スマホは要らないと言っていましたが、Wi-Fi&iPodでツイッターなどするのが面倒くさいことから、やっぱり欲しくなり「iPhone5欲しい」と独り言したら、ヨメから「住宅ローンの繰り上げ返済に協力する気は無いのか」と咎めらた瞬間、完敗を喫してしまった、たーちゃんです。おはようございます。
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私は公私ともども携帯電話をあまり使いません。
部下からは「◯◯係長の携帯電話はかけても出てくれないので困っています」というクレームを受けたことおは一度や二度三度ではないのです。
それについては、ただただ申し訳ないのですが、その甲斐あって、家族3人の携帯電話代は8000円以内。
メールもほとんどしませんし、電話もほとんどかけません。
しかし、ネットは使いたいんですよね。
こないだのキャノンボールの際、「今、◯◯なう」というツイッターをするのに、ポケットWi-Fiの電源を入れて、電波を拾うのを待ち、それからiPodの電源を入れて、Wi-Fiに接続する・・
この作業が、非常に面倒くさいだけでなく、ものすごく時間がかかるんです・
とりわけ、時間制限があるキャノンボールの際はイライラして仕方がありません。
それだけではなく、iPhoneはGPS機能があるのがいいところ。
ロングライドでは強力な武器になります。
出勤時、大阪府立イマイチ高校の生徒とすれ違います。
その中に、ジャージやスエットパンツの上に、短く改造した制服のスカートを履くという謎のスタイルの女子生徒がiPhoneを見ながらママチャリに乗っているのを見かけます。
その姿は「平成の二宮金次郎」ですが、彼女たちと比較すると、二宮金次郎も草葉の陰から涙することでしょう。
そんな姿を見ると「お前ら、それを俺に貸せ。もっと有効に使ってやる」と思いつつ、彼女たちのように、スマホに縛られてしまうのはどうなんでしょうか。
それよりも、ガラケーを使い続けて、一日も早く、住宅ローンを繰り上げ返済するほうがいいのかなと思う今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
↓ピナレロクアトロに標準装備のサドル。その名も「オセロット(山猫)」
![]()
「サドル選びの旅」・・・・に出るのが流行っているようです。
お尻にあったサドルに出会うまで、サドルの購入を果てしなく繰り返すという、コスパの悪いツアー・・・それが「サドル選びの旅」。
ショップによっては、サドルを試用させてもらうサービスがあるのですが、本当にその程度でサドルの良し悪しがわかるのでしょうか?
仮に、「サドル選びの旅」を果てしなく続けた結果、最高のサドルに出会うことができるのかどうか・・・・非常に疑問であります。
そもそも、お尻にフィットする「サドル大陸」というのは実在するのでしょうか?
お尻が痛い、痛くないというのはサドルだけに解決を求めるべきなのでしょうか?
さて、今から3年ちょい前、私が初めてクロスバイク(ルイガノRSR4)をネットで買ったときのことです。
宅配便で届けられたそのクロスバイクのサドルを見て、誰しもがこう言いました。
「ちっちゃいサドルやなぁ」「こんなん乗って、お尻痛くならへんの?」
わが家の玄関に置かれた新車のクロスバイクで、ヨメなどが関心を抱くのはサドルだけ。
それ以外のファクターにはまったく興味がそそらないようです。
翌日、さっそくそのクロスバイクに乗って、近所をブラブラしました。
ネットで「クロスバイクの乗り方」というのをググって調べていたので、地面に足が届かないという恐怖は難なく克服。
ママチャリとは違う軽快な走行感に感嘆しながら走っていると、臀部に強い痛みが生じてきたのです。
しばらく、その痛みに耐えながら乗っていると、かつて「スーパージョッキー」というテレビ番組で、“大江戸拷問研究”を思い出してしまいました。
その拷問のなかで「三角木馬」というのがあったんですが、その時の私は、三角木馬の上に跨がされて自白を求められている犯罪者のよう。
「す、す、すみません。すぐに言います。堪忍して下さい。」と我慢・忍耐・根性という言葉が大嫌いな私だったらすぐに自白するのは明らか。
ちなみに、三角木馬というのは女性用の拷問具だそうです。
なかなかエロティックな拷問ですが、実際、拷問以外の目的にも使われているとか。
そんなことは当ブログの品位を落とし、教育上、悪影響を及ぼしかねないことから、これ以上言及は差し控えます。
↓現在使用中のサドルは、セライタリアのSLR・XP
![]()
とにかく、その痛みは次第に強くなり、最終的には「こんなん乗れへんわ」と早くもクロスバイクを購入したことに後悔をし始めました。
しかし、ヨメに「こんな大きな自転車、勝手に買って・・」と嫌味を言われながら、ようやく手にすることが出来たクロスバイク。
今さら返品するわけにもいきませんし、そもそも、おしりが痛いという理由でクロスバイクに乗らないというのもおかしな話。
むかし、「ザ・ガマン」とか「ザ・しごき」というガマン系低俗番組がありましたが、苦痛を乗り越えることで商品はもらえるのです。
そう、苦痛や苦労は乗り越えてこそ、向こう側に幸せが待っているもの。
この臀部への苦痛を耐え切ったその先に、言葉では言い表せない快楽の世界が待っているなのだ!
