるしい姿からは想像できない仰々しい鳴き声の小鳥が急に出現して驚かされながら、なんとか酷道309号線を抜けることに成功。
 ようやく、国道らしい国道168号線に出ることができ、常日頃から見かける乗用車が走る姿を見るとき、久方ぶりに文明に触れたような気がしました。
 それから、十数分走れば大台ケ原ドライブウェイの分岐に到着。
 ここから、さらに19kmのヒルクライムコースのはじまりはじまり。
 携行食であるチョコチップスナックパンの最後の一本を平らげ、気合いを入れてペダルを踏みヒルクライムスタート。
 走り出して100mも達しないうちに、私はとんでもないケモノと遭遇したのです。
 ガードレールのそばに何か毛むくじゃらのケモノの姿を認めたのですが、一瞬「えっ、クマ」と思った私は心拍数が急上昇。
 「やられてたまるか!」と、近くにあった石を武器に闘おうと思ったのですが、良く見るとそのケモノは、天然記念物のニホンカモシカだったのです。
 クマと間違えて、ニホンカモシカと闘っていたら今頃、吉野警察署の留置場の中だったでしょう。
 私の姿を見てもすぐに逃げ出すようなことはせずに、じっと私の姿を見つめているニホンカモシカの態度は実に堂々としたもの。
 「これ以上のブログネタはあらへん!」と思いつつ、急いでドイターのリュックサックから一眼レフカメラを取り出し、レンズを広角からマクロに取り替えようとしたとき、ニホンカモシカは数メートルある崖の下へ降りていきました。
 とりあえず、崖の下から私の姿を見つめているニホンカモシカの姿を写真におさめてから、大台ケ原目指して出発。
 それにしても、いともかんたんに天然記念物に遭遇するとは、さすが秘境だと思わざるを得ませんでした。
 
 

↓私を見つめるニホンカモシカ・・・・3分くらいお互いに見つめあっていた。


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 1年前、同じコースをクロスバイク“フィッツ君”で走ったときは、もっと傾斜が急だと思ったこのコースも、ロードバイクだとそれほど急だとは思わなくなったのは、バイクの性能の違いでしょうか?
 それとも、私自身に体力がついたからでしょうか?
 とにかく、19kmという長距離ヒルクライムなので、フロントはアウターからインナーに入れて、クルクル高回転ヒルクライム。
 尋常で無い熱さの風呂に、苦痛に耐えながら入って「ぬるいなぁ〜」と意地を張ることが江戸っ子にとっての“粋”であるように、私はインナーにはなるべく入れないようにしています。
 けれど、今回の秘境は、そんな意地を貫き通せるほど、甘くはないので、インナーギア・高ケイデンスで高度を上げていきます。
 大台ケ原ドライブウェイから見渡す景色はとても眺望が良いのですが、視界の中に人家どころか建造物がまったく見ることができないところに秘境ムードがプンプンしています。
 そんなところまで、よくチャリンコで来たなぁ〜と感激したのですが、南の空を見ると雨雲が接近しています。
 ヤフー天気予報では一日中晴れだったのに・・・・・この雨雲、私にとんでもなく過酷な試練をつきつけてきたのですが・・・・それは続く。

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ヒルクライムの果てに待っていた試練

 ホイールを購入するべく、日々倹約生活に勤しんでおきながら、ついついwiggleを見てしまい、ついついジャージ&ビブショーツをポチッっとしてしまった、たーちゃんです。おはようございます。

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 半袖ジャージは1着しか持っていないので、いずれは購入しなくてはならなかったのです。
 ビブショーツも2着しか持っていないので、いずれは購入しなくてはならなかったのです。
 ・・・・・という誘惑を正当化する声に負けてしまって、ついwiggleでポチッとしてしまいました。
 ちなみに、ポチッとしてしまったのは、40%というバーゲンプライスだったSAXOBANKの半袖レプリカジャージと相変わらず安いdhbのビブショーツ
 欲しいと思った理由・・・・それは「お家が欲しい!」と相互リンクさせていただいている「お先にどうぞ」の管理人のKIKUさんが、wiggleでSAXOBANKのジャージを購入され、ご自身が着ておられる写真に感銘を受け、真似し漫才で私も欲しくなったからです。
 ちょうど都合の良いことに、KIKUさんとほぼ同じ身長&体型である私は、サイズもKIKUさんと同じXL。どうも、恐縮です。
 SAXOBANKチームが使っているバイクはピナレロではありません。
 けれども、とにかく安くてカッコいい半袖ジャージが欲しかったので、そんなことなどどこ吹く風。
 アレして、コレして、こうやって5ポンドオフのクーポン券を手に入れ、ためらうことなくポチッとクリック。
 本当はQUICK STEPのジャージが欲しかったのですが、2010モデルはすでに売り切れ。
 40%オフになっているSAXOBANKジャージは、ジャージに描かれている等高線のデザインがとてもカッコ良く、今ではこっちのほうが良かったと思っています。
 

↓あと10km・・・・苦しいと言うより、寒かった。


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 さて、今回のロングライド・・・ウェア選択の間違いを犯してしまいました。
 その理由は後述するとして、このとき、私が着ていたウェアをご紹介しましょう。
 まず、“よそ行き”のパールイズミシームレスビブショーツ、SUGOIの半袖ジャージ&ユニクロのウインドブレーカーです。
 パールイズミのビブショーツそのものの使用感については、別の機会を設けてお話しするとして、ウェア選択の間違いとは何か・・・・これからお話して行きたいと思います。
 
 補給食であるチョコチップスナックパンの最後の一本を平らげた私は、残り少ないボトルの水で渇きを癒して、大台ケ原山に向けて19kmのロングヒルクライムに挑みます。
 初めの急な傾斜さえ耐えれば、あとは緩やかな上り坂が延々と続きます。
 ただ、道中の眺めが素晴らしい、見晴らしの良いルートを登っているとき、まるで空中散歩をしているかのような錯覚さえ感じます。
 ですから、精神的な苦しさは思っていたほどありません。
 しかし、周りの山々を見てみると、山頂が雨雲に覆われ始めました。
 このことは、これらの山々とほぼ同程度の標高である大台が原山も、同じように雨雲で覆われる可能性が極めて高いということを意味します。
 また、相変わらず強く吹き続ける風からは、雨の香りがし始めました。
 学生時代、これらの気象条件をワンダーフォーゲル部に所属していた私の経験に照らし合わせると、これから雨が降ることは間違いありません。
 
 
↓近畿地方の2000mに満たない山であるのに、雪が積もっている。どうりで寒いはずである。


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 これが自宅から近場のヒルクライムコースであれば、迷うことなくヒルクライムを打ち切り、自宅へ帰っていたでしょう。
 けれども、わざわざ自宅から100km以上の道のりを走破し、山越え、谷超え、秘境超えしてここまでやってきたのに、引き返せなんて、殺生でっせ、奥さん!
 「ずぶ濡れでも良い、たくましく育って欲しい」と言うことで、山頂目指し、ケイデンスを上げて山頂を目指したのです。
 やがて、ウインドブレーカーから何かをはじく音がし始めたと思ったら、私に襲い掛かってきたのは、なんと!雪まじりの“雹(ひょう)”。
 このとき、大阪では桜も散り、秋冬物では暑苦しくて堪らなくなってきた4月下旬であるにも関わらず、雪まじりの雹に襲われるなんて、誰が予想し得たでしょうか?
 たしかに、雨よりは体が濡れないので良いかもしれません。
 けれど、何も防御するものがない、スネ毛をそり落とし、生まれたままの姿になった私の足に向かって、ダイレクトに襲い掛かる雹はかなり刺激的な痛みを感じます。
 さらに高度を上げていくと、雪まじりの雹は、まるで吹雪のようになり、あたりは真っ白になっていきます。
 私の体からは体温がみるみるうちに奪われていくのですが、防寒具の類はなにも携行していない私にはなす術もありません。
 ワンダーフォーゲル部で雪山登山の経験があるにもかかわらず、こんな体たらくで情けない限りです。
 家を出るとき、どうして「標高が高い山に行くのだから、ちょっと暖かめのウェアを着ていこう」と思わなかったのかと、自分自身に情けなさすら感じました。
 しかし、ここまで来てしまった以上、“撤退などありえない”と、誰かのセリフが頭をよぎります。
 

↓強くなっていく雪交じりの雹に、ビブショーツは辛かった。


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 体温を上げるには、ペダルを回すしかないと自ら言い聞かせながら、高度を上げていくと、ようやく大台ケ原の山頂に到着したのです。
 当初の計画では、記念写真(証拠写真)撮影後、すぐに下山する予定でしたが、あまりにも体が冷え切っていたので、とりあえず、山頂の食堂に入ることにしました。
 “山ガール”やオートバイでやって来た男性グループは、ビブショーツ姿でブルブル震えている小鹿のような私に若干の侮蔑を含んだ憐憫の情を示していることが察し取れましたが、そんなものを気にしている余裕はありません。
 日本の山にある食堂は、「高い・不味い・遅い」の三拍子そろっていると言われていますが、山では競争原理が働かないので仕方がないのです。
 割高でありながらも、天ぷらうどんと奈良名物柿の葉寿司がセットになった「大峰定食」(@900)をオーダーしたかったのですが、歴然と存在する2000円という予算の壁にここはやればできるガマンの子。
 だからと言って、ここで何か暖かいモノを摂取して体温を回復しておかなければ、これから始まるダウンヒルのときに体温を奪われ、低体温症になりかねません。
 そこで、ぜんざい(@350円)をオーダーし、セルフサービスの温かいお茶を何杯もお代わりして体温を上げることにしましたが、そのサマは、まるで太陽を浴びて体温をあげる爬虫類のようです。
 本当は、この食堂で暮らしたい衝動に駆られたものの、妻子ある身としてはお家に帰らなくてはなりませんし、よくよく考えると次の日は仕事に行かなければなりません。
 というわけで、勇気を出して表に出て、ダウンヒルを開始しました。


↓今回のヒルクライムは登りよりも寒さに耐えながら下っていくダウンヒルのほうがつらかった。


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 4月とは思えない、寒気の中をビブショーツ&ウインドブレーカー1枚という、“板子一枚地獄行き”のようなスタイルで19kmの道のりをダウンヒルすることは、もはや拷問に等しい苦痛。
 もし、出発する際、自宅から出た瞬間、「えっ、意外に寒いやんか〜」と思ったとき、面倒くさがらずにビブタイツと長袖ジャージにさえ着替えていれば、こんなひもじい思いをしなくて済んだはずなのです。
 幸い、ダウンヒルの際、空を眺めると青空が顔を覗かしていて、再び、美しい山々が顔を現しましたが、そんなものを眺めている精神的余裕はありませんでした。
 よくよく考えてみると、私がヒルクライムするフィールドも、登山するフィールドもまったく同じ“山”であり、自然の厳しさと対峙しなければなりません。
 ですから、それなりの準備と装備が必要なんやなぁ〜と身を持って知ったのです。
 まあ、そんなこんなで再びスタート地点まで戻ることができ、近くにあった自販機で暖かいココアを買い、心と体を温めました。
 その優しい暖かさに、一人満足感に浸っていると・・・老婆が近寄ってきて、いきなり、こう聞いてきたんです。
 「ヒルクライム出るんけ?」
 
続く・・・


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パールイズミ・シームレスビブショーツインプレ

 20〜40歳までの女性が、美味しいものや可愛いものを見たときの「いやん、かわいいぃ〜」とか、「いやんおいしいぃ〜」の、“いやん”という感嘆詞はどういう意味があるのでしょうか?おはようございます。たーちゃんです。

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「まいっちんぐマチコ先生」で、生徒から、“ボインタ〜ッチ”なるセクハラ行為を受けたときに、マチコ先生が発する「いや〜ん、まいっちんぐ」とリアクションなら、理解できます。
 しかし、単に美味しいものやかわいらしいものを見たとき、自然と「いや〜ん」という感嘆詞が出るというのは理解に苦しむのです。
 そこにどのような意図があるのか・・・・是非とも、このブログを読んでいただいている女性サイクリストのみなさんにご教示賜りたいと思います。
 ところで、まいっちんぐマチコ先生で思い出したのですが、このマンガの単行本・・・・学研から発売されているんですね。
 学研といえば、正式な社名が「学習研究社」なのですが、その社名と相反する内容のマンガが堂々と発売されていたこと自体、意外な印象を受けました。
 それにしても、思いっきりオッパイを触られているのにも関わらず、「いや〜ん、まいっちんぐ」で許してあげるなんて、なんて包容力の大きな女性なんでしょう。
 その一方、中学生の思春期に相当過激なセクハラ行為に対して何の罪悪感を持たずに育ってしまった生徒たち。
 彼の将来が非常に案じられるゴールデンウイークのひととき、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?


