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「走れば走るほど速くなる」は本当か?

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 職場のメタボ20歳代独身部下に、「お前、ちょっとはダイエットしたらどうや、そのままやったら早死にするで。自転車乗ったらすぐに痩せるで」と自転車によるダイエットを薦めたところ・・・
「でも、自転車やランニングみたいな有酸素運動は、活性酸素が溜まって、老化が早くなって、早死にするんですよ」と言われたものの、「確かにそうかもしれへんけど、20歳代にして早くもメタボなお前には言われたくないと思った、たーちゃんです。おはようございます。

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 かつて私自身体重が110kgあって、デブの経験があるから言いますけど、デブがデブから脱却することがなかなか出来ない理由。
 それは自分がデブであることを自覚していないことに他なりません。
 痩せておられる皆様方にはご理解いただけないかもしれませんが、デブの人は、自分の現状を理解せず、「デブではないと思う」と思い込んでいるんですよね。
 もし、アンケートで「あなたはデブですか?」という問いに対しては「はい、デブです」と答える人はそう多くありません。
 「私はデブです。何か文句ありますか!」と威風堂々と答えるのはデブにアイディンティティーを求めている人しかいないのです。
 デブの多くは、「太っているかもしれないが、デブではない」とか、「デブかもしれないが、大丈夫」と思っているんですよね。 
 だから、ダイエットしようとする第一歩が踏み出せないのです。
 なぜ、そう思うかと言うと、まず、デブは自分を客観視することができません。
 というのも、デブは鏡を見ない・・・・といか見るのを避けて生きているんですよね。
 自分はデブであることを気づきたくないという無意識の防御本能が、「痩せなければならない」というセルフコントロール機能をシャットアウトします。
 その結果、自らの食欲が求めるまま、とめどなく食べてしまうのです。
 ですから、奥さん、貴女のご主人がメタボの場合・・・・「あなた、太ってきたんじゃない?」と婉曲表現ではダメ。
 本当に、貴女のご主人をデブから救ってあげたい、昔のスマートなダンナに抱かれたいと思っていますか?
 それじゃあ、「おい、お前はデブや。醜く太ったデブや。お前なんかと夜の生活は金輪際お断りじゃ」とSM女王のように接してやると良いでしょう。
 痩せたい、もしくは、痩せさせたいと思っているのであれば、はっきりデブって伝えてあげてください。
 私が110kg→72kgまで痩せることができたのは、「私はデブだ」と気づいたからこそ。
 まあ、そんなことはどうでも良いので、さっさと話を進めて行かなければ。


↓ 昨日の早朝ヒルクライム自転車通勤は鍋谷峠。スタート地点で。ちなみにこのナンバーは標高とか距離とはまったく関係ありません。







 かつて、私自身、デブであったのですが、そのときの食生活と今の食生活はあまり変わりません。
 大手キャットフードメーカーの宣伝文句を借りて表現すれば、今現在の食生活は「猫まっしぐら」ならぬ「デブまっしぐら」な脅威のカロリー。
 朝食に食パン3枚を平らげ、1週間に小倉あんを1kg消費し、米は1食につき1合は食べてしまいます。
 一応、ヒルクライマーですからダイエットに励まなければならないのですが、どうしても炭水化物を過剰摂取してしまうダメな私の身体を何とかしてください。奥さん。
 どうして、そんなに食べるのかと言うと、私がブログ休止に至った主原因である「早朝ヒルクライム自転車通勤」によります。
 1日に75km〜85kmのヒルクライムコースなどを走るのですが、その結果、消費されたカロリーを補給するべくガンガン食べてしまうんですよね。
 「うわっ、ガンガン食べてしまった」と思ったら、翌日は午前4時に起きて、5時に自宅を出発し、ついついヒルクライムコースに足を向けてしまうのでありました。
 それは、つまり、食べたら走る、走ると食べると言う“マッチポンプ”的な自転車生活。
 ところで、ベトナム戦争やアフガニスタン紛争で従軍した兵士の多くが、戦争体験の恐怖心からPTSD(心的外傷後ストレス障害)になったといいます。
 それと同様、デブから脱出した経験を持つ者は再び太ることに強い恐怖心を感じる・・・・これをMTSD(メタボに戻りたくない症候群)であるのは、日本内科学会では定説とされているとか。
 「もう、あのころのように太りたくない、デブには戻りたくない」という恐怖心が、私を午前4時に目覚めさせ、午前5時に自宅から追い出すのです。
 もちろん、荒療治の結果、そのような恐怖心はかなり薄れてきて、今では純粋に早朝の山々をロードバイクで駆け巡ること自体が楽しくてありません。


