家族サービスの一環で、大阪市此花区にあるUSJに行ってきたのですが、「お金使って遊ぶ以上、思いっきり遊ばないとアカンのやで〜」と言うことで、開園直後から閉演時間の30分オーバーの午後9時まで遊び続けてしまった結果、あまりの疲労に、食べ放題の後と同様の後悔を若干感じているたーちゃんです。おはようございます。
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開園と同時に入場、そして閉園が過ぎても買いもしないのにお土産屋さんを物色・・・・・本当に疲れました。
「入場料のモトを取らなければ」という、ケニアのワンガリ・マータイさんが提唱するMOTTAINAI(もったいない)マインドが発動してしまうのです。
実際は、もらったタダ券&ミールクーポンで入園したので、冒頭文で“お金を使って遊ぶ以上”という表現は正確ではありませんが、まあこの際どうでも良いことでしょう。
それにしても、良く対比されるUSJとディズニーリゾートですが、はっきり言ってこの両者を比較することなんておこがましいことこのうえありません。
はっきり申し上げて、内容も品質もディズニーリゾートに失礼です。
その具体的な違いは、私がツイッターでつぶやいておりますので、そちらをご覧ください。
さて、それにしても何とかして欲しいのがパーク内の食事ですよね。
両者とも、パーク内に飲食物に持ち込んだらいけないので、パーク内のレストランやワゴンから購入することになります。
ただ、飲食物の価格設定ははっきり申し上げてコスパ悪すぎ。
まあ、“非日常代”が上乗せされているので、割高である価格は致し方ないとしても、はっきり申し上げて不味いんですよね。
ルール違反だと知りつつも、飲食物を持ち込んでパーク内で食べる人がいますが、高いわ不味いわの食事しか選択肢が無い以上、責めることはできません。
USJがディズニーリゾートに近づくためにも、せめてパーク内の飲食物のクオリティーを上げる必要があるでしょう。
↓ 金剛トンネルコースのベストビューポイントです。
![]()
それにしても、クタクタになりました・・・・
また、アトラクションが入れ替わるであろう数年後に行きたいと思いつつ、さっそく本題に入ってまいります。
USJに行った翌日の12月16日(土曜日)は、冬型の気圧配置ということで雪風吹きすさぶ日本海側と違って、われわれが住まう太平洋側カテゴリーにすっかりと青空が広がりました。
たしかに家族サービスでやや疲れを感じていましたが、こんな日にペダルを回さないではいられません。
しかし、この日はヒルクライム練習に行くべきかどうか迷っていたのです。
とういうのも、翌日には私がロードバイクを購入したショップT店の“朝練”にご一緒させていただくことになっていて、それに備えて体力を温存してなければならなかったからです。
聞くところによると、数あまたのヒルクライムレースで表彰台を飾るほどの剛脚揃いが互いに競い合うその朝練に、わたしのような初心者がご一緒させていただくのは非常に恐縮ではあります。
しかし、他のサイクリストと一緒に走ることは、自転車乗りとしての自分がより成長するためにも避けては通れぬ道であることはいうまでもありません。
ということで、この日は明日の朝練に備えて自宅でゆっくりとくつろごうと思っていたのですが、ついつい、ツイッターで「今から金剛トンネルに行きます」とつぶやいてしまいました。
その結果、気がつけばビブタイツを履き、ハートレートセンサーとブラジャーのように身に着けていたのです。
大量の炭水化物を摂取した後、いつも走っている金剛トンネルコースにヒルクライムしに行くことにしたのですが、いつも走っているコースをいつもと同じように走っていたのではおもしろくありません。
思わず、加藤登紀子の「いつもの店で、いつもの酒を、酒はやっぱり菊正宗」という懐かしいCMソングが頭をよぎったのですが、それはこの際おいておいて、今回はちょっと変わったことをしてみたのです。
まず、金剛トンネル(大阪側)の登りは“アウター縛り”で試みました。
かつて、私が山に登り始めたころは、ヒルクライムするときでもフロントは常にアウターで走っていたのです。
「漢は黙ってフロントアウターや!」という良く分からないこだわりがあって、ついこないだまでヒルクライムはできるだけアウターで走ることが善だと思い込んでいました。