↓大台ケ原ドライブウェイから山々を見渡した。視界のとどく範囲内に人工物はまったく確認できない。


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 さて、本題に入る前に、前回の続きです。
 雪交じりの雹が吹きすさぶ嵐にも耐えつつヒルクライムや、酷寒のダウンヒルで体温を奪われた、スネ毛そりたての私の美脚を見ると、無数の寒イボが出現していました。 
 このままで低体温症になり、奈良の秘境の片隅で、36年間の人生を遂げてしまうと言う悲しい結果になるかもしれません。
 そのとき、変わり果てた私の姿を検視する警察官が、私の足を見て「うわっ、こいつ、足のスネ毛剃ってあるやんけ!ホモちゃうんか!」と記録されたら、私の名誉に関わる由々しき問題です。
 ですから、そうならないためにも可及的速やかに体温を回復しなければならない・・・と思っていたところに、ちょうど自販機がありました。
 寡少なお小遣いかしか支給されていない私は、自販機でジュースなんて滅多に買うことはありません。
 自販機でジュースを買うことができなない私にとって、自販機でお金を出してペットボトルのお茶を買うような贅沢をできる人は、私とは別世界に住んでいるお方でしょう
 しかしながら、このときばかりは仕方ありません。
 あたたかい飲み物のうち、もっとも容量が多いものをセレクトしてボタンを押すと、久しぶりに「ガチャン」という缶が落ちる音を聞きました。
 このときに飲んだ飲み物は、たしかココアだと思うのですが、冷え切った体にココアの温かさが染み渡っていく快感は、おもわずエクスタシーの絶頂に達してしまいそうになりました。
 そのとき、一人のオババが近づいてきて、私とロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”を見て、こう言って来たのです。
 「ヒルクライム出るんけ?」
 オババの口から「ヒルクライム」という言葉が出てきて、一瞬たじろいだものの、気を取り直した私は「そうやねん、出てみたいね〜」と答えました。


↓延々36kmほどの下り坂の始まりであるが、寒かったので辛かった。


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 大台ケ原ヒルクライム・・・・・それは、今年の7月10日に開催されるかなりハードなヒルクライム大会です。
 私自身、今年は出てみたいなぁ〜と思いつつ、一人で前泊するのはちょっとむなしいなぁ〜と思ったりして・・・・
 大台ケ原を擁する奈良県上北山村は、ヒルクライム大会によって村おこしをする典型的な例で、村のパンフレットを見ても、かなりスペースを割いて紹介されています。
 おそらく、ロードバイクにはまったく興味を示すことがないと思われるオババの口から、ヒルクライムという言葉がでて来るのはそれだけ、村全体がヒルクライム大会を盛り上げようとしている証左なのかもしれません。
 そのオババは私の足をジロジロ眺めはじめると、こう言ったのです。
 「足、怪我してるやんか、こけたんか?気をつけなければあかんでぇ〜」と・・・・私は「えっ!」と驚きつつも、スネ毛一本も無い私の美脚を微に入り細に入り観察したのですが、怪我の痕跡は見当たりません。
 おそらく、私のふとももに付着したチェーンルブの黒い色を見て、怪我をしているとオババは思ったんでしょう。
 いずれにしても、そうやってロードバイク乗りの体まで案じてくれるオババに感謝しつつ、一路、大阪に向けて走り出したのです。
 ここまで、ずっと向かい風基調だったので、帰りは追い風に乗ってさぞ快適に走ることができると思ったものの、えてしてこのようなときこそ、期待は裏切られるもの。
 これだけアップダウンを繰り返した後の、向かい風やプチヒルクライムはけっこう辛いものがありますが、お家に帰るためには仕方ありません。
 「甘いものを食べれば、きっと回復することができるはずや!ワイはサルや!プロゴルファーサルや!」とひとりごちつつ、往路で補給食を購入した同じファミリーマートで、“男のエクレア(512kcal)”を購入。
 5歳児のように、口をべちゃべちゃに汚しつつ頬張るも、思っていたほどの疲労回復効果も無く、せっかく消費したカロリーを無駄に回復させてしまうという結果になりました。


↓「東の八ッ場、西の大滝」と呼ばれている工事することが目的である典型的なダムで何を学ぶと言うのか。


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 それから、最後の関門である水越峠を登って、大阪府に帰還。
 府県境の「大阪府」の標識の前で恒例の写真を撮ろうと思ったものの、高齢者マークが貼ってある軽自動車が府県境標識の目の前に、放置駐車されていたので断念。
 ギアをニュートラルにして動かしてやろうと思ったのですが、そんな気力、体力、時の運も残っていないそのまま自宅に向けて帰っていきました。

 さて、ここでようやく、本題に入ります(2回目ですね・・・)
 私が購入したパールイズミのビブショーツ“コンフォートシームレスビブショーツ”・・・
 アワイチと今回のヒルクライムを通じて、私が思った感想についてお話したいと思います。
 アワイチのときに、パールイズミのシームレスビブショーツを堂々デビューしたわけですが、そのときの印象はけっして良いものではありませんでした。
 というのも、dhbのビブタイツではまったく感じることがなかったお尻の痛みのせいで、ロングライドの後半になると意味の無いダンシングをしなければならない羽目になったからです。
 その価格が半額以下であるdhbのビブタイツではまったく感じることが無かったお尻の痛みを、倍以上の価格であり、なおかつ日本製品(作っている国は別として)のビブショーツで感じてしまった・・・
 そのときの、メンタルなショックは奥さんも分かっていただけることかと思います。
 思わず、「責任者出てこ〜い」と大声を上げそうになる衝動を抑えつつ、「この痛みに耐えた先には快楽が待っているはずや」と、内容を知らずにSMクラブに初めて行った友人が、鞭でしばかれ、ロープで縛れ、罵詈雑言を浴びせかけられた私の友人と同じような感想を抱いたのです。

 そこで、今回の山岳ロングヒルクライムで、シームレスビブショーツを履いて行ったわけですが、こないだよりもお尻の痛みは軽減されてはいましたが、やはりサドルの座り方によっては、痛みを感じるポイントがありました。
 しかし、お尻が“スイートポイント”にヒットすれば、お尻の痛みは感じることはなく、快適ではありませんが、しっかりと安定して座ることができるような気がします。
 dhbのパッドが“座るところを選ばない”のに対し、パールイズミの3Dパッドは“座り方を選ぶ”傾向がありました。


↓男のエクレアをエロティックに頬張る。


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 レースやヒルクライムなど、短時間勝負ならしっかりと安定した座り心地で、効率よくペダリングできる3Dパッドが良いですが、長時間座り続け、いろいろ着座姿勢を変えるロングライドでは、dhbのパッドのほうが向いているかもしれません。
 そして、シームレスビブショーツの“特長”である肝心のシームレス。
 それは、カタログにあるような「皮膚と一体化するかのような究極の着心地。」というように、あたかも身につけていないかのような着心地のように書いてありますが、フル○ンでロードバイクに乗っているような錯覚に陥ることはありません。
 シームレスによるメリットは、残念ながら感じることはできませんでしたが、だからと言って不快というわけではありません。
 長時間履いていても、裾口がずり上がってくる気配もありませんし、なにより摩擦が少ないので、足の皮膚に対する刺激はなく、実に滑らかな感触を受けました。
 それは、デリカシーは無いのに、皮膚はデリケートである私にはうれしいところです。
 この商品には“コンフォート”と名づけられていますが、そのコンフォートはお尻ではなく、それ以外の部分を指すのだと思いました。

 また、モノカラーのdhbのビブショーツはデザイン性は皆無でありながら、シームレスビブショーツはどのようなジャージにも組み合わせができるデザインになっているのもメリットです。
 お尻の痛さは、乗り手の乗車姿勢を初めとする“自転車乗りの技術”によるものが多いので、今回のインプレが全てのロードバイク乗りに当てはまるかというとそうではありません。
 ただ、試乗はもちろん、試着することができないこの手の商品は、“一か八か”で買ってみて、はいて見てようやくその良し悪しが分かるのです。
 高いお金を出して買ったのに、履いてみたらガッカリだった・・・・そんなリスクの少ない低価格なdhbブランド。
 今回は“震災復興”のノリで高価格・高品質な国産ブランドを買いましたが、「1枚5000円の高級Tシャツよりは、ユニクロで1000円のTシャツを5枚買ったほうが良い」と考える私には、やはりdhbブランドのほうがお似合いであることが分かった、今回のインプレでした。


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「高ケイデンス」で走りたい!

 NHK教育で毎週22時から放送されている「チャレンジホビー“自転車で旅しよう”」を毎週HDDに録画して見ているのですが、あの“ホビー”とは到底思えないようなハードな内容で、「ロードバイクに乗ってみたい」と思えるような奇特な方がいらっしゃったら是非ともお目にかかりたいたーちゃんです。おはようございます。

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 もし、あなたが奥さんや彼女を自転車の世界へ引きずり込もうと企んでいるのなら、そのチャンスは「秋(10月〜11月上旬)」しかありません。
 その時期に初めて、ロードバイクなりクロスバイクに乗せてあげれば、きっと、自転車生活に対して、ポジティブな印象を抱くことでしょう。
 そうなれば、もう、奥さんや彼女はもう自転車のとりこ。
 “失楽園”のごとく、禁断の愛に取り付かれたかのように、どっぷり泥沼にはまり込んでいくのです。
 次にベストなシーズンは“春”ですが、春というのは危険が危ないシーズンでもあります。
 今春もそうだったように、4月は旧暦では“立夏”に相当する季節であるにもかかわらず、まるで映画“八甲田山”のように酷寒の日もあれば、トロピカルな気温の日もあったりして不安定な季節です。
 そう、春って、イメージとはうらはらに、自転車乗りにとって快適なシーズンとは言い切れないのです。
 なおかつ、花粉症という巨悪も立ちはだかっている春は、真夏や真冬ほどではないにせよ、自転車を始めるにはあまり良い季節ではありません。


↓遠回り通勤でのひとコマ。黄砂で空気が黄色みを帯びている。


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 にもかかわらず、冒頭でご紹介したチャレンジホビー“自転車で旅しよう”は、こんな時期に強行作成されたようです。
 その結果、これから自転車を始めさせたいと思う人にはあまりオススメできないハードな内容になってしまいました。
 だって、雨の中、グレー色にどんよりした空と海を眺めて、レインウェア姿で濡れながらロードバイクやクロスバイクに乗る3人(髭男爵・安めぐみ・栗村修)を見て、「いやん、楽しそう!」と思う女性は、医師の診察を強くオススメします。
 逆にそんなズタボロな内容を見て「私も乗りたい」と思える女性はホンモノですが、まあ、そんな人はこのような番組を見る必要はありません。
 だって、誰に言われるまでもなく、そのような奇特な女性はすでに自転車に乗っているからです。
 
 さて、このゴールデンウイーク、みなさんはどのような自転車生活を過ごしておられるでしょうか?
 ロングライド、ヒルクライム・・・・思い思いの自転車生活を満喫されておられることかと思います。
 私ですか?
 私もこのゴールデンウイークは、どこかロングライドに行こうと思っていました。
 しかし、この期間中、休日出勤もある上、ゴールデンウイークは家族サービスという奉仕活動を勤しまなければならないため、これといった計画は立てていません。
 とはいえ、自転車とは毎日乗ってナンボのモノ。
 わたし的には、床の間に安置し崇め奉られているロードバイクやオブジェとしてインテリアのアクセントと化しているロードバイクよりも、走り回って傷だらけになってしまっているロードバイクのほうがはるかに魅力的なものだと思うんです。
 そう、ロードバイクとは走ってこそナンボのモノ。走らないロードバイクって何のためにあるのでしょうか?
 そのためには、ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、何卒、ロードバイクに乗る機会を設ける必要があります。


↓今回の“遠回り自転車通勤”のルート図。


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 というわけで、昨日、5月2日(月曜日)、ひさびさの“遠回り出勤”をしてきました。
 私の職場までは、通常であれば片道16kmなんですが、その程度の距離をロードバイクで走っても、非常に物足りないのです。
 そこで、ロードバイクで通勤するときは、出勤前に南大阪ヒルクライマーの聖地「鍋谷峠」に登ってから出勤したり、関西空港まで“遠征”してから出勤します。
 昨日は、関西空港コースをセレクト。
 午前5時40分に自宅を出発するのですが、この時期にならばもう空は明るくなっているのでライトは必要なくなりました。
 数ヶ月前、酷寒に震えながら凍える指先の痛さに耐え、必死でペダルを回して体を温めなければならなかったのがまるで嘘のよう。
 大阪外環状線(国道170号線)をひたすら南に向けて走っていきます。

 朝の澄んだ空気の中・・・・・と言いたいところですが、この日はものすごい「黄砂」。
 中国大陸から飛来してくる黄砂のせいで、長距離ロング自転車通勤のご褒美であったはずのせっかくの眺望もこの日はまったく望むこともできません。
 さらに、出勤後、何か喉に風邪をひいたときのような違和感を感じたのですが、やはりこれも「黄砂」のせいでしょう。
 それもそのはず。中国内陸部に所在する得体の知れない化学工場から、なんの処理もされないまま謎の化学物質が大気中に放出され、それが大量に付着した黄砂を吸い込み続けながらロードバイクに乗ったわけですから、私のか弱い気管支が相当なダメージを受けたのは明らかです。
 そんな黄砂を吸い込みながらロードバイクに乗るということは、タバコを吸いながらジョギングするようなもの。
 こないだ、中国で携帯電話のショートメールによって日本の福島第一原子力発電所から放射能を帯びた雲がやってくるという噂が広がった後、パニックに陥った中国人は、ヨード入り食塩をたくさん摂取すれば放射能汚染から身を守れると誤解し、大量に買いあさったそうです。
 でも、私に言わせれば、わけの分からない化学物質で汚染された黄砂や空気を普段からあれだけ摂取している中国人であっても、放射能に対しては異様なまでの恐怖心を示すのは実に滑稽な姿。
 常日頃から、有害な謎の化学物質を含んだ大気に身を曝し、あるいは経口摂取し続けて、長年鍛えられてきた中国人ですから、多少の放射能に対する“耐性”はあると思われるので、中国のみなさん!そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
 まあ、しかし、黄砂を始め、実にやっかいなモノを次から次へとわが国に送り込んでくる中国・・・・
 戦後60年以上、それに黙って耐え続けてきたのですから、わが国の戦後補償はもう十二分に果たしたと思うのは私だけでしょうか?
 とにかく、あの国はロクなことをしない国です。