↓ あともうちょっとでゴールです。








 一応、南大阪ヒルクライマーの末席を汚す存在として、私自身、レースにはなるべく出ようと思っています。
 ただ、早朝ヒルクライム自転車通勤するモチベーションはレースのためではありません。
 好きな早朝ヒルクライムを継続した結果、少しでも早くなったら良いなぁ〜と思って走っているのです。
 ゆえに、トレーニング科学とか効率性はまったく無視して、ただ毎日登っているものの、サカタニ店長さんから「毎日登ることは逆効果です」と言われました。
 毎日走ると、人間ですから、疲労が溜まります。
 しかし、変態ヒルクライマーは毎日走らなければ&毎日走りたいという気持ちによる脳内麻薬を分泌させることにより、疲労感を麻痺させてしまうんですよね。
 「ちょっと休んだほうがエエで」「身体が壊れてしまいますよ」というサインをシャットアウトさせてしまんですよね。 
 疲労感は感じなくても、身体に溜まった疲労は確実に存在することを忘れてはいけません。
 その結果、まったく同じコースをヒルクライムしていても、「あれ、今日はあまりスピードが乗らないなぁ」と思って、「これもそれも気合が入ってないからや!思いっきりいくで〜」と思ってしまうんですよね。
 特に、われわれ「スポーツ=根性=ガマン」というのが美徳であると叩き込まれた世代はその傾向にあるとか(出典:「体罰と根性・・これが日本のスポーツをダメにした」(民明書房刊)」
 昨日、ちゃんとできていた正しいポジションで正しいペダリングが、今日、苦しさに耐え忍び、つい昨日と同じスピードを出すべく、力任せにペダルを踏んでしまった結果、ペダリングがヘタクソなってしまい、昨日よりも遅くなったというのはあまりにも悲しい色やねん。。
 だから、積極的に「休む」ということは、ヒルクライムのトレーニングについては、遠回りに見えて、実は近回りなんですよね。




↓出勤途上で国定公園内を駆け巡ることが出来る身の幸よ。







 それに加えて、疲労感が溜まってくると、正しい判断能力が喪失されることもあります。
 とりわけ、公道を走るということは、常に感覚を研ぎ澄ましながら危険を回避することが求められるのは言うまでもありません。 
 にもかかわらず、疲労感が溜まった状態では感覚も鈍ると言うもの。
 早朝ヒルクライム自転車通勤では、長距離を走れば走るほど、交通事故のリスクも高くなってしまうのは明らかなこと。
 ですから、安全運転の意味では疲労感がたまらない程度に走ると言うのが大事なんですよね。
 というわけで、私も早朝ヒルクライム自転車通勤の距離を短縮する・・・ということをサカタニ滝谷店の店長“カツさん”と約束したのです。
 幸い、今回の人事異動で、新しい部署にいる上司が7時50分に出勤するので、それまでより30分早く出勤しなければならず、自らの意思を走行距離が短縮されるに至りました。
 その結果、これからは早朝ヒルクライム自転車通勤&帰宅には、距離制限を設けることにしました。
 最長出勤距離70km及び最長帰宅距離30km・・・・これが新たな基準です。
 1日に101km以上走りません。
 と誓ったところで、同じ南大阪変態ヒルクライマーから「高野山なう。」「今朝の走行距離126km」というツイートが流れてきました。
 過去のタイムラインを見たら「○○峠なう am3:30」とか、「おはようございます。起きました am2:30」というツイートを見ると、変態の端くれとしては黙ってはいられません。
 そうなると、、私はついつい「そんなこと呟かれると、私まで走らなければアカンやん」と思わずテンションが上がってしまい、私の身体は火照ってしまうのです。
 奥さん、私の火照った身体をあなたの技巧で鎮めてください。
 明日、午前3時に自宅を出発し、高野山を登って、鍋谷峠を越えて出勤するなんて・・・・そんなことはしません。
 多分・・・しないと思います。
 大丈夫かなぁ〜


 ・・・・というのは冗談で、本当にしないので、1日の出勤&帰宅距離が100kmを超えることはしません。
 あくまで早朝ヒルクライム自転車通勤は「通勤」がメインであって、「ヒルクライム」はおまけ。
 自分のためにも、家族のためにも。
 安心してくださいね。カツさん。
 約束ですからね。


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