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ロードバイク購入費用以上の価値

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 このブログにちょくちょく登場する、部下であり自転車仲間でもあるO君の奥さん(以下、O君@妻と略す)が、念願のロードバイクを購入したのですが、自分が買ったわけでもないのに、なぜか私までとてもうれしいたーちゃんです。おはようございます。

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 人にモノを買わせることが大好きな私。
 人様の人妻がロードバイクを買ったことがうれしくてたまらないのです。
 こないだのスズカ8hエンデューロで、いきなりロードバイクデビューを果たしたO君@妻。
 11月7日(火曜日)彼女がとうとうロードバイクを購入しました。
 彼女が購入したロードバイクはクォータカルマアルテグラ・・・・そうフルカーボンバイクです。
 もともと経済的な理由からアンカーのアルミバイクを購入しようと思っていたそうですが、このブログによくコメントしていただいている“ほげほげさん”の鶴の一声でクォータに決めたのこと。
 O君の長期間にわたる洗脳工作によりO君@妻の心の中に徐々にではありますが、確実に芽生えていた「ロードバイク欲しい病」。
 静かに症状が進んでいたものの、突然、彼女の症状が爆発的に発症したのは、スズカ8hエンデューロで、ママチャリに抜かれたことや、腰や首が痛くなったという経験に他なりません。
 それらの原因が、すべて自分の身体に合っていないO君のロードバイクに乗ったからであり、自分にぴったりなロードバイクに乗ってさえいれば、こんなはずではなかった・・・
 そんな気持ちが、O君の@妻にロードバイク購入に踏み切らせたのでしょう。
 先日、O君@妻はサイクルモード大阪に行って、ほげほげさんがお勧めするクォータカルマを見てきたそうです。
 ただ、残念ながら展示されていた2012年モデルはデザインがイマイチ&却下。
 そこで、帰りに立ち寄ったロードバイクショップで売れ残っていて展示されていた2011年モデルでサイズが450のものを発見し、購入に至ったそうです。
 
 ロードバイクは非常に高価なものですが、その使い方しだいで価格を上回る価値を手にすることができます。
 そのためには、子育て中の専業主婦という多忙な身ではありますが、なんとか創意工夫してロードバイクに乗っていただきたく思いつつ、さっそく昨日の続きからお話しましょう。
 

↓変わった山をバックにロードバイクが並んだ光景は壮観である。





 大阪府は神奈川県に人口を抜かれたとはいえ、まだまだ人口800万人を超える大都市。
 しかし、周囲は山に囲まれていることから、ヒルクライムコースには事欠きません。
 わが家も最寄のヒルクラコースまではものの数十分で到達することができるという恵まれたロケーションに立地しています。
 ただ、ロングライドを計画するにあたって、ヒルクラには良好なロケーションであってもロングライドの計画にはそうではないことがほとんど。
 なるべくヒルクライム的なルートを避けてロングライドコースを計画しても、どうしても山岳路が入ってしまうんですよね。
 それならば、中途半端に山岳コースにせずに思い切って山岳コースに設定したのが今回のコース。
 奈良県と三重県の山岳地帯を往復するコースを設定したのであります。
 山岳地帯を走破した後の土手焼きはさぞ美味しいものにしよう!
 ・・・というサービス精神からこのアップダウンが激しいコースを設定したのであり、決してサディスティックな動機から設定したのではありません。
 誤解されないようにくれぐれもよろしくお願い申し上げます。
 さて、今回のロングライドは“トレーニング”ではありません。
 もし、ツイッターやブログをしていなければ、絶対に顔を合わすことなんてなかったはずのめんめんがこうして一堂に会するのは奇跡だと思いませんか?
 年齢も職種もまったく異なる者同士が、ただ同じ自転車が好きであるという共通項の元、めぐりあうことができたのに、ただ黙々と走るだけだとモッタイナイお化けが出てきます。
 そこで、オカメーズさんの提言を受けて1時間に1回は休憩をして、おしゃべりタイムを設定しました。
 1時間に1回の割合と申し上げましたが、すみません訂正します。
 コンビニがあったとき、坂を登りきったとき、きれいな景色を見て写真を撮りたくなったとき・・・・・
 なんか休憩ばっかりしていたような気がするのは私だけでしょうか?


↓今回の走行データ図。





 休憩すると、話が盛り上がってなかなか腰を上げようとしない面々に「さて、みなさん、宴もたけなわですが・・」と宴会の司会者よろしく切り上げる必要がありました。
 ただ、平均速度が25kmとそこそこの速さですから、けっしてポタポタサイクリングではないと付言しておきましょう。
 とりわけ、今回、ツイッターライドに参加していただいた最高齢のアンカー乗りさんは還暦を迎えられておられます。
 私の父親とアンカー乗りさんの年齢差は片手の指以下であることを考えると、本当にロードバイクって生涯スポーツやなぁ〜と実感せずにいられません。
 その年齢を感じさせないパワフルなライディングに、もし、自分が同じ年齢になったとき、アンカー乗りさんと同じような自転車生活を送るためにはどうすればいいのでしょうか?
 自分も二十数年後には還暦を迎えます。
 そのころにはアンカー乗りさんと同じようにロードバイクを乗り回せるようにするためには、普段からセーフティーライドに努め、怪我をしないことが大事ですよね。
 ちなみに、アンカー乗りさんはアンカークロモリRNC7からフルカーボンバイクRFX8に乗り換えられ、今回のツイッターライドで初デビューを飾りました。
 これからも私たちと一緒にあちこち走っていただければ幸いです。