↓田尻スカイブリッジというネーミングはいかがかと思う。


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 さて、このような毒ガスのような黄砂の中、ロードバイクで走ったのですが、今回はペダリングを意識しながら走ってみました。
 私のペダリングは重いギアをゆっくりと回す、いわゆるトルク型低ケイデンススタイルなのですが、これはとても効率が悪く、可及的すみやかに“矯正”しなければなりません。
 ロードバイクのケイデンスは、1分間に90回転と言われています。
 しかし、私の場合、平地で70回転前後。
 クルクル高回転させるととても「せわしない(関西弁で“落ち着かない・せっかちである”という意味)」ので、どうも違和感があるんですね。
 ペダリングの基本のひとつに、なるべく軽いギアでクルクル高回転させる、いわゆる“高ケイデンス”で走ることですが、これがなかなかできないもの。
 クロスバイク“フィッツ君”がメインマシンだったころは、アウター×ローでゆっくりペダルを回して走っていました。
 これがクセになってしまい、ロードバイクでも私のケイデンスは低ケイデンススタイルのままです。
 もちろん、これが間違いではないのですが、平地でギアを軽くして90回転でクルクル回すと、“あるタイミング”から急に速度が伸び始めるポイントが実感できるように、やはり“90回転説”は正しいのです。
 というわけで、今回の“遠回り出勤”では1日も早く、私のペダリングも高回転化を実現させたいと思いつつ、ペダリングを意識しながら走ってみたわけです。
 

↓この区間を走るのはちょっと怖い


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 今回も黄砂の中、何台かロードバイク乗りのみなさんが走っておられました。
 自分がロードバイクに乗っているとき、他のロードバイク乗りの姿を見ると何故か嬉しいのですが、みなさんのペダリングを拝見させていただくと、やはり私よりもケイデンスは早いようです。
 某巨大掲示板の中にも「低ケイデンス=ヘタクソ」というようなニュアンスの書き込み見ることできました。
 つまり、軽いギアをクルクル高回転できない私のペダリングスキル・・・・・まだまだヘタクソで未熟であると自覚しなければなりません。
 もちろん、アマチュアライダーなのですから、ヘタクソでも一向に構わないわけですが、このままでは早く長時間走ることができないばかりか、膝に負担がかかって早晩、故障してしまうでしょう。
 そうなれば、大好きな自転車に乗りたくても乗れなくなってしまいます。
 これから、私もブルペをはじめロングライドイベントに参加したいと思っています。
 そのためには、ある程度の速度を維持しながら、長時間走り続けるための技術を身につけなければなりません。
 このように、日々の自転車通勤・・・・ただ漠然と走っているよりも、何かテーマを持って取り組むほうがやりがいもあり充実感も残るでしょう。
 というわけで、今月のテーマは「高ケイデンススタイルの確立」を掲げて、「なんだか、落ち着かないなぁ〜」という気持ちを抑えて、ペダリングスキルの上達に励みたいと、黄砂が舞い散る大阪府泉州路を走っていくたーちゃんなのでした。


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バーテープの汚れ&標準装備品について

 安心戦隊「アルソック」に登場する、レスリングオリンピック金メダリスト吉田沙保里を見るたびに悪寒を感じるのは私だけでしょうか?おはおうございます。たーちゃんです。


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 アルソック体操といい、この安心戦隊「アルソック」と良い、オリンピック金メダリスト社員をここまでコミカルに扱っているのは、他に例をみません。
 特にこのCMでは、安心戦隊扮する吉田選手の動きが静止画像になり、両眼からビームを発したりするなど、アルソック体操に負けず劣らずなインパクト十分。
 けれども、静止画像になったとき、彼女の“通常ではない”表情を見ると、あえてそんな表情になった瞬間で静止画像製作者側の悪意を感じるのです。
 安藤美姫も、力んだときの表情や、鼻水を出している表情の写真が新聞に掲載されましたが、オリンピック選手と言えども、女性なのですから、そのあたりの配慮していただきたく思うのです。
 アルソックのCMに登場していた吉田選手や柔道の塚田選手を見て、オリンピックで金メダルを獲得することの代償に、女性として失ったものは多いと感じた女の子達は少なく無いでしょう。
 その結果、レスリングや柔道に対してよくないイメージを抱いてしまい、将来の日本スポーツ界に影響を及ぼさないかと常日頃、心配しているたーちゃんです。おはようございます。


↓写真の加工は好きではないが、物は試しということでアンティーク調に加工してみた。


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 さて、みなさん!バーテープは交換されたことがありますか?
 私のロードバイク・ピナレロクアトロ疾風号のバーテープもそろそろ汚れてきましたが、その前に、「どれだけ走った結果、これだけ汚れた」ことを明らかにしなければなりません。
 そこで、ピナレロクアトロ疾風号の積算走行距離を確認しようと思ったのですが、これがなかなか、面倒な作業だったのです。
 というのも、私が使っているGPSサイコンのガーミンEdge500は、クロスバイクとロードバイクのそれぞれで兼用して使っているので、ロードバイク単体の走行距離というのは分からないからです。
 そこで、ガーミンコネクトに記録されている過去の走行履歴から、ロードバイクのものを選んで一つづつエクセルの表計算シートに入力して計算するという作業を黙々と行い撒いた。
 それは、ゴールデンウイークの正しい過ごし方から、まるでかけ離れた時間の過ごし方といわざるを得ません。
 その結果、12月19日から本日5月3日に至るまでの138日間のうち、ピナレロクアトロ疾風号に乗ったのは52日、積算走行距離走行距離は3,389kmだったことが分かりました。
 ピナレロクアトロは選択するカラーによって、バーテープの色が異なり、私が選んだ「ブラック&レッド」には、ホワイトのバーテープが装着されています。
 ただ、ホワイトと言ってもウエディングドレスのような真っ白ではなく、小さな黒いブツブツが混入している“大理石調”の重厚な趣があるデザインとなっているので、汚れもそう目立つものではありません。
 さらに、材質も布ではなくどちらかと言えばシリコンやゴムみたいな触感がある素材で作られているのか、摩擦や汚れに対する耐性は比較的強いような気がします。


↓シンプルイズベストなエンジンルーム(クラシックカーミーティングにて)


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 ただ、実際、バーテープを交換された人のブログを見ても、“汚れ”を理由としてバーテープを交換している人は多くはないようです。
 それは、イメージチェンジであったり、標準装備のバーテープが気に入らなかったという外見的な理由が、交換の動機になっているケースが多い感じですね。 
 たしかに、バーテープを交換するだけでも、ロードバイク全体のイメージはガラリと変わるでしょう。
 とくに、同じピナレロクアトロでも、マットブラック1色の場合、バーテープの色がアクセントになるので、交換による効果はとても大きいような気がしますが、私のようなピナレロ独特のカラーリングの場合、バーテープの色選択を誤った場合、ちぐはぐになってしまいかねません。
 今のところ、バーテープについては何ら不満を感じていない私にとって、そんな冒険を犯してまでバーテープを交換する必要はさらさらないのです。 
 あと、ピナレロクアトロ疾風号の標準装備品についてですが、他のピナレロ完成車と同様、大部分の装備品はMostのパーツが使われています。
 前モデルのFP3は、ブレーキやクランクもMostブランドが使われていたそうですが、クアトロになってからは、サドル、シートポスト、ステム、ハンドルの4点のみがMostブランドになりました。
 Mostは、ピナレロがリリースするアクセサリーブランドです。
 けれども、実際はFSAがOEM生産しているそうで、“目玉おやじ”みたいなマークがどうしても気になる年頃。
 このブログでも「ダサいピナレロ乗りとは、Mostパーツをそのまま使っている・・」というコメントが寄せられたことがあります。
 そのコメントは廃棄処分に処したものの、どうもこのMostはあまり評判がよろしくないようです。
 それが機能的な問題なのか、それともデザイン的な問題なのかは定かではありあませんが、わたし的には、“目玉おやじ”みたいなマークが気に入らないのは事実です。
 だからと言って、それがすぐに交換しなければならないほどの理由にはなりませんし、私の場合、同じお金を使うなら、そんな不要不急なパーツではなく、ホイールやタイヤを交換したほうが、満足度は高いような気がします。 



↓白黒にしてみた。


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 モノの本によると、完成車に標準装備されているパーツはできる限り交換するべきだというようなことが書かれているものもあります。
 ただ、ホイールやタイヤとちがって、標準装備されているパーツを交換することで、早く走ることができたり、快適に走ることができるようになるとは限らないのが難しいところ。
 仮に、私がピナレロクアトロに標準装備されているMostのサドルは、お尻が痛くて堪らないとしましょう。
 私は苦痛で快楽を得ることができる性癖を持っていないので、苦痛から逃れるためにサドルを交換するかもしれませんが、仮に高級なサドルに交換したとて、お尻の苦痛から解放されるという保証はどこにもないのです。
 ショップによっては、サドルの“試乗”ができるところもあるのですが、そのラインアップは決して多いとは言えないところから、サドル選びは一種の冒険となっているのが現状です。
 また、ステムについても、どうしてあんなシンプルなパーツが1万円もするのか理解に苦しむところです。
 ポジションについて不満を感じていない以上、“目玉おやじ”デザインがイヤという理由のみでステムを交換することはできません。
 ハンドルも同様、手になじんでしまっているので、交換する必要はありません。
 サドル、ステム、そしてハンドルについては、目玉おやじのマークは気に入らないものの、使っている分にはまったく不満はないので、もしフレームを交換することがあっても、これらのアイテムは寿命を迎える(ステムやハンドルも寿命ってあるんだろうか?)まで使い続けるつもりです。
 バーテープはこれらのアイテムと違って、寿命が比較短いアイテムかもしれません。
 けれども、バーテープの汚れはまったく気にならない以上、たとえどれだけ汚れようと交換する気はさらさらありません。



↓これはカラーのほうが良いでしょう。



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 むしろ、バーテープの汚れとは、サイコンの積算走行距離と同様、経験の積み重ねです。
 雨と振り来る弾丸に破れ原形をとどめない日本陸軍の連隊旗と同様、手垢や脂汚れで黒く汚れたバーテープこそ、ロードバイク乗りとしての“誉(ほまれ)”だと言えましょう。
 バーテープが劣化してボロボロになったり、落車や摩擦によって破れたりするなど、バーテープとしての機能性が失われない限り、標準装備のバーテープを使い続けようと思っています。
 ロードバイク乗りの間では「傷は勲章、汚れは恥」という考え方がありますが、バーテープの汚れは、どちらかと言えば傷のカテゴリーに含まれるでしょう。
 実際、私のピナレロクアトロ疾風号にも、あちこちに擦過傷が見受けられるようになってきました。
 1年間、爪に火を灯すような倹約生活の果てに手にすることができたピナレロクアトロ疾風号ですから、初めて傷を見つけたときの精神的ショックは例えようも無いくらい大きなものでした。
 しかし、ロードバイクはあくまで消耗品。
 賞味期限のうちに、消費してこそナンボのものだと割り切れば良いのです。
 そう、自分の不注意による傷は別として、走行中に、不可抗力でついてしまう少々の傷・・・・
 それは、童謡「せいくらべ」の“♪柱の傷はおととしの〜♪”と同様、自転車生活の経験値を示すバロメーターであると考えれば、なんら気にするべきものではありません。
 というわけで、その純白が真っ黒になるまで使い込んで行きたいと思います。



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ロードバイクに乗らない日&家族サービス

 職場の飲み会で食べ放題の焼肉屋さんに行く途中、「ワシ、若い頃と違って、最近、あまり肉を食べることができんようになってしまったわ〜」と言う先輩に限って、いざ、飲み会が始まると若い子顔負けの肉に対する飽くなき食欲を見せるものだと思うたーちゃんです。おはようございます。


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 そのようなオッちゃんに限って、食べ放題の焼肉に行くとガッツリ行くものです。
 たった30分前、「若い頃と違って、肉食べられへんわ〜」と言っていた同じ口の中へ、次から次へと焼肉を放り込むようにして食べているそのオッちゃん(55歳)。
 彼の言うことが間違いなけば、計算上、動物園でネコ科の大型肉食獣に相当する量の食肉を消費していたことになります。
 その食生活が、血液検査の悲惨な結果へと如実に現れているのです。
 焼肉・・・私が子どもの頃は父親がパチンコで勝った日など、“ハレ”の日にしか口にすることができないご馳走でした。
 しかし、食べ放題激安焼肉店の台頭で、焼肉とはご馳走から普段食になってすでに久しく、“金は無いけど時間はある”ことが特権であった大学生のグループが焼肉店で盛り上がっていますが、焼肉なんて年に2〜3回しか口にすることができない私から見れば、実に生意気なものです。
 今日も、たまたま通りかかった河川敷では、若者のグループがモウモウと肉の焼ける臭いをあたりに漂わせながら、BBQをしていました。
 よくこんな黄砂が舞い散る中で、得体の知れない中国産の化学物質が付着した黄砂とともに、焼肉を口にするなんて・・・と思いつつ、私たち家族はその場を離れたのです。


↓ 風の吹く音と鳥の鳴き声の他はなにも聞こえなかった。


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 まあそれにしても、30歳後半を迎えた私自身、件のオッちゃんではありませんが、焼肉食べ放題は「もうエエわ〜」って感じです。
 飲み・食べ放題@4000円の焼肉屋さんで、不自然に脂まみれになっている肉たらふく食べて、ビールをたらふく飲んで、それらが体脂肪に変わらないためにトイレで指を突っ込んで全部吐き出す飲み会よりも、それなりに美味しいお肉がちゃんと一人前づつ出てくるような焼肉屋さんで、マイペースで適量のお酒を飲む・・・・
 これからは、そんな飲み会になってほしいなぁ〜と思う今日この頃です。
 
 それはともかく、今日この頃といえば、みなさんはいかがお過ごしですか?
 私は、このゴールデンウイーク3連星ジェットストリームアタック・・・・ではなく、3連休はロードバイクはおろかクロスバイクにすら乗っていません。
 強いて言えば、ロードバイクのチェーンにチェーンルブを挿し、後輪がわずかに平らになっているのを手で触れて、「やっぱり後輪は減るのが早いんやなぁ〜」と思ったことだけ。
 今日は、出勤日なので出勤前にちょっくら鍋谷峠へヒルクライムするか、関西空港まで60km走ろうと思っています。
 幸い、自転車通勤することができる職場環境なので、このようにサラリーマンのスキマにロードバイクに乗ることができますが、もし、転勤などで自転車通勤することができなくなれば、どうすれば良いんでしょうか?奥さん。
 さて、この連休に自転車に乗らない理由は、別に休足日を設けたわけではありません。
 このような他愛も無い自転車生活を、いかにもって感じで日々書き綴っている私も、一応、世帯主。
 専業主婦であるたーちゃん@妻と、小学2年生を養っていかなければならない私が、“明るい家族計画”を末永く継続させるためにも、この3連休くらいは自転車生活ではなく、家族サービスに勤しまなければなりません。