↓ この日、金剛トンネルヒルクライムコースで見たサイクリストはたった2人だった。
![]()
しかし、ヒルクライムは高トルクでゆっくり回すよりも、低トルクでクルクル早く回すのがセオリーだと教えてもらったことがありました。
実際、乗鞍ヒルクライムではスタート時点でフロントアウターに入れていたのは私だけで、そのほかの参加者はみんなフロントインナーだったのです。
その際、レース中に、フロントインナーに入らなくなるトラブルを経験して、それまでフロントインナーのことを軽んじていた自分を恥じました。
それ以来、早朝ヒルクライム練習自転車通勤の際も、ためらうことなくフロントインナーを使うようになった結果、登っているときの速度も速くなり、タイムも短縮されたのです。
ただ、ヒルクライム愛好家のブログを読んでいると、「フロントアウター縛り練習」なるものを見かけました。
“縛り”と言っても、亀甲縛りなどのその手のマニアによるローププレイではなく、フロントをアウターに入れたまま登りましょうというトレーニングです。
おそらく、このトレーニングの目的は筋力アップだと思うのですが、最近していないのでちょっとやってみようと思いました。
そしたら、ケイデンスがガタ落ちになった反面、心拍数は上がらずスピードも上がりません。
呼吸も上がることがないままゴール到達。
途中、工事現場のガードマンから「頂上はもうすぐ、頑張れ〜」と声をかけてもらったのですが、私としてはあまりしんどくなかったので、笑顔で「ありがとう〜」と答えてしまいました。
結果としてタイムはがた落ちになったのですが、まあこれも経験ですから良いでしょう。
ヒルクライムの効果的な練習法は翌日の朝練で勉強してこようと思っています。
さて、トンネルを抜け金剛トンネルコース(奈良側)を下っていきます。
南大阪のヒルクライムコースは、どのコースも大阪側よりも奈良県や和歌山県側のほうが眺望が良く、路面もキレイなんですよね。
金剛トンネルコースもその例外ではなく、眼下に広がる奈良県五條市を見てみると、家屋の瓦(いらか)が朝日に反射してキラキラ輝いています。
ところどころ、煙が立ち昇っているのは田畑で枯れ木を焼いているのでしょう。
↓金剛トンネル裏ルートの激坂・下り時に撮影
![]()
ただ、この日はたーちゃん@妻が友達同士で“ケーキバイキング”に行くので、お昼までに帰らなければなりません。
というわけで、あまりゆっくりすることができないので、ブログ写真用に写真を撮ったら再びダウンヒルを開始します。
さて、もちろん、このダウンヒルもいつもと違うことに試みました。
その内容は、帰りはこの金剛トンネルコース(奈良側)を登って帰るのですが、いつもと違ったルートから登って帰ろうと思っていたので、その偵察のために違うルートから下ることにしたのです。
ある日、早朝ヒルクライム練習自転車通勤などでご一緒させていただいているクロスロードのyasuさんから「金剛トンネルの奈良側きつかった〜」という内容のツイッターを目にしたことがありました。
金剛トンネルコース(奈良側)はこれまで幾度となく登ったのですが、どうしえyasuさんがそれほど、厳しく感じたのか良く分からなかったのです。
ごくごく標準的なこのヒルクライムコースを、毎日、早朝ヒルクライム自転車通勤を欠かさないだけでなく、懸垂や腹筋によって鍛えられ、まるで自衛隊のレンジャー隊員のような鋼の肉体を持つyasuさんが厳しいというのでしょうか・・・・・
疑問に思った私はさっそくyasuさんにツイッターでご質問。
その結果、金剛トンネルコース(奈良側)には、私が普段行き来している国道ではなく、“裏ルート”があることが分かりました。
裏ルートは、最大斜度25%を誇る激坂で、目の当たりにした私は思わず戦慄が全身を走ります。
その過酷さは、かつて日曜日の午後1時からやっていたビートたけしの「スーパージョッキー」で目にした、熱湯風呂を初めとする数々の罰ゲームを彷彿とさせました。
しかし、見てしまった以上登らなくてはなりません。
登らずにそのままにしておくと、私の心の中にモヤモヤが残ってしまうことは言うまでも無いでしょう。
たとえ、登ったとしてもあまりの激坂に脚力が耐えることができなかったら、立ちゴケしてリアディレイラーハンガーを曲げてしまいます。