 さて、今回のライドで私のガーミンの調子がよろしくなく、スピード&ケイデンスセンサーが反応しませんでした。
 休憩中、みなさんのお知恵を拝借した結果、ホイール&クランクに装着したマグネットとセンサーの距離がありすぎることが判明。
 やはり、3人集まれば文殊の知恵。
 分からないことがあれば、自転車仲間に聞いてみれば、たいていの問題は解決するものです。
 ただ、残念ながら、センサーの位置を調節するためのドライバーが無かったので、今回のライドで調節することはあきらめて、コンビニで補給食を買うことにしました。
 補給食の雄である“薄皮あんぱん”を買って戻ってくると、アンカー乗りさんが「直しておいたでぇ〜」とガーミンのセンサーが反応するように直してくれたのです。
 

↓還暦を迎えたアンカー乗りさんのようにいつまでも元気に自転車生活を送りたい。






 人生の大先輩にこのように助けてもらって、本当にうれしい瞬間でした。
 本当に合同ロングライドをして本当に良かったと思ったのであります。
 さて、休憩もそこそこに、われわれ一行はさらに山岳路に突入。
 国道165号線“初瀬街道”から国道369号線“伊勢街道”に移り、かつてお伊勢参りで旅人で行きかったであろう古道をロードバイクで進みます。
 伊勢街道は交通量の割にはよく整備された国道で、とても走りやすくトンネルもあるので比較的ラクに行程を消化することができると思いきや・・・
 奥さん。今回のロングライドは“山岳”ロングライドでっせ。
 トンネルでショートカットしようなんて許されるはずがありません。
 仕事でもなんでも、苦しく困難な選択肢を選んだほうが、後々の結果がどうであれ、良い思い出ができるもの。
 みなさん、がんばりましょう・・・・ということで数年前に開通したトンネルを通過せずに栂坂峠を超えるのです。
 峠までのヒルクライムを終え、ふたたび一服。
 すぐにおしゃべりタイムが始まるのですが、みなさん、まだまだ余裕がありますね。
 峠の寒村、静かな秋の里に自転車談義のにぎやかな声が響きます。
 みなさんの楽しそうな顔を見るたびに、ソロライドも楽しいですが、このような合同ライドも楽しいなぁ〜と思わざるを得ません。
 さて、冒頭文でO君@妻がロードバイクを買ったお話をしました。 
 そこで、まだまだ初心者である私ですが、O君@妻さんが自転車生活を楽しむために一言アドバイスを申しあげたく存じます。
 O君一家にとって、確かにロードバイクは高価な買い物だったことでしょう。
 せっかく高価なお金を支払ってロードバイクを購入したのですから、そのロードバイクを使って購入費用以上楽しまなければなりません。
 そのためには、漠然とロードバイクに乗ることも楽しいのですが、それだとロードバイクの購入費用をペイすることができないでしょう。
 ロードバイクはあくまで道具。
 道具は使ってこそナンボのものだと思うんですよね。
 そこに“目的”があると“自転車生活の楽しむため”の道具として最高の性能を発揮することができると思うのです。


↓峠を登り終えておしゃべりタイムスタート。





 その目的はヒルクライムやブルベのように自分に挑戦することも良し、また、今回のツイッターライドのように自転車仲間との交流を図ることもいいでしょう。
 ロードバイクに乗り、ひとつでも多くの思い出を作ると、それはロードバイクの購入費用では手に入れることができないプライスレスな経験をすることができるのです。
 私自身、世代も職種も異なったみなさんと、楽しく自転車に乗ったり、おしゃべりしたりすることができ、いい思い出にすることができただけでも、ピナレロクアトロの購入費用以上の価値はあったかと思うのであります。
  
 話を元に戻しましょう。
 「さあさあ、みなさん、そろそろ出発ですよ」と言って、ビンディングペダルにクリートをはめ、ダウンヒル開始。
 旧道から再び国道369号線に戻り、気持ちよく走っていると、前方になにやら“物体”が見えました。
 やがて、それは鹿の死体だったということが分かったと同時に、その虚ろに見開いた眼と視線があってしまったのです。
 その瞬間、背中に悪寒が走ったのですが、私も一瞬のミスであの死体のようになるかもしれない・・・・と思うと思わずブレーキをかけてしまいました。
 今回の鹿の死体に限らず、ロードバイクで走っていると、道路に動物の死体が転がっているのは良く見かけます。
 自分も公道を走っている以上、あのような姿で道路上に屍に成り果てて横たえる可能性は否定できません。
 私はそれらの死体を見るたびに、いっそうの安全運転に心がけるようにしています。

 さて、新たにロードバイクに乗り始めたO君@妻に最後に一言。
 自転車生活は“無事故”でなければ意味がありません。
 どれだけロードバイクが楽しくても、交通事故を起こせばすべてを失ってしまう可能性だってあるのです。
 O君@妻がこれから先、どのような自転車生活を送られるのかは分かりまりません。
 ただ、ご自分のために、お子さんやダンナさんのために、安全運転に心がけて、ロードバイク購入費用以上のプライスレスな楽しい思い出を作っていただきたいのです。
 さらに、アンカー乗りさんのように乗り続けることができればと願うたーちゃんなのでした。


 
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