↓黄砂さえ飛んでいなければ・・・


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 基本的に、私は土曜日にロードバイクに乗り、日曜日は家族サービスにあてるという生活スタイルなのですが、今回の3連休は自転車は自粛しました。
 というのも、小学生低学年の子どもにとって、連休中にどこか連れて行ってもらうというのは親が考えている以上に楽しみにしていることです。
 にもかかわらず、親である私が好き勝手に自転車に乗ってロングライドやヒルクライムなどで遊び呆けていたら、子どもの目から見て、どう写るのかは想像に難くありません。
 というわけで、この3連休(今日は仕事ですが・・・)はロードバイクに乗るのを控えておりました。
 では、何をしてたのかと申し上げますと、連休初日の5月3日(憲法記念日)は、夫婦で国際社会の現状を鑑みて、憲法9条を改正するべきかどうか白熱した議論を交わす・・・のではなくて、まず訪れたのが住宅展示場。
 この時期、さまざまなイベントが目白押しであり、無料でいろいろなものを抽選でもらえる住宅展示場。
 わが家は3年前にマイホームを建てたので、住宅展示場にとっては“招かれざる客”であるにも関わらず、抽選会で“1等賞”が当たってしまい、1万円相当のグルメ券をもらってしまったことがありました。恐縮でございます。
 とうわけで、GWに海外旅行に行くことなんてできようはずがないわれわれ庶民なファミリーに、住宅展示場は強力にオススメしたいプレイスポット。
 住宅展示場で傘やらまな板とかもらったわれわれは、日本でもっとも大きな園芸店“国華園”に行って、野菜やお花の苗を買いました。
 実は、私は小学生の頃、園芸クラブの部長を勤めたという功績があり、今でも花や野菜を育て、愛でるのが私のささやかな喜びになっています。


↓写真ばっかり撮っていたので先に進めない。


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 ピチピチなレーパンを身につけ、見事にスネ毛を剃りあげた美脚にピチピチなレーパンをはいてヒルクライムやらロングライドに夢中になる一方、草花を愛する私がいるのです。
 女性の多くが、このような男性の意外な“ギャップ”に思わず、胸がキュンとするそうですが、日本全国の若奥様、いかがですか?
 翌日の5月4日(みどりの日)は、やはりエコグリーンにちなんだレジャーということで、近所の農園(東農園)にイチゴ狩りにでかけました。
 このイチゴ狩り農園は、それまで実に“知る人ぞ知る”穴場スポットでした。
 しかし、ネットで一躍有名になった結果、常に長蛇の列をなしている人気ぶり。
 その人気に乗じて、調子に乗った農園は、今年から入場料が値上げしてしまったのです。
 まあ、それでもUSJやディズニーランドに行くよりははるかに低コストなレジャー。
 イチゴ狩りを初めとするフルーツハンティングは、冷静に比較検討すると、スーパーで買ったほうがはるかに安いことが経済理論上証明されています。
 しかし、小学2年生の娘は大喜び。こんなに喜んでもらうと、連れて来て良かったと思うのであります。
 夢中になった私たちは必死のパッチで、赤く熟したイチゴはもちろん、ごく一部が赤くなってるかなぁ〜というレベルのイチゴも「しばらく置いといたら赤くなるでぇ〜」ということで、底引き網漁法のように採りまくります。
 先に帰った両隣ファミリーの区画を見てみると、まだ赤くなりつつあるイチゴは取り残されていますが、わが家の区画はもののみごとにイチゴが残っていません。
 結局、イチゴパックで8箱分のイチゴをお土産として獲得した私たちは、一度自宅に戻りイチゴを置いてから次に向かったのが、道の駅。


↓なるべく登りでは写真を撮りたくない。


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 地方の活性化のために、税金を投入して作られた道の駅ですが、多くの道の駅では野菜を格安で販売しているところが多いようです。
 冒頭で焼肉の話が出ましたが、わが家の食生活は野菜が中心。
 トンカツやから揚げなどの揚げ物や焼肉などの肉料理はほとんど食卓を飾ることがありませんが、その代わり大量の野菜でテーブルを賑わいます。
 それだけに、大量に消費される野菜は、いかに安く新鮮なものを買うのかが重要なわけですが、そんなわが家のニーズを満たすのが道の駅“羽曳野”。
 ここで野菜やら、花の苗を買った私たちは自宅に帰り、家族3人でお昼ご飯を食べてから、娘と二人でお昼寝。
 こんなそんなで、私たち3人家族の3連休は終わっていくのでありました。

 さて、私のような30歳代サラリーマンサイクリストが、末永く自転車生活を送るためには、家族からの強力が不可欠です。
 私と似たような状況に置かれているみなさんも、いろいろご家族に配慮を重ねて、ひっそりと自転車を楽しんでおられる方は少なくありません。
 自転車はいつでも乗ることができますが、家族と過ごす時間というのは、一回限りです。
 ですから、これからは自転車生活と家族生活が両方とも充実させるために、頑張りたいと思います。


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自転車通勤ヒルクライム養成リュックサック

 逆切れ記者会見で度肝を抜かされた焼肉チェーン社長が、そのわずか数日後、異様に甲高い声で、号泣謝罪した涙の土下座記者会見に転じた変わり身の速さに「えっっ!」と唖然としてしまった人は私だけでは無いと思うたーちゃんです。おはようございます。

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 「大変失礼致しました!!!」とはき捨てるように逆切れしたあの記者会見を見てしまったら、いくら甲高い声で土下座謝罪したとしても滑稽にすら見えてしまいます。
 あの、謝り方を見ると、人に謝った経験が無いんでしょうか?
 たしかに、どのような落ち度があるにせよ、人にはいろいろ事情があるので、自己を正当化したいという気持ちは人間誰しもが持ちえているものです。
 しかし、初めにそれを出してしまったら、後でどれだけ涙を流して、流行の土下座謝罪をしたとしても、誰も同情してくれません。
 とりあえず、初めに“土下座謝罪”をしておいて、それから「今後の話は顧問弁護士に・・・・」と、どうして、「とりあえずの誠意」を示さなかったのでしょうか?
 ウワサによれば“謝罪アドバイザー”なる職業の人がいるそうですが、逆切れ記者会見する前に、どうして謝罪アドバイザーに相談を受けなかったのか、残念でなりません。
 それ以上に残念なコトは、これから先、ユッケやらタタキとかの生肉系一品料理が食べることができなくなることです。
 生肉系一品料理は、食べ放題の店に行くと、「あっ、ユッケも食べ放題や!」と狂喜乱舞しつつ、4人しかいないのに12人前オーダーしてしまうこともしばしばありました。
 その結果、目の前に山積になった生肉を目にして、途方に暮れると言う経験も一度や二度ではありませんでした。
 一か八かの決死の覚悟で、食べてみても良いのですが、もし、それでお腹を壊して仕事を休もうものなら、「こんなときにユッケ食べて腹こわしたって、アホちゃうか!」と言われるのは疑う余地はありません。
 


↓ちゃんと登ってきたんです。重い荷物を背負って・・・


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 それはそうと、いつものようにいきなり話は変わるのですが、一昨日(5月5日・金曜日)職場に出勤するとき、南大阪ヒルクライマーの聖地である鍋谷峠にヒルクライムしてきました。
 通勤時にヒルクライムすることができる身の幸せを噛み締めつつ、いつもより1時間30分早い、午前5時30分に家を出ます。
 つい数ヶ月前まで、こんな時間はあたりはまだ真っ暗で、ライトを点灯させながら走っていたものです。
 満点の夜空に輝く星を眺めながら、吐き出す息も真っ白になり、かじかむ手足の痛さに耐えながら、漆黒の国道をただひたすら南にペダリングしていました。
 そんな酷寒の早朝に、ロードバイクに乗って走る姿は端から見て理解に苦しむのかもしれませんが、当の本人は毎日こうして走っていなければ、どこかおかしくなりそうなのです。
 最近はすでにあたりは明るくなって、ビブショーツ&半袖で気持ちよく走ることができるようになりました。
 こんな些細ことでも喜びを感じることができるのは自転車ツーキニストの特権でもあるでしょう。
 さて、ヒルクライマーのみなさんが、できるだけロードバイクだけでなく、自分の体を軽くしようとしているのは異論はありません。
 というのも、ヒルクライムにおいては、コストを惜しむことなく、全てを優先して軽量化することこそ正義であるからです。
 ときには、100g軽量化するのに数万円のコストを惜しむことなく投入し、またあるときは、即身仏になろうとする僧侶のように生存するのにギリギリな食事しか摂っていない人もいるとか・・・
 ヒルクライム大会直前になると、会場にあるトイレに長蛇の列ができるそうですが、それは選手が緊張のあまり尿意を感じるからではありません。
 体の中の糞尿を少しでも対外に排出して、自らの体重を減らそうときばっているのですが、そんなストイックな姿に私は感動の涙で頬をぬらすのです。


↓11℃でしたが、半袖ジャージ&ビブショーツで十分でした。


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 とはいえ、私のような自転車通勤の途中でヒルクライムする場合、軽量化と言っても自ずから限界があります。
 というのも、職場には“手ぶら”で行くわけにも行かず、相応の荷物を携行しなければならないからです。 
 純粋に、ヒルクライムを楽しんでいるロードバイク乗りと違って、私はそれらの荷物をリュックサックに入れてロードバイクに乗らなければなりません。
 このように、自転車通勤の際、ヒルクライムするのには絶望的なハンディキャップを負わなければならないのですが、今回のヒルクライム自転車通勤でその圧倒的な負担を身にしみて実感できることがありました。
 さて、自宅を出発してから40分ほどで鍋谷峠コースのスタート地点である“製材所の橋”に到着しました。
 いくら南大阪ヒルクライマーの聖地といえども、こんな早朝に走っている奇特なヒルクライマーはほとんどいないと思っていたら、高級車であるLookのバイクに乗ったヒルクライマーが一服していたのです。
 ですが、いかんせん私は出勤途上の身。一服なんかしている時間はありません。
 そのまま、「おはようございます〜」と声をかけて、停止することなくそのまま登り始めたのです
 ひとりでヒィヒィ言いながら登っていると、うしろからLookなヒルクライマーが猛烈な勢いで追いつこうとしているのです。
 私にはとくに競争意識はありませんが、やはり背後からLookなヒルクライマーが迫ってくると、私の中にかろうじて残っている男の性が覚醒してしまいました。
 必死のパッチでペダルを回して追いつかれまいと頑張ったのですが、父ちゃん、ダメだった・・・・
 いとも簡単に、Lookなヒルクライマーは私を追い抜いていき、視界から消えていったのです。


↓いつもは写真をとらないのだが、せっかく重いデジタル一眼レフカメラを背負ってきたので・・・


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 私とLookなヒルクライマーとでは、体力、技術、機材・・・彼我の戦力差はかなりありました。
 もっともその差を広げたのが私が背中に背負っている「荷物」なんです。
 このとき、私は泊り込みで仕事をしなければならなかったので、いつもよりも多い荷物をリュックサックに入れて持っていっていました。
 どのような荷物を持っていったのかと言いますと・・・
   職場の昼食と夕食の2食分の食事(ご飯1合×2・ゆで卵×2・おかず)が入ったタッパーウェア
   会社で着る服3着分&下着
   書類ファイル(A4にして50枚くらい)
   ベストプライスのサイダー350ml缶×2本
   デジタル一眼レフカメラ
   財布、携帯電話・カギ、工具
・・・これらをすべてリュックサックに入れて持っていったのですが、当然のことながら、ものすごく重いんです。
 どれだけ重かったのかいうと、背負うとき、「よっこらしょ」という意味不明な掛け声が無意識のうちに口から出てしまうような重さだったので、きっと5kg以上の重さはあったかと思います。
 さらに、このときの荷物の量が多かったので、愛用のリュックサック(ドイターレースEXP)ではなく、かつて私が使っていた巨大なリュックサックに入れて持って行きました。
 こんな重い荷物を背負いながら、前傾姿勢のロードバイクに乗ると、すぐに腰が痛くなります。
 ですから、ときおり不必要なダンシングして背筋を伸ばして腰の痛みを和らげながら登っていかなければなりません。
 こんな苦労をしながら、ヒルクライムしている私を、いとも簡単に追い抜いていくLookなヒルクライマーの背中になにも荷物が無いのを見て「なんで、あいつは荷物持ってへんねん!」と理不尽な怒りを覚えたのです。
 そうして、重い荷物を背負いつつ、ひとり登っていると、大学生時代、ワンダーフォーゲル部に所属していたときの思い出がよみがえってきました。



↓ここから大阪湾を眺めると、とおく明石大橋まで見えるのだが、この日は黄砂のせいで・・・


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 ワンダーフォーゲル部では雪山も登るので相応な体力が必要と言うことで、それなりのトレーニングを積まなければなりません。 
 その中の一つに、“歩荷(ぼっか)訓練”と言うのがあって、「キスリング」という布製の巨大なリュックサックの中に、レンガや鉄アレイ、砂の入った袋などを入れて六甲山を上り下りするんです。
 むさくるしい男が六甲山でそんな訓練をしているのを、ドライブにやってきたカップルから憐憫の情に満ちた視線でみられるのを思い出しました。
 そんな訓練を重ねていると、山に登り始めてとき、あれほど重かったアタックザック(キスリングよりも新しいタイプの大型登山用リュックサック)がものすごく軽く感じられるようになっていくのです。
 これは、自転車通勤ヒルクライマーも同じことかもしれません。
 ということは、ひょっとしてこれだけ重荷に感じているこのリュックサックは、“ヒルクライマー養成ギブス”ならぬ“ヒルクライマー養成リュックサック”として、私を強くしてくれているのです。
 いずれ、何も荷物を背負うことなくヒルクライムすることができる日がやってくるでしょう。
 そのときは、Lookなヒルクライマーよりも早く登ることができるかもしれないと思いつつ、あくまで私は自転車ブロガー。
 デジタル一眼レフカメラを持たずしてロードバイクに乗ることはできないという重荷を背負って今日こそ、ロングライドに行こうと思う土曜日の朝でした。