それはそれで、ブログネタになりそうですが、そんな犠牲を払ってまでブログ記事にする気はさらさらありません。
↓今回食べたヤムヤムのパン
![]()
とりあえず、そのまま下って、パン工房ヤムヤムへGO。
ここで食べたパンは・・・・・
「民衆は飢えに苦しみ、パンを要求しております」という部下の報告に対し、「パンが無ければブリオッシュを食べれば良いのよ」というマリーアントワネットの名言で知られるブリオッシュ生地のアンパン。
パリのシャンゼリゼ通りのカフェで食べると法外な値段を請求されるというホットサンドイッチ“クロックムッシュ”
これらを平らげた後、心を落ち着かせてその激坂に挑戦することに相成りました。
無論、ギアは早い段階でフロントアウターにチェンジ。
クルクル回して高度を上げていくと、目の前に“壁”が聳えていました。
路面がアスファルトからコンクリートに変わると、激坂の牙が私に襲い掛かります。
「このまま登れるかもしれないが、失速すると絶対にコケるなぁ〜」と不安に感じながら、禁断の「フロントインナー、リアロー」でいっぱいっぱいになりながらペダルを回します。
数学の偏差値が30を下回ったため、私立文系コースに入れられた私は、物理や化学の授業を一切受けていないので良く分かりませんが、このとき、私のロードバイクが前に進むか、それとも転倒するかはギリギリの数値だったのかもしれませんね。
ただ、転倒した場合、ブログネタになっても、バイクへのダメージは変わらないということです。
そんなことを考えつつ、ふとガーミンエッジ500を見てみると、私の心拍数は180という、未だ見たことが無い数値をマークしていました。
「もうアカン、ビンディングを外して止まろう」という弱きと戦いながら、あと50m、40、30,20・・・・・・そしてゴール。
このとき、登りきったという達成感よりも、失速してコケなかったという安堵感のほうが感激しつつも、その後の坂がまるで平地のように感じられました。
まあ、ダラダラ書き連ねてしまいましたが、客観視すれば、この時期に早朝ヒルクライムする人はきわめて特殊な人だと思われるかもしれません。
しかし、ヒルクライムって四季を感じながら登ることが私にとっての楽しみなのです。
手足が凍え、鼻水を流しながら登ることも、また楽しいと思える自分がとても幸せなんやなぁ〜と思いつつ、帰路に着いたのでした。
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「入場料のモトを取らなければ」という、ケニアのワンガリ・マータイさんが提唱するMOTTAINAI(もったいない)マインドが発動してしまうのです。
実際は、もらったタダ券&ミールクーポンで入園したので、冒頭文で“お金を使って遊ぶ以上”という表現は正確ではありませんが、まあこの際どうでも良いことでしょう。
それにしても、良く対比されるUSJとディズニーリゾートですが、はっきり言ってこの両者を比較することなんておこがましいことこのうえありません。
はっきり申し上げて、内容も品質もディズニーリゾートに失礼です。
その具体的な違いは、私がツイッターでつぶやいておりますので、そちらをご覧ください。
さて、それにしても何とかして欲しいのがパーク内の食事ですよね。
両者とも、パーク内に飲食物に持ち込んだらいけないので、パーク内のレストランやワゴンから購入することになります。
ただ、飲食物の価格設定ははっきり申し上げてコスパ悪すぎ。
まあ、“非日常代”が上乗せされているので、割高である価格は致し方ないとしても、はっきり申し上げて不味いんですよね。
ルール違反だと知りつつも、飲食物を持ち込んでパーク内で食べる人がいますが、高いわ不味いわの食事しか選択肢が無い以上、責めることはできません。
USJがディズニーリゾートに近づくためにも、せめてパーク内の飲食物のクオリティーを上げる必要があるでしょう。
↓ 金剛トンネルコースのベストビューポイントです。

それにしても、クタクタになりました・・・・
また、アトラクションが入れ替わるであろう数年後に行きたいと思いつつ、さっそく本題に入ってまいります。
USJに行った翌日の12月16日(土曜日)は、冬型の気圧配置ということで雪風吹きすさぶ日本海側と違って、われわれが住まう太平洋側カテゴリーにすっかりと青空が広がりました。