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レアな和菓子を求めて山を越える

 初めて、“山ガール”なるものを見たんですが、想像以上のかわいらしさに、登山界に新たな革命が勃発するのではないかと興奮しているたーちゃんです。おはようございます。

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 私が学生時代に所属していたワンダーフォーゲル部でも、たしかに女子部員はいました。
 ただ、彼女らが夏山縦走のときに身にまとっていた服装は、現在の山ガールとは程遠い、そうとう“もっさり”(※)ないでたち。
 同じ大学のキャンパスで歩いている他のおしゃれな女子大生との格差は著しいものがありました。
 もし、彼女達が“山ガールウェア”を身にまとっていたら、その後の人生は大きく変わって伊のかもしれません。
 しかしながら、当時は「登山にはファッションなんて必要ない、必要なのは機能性だけである」という硬派な考え方が主流を占めていました。
 ですから、いくら“Be−Pal”などの軟派なアウトドア雑誌で山の素晴らしさを紹介されたとしても、女性を意識したウェアが無かったので、いつまでも、女性はマイノリティーのままだったんです。
 それから十数年、今日、たまたま見かけた山ガール。
 山ガールファッションは、「いやん!かわいいぃん」とばかりに、“かわいい”ことが全てに優先する女性のハートキャッチプリキュアしているのです。
(※)もっさり=関西地方で使われる方言で「野暮ったい・垢抜けしないさま」という意味


↓途中の道のりは夏の香りがした。


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 それまで、登山している女性を見たとしてもなんとも思わなかったんです。
 でも、山ガール姿の女性を見たとき、おもわず「えっ!」と振り向いてしまいました。
 ロードバイク界でも、“サイクルスカート”なるもので、女性をロードバイク界に誘おうとしています。
 しかしながら、サイクルスカートだけでは、どうも決定打に欠けるような気がします。
 このままでは、いつまでたっても“本気と書いてマジと読む”ようなレアな女性しかロードバイクに関心を示すことはないでしょう。
 人類の半分を占める女性を、ロードバイク界に引き寄せることができるかどうかが、ロードバイクの社会的理解度を深めることの重要なカギなのです。
 
 さて、それはともかく5月7日(土曜日)ちょっとした竹の内峠&水越峠ヒルクライムに行ってきました。
 この組み合わせのヒルクライムコースを走ったのは何度もあるんですが、今回はヒルクライムが目的ではありません。
 ロードバイク“ピナレロクアトロ疾風号”でわざわざ山を越えて行った目的は、この時期、3週間しか開いていない和菓子屋さんで「草もち」を食べること。
 そう、非常にレアな草もちを食べるために、自転車で山を越えて行ったのです。
 しかし、ロードバイク乗りのみなさんだったら、こんなことでも、ロードバイクに乗って山を越えるモチベーションになりえることは十二分にご理解いただけることかと存じます。
 わが家のベランダから眺めことができる二上山、葛城山、そして金剛山を擁する雄大な和泉山脈。
 今回は、和泉山脈の向こう側に所在する名店で、草もちを食べ、牧場のソフトクリームを食べ、そして幻の豆腐を買って帰るというプチ・グルメフォンドとしました。


↓なかなか味のある看板である。


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 実は、この日、私が会社に出勤すると思っていたたーちゃん@妻は、社宅友達を自宅に招いてお茶をする予定でした。
 私が自宅にいれば、有閑マダムの他愛も無い話も盛り上がらないでしょう。
 また、ヒミツの話もできないのでしょうから、ロードバイクに乗ってどこかに行くことにしました。
 ただ、この前日は、夜勤明けであったのにもかかわらず、残業したので自宅に帰ってきたのは午後11時30分。
 クタクタに疲れていたことから、ロングライドはちょっとムリ。
 というわけで、近場のヒルクライムコースを走ることにしたんですが、せっかくなのでブログネタになるようなコースをセレクト。
 かくして実行することに相成りましたプチ・グルメフォンド。
 これからご紹介する3店の共通点は「試食」できることにあります。
 ちなみに、こないだのアワイチ(淡路島一周)でご一緒した「23cの誘惑」の管理人で試食好きなユッキンさんには強力に推薦いたしますので、どうぞメモのご用意を。
 さて、自宅を午前10時に出発した私は、かつて聖徳太子も息を切らせて登ったであろう竹内峠を越え、ボタンで有名な当麻寺にやってまいりました。
 当麻寺の名物と言えば、よもぎ餅ですが、ここで売っているよもぎ餅とは普通のよもぎ大福タイプのお餅ではありません。
 伊勢名物の「赤福餅」はご存知でしょうか?
 赤福餅のお餅の部分がよもぎ餅になっているものとイメージしていただければ良いかと思います。
 参道にはよもぎ餅を売るお店が2つあって、一つはメジャーな「中将堂本舗」の“中将餅”で、今回、食べたのが「春木春陽堂」の“姫餅”。
 その関係はメジャーな「赤福餅」と、どこかパクリ疑惑も拭いきれない「御福餅」との関係にあります。(中将餅と姫餅のどちらが元祖なのかは分かりません)


↓近所のオバちゃんが世間話をしながら作っているような雰囲気だった。


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 この姫餅は4月下旬から5月半ばという3週間しか販売しておらず、それ以外の時期、お店は廃業したかのように固く閉じられたままになっています。
 とりあえず、この姫餅3つと煎茶がセットになったものをオーダー。(@200円)
 お味のほうは私の食べログ記事を参照していただければ良いのですが、この姫餅のアドバンテージは3週間しか食べることができないと言うレア度だけではないんです。
 そう、このお店、試食が太っ腹なんですよ、奥さん。
 というのも、販売サイズの2分の1くらいの大きさで用意されている試食品、2〜3個食べれば、商品サイズと同じ量を食べることができてしまいます。
 ですから、ロングライドやヒルクライムでハンガーノック気味になったとしても、とりあえず200円のセットを食べた後、足りない分は試食で補えば問題ありません。
 口中に広がるよもぎの香りの余韻を残しつつ、次に向かったのは葛城山麓に広がる葛城牧場“ラッテたかまつ”です。
 このラッテたかまつは、県道から伸びているひたすらなヒルクライムの果てに所在するお店です。
 息を切らせて登っていくと目的のお店があるのですが、前回訪れた際は、痛恨の休業日。
 その際は、道に迷った挙句、立ちゴケまでして、たどり着いた果てが休業日だったという辛い思い出が、今でも私の脳裏によみがえります。
 事前調査を怠った私が悪いんです、主人は悪くないんです!
 このラッテたかまつで食べたのは、ソフトクリーム大(@380円)
 ロードバイクに乗って食べに行った場合、サイズに大小あるのであれば、“大”を注文するのが鉄則。
 このソフトクリーム・・・・一口食べたら、今までのソフトクリームとはまったくの別物であることが判明。
 そう、めちゃくちゃ牛乳の味があるんです。牛乳に相談しなくても、その味は鮮烈に牛乳のお味。


↓この時期にしか食べることができないから食べたいのです。


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 このラッテたかまつでは、牛乳の試飲ができるのですが、残念ながら一人一杯とさせていただいているようです。
 汗まみれの半袖ジャージ&ビブショーツ&スネ毛なし36歳男性が、一人ソフトクリーム大を食べている光景は壮絶なもの。
 大学生風カップルから蔑まれた視線を浴びせられましたが、そんなものに気にしていたら、サイクリストは勤まりません。
 そのお店では、突然、お店に現れた冒頭文で紹介した山ガールの姿をまじまじと眺めつつ、ソフトクリームを平らげ、早々に場所移動。
 次に向かったのは、「梅本とうふ店」・・・・・ここは豆腐も美味しいのですが、強烈な試食攻撃があなたを待っています。
 お店の中は、10人ほど座れるテーブルがあって、その上には商品である豆腐の冷奴、豆腐ドーナツなどが食べ放題になっているだけでなく、テーブルに着くと、無言でお椀に入った豆乳鍋や厚揚げがサーブされます。
 気の弱そうなサイクリストなら、なにか注文しなければいけないような気がしますが、そんな意志薄弱なことではいけません。
 試食して買ってしまうのは、純粋な意味の試食マニアとはいえません。
 試食をしつつ、何も買わずに去っていくというのが正しい試食マニア。
 といいつつ、このお店のとうふは良いお味なので買って間違いはありません。
 このお店で、自宅でお茶しているたーちゃん@妻とその社宅友達にお土産として、豆腐ドーナツでも買って帰れば、私の株価が急上昇すると思いました。
 ところが、私が訪れた午後1時には「厚揚げ」を除く全商品が売り切れの事態に。 
 それから、お土産の厚揚げを片手に、水越峠を越えてお家に帰って行ったという、よくわからない連休後半の土曜日でした。


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レプリカチームジャージとおひとりさま

 エコエコと言われてブームになっているロードバイクって、ガソリンは食わない代わりに、ガソリン代以上の食費がかかってしまうことから、果たして本当にエコなのか疑問であるたーちゃんです。おはようございます。


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 確かにガソリンがどれだけ値上げしようと、ロードバイク乗りにとってはまったく関係がありません。
 ガソリンを炊いて走る代わりに、脂肪を燃やして走るロードバイクは、ガソリン代はかからへんし、体脂肪は減るし・・・
 いやぁ〜、ロードバイクって本当に良いこと良いもんですね〜・・・・・ところがちょーっと待ってください!奥さん! 
 本当にロードバイクって、自動車に比べてエコなんですか?
 良く考えてみてくださいよ、ご主人!
 昨日、ロードバイクで奈良県吉野の山奥まで、100km以上も走って行ったのですが、この距離を、私の愛車トヨタシエンタ号で走ったとすれば、ガソリン代として800円はかかるでしょう。
 もちろん、ロードバイクで行くとガソリン代はかかりませんが、ペダルを回し続けるにはエネルギーが必要ということで“補給食費”はかかります。


↓レプリカチームジャージでおひとりさま。


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 この補給食費って、自転車ブログ界ではあまり注目されていませんが、意外にコストがかかるものなんです。
 今回も、たった100kmしか走っていないのにも関わらず、補給食の合計額は1700円!
 ロードバイクで走っていて、ちょっとでも空腹感を感じたら「うわっ、このまま走り続けたらハンガーノックになってしまう」とばかりにコンビニに駆け込み、あきらかに消費カロリーよりも多い補給食をたべてしまったという経験は私だけではないはず。
 その結果、給料日前になると「あれ〜、俺ってタバコも吸わへんし、飲み会も少なかったし、パーツもウェアも買ってへんのに・・なんでこんなに金が無いんや〜」と途方に暮れてしまう・・・・そんな経験もみなさんにはおありでしょう
 そう、サラリーマンサイクリストの財布を圧迫しているのは補給食なんです。 
 当初、私もロングライドする場合、カロリーメイトを利用していました。
 カロリーメイトは1本100kcalですから、エネルギー補給の管理はしやすいものの、価格の割には満足度が低いのが悲しいところ。
 それに加えて、カロリーメイトって、口の中がモソモソして喉が渇きますし、満腹感もそれほど感じることもできないので、カロリーメイトはここ最近は使っていません。
 まあ、ロングライドで行く先々の美味しいものを食べ歩いても良いのですが、ロングライドをする以上、やはり補給食は常に携帯しておくべきでしょう。
 というわけで、安くて、美味しくて、効率的な補給食・・・・みなさんのオススメ補給食があればご紹介いただければと思います。
 さて、今回も前置きが非常に長くなって恐縮です。
 昨日5月8日、100km以上、ロードバイクを走らせて向かった先は、奈良県吉野町の山奥にあるラーメン屋さん「ラーメン河」。
 

↓開店前なのにこの盛況。


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 このラーメン屋、非常にへんぴなロケーションであるにも関わらず、連日、長蛇の行列ができるのはどうしてでしょうか?
 わたし的には行列に並んでまでラーメンを食べる人の心境は理解し難いところがあります。
 しかし、奈良県の山奥にひっそりたたずむラーメン屋って、その味はともかく、ブログネタ的においしいではありませんか!
 また、このラーメン屋で供されるのは私が一度も口にしたことがない「塩ラーメン」。
 味噌ラーメンやとんこつラーメンは食べた経験はあるものの、塩ラーメンは「サッポロ一番塩ラーメン」しか食べたことがありません。
 そう、私の中で、塩ラーメンといえば、「サッポロ一番塩ラーメン」がスタンダードでした。
 塩ラーメンといえば、サッポロ一番塩ラーメンしか知らない私にとって、インスタントではない本物の塩ラーメンってどのようなシロモノなのか予想だにつきません。
 それにしても、「サッポロ一番塩ラーメン」でも相当美味しいと思いませんか?
 「♪はくさい、しいたけ、に〜んじん、季節のお野菜いかがです?♪」と懐かしいCMがありましたが、覚えておられるでしょうか?
 そんな野菜を入れなくても、スープの塩気と特製刻みゴマだけで十分白いご飯のおかずになり得ますし、職場でも私の欠かせぬランチのお供になっています。
  (あっ、すみません。このCMって、サッポロ一番味噌ラーメンでしたよね)
 というわけで、期待膨らむ、この世に生を受けて初めて口にするホンモノな塩ラーメン・・・・どんなお味なんでしょうか?
 期待に胸膨らませ、奈良の秘境へとあなたを誘う国道169号線をひたすら走った後、吉野川沿いに伸びている信じられないくらいの細い道を走って行った先に、ありました奈良県でもっとも行列ができるラーメン屋「ラーメン河」。


↓肝心のお味は・・・・・食べログで。


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 このお店の開店時間は午前11時30分。
 私が到着したのは午前10時40分だったのですが、すでにお店の前にはちょっとした人だかりができていました。
 中には愛知県からやってきた大型自動二輪のツーリングチームもいて、このラーメン屋は近畿圏のみならず、全国オートバイファンの聖地になっているようです。
 常連客と思われる夫婦は、さすがに慣れているようで、夫婦間の会話は一切無く、ひたすら小説を読みふけり、ただ開店するのを待っていました。
 しかし、一見客はまさかこんなに待たされることはないであろうということで、暇つぶしアイテムなんて用意しているはずも無く、仲間同士でおしゃべりしたりして時間を潰していたようですが、会話というのはいつかは話題が尽きるもの。
 話題が尽きれば、次に関心を示すのは、カッコいい大型自動二輪車であり、次は私のロードバイクと場違いなレプリカジャージ(サクソバンク2010)デビューを果たした私自身。
 そう、このとき、私が身にまとっていたのは、非サイクリストから見れば“異様ないでたち”に他ならないレプリカジャージ。
 非サイクリストから見れば、チンドン屋に見えてしまうピチピチハデハデレプリカジャージに加え、もっこり(と言っても標準サイズですよ)としたレーパンから、スネ毛一本すら生えていないツルピカハゲ丸なふくらはぎを露にしている私・・・
 それは、待ちくたびれて話題に尽き果て、新たな興味の対象を虎視眈々と狙っている群集の格好の餌食。
 中には好奇に満ちた視線や、なるべく関わりあいたくないという忌避心がありありと感じている私は、まるで映画「エレファントマン」のように、「僕は人間だ!」と叫びたくなるのです。

↓ありがとう、ダイドー、サンガリアと並ぶ日本3大B級ソフトドリンクメーカー“チェリオ”


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 肝心のラーメンのお味は私が投稿した食べログ記事を参照していただくことにして、やっぱり、レプリカジャージで“おひとりさま”は結構恥ずかしいもの。
 ロードバイクに乗っている状態であれば、レプリカジャージを着ていてもなんら不自然さを感じないものです。
 しかし、ロードバイクから降りて非サイクリストの中に入れば、レプリカジャージを着ている自分がものすごく異質感を感じてしまいました。
 やはり、このような食べ歩きは、地味なジャージを身にまとうか、それとも自転車仲間と一緒に行くかどちらかにしないといけませんね。
 しかしながら、このラーメン屋で私は通常、塩ラーメンのほかにどんぶりを2杯食べたのですが、いくらおひとりさまでも、サイクリストの食欲は二人前なのです。
 

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ピチピチハデハデジャージデビュー。

 サイクリストの多くが、週間天気予報について並々ならぬ関心を示しているところですが、これだけ予報が外れてしまうと、週間天気予報の存在意義について強い疑問を感じてしまうたーちゃんです。おはようございます。

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 たしかに“予報”ですから、外れることもあるでしょう。
 ましてや、毎年「今年は異常気象です」と言っている今日この頃、1週間先の天気なんて予報するのは非常に難しいことは分かります。
 しかしながら、最近の天気予報は、ちょっと外れすぎではありませんか?
 しかも、週間天気予報はおろか、こないだのYahoo!ピンポイント天気予報に至っては、数時間先の天気ですら外れてしまう始末。
 そのとき、奈良県吉野の山奥までわざわざ塩ラーメンを自転車に乗って食べに行ったのですが、ピンポイント天気予報では昼過ぎまで雨。
 さらに、同じYahoo!天気予報の「雨雲の動き」を見ても、吉野周辺はレベル3程度の雨雲がかかっています。
 「どうしようかなぁ〜」と思ったものの、実際の空模様を観察した結果、私のワンダーフォーゲル部の経験で培われたマイ天気予報は雨は降らないだろうと判断。
 意を決してして決行することに。
 結果として、実際の天気は腕が真っ赤になるほど日焼けするレベルの快晴でラッキー、クッキー、歯茎。


↓広角レンズの特性を活かして・・・・


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 晴れの天気予報を信じて、ロードバイクで出かけたのに、天気予報が外れて、雨に降られることは辛いこと。
 しかし、逆に雨の天気予報を信じて、ロングライドやヒルクライムを断念したのに、天気は晴れになってしまい、「これだったら、自転車に乗れたのに・・・」と言うのもそれ以上に辛いものがあります。
 天気予報がこんなに外れるのは「気象予報士」が、その結果について責任を問われないからに他なりません。
 わが国の社会がこのような体たらくになったのは、それなりの立場がある人が、好き勝手なコトをした結果について誰にも責任を問われることなく、「まあまあまあ」で許してしまってきたからだと思うのですが、いかがでしょうか?
 そこで、私は思わず、往年のボヤキ漫才師「人生幸朗・生恵幸子」の名セリフ「責任者出てこ〜い!」を叫びたくなるのです。




 さて、難しい話はこのくらいにして、私もとうとうピチピチハデハデジャージデビューを果たしました。
 “ピチピチハデハデジャージデビュー”って・・・カタカナで16文字連続の単語はちょっと読みづらいかもしれませんがここはなにとぞご容赦願います。
 思えば、私が自転車ワールドに足を踏み入れ、ルイガノのクロスバイクRSR4“フィッツ君”をネットで購入した時点では、ピチピチハデハデジャージを着ている人を見るたびに「ちょっと変わった人やなぁ〜」としか思えなかったのです。
 それから、1年6ヵ月後、まさか自分がそんなピチピチハデハデジャージを着て、ロードバイクに乗っているなんて想像すらできませんでした。


↓誰もいないところで自分撮り。


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 クロスバイクやロードバイクに乗り始めた方は、ピチピチハデハデジャージを着ることに対して、私のように強い抵抗感を示している人が少なくありません。
 第三者機関の調査によれば、ロードバイク対しては、ドロップハンドルよりもあのピチピチハデハデジャージのほうが抵抗感を感じているという結果があるそうです。
 もちろん、ロードバイクよりも非日常性が低いクロスバイクの場合、ユニクロスタイルでも違和感がありません。
 しかし、ロードバイクの場合、やはりハデハデでなくても、ピチピチでなければ、どこか違和感を感じてしまいませんか?
 普段着でロードバイクに乗って自転車通勤している人をときどき見かけますが、やはり、どこか違和感を感じるもの。
 昨日も、ユニクロのチノパン&長袖襟付きシャツという普段着スタイルでロードバイクに乗っているオッサンを見ました。
 他人がどのようなスタイルでロードバイクに乗ろうと、それは人の勝手ではありますが、端から見ていて「ちょっとなぁ〜」って感じ。
 歩道から車道に出てきて、私の前を音楽を聴きながらトロトロ走っているその普段着ロードバイクオッサンのせいで、信号が変わってしまい、「くそ〜、お前がチンタラ走っているから渡れへんかったやんけ!」とお怒りモードの私。
 そのオッサンは、後ろで怒りの絶頂に達している私の存在に気付くことなく、その信号を無視して走り去っていったのです。
 まあ、いずれにせよ、普段着でロードバイクに乗っている人は「ピチピチハデハデジャージよりも、普段着のほうが自然だろう」と思っているのかもしれません。
 しかし、実際はまったくの逆であることを、当の本人に教えてあげたいのです。
 ロードバイクに普段着で乗ることは、スキー場で、ジーパン&ダウンジャケットでスキーやスノボをするようなものかもしれません。
 というわけで、クロスバイクのときはチョイノリに限ってジーパン&トレーナーで乗ったことはありますが、ロードバイクの場合、たとえ、数km離れた自転車屋さんまでメンテナンスしに行く場合でも、ジャージとレーパンを履いて行っています。


↓背中はリュックを背負っているので見えません。


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 このようにロードバイクにはそれなりの格好を身につけなければならないとはいえ、皆さんもお分かりのとおり控えめな性格の持ち主である私としては、“ピチピチ”はともかく、“ハデハデ”についてはちょっと抵抗感があります。
 というわけで、私が始めて身につけたジャージは、wiggleで購入した、SUGOIブランドのシンプルなデザインのジャージ。(詳しくは過去記事をご覧ください
 シンプルなデザインであるがゆえに、初心者の私でもなんら抵抗感を感じることなく身につけることができます。
 しかし、雨以外の日は、ロードバイクにほぼ毎日乗っている私としてはジャージが1枚だけでは足りません。
 だからと言って、たーちゃん@妻がジャスコ(現イオン)で買ってきた2枚組500円のジャージ風ウェアを身につけるわけにもいきませんし、高価なジャージを何枚も買うお金もありません。
 そんなこんなで、どうしようかなぁ〜と悩んでいたところ、私のブログにリンクさせていただいている「お先にどうぞ」のKIKUさんが、wiggleでサクソバンクのジャージ(2010年モデル)を購入されたことを知りました。
 ピチピチハデハデジャージ、とりわけレプリカチームジャージは総じて価格が高いので、私のようなお小遣い制サラリーマンローディーにとっては敷居が高いもの。
 しかしながら、40%オフでディスカウントこのサクソバンクのジャージは、wiggleのプライベートブランドであり、自転車界のユニクロと言われて久しいdhbのジャージと変わらない4000円強というお手頃価格。
 デザインなんてどうでも良いので、お手頃価格でジャージが買えるのは、とても嬉しいこと。
 加えて、KIKUさんの体型や身長は私と酷似している(身長183cm、体重73kg)ことから、サイズ違いのリスクも少ないので、2〜3分迷ったものの、勢いでXLサイズをポチ。




 その際、あれして、これして、こうやってさらに5ポンドオフで購入することを忘れてはいけません。
 それから10日ほどで、私の手元に届いたサクソバンクのジャージは思っていたよりもカッコよく、抵抗感なく着ることができました。サイズもちょうど良かったです。
 今日現在(2011年5月10日現在)、サクソバンクのジャージはLサイズ以外は大量に在庫があるので、奥さん、ご主人のプレゼントにお一ついかがですか?
 きっと、今夜はサービスしてくれまっせ。
 ただ、サクソバンクのジャージは2011年モデルが出ているので、私が購入したサクソバンクのジャージは旧モデルになります。
 しかし、タカかワシのような大型猛禽類が大きく描かれている2011年モデルのデザインよりも、“等高線”と“山の稜線”がデザインされている2010年モデルのほうが私の好みですから、まったく気にはしていません。
 また、チームサクソバンクが使っているロードバイクはスペシャライズドであり、そのチームジャージを身につけてピナレロに乗っているのは少々ちぐはぐな感はあります。
 しかし、ピナレロのバイクを使っているチーム・・・モビスター、ケスデパーニュ、Skyなどがありますが、いずれも価格が高い上、デザインも私の好みではありませんし、旧モデルのクセにぜんぜん安くなっていません。
 とくに、ケスデパーニュのジャージの腹部分に描かれているのは、動物のリスだそうですが、私には「毛がに」に見えて仕方なく、北海道の水産業者がスポンサーになっていると間違えられかねません。
 間違いと言えば、「まちがいだらけの自転車選び」という、エンゾ早川氏の著書がありますが、その中に、バイクのブランドとまったく関連の無いチームジャージを着ることは絶対にしてはいけないことだと書いてあるそうです。
 だいたい、スポンサーからビタ一銭すらもらっていないわれわれアマチュアサイクリストがどのようなジャージを着ようと文句の言われることではありません。
 ていうか、「あっ、あいつ、ピナレロクアトロ乗ってるのに、なんでサクソバンク着てんねん!アホちゃうか!」と細かいことまで指摘する人は相当マニアックな人で、一般的なロードバイク乗りにとっては、どうでもいいことです。
 逆に、どんなジャージでも好き勝手に着ることがアマチュアサイクリストの特権でありましょう。


↓何故か亀石・・・


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 かくして、ピチピチハデハデジャージを手に入れたものの、あいにく、現在の保有数はたった2枚。
 サンデーサイクリストならこれで十分ですが、私のような自転車ツーキニストにとっては、これでは少なすぎるので、もう一枚欲しいと思っています。
 できれば、クイックステップのジャージが欲しいのですが、残念ながら2010年モデルはすでに売り切れになっていて、2011年モデルはまだまだ高価なまま・・・
 私の職場の先輩で、トライアスロンする43歳の人がいるのですが、この人はパールイズミの「チームパオパオビール」のジャージを購入。
 奥さんからは「なんで、象やねん!」と言われて不評だそうです。
 まあ、それはともかく、当分の間は2枚のジャージをフル回転させて着て行きましょう。

 最後に、私と同じ初心者ロードバイク乗りにとって、ピチピチハデハデジャージを身につけるのはやはり抵抗感があるのは良く分かります。
 しかし、みんなロードバイクを少しでも早く、少しでも快適に乗るためにいろいろパーツを変えたりしているのですが、ウェアに対してそれほどの関心が払われているのでしょうか? 
 ロードバイク乗りにとって、ピチピチハデハデジャージは自動車にたとえると、空気抵抗を減らす“エアロパーツ”、暑くなった体を冷却する“ラジエター・エンジンフィン”、そして後続車や他の交通に存在感を示すとともに、身を守る“ボディー”という重要なパーツの役割を果たしています。
 「ピチピチハデハデジャージは、私にはちょっと・・・・」と思われるかもしれませんが、ロードバイクに乗っている時点で、ピチピチハデハデジャージは誰でも似合うもの。
 「僕は初心者やのに・・・・・」と気後れしたり、不安を感じる必要はさらさらありません。
 というわけで、私もこれからはピチピチハデハデ路線を邁進したいと思っています。

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ビブショーツ対決・dhbとパールイズミ編

 昨日、ファミレス(ジョリーパスタ)の前を通ったら、どう見ても小学生の女の子が二人、財布の中にお釣りと思われる小銭を入れながら、ファミレスから出てくるのを見て、「最近の小学生は、子どもだけでファミレスに入るようになったのか・・・」とあまりのも早熟ぶりにびっくりしてしまった、たーちゃんです。おはようございます。