たしかに家族サービスでやや疲れを感じていましたが、こんな日にペダルを回さないではいられません。
しかし、この日はヒルクライム練習に行くべきかどうか迷っていたのです。
とういうのも、翌日には私がロードバイクを購入したショップT店の“朝練”にご一緒させていただくことになっていて、それに備えて体力を温存してなければならなかったからです。
聞くところによると、数あまたのヒルクライムレースで表彰台を飾るほどの剛脚揃いが互いに競い合うその朝練に、わたしのような初心者がご一緒させていただくのは非常に恐縮ではあります。
しかし、他のサイクリストと一緒に走ることは、自転車乗りとしての自分がより成長するためにも避けては通れぬ道であることはいうまでもありません。
ということで、この日は明日の朝練に備えて自宅でゆっくりとくつろごうと思っていたのですが、ついつい、ツイッターで「今から金剛トンネルに行きます」とつぶやいてしまいました。
その結果、気がつけばビブタイツを履き、ハートレートセンサーとブラジャーのように身に着けていたのです。
大量の炭水化物を摂取した後、いつも走っている金剛トンネルコースにヒルクライムしに行くことにしたのですが、いつも走っているコースをいつもと同じように走っていたのではおもしろくありません。
思わず、加藤登紀子の「いつもの店で、いつもの酒を、酒はやっぱり菊正宗」という懐かしいCMソングが頭をよぎったのですが、それはこの際おいておいて、今回はちょっと変わったことをしてみたのです。
まず、金剛トンネル(大阪側)の登りは“アウター縛り”で試みました。
かつて、私が山に登り始めたころは、ヒルクライムするときでもフロントは常にアウターで走っていたのです。
「漢は黙ってフロントアウターや!」という良く分からないこだわりがあって、ついこないだまでヒルクライムはできるだけアウターで走ることが善だと思い込んでいました。
↓ この日、金剛トンネルヒルクライムコースで見たサイクリストはたった2人だった。

しかし、ヒルクライムは高トルクでゆっくり回すよりも、低トルクでクルクル早く回すのがセオリーだと教えてもらったことがありました。
実際、乗鞍ヒルクライムではスタート時点でフロントアウターに入れていたのは私だけで、そのほかの参加者はみんなフロントインナーだったのです。
その際、レース中に、フロントインナーに入らなくなるトラブルを経験して、それまでフロントインナーのことを軽んじていた自分を恥じました。
それ以来、早朝ヒルクライム練習自転車通勤の際も、ためらうことなくフロントインナーを使うようになった結果、登っているときの速度も速くなり、タイムも短縮されたのです。
ただ、ヒルクライム愛好家のブログを読んでいると、「フロントアウター縛り練習」なるものを見かけました。
“縛り”と言っても、亀甲縛りなどのその手のマニアによるローププレイではなく、フロントをアウターに入れたまま登りましょうというトレーニングです。
おそらく、このトレーニングの目的は筋力アップだと思うのですが、最近していないのでちょっとやってみようと思いました。
そしたら、ケイデンスがガタ落ちになった反面、心拍数は上がらずスピードも上がりません。
呼吸も上がることがないままゴール到達。
途中、工事現場のガードマンから「頂上はもうすぐ、頑張れ〜」と声をかけてもらったのですが、私としてはあまりしんどくなかったので、笑顔で「ありがとう〜」と答えてしまいました。
結果としてタイムはがた落ちになったのですが、まあこれも経験ですから良いでしょう。
ヒルクライムの効果的な練習法は翌日の朝練で勉強してこようと思っています。
さて、トンネルを抜け金剛トンネルコース(奈良側)を下っていきます。
南大阪のヒルクライムコースは、どのコースも大阪側よりも奈良県や和歌山県側のほうが眺望が良く、路面もキレイなんですよね。
金剛トンネルコースもその例外ではなく、眼下に広がる奈良県五條市を見てみると、家屋の瓦(いらか)が朝日に反射してキラキラ輝いています。
ところどころ、煙が立ち昇っているのは田畑で枯れ木を焼いているのでしょう。
↓金剛トンネル裏ルートの激坂・下り時に撮影

ただ、この日はたーちゃん@妻が友達同士で“ケーキバイキング”に行くので、お昼までに帰らなければなりません。