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 この話をたーちゃん@妻にしたところ、「店の中に親がいて、先に子どもだけ出てきたのでは?」と言っていましたが、ちがうんです。
 ファミレスから出てきたその小学生二人は、店の前に停めてあった子供用自転車に乗って子どもだけでどこかに行ったことから、子どもだけでファミレスに行ったのでしょう。
 しかしながら、いくらジョリーパスタという低価格店とはいえ、私が小学生の頃、“外食”は父親がパチンコで勝ったときなど、ハレの日にしか行くことができない非日常なイベントでした。
 ところが、その小学生は、あたりまえのようにファミレスに入って、食事をするなんて、生意気すぎ。
 ちなみに、私が職場で食べる昼食費は、1食あたり100円〜200円。社員食堂ですら、モッタイナイ・マインドが発動して年に数回行くか行かないという始末倹約ぶり。
 にもかかわらず、どうして、そんなガキンチョがファミレスに堂々と食事をすることができるのでしょうか?
 というか、その親はわが子が子どもだけでファミレスに行っていることを知ればどう思うのか・・・・・おそらく、私と同世代だと思うのですが、とても興味があるところです。


↓もう夏の匂いがしていた。


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 まあ、それはともかく、さっそく本題に入って行きたいと思いますが、その前に嬉しいことがありました。
 職場の部下で、ロードバイク仲間であるO君。
 彼はこのブログでも何回か登場しているんですが、実はとある難病に罹ってしまい、数ヶ月間入院していたんです。
 そのO君も、退院・自宅療養を経て、無事職場復帰し、一昨日から一緒に働くことができるようになりました。
 医師からは、「しばらくの間、自転車には乗ったらアカン」と言われているそうですが、今年の7月には自転車禁止令も解除されるとの見込み。
 O君が完全復活すれば、O君を初め、職場の自転車仲間と、いろいろなイベントに参加したいと思います。
 そんなO君は、昨日、「僕もwiggleでサクソバンクのジャージ買っても良いですか?」などとフザケタことを聞いてきました。
 ええ、もちろんかまいませんよ。その代わりに、O君のスマートフォンが、私の休憩時間のオモチャになって良いのであれば・・・
 自転車仲間が闘病生活に打ち勝ち、再び一緒に走ることができるようになって、心の底から嬉しい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
 というわけで、さっそく本題に入っていくわけですが、昨日の「ピチピチハデハデジャージ」に引き続き、今からお話しする「ピチピチレーパン(ビブショーツ)」も、ジャージと同じくらい抵抗感がありました。(以下、ビブタイツ&ビブショーツも便宜上、レーパンと称します)
 何に抵抗感があるのかと申しますと、言うまでも無く、股間のもっこり。 
 私の“男の秘密”は標準サイズだと思うのですが、それでも股間のふくらみは自分でも気になるポイントであります。


↓望遠レンズの目的というのは、遠い被写体を撮影するだけではありません。


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 ということで、当初は敬遠していたレーパンもいざ身につけてみると非常に快適。
 いまや、私にとっては、レーパン履かずしてロードバイクに乗ることなんて、クリープを入れないコーヒーのようなもの。
 職場の事務室の一角で、私がレーパンを身につける際にフルチンになるとき、「なんで、いちいちフルチンになりまんねん?」という問いに対して、「どうしてフルチンになるのかと申し上げますと・・・・」といちいち説明しなくてはならない面倒くささはあるものの、それを補って余りある快適さがレーパンにはあるんです。
 ちなみに、私はレーパンを合計6枚(ビブショーツ×3枚、ビブタイツ×3着)を所有。
 その内訳は
      ビブタイツ・・・・dhb〜Pace Roubaix Bib Tight with Pad(2010モデル)×3(@4、403円)     
      ビブショーツ・・・パールイズミの“シームレスコンフォートタンクトップパンツ”(@11,000円)
               dhb〜Earnley Cycling Bib Shorts (2010モデル)(@3,721円)
                  〜Aeron Cycling Bib Short(2011モデル)(@4,253円)
ですが、このように、その大部分が我ら庶民派サイクリストの味方であるwlggleのプレイべーとブランドであるdhbの製品です。
 ビブタイツにいたっては、すべてdhbなのですが、その低価格の割には高性能であることになんら不満を感じることなく愛用してきました。
 しかし、夏場に向けてビブショーツを購入しようとしたそのとき、東日本大震災が発生し日本は未曾有の危機に陥ったわけです。
 そんなわが国を復興させるには、日本経済の活性化が不可欠。
 というわけで、日本製品であるパールイズミのビブショーツ(シームレスコンフォートタンクトップパンツ)という、1万円以上もするビブショーツをセレクト。
 私にとっては清水の舞台から飛び降りるような覚悟でポチったのですが、手にした製品を見ると日本製で無いことが判明したときの落胆は隠しきれようがありません。
 そのパールイズミのビブショーツは、先月堂々敢行されたアワイチ(淡路島一周)で華々しくデビューを飾ったのですが、残念ながら、その印象は「どこがコンフォートやねん!」という感じで、アワイチの後半戦になると臀部に激しい痛みを覚え、意味が無いダンシングをしなければならない羽目になったのです。
 しかし,正しい評価は他の製品と比較しなければ分からない・・・・ということで、一昨日の100kmオーバーライドではdhbのビブショーツ(Aeron Cycling Bib Short)を試してみました。
 さてさて、その結果はいかに・・・

↓望遠レンズの目的は、遠近感を強調し、被写体を浮き上がったように見せることもあります。


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 パールイズミのシームレスコンフォートタンクトップパンツのパッドには“3Dパッド”が採用されています。
 この3Dパッドと“コンフォート”という語感からして、さぞ、履き心地は昇天するような快楽さがあると思っていました。
 少なくとも、冬場、私がはいていたdhbのビブタイツ(dhb Pace Roubaix Bib Tight with Pad )よりは、快適だと思っていたのですが、どうやら“コンフォート”の対象はお尻では内容です。
 この3Dパッドは実物をご覧になればお分かりのとおり、パッドが厚い部分とそうでない部分に分かれています。
 サドルに体重がかかる部分と、この厚い部分がちょうど重なり合ったときにはそれなりにコンフォートであるものの、ロングライドの場合、サドルの座り方というのはいろいろ変わっていくもの。
 その際、3Dパッドの“コンフォート”部分から外れると、猛烈な痛みを感じることがありました。
 ただ、アワイチのとき、出発寸前に「タグ」を切り取って履いていったという全くの“新品”だったのですが、それから何回か使っていると、ビブショーツのカドが取れてきたのか、私のお尻が慣れてきたのか分かりませんが当初の痛みはあまり感じないようになって来ました。
 あと、コンフォートといわれる所以のシームレス。
 残念ながら、着用時に「やっぱり、シームレスやから気持ちエエなぁ〜」と思えるほど、その恩恵はあまり実感することができなかったのです。
 恩恵と言えば、脱ぎ終わってみたとき、dhbのビブショーツは縫い目の跡が、太腿に赤く残ってしまうのに対して、パールイズミのそれは全く残らないということでしょうか?
 残念ではありますが、わたし的に申し上げれば、ビブショーツに関してはdhbもパールイズミも“着用感”はそれほど変わらないような気がしたと言わざるを得ません。

 
↓おひとりさまで、ソフトクリームを食べるおっさん。


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 だからと言って、dhbのビブショーツを諸手を上げて賞賛するのはまだ早いのです。
 というのも、これらビブショーツはこれから夏場に向けて、何回も履かなければならないのですが、夏場の快適性、また耐久性などについては、これから使い込んでいかなければ評価できません。
 大量の汗をかいたときの快適性や、股擦れの有無等についてもまだ確認することができていないからです。
 たしかに、dhbのビブショーツのコストパフォーマンスは優秀であり、実用性には非常に長けているものの、やはり、ユニクロみたいな安っぽいイメージがあります。
 とりわけ、ロードバイクというのは“趣味の世界”ですから、何が何でもコストパフォーマンスに全てを優先させるという考え方は全てではありません。
 多少、コストパフォーマンスが悪くても、そのデザインが気に入れば、それを購入するという考え方はアリなのです。
 ただ、一目見て、それがwiggleで買ったことが分かってしまうdhbブランド。
 それを見たブルジョワサイクリストからは、「あっ、あいつdhbのビブショーツ履いてるやんけ、wiggleでポチったんやろ、金ないのに、無理してロードバイク乗っとるわ、アホちゃうか!」と蔑まれるかもしれません。
 もし、私が週末しかロードバイクに乗らないサンデーサイクリストであれば、ビブショーツも“1点豪華主義”ということで、パールイズミのビブショーツを1枚だけ買ってさえいればよかったのです。
 しかし、私のように、自転車通勤にロードバイクに乗っていて、晴れた日にはほぼ毎日乗っている私にとっては、ビブショーツが1枚では足りません。
 ですから、ロングライドやヒルクライムなど、非日常の自転車生活には、“よそ行き”のビブショーツはパールイズミのそれを履き、自転車通勤というデイリーユースにはdhbのそれを履いていこうと思っています。
 私の主観で申しあげれば、「外見なんてどうでもエエんや!そんなことよりも走ることのほうが大切や!」という人にとっては、1万円も出してパールイズミのビブショーツ1枚買うよりは、dhbのビブショーツを2枚買うほうが満足度は高いような気がします。
 結局のところ、趣味性が高いのはパールイズミ、実用性が高いのはdhbというところでしょうか・・・・


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自転車は死ねるスポーツです。

 自転車マンガ「弱虫ペダル」を読んでいると、「どうして、レースの最中、しかもヒルクライムの場面であるにもかかわらず、あれだけ、ペチャクチャしゃべりながら走ることができるんだろうか?」ということについて、誰も作者に疑問を呈さないのはどうしてなのか腑に落ちないたーちゃんです。おはようございます。


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 職場の部下であり、アンカーのロードバイク乗りであり、長渕剛&マンガ好きであるO君が難病を克服し、職場復帰したことは前回のブログでお話したとおりです。
 O君が入院するまえ、職場の休憩時間に自転車談義に花を咲かせていると「最近は、チャリンコのマンガが流行ってるみたいやけど、あんなん買う人おるんやろか?」と私が言うと、O君は「僕、弱虫ペダル全巻持ってますよ」と言いました。
 かくして、彼の“弱虫ペダル”は私のオモチャと化した彼のスマートフォンと同じ運命をたどり、1巻〜14巻まで召し上げることになったところで、彼は入院。
 それから数ヶ月後、彼が退院したときにかけた言葉は「退院おめでとう、待ってたぞ!スマートフォンと弱虫ペダル」というものでした。
 とうわけで、スマートフォンとともに、続きの15〜17巻も召し上げることにして、一挙に読破。
 それにしても、少年マンガの単行本なんて、読んだのは10年ぶり。
(あまりマンガを読まない私にとって、読むマンガと言えば、散髪屋やお好み焼き屋さんに極めて高確率で常備されている“ゴルゴ13”のみ)
 まあ、レース中に黙々と走っている絵だけが、ひたすら続くマンガなんて、想像しただけでも面白く無さそう。
 まあ、ペチャクチャしゃべるのは仕方ないにしても、一つだけそれはおかしいやろというセリフがあるので、それをご紹介して冒頭文は終わりにしたいと思います。


↓通勤路でこのような景色を楽しむことができるのは幸せである。



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 それは、“頂上の蜘蛛男”巻島先輩が主人公である小野田坂道に対して、「レースに負けたら機材を疑え、レースに勝ったら自分を讃えろ」というセリフ。 
 この考え方は、結局のところ、レースの勝敗は自分ではなく、機材の高性能化であるので、少しでも高性能な機材を買うことが第一である・・・・などとスポーツ青春マンガには相応しくない主義思想と言わざるを得ません。
 とはいえ、このことを差し引いたとしても「弱虫ペダル」そのものは良いマンガです。
 これでロードバイクを初め自転車好きな子どもが増えてくれれば、わが国の自転車社会の裾野を広げ、よりよい方向へと導いてくれるキッカケになればと、O君から召し上げた単行本を読みながら思ったのであります。
 
 さて、ここで話はガラリと変わるので、しっかりとついて来て下さいね。
 私と同期入社したものの、イタリア金髪女性と国際結婚後、会社を辞めてしまって、イタリアに住んでいるN君がいます。
 そんなN君と数ヶ月前、お酒を酌み交わす機会がありました。
 自転車好きな私は当然話題は、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャとならぶ3大ツールの一つであるジロ・デ・イタリアに及ぶわけですが、イタリアに住んでいるN君によれば、このジロ・デ・イタリア、われわれ日本人には理解できないほど異様な盛り上がりをみせるそうです。
 そんなジロ・デ・イタリア2011で、レパード・トレックのワウテル・ウェイラント選手(26歳)が下り坂を猛スピードで走行中、左ペダルが壁に接触し落車し死亡するという事故が起きました。
 私自身、自転車ロードレースで、ガードレールも衝撃緩衝材もない峠の下り坂を、時速100kmを越えるスピードで走っているのを見て、死亡事故が起きないほうが不思議な気がします。
 亡くなったウェイラント選手の奥さんは出産を控えているそうですが、同じ子どもを持つ親としては非常にいたたまれない気持ちです。
 彼のご冥福を祈るともに、今回の事故を受けて、やはり自転車は「死ねるスポーツ」だと言うことを改めて肝に銘じなければならないと思いました。


↓ここも走るのが楽しい通勤路だが、右側通行の高校生がうっとうしい。


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 やはり、ロードバイクは危険なスポーツです。
 グランツールに参加するようなプロロードレーサーとは全く違った速度域で走るわれわれアマチュアサイクリストは、死んだり怪我をするリスクは低いと思われるかもしれません。
 しかし、その考え方は間違いです。
 彼らが待ち受けている危険とはまた異なったリスクがわれわれアマチュアサイクリストには待ち受けていることを忘れてはいけません。
 とうのも、プロロードレーサーが走る道路は、自動車もなければ、歩行者もいませんし、信号は青のままで歩行者や自動車が飛び出してくることはない閉鎖空間です。
 一方、われわれが走る道路は、運転技術が未熟で安全意識に乏しいドライバーや、右側通行・信号無視を平然としながら走るママチャリ高校生が平然と跋扈する魑魅魍魎の世界。
 たとえ、ロードバイク側に過失が無かったとしても、いつ事故に巻き込まれるかしれません。
 みなさんも、ロードバイクに乗っているとヒヤリハットの経験は一度や二度ではないでしょう。
 ロードバイクで走っていると、交差点を左折しようとする自動車が交差点の手前でムリに追い越ししつつ、右折しようとして進路前方を覆いかぶさってきてビックリしたことはありませんか?
 また、安全確認をしなまま駐車場から出ようとする自動車にぶつかりかけたという人も少なくないでしょう。
 このように、われわれとは、まったく違った速度域で走るプロロードレーサーにはない“危険があぶない”状況が、公道を走るアマチュアサイクリストには待ち受けているのです。
 にもかかわらず、ヒルクライムをしていると、信じられないスピードで下り坂を走っているロードバイクを見かけます。
 その度には、カーブの先に何があるか分からないのに、そんなスピードを出して一か八かで突っ込んで行くことができるのか私には不思議でなりません。 
 カーブの先で、駐車している自動車があるかもしれませんし、他のロードバイクが落車して倒れているかもしれません。
 もし、あなたがカーブを猛スピードで走っていて、前方に渋滞で停まっていた自動車にぶつかったとしましょう。
 この事故の場合、もし、あなたが大怪我をしたり運悪く亡くなったとしても、過失割合は100対0。
 痛い目に遭っているのにもかかわらず、あなたのほうが一方的に悪くなりますし、自動車の修理費用まで請求されかねません。

↓先を急ぐ通勤だが、撮影タイムは確保したい。


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 自転車ブログを見ていると、「平均速度」にこだわっている内容の記事があります。
 しかし、はっきり言って、公道で平均速度にこだわるのは意味がないと思いませんか?
 自転車レースのように閉鎖空間で走るのならともかく、公道での平均速度なんて、信号無視して停まる機会を減らせば上げることができるからです。
 しかしながら、かく言う私も平均速度にこだわっていた時期がありました。
 そのときは、なるべく、信号が無く、平坦なコースを選んで走っていたのですが、たとえ信号が無くても、“心の余裕”も無くなってしまって、安全運転することができなくなってしまうからです。
 その結果、ヒヤリハットする場面を経験したのですが、それ以降、平均速度にこだわることなく、6〜7割のチカラで走るように心がけています。
 このように危険があぶない公道を走る以上、常にビクビクとビビリながら走ってちょうど良いくらい。
 下り坂を下るとき、「カーブの向こう側に自動車が停まっていたらどうしよう」とか「このガードレールにぶつかって、崖の下に落ちたらどうしよう」と想像しながら走ってみてください。
 あなたが時速60kmで下り坂を走っているとき、もし、カーブを曲がりきれず、中央線をはみ出して時速50kmで走っている対向車と正面衝突したとしましょう。
 その場合、あなたは時速110kmで走行中、コンクリートの壁と激突するくらいの衝撃を体で受けることになるのです。
 110kmの衝撃をまともにくらったあなたの体がどうなるのかを考えてください・・・・
 体全身の骨は折れ、内蔵は損傷し、頭部に衝撃をを受ければ、頭蓋骨は損傷して脳漿がアスファルトに・・・・・と言うシーンを思い浮かべてみると自ずから、ブレーキレバーに手が行くはずです。
 

↓鍋谷峠にも行った。


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 自転車ブームの影響か、テレビのニュース特集などで、自転車ブームのことを取り上げられる機会が増えました。
 しかし、自転車が健康的でエコな移動手段であると持ち上げておいて、後半で「スポーツタイプの自転車はスピードが出る→ロードバイクは危ない(だから、車道からロードバイクを追い出そう!)」と言う感じでガクンと落とされるのがほとんど。
 製作者の悪意を感じざるを得ないその内容に、スポンサーたる自動車会社から何らかのプレッシャーがかけられているのではないかと勘ぐってしまうのは私だけでしょうか?
 中途半端な知識と見識しかないのにもかかわらず、ロードバイクのネガティブキャンペーンをする無責任なコメンテーターに対しては、ロードバイク乗りのはしくれとして虫唾が走る思いではあります。
 しかし、私にとって、そんなしょうもないことはどうでもいいこと。
 私が願っていること・・・・
 それは、パソコンのモニターや、スマートフォン・携帯電話の画面とにらめっこしながら、このブログを読んでいただいているあなたが、ロードバイクで下り坂のカーブを走行中、ブレーキ操作を誤って事故に遭い落車、路面で血まみれになって意識を失い倒れているところに、自動車が走ってきて・・・・・というような悲惨な目に遭ってもらいたくないことです。
 たとえ名前もお顔も存じ上げないとしても、同じ自転車の楽しみを知り、自転車の素晴らしさを共有するあなたが、そのような目に悲惨な遭うとすれば、いてもたってもいられません。
 ですから、公道でロードバイクに乗るときは、せめてタイムや速度、他の人と競い合うようなことをせず、体と気持ちに余裕を残して運転してもらいたいと、遠くイタリアで起きた事故を受けて、そう願っているたーちゃんなのでした。



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消耗品「サドル」を交換するリスク。

 私は大雨になってても、レインウェアも着ずに自転車通勤するのですが、そのとき、ずぶ濡れになった状態で出勤してきた私を見て、職場の人が唖然とした表情をみるとき、ちょっとした快感を感じてしまうたーちゃんです。おはようございます。

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 雪と飲み会があるとき以外は自転車通勤をしています。
 というのも、毎月、決められた額の自転車通勤手当しか支給されない以上、雨が降ったからといって電車に乗っていたら、すぐに“アシ”が出てしまうからです。
 ただ、雨の日でも自転車通勤するのは、そのような経済的な理由だけではありません。
 雨の中、自転車で走ることって、意外に楽しいことなんですよ。ご主人。
 パンツの中までベチャベチャになるまで濡れると、あとはどうでもよくなります。
 濡れれば濡れるほど快感・・・・と表現すると、ちょっとエロティックな誤解を招くかもしれませんが、それはまさに大人の子守唄(サンテレビ)・・・ではなく大人の水遊び。
 ベチャベチャに濡れた体を、職場のシャワールームの熱いシャワーで温まってから仕事をすると、とても効率が良いのです。
 また、サラリーマンである私は、転勤は宿命ですが、今の職場は幸い、自転車通勤できる環境にあります.
 けれども、いつ、自転車通勤することができない職場に転勤になるかもしれません。
 ですから、自転車通勤できる職場にいるうちに、できるだけ自転車に乗っておこうという意味でも、たとえ、雨が降ろうとも自転車で通勤するのです。


↓このような状態で立てかけるのですぐにサドルが汚れる。


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 さて、話は変わりますが、私は自転車関連の本・雑誌と言うのは基本的に買いません。
 というのも、自宅から徒歩数分の距離に図書館があるので、そこで借りることができるからです。
 もし、図書館に無い本・雑誌であっても、図書館に“注文”すれば、他の市にある図書館から借りてくれますし、それでも無かったら購入してくれます。
 「図書館に置いて無いから、仕方ないので、買った」という人は多いかもしれませんが、ほぼ全国の自治体の図書館では、同じようなサービスをしてくれると思います。
 市のお金であなたの欲しい本や雑誌を買ってくれるのですから、これを利用しない手はありませんよね。
 また、本を買わなくても、必要な情報はネットで探すことができますし、必要ならプリントアウトしてファイルに閉じておけばいつでも利用できます。
 このような理由があるので、あえてお金を出して自転車本や雑誌を購入する必要なんてないんですよね。
 そんな私が買った数少ない本のひとつに、菊池武洋著の「ロード買うなら、業界一の自転車バカに訊け」という本があります。
 この本の中に、「自転車のパーツはすべて消耗品であって、短いスパンで交換するパーツと、長いスパンで交換するパーツがある」という内容が書かれていました。
 長いスパンで交換するパーツとは、フレームであったりホイールであったりするのに対し、短いスパンのそれは、タイヤであったりチェーンだと言うのです。
 私が自転車生活を始めた頃、フレームなんて消耗品とは思いもしませんでしたが、カーボンロードバイクに乗っていると、「ああ、フレームも消耗品なんやなぁ〜」と実感することができます。
 メーカーから供給を受けるプロライダーは別として、ヨーロッパのアマチュアライダーでも、数年に1度はフレームを交換するそうですが、現実問題として、われわれお小遣い制のサラリーマンライダーには、何十万円もするフレームを数年で交換するなんて無理な話でしょう。


↓この道は自動車がほとんど走っていないのに、ロードバイク乗りはあまり見かけない。穴場である。


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 フレームを“消耗品”として捉えるなら、高性能でありながらコストパフォーマンスに優れているジャイアントTCRのフレーム買いが良いのかもしれませんが、自転車というのは趣味性が高いもの。
 ジャイアントのデザインが気に入れば良いのですが、あいにく、私はスローピングフレームは好みではありません。
 ホリゾンタルフレームが好きな私にとっては、やはりピナレロが良いなぁ〜と思ってしまうものの、ホイールを初め、まだまだ交換しなければいけないパーツがあるので、フレームの話なんてまだまだ先のこと。
 さて、話を「長いスパンと短いスパンで交換するパーツ」もどしましょう。
 つまり、短時間で劣化するようなパーツは、短いスパンで交換しなければならないことは言うまでもありませんが、この場合「サドル」はどうなるのかってハナシです。
 ちなみに、前日の本の中では、サドルは短いスパンで交換するパーツにカテゴライズされていたのです。
 当然、あんな小さな座面に体重のほとんどをかけ続けているのですから、劣化するスピードも相当なものがるでしょう。
 とうわけで、私のサドルも早晩、交換しなければならなくなるのは言うまでもありませんん。
 ちなみに、私が購入したピナレロクアトロ(105仕様)には、「どうして、“目玉おやじ”を髣髴とさせるデザインにしたのか!責任者出て来い〜」と叫びたくなるMostのパーツがもれなくついてきます。
 Mostは、おそらく他のパーツメーカーでOEM生産しているものだと思われますが、当然、サドルもMost製。
 鬼太郎のお父上だる目玉オヤジの上にお尻を置くなんて、なんて畏れ多いことでしょう。
 可及的速やかに、この状態から脱却しなければなりません。


↓これから、緩やかな下り坂のワインディングが続くのが楽しい。


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 sら、私のブログに寄せていただいたコメントのなかに「Mostのパーツがついているピナレロクアトロは、いかにも“ニワカ”である」とありました。
 確かに私も、同じような状態のピナレロクアトロに乗っている人を見れば「あっ、あの人も初心者やなぁ〜」と思ってしまうでしょう。
 私自身、ロードバイクを始めてから半年過ぎしか経過していない“ニワカ”には違いありません。
 しかし、やはり、他のピナレロクアトロとの差別化を図るために、Most状態から脱却を図る必要があります。
 ロードバイクのイメージチェンジするのに、もっとも安価であり効果的な方法は、バーテープの交換ですが、これは前にお話したように現在は交換する予定はありません。
 次の方法として、サドルを交換することが効果的だといわれています。
 Mostのサドルについては、座り心地に関して、特段の不満はありません。
 けれど、白色なのでどうしても汚れや傷が目立って来ています。
 また、私の場合、写真を撮るためにガードレールなどに立てかけることが多いのですが、その際、ガードレールのサビや汚れがサドルに付着することが多いです。
 というわけで、同程度の走行距離を走っておられるほかのピナレロクアトロ乗りのサドルと比べて、私のそれは汚れや傷が多いかもしれません。
 というわけで、汚れが目立たない白色以外のサドルをチョイスしたいものの、ピナレロクアトロの独特のカラーリングは、サドルのデザインを厳密に選ぶんですね。 
 つまり、サドル選びは、フレームのカラーリングに合うような色のものを選ばなくてはならないのです。
 ピナレロクアトロに付属しているサドルは、フレームカラーによって、いろいろな色があるのですが、私の(ブラック&レッド)の場合、白色×赤色が付属しています。
 おそらく、サドルの色は真っ黒だと合うのかもしれませんが、どうでしょうか? 
 ホームページなどで、イメージングしやすいものがあれば良いのですが・・・


↓ガードレールのサビがサドルについてしまうのはこれが原因である。


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 次に、新しいサドルに変えた場合の座りごこちについてです。
 先ほどお話したように、Mostの目玉オヤジデザインについては少々の不満はあるものの座り心地に関してはそれほど不満はありません。
 しかし、早くペダリングしていると、もう少しクッション性が低くても良いのかなぁ〜とは思うことがあります。
 サドルと言うのは、人それぞれに向き不向きがあるので、「このサドルをチョイスすれば、絶対にお尻が痛くなったりしません」ということはありません。
 ときどき、“試乗用サドル”というのがショップに置いてありますが、そのラインアップはすずめの涙ほどしか用意されていないのが現実。
 要は一か八かで買ってみて、使ってみないことにはその良し悪しは分からないのです。
 仮に、ネットで「座り心地も良いし、軽いし、カッコいい」と評判のサドルを購入したとしても、いざ使ってみると自分にはまったく合わずに、まるで江戸時代の典型的な拷問である“三角木馬”のようになるかもしれません。
 つまり、短いスパンで交換する消耗品の中で高価な部類に属するサドルと言うのは、交換によるリスクは少なくないのです。
 ということは、今のままMostを使い続けることが、今の段階ではベストな選択ということになりますが、みなさんはいかがでしょうか?
 あわせて、もし、ピナレロクアトロ乗りの方がいらっしゃったら、「俺はMostから、こんなパーツに交換したでぇ〜」と言う情報があれば寄せていただきたいと思います。
 また、ピナレロクアトロ乗りで無い方も、「ピナレロクアトロにはこんなサドルが合うんとちゃうん?」というご意見があれば、寄せていただきたいと思う・・・・
 本当にまことに厚かましいたーちゃんなのでした。

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