というわけで、あまりゆっくりすることができないので、ブログ写真用に写真を撮ったら再びダウンヒルを開始します。
さて、もちろん、このダウンヒルもいつもと違うことに試みました。
その内容は、帰りはこの金剛トンネルコース(奈良側)を登って帰るのですが、いつもと違ったルートから登って帰ろうと思っていたので、その偵察のために違うルートから下ることにしたのです。
ある日、早朝ヒルクライム練習自転車通勤などでご一緒させていただいているクロスロードのyasuさんから「金剛トンネルの奈良側きつかった〜」という内容のツイッターを目にしたことがありました。
金剛トンネルコース(奈良側)はこれまで幾度となく登ったのですが、どうしえyasuさんがそれほど、厳しく感じたのか良く分からなかったのです。
ごくごく標準的なこのヒルクライムコースを、毎日、早朝ヒルクライム自転車通勤を欠かさないだけでなく、懸垂や腹筋によって鍛えられ、まるで自衛隊のレンジャー隊員のような鋼の肉体を持つyasuさんが厳しいというのでしょうか・・・・・
疑問に思った私はさっそくyasuさんにツイッターでご質問。
その結果、金剛トンネルコース(奈良側)には、私が普段行き来している国道ではなく、“裏ルート”があることが分かりました。
裏ルートは、最大斜度25%を誇る激坂で、目の当たりにした私は思わず戦慄が全身を走ります。
その過酷さは、かつて日曜日の午後1時からやっていたビートたけしの「スーパージョッキー」で目にした、熱湯風呂を初めとする数々の罰ゲームを彷彿とさせました。
しかし、見てしまった以上登らなくてはなりません。
登らずにそのままにしておくと、私の心の中にモヤモヤが残ってしまうことは言うまでも無いでしょう。
たとえ、登ったとしてもあまりの激坂に脚力が耐えることができなかったら、立ちゴケしてリアディレイラーハンガーを曲げてしまいます。
それはそれで、ブログネタになりそうですが、そんな犠牲を払ってまでブログ記事にする気はさらさらありません。
↓今回食べたヤムヤムのパン

とりあえず、そのまま下って、パン工房ヤムヤムへGO。
ここで食べたパンは・・・・・
「民衆は飢えに苦しみ、パンを要求しております」という部下の報告に対し、「パンが無ければブリオッシュを食べれば良いのよ」というマリーアントワネットの名言で知られるブリオッシュ生地のアンパン。
パリのシャンゼリゼ通りのカフェで食べると法外な値段を請求されるというホットサンドイッチ“クロックムッシュ”
これらを平らげた後、心を落ち着かせてその激坂に挑戦することに相成りました。
無論、ギアは早い段階でフロントアウターにチェンジ。
クルクル回して高度を上げていくと、目の前に“壁”が聳えていました。
路面がアスファルトからコンクリートに変わると、激坂の牙が私に襲い掛かります。
「このまま登れるかもしれないが、失速すると絶対にコケるなぁ〜」と不安に感じながら、禁断の「フロントインナー、リアロー」でいっぱいっぱいになりながらペダルを回します。
数学の偏差値が30を下回ったため、私立文系コースに入れられた私は、物理や化学の授業を一切受けていないので良く分かりませんが、このとき、私のロードバイクが前に進むか、それとも転倒するかはギリギリの数値だったのかもしれませんね。
ただ、転倒した場合、ブログネタになっても、バイクへのダメージは変わらないということです。
そんなことを考えつつ、ふとガーミンエッジ500を見てみると、私の心拍数は180という、未だ見たことが無い数値をマークしていました。
「もうアカン、ビンディングを外して止まろう」という弱きと戦いながら、あと50m、40、30,20・・・・・・そしてゴール。
このとき、登りきったという達成感よりも、失速してコケなかったという安堵感のほうが感激しつつも、その後の坂がまるで平地のように感じられました。
まあ、ダラダラ書き連ねてしまいましたが、客観視すれば、この時期に早朝ヒルクライムする人はきわめて特殊な人だと思われるかもしれません。
しかし、ヒルクライムって四季を感じながら登ることが私にとっての楽しみなのです。
手足が凍え、鼻水を流しながら登ることも、また楽しいと思える自分がとても幸せなんやなぁ〜と思いつつ、帰路に着いたのでした。
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