・・・・・と自分に言い聞かせてしばらく乗りつづけることにしました。
そうして、我慢して乗っていると、いつの間にかお尻への痛さが消えていたのです。
その後、このクロスバイクで自走淡路島1周(300km)、自走琵琶湖1周(350km)をそれぞれチャレンジしました。
けれど、これらのチャレンジで苦しかったこと10例を挙げよと言われても、お尻が痛くなったということはありません。
しばらくして、ロードバイクに乗り換えたわけですが、ピナレロ・クアトロには標準でMOSTの「オセロット(山猫)」というサドルが付属しています。
当然、クロスバイクのサドルと比べて、かなり硬く薄いもの。
クアトロのサドルと比べてみると、クロスバイクのサドルはまるで安楽椅子のようです。
ジェルが入っていて、クッション性が少なからずあるクロスバイクのサドルと違って、ロードバイクのサドルはほとんどクッション性はありません。
親指で強く押してみても、5mmも凹まないのです。
クロスバイクのサドルでも拷問の痛さを感じたのですから、ロードバイクのサドルはどうなるのか・・・それは推して知るべしでしょう。
というわけで、恐る恐る乗ってみたのですが・・・・これが思ったよりも痛くないんですよね。
もちろん、固いという感覚はお尻に伝わってくるのですが、苦痛というほどでもありません。
↓こんな感じで売っていました。
![]()
それまでクロスバイクにはイオンで買ってきたジャージ生地の短パン(@980円)を履いていましたが、ロードバイクに乗るにはそれはないだろう・・・
ということで、パッドが入ったレーパンを履いていたという違いもありますが、それでも苦痛というのはなかったのです。
それから、「ピナレロ・クアトロから目玉を追放しよう運動」が始まり、その一環としてMOSTのサドルを交換することになりました。
そのサドルとは、セライタリアのXLR・XPというサドルで、MOSTのサドルよりもクッション性はますます少なくなったものです。
このサドルを選んだ理由は、ただ単にカッコ良かったことと、予算内に納まるという二点においてだけ。
けれど、このサドルを履いてからも、お尻が痛くなるということはありませんでした。
むしろ、MOSTのサドルよりもペダリングしやすくなり、デザインも精悍になったので、サドルを交換したこと自体、私は成功だと思ったのです。
少し長くなりましたが、私のサドル遍歴は以上のとおりです。
さて、私がお尻が痛くならなかったのは、ただ単に運がよかっただけだと思われるかもしれません。
数あまたあるサドルの中で、たった3つ使ってみて痛くならなかったから、「サドルの違いとお尻の痛みは関係ありません」というのは少々暴論でしょう。
もちろん今まで、おしりが痛くならなかったと申し上げましたが、絶対にそういうわけではないんですよね。
ときどきお尻が痛くなることもありましたが、それは一過性のもので、走っていると突然痛くなるが、すぐに治る・・・という感じのもので耐えがたきに耐え、忍びがたきに忍ぶほどではありません。
ということは、おしりが痛くなるor痛くならないの違いは、単にサドルだけの問題ではないという推論に至りました。
実は、天気が良ければ私は出勤前に50km以上の道のりを走ってから出勤する、通称「早朝ヒルクライム自転車通勤」をしています。
その距離は短くて50km、長くて100kmを超すこともあるんですが、出勤前だから長距離に聞こえるものの、週末ライドだとちょっと物足りない距離でしょう。
しかしながら、この程度の距離であってもお尻が痛くなることもあるんですよ。奥さん。
奥さんのお尻が痛くなるかどうかはわかりませんが、私の場合、どうもビブショーツのパッドの違いによることが多いようです。
dhbの2009年モデルのビブショーツは痛くなる可能性は60%ぐらい、同じくdhbの2011モデルだとこれが30%になり・・・・
↓この構図で撮影することがありますが、あまりおもしろくない構図ですね。
![]()
パールイズミのシームレスビブショーツだと、ほとんど痛くなりません。
ちなみに、キャノンボールの際、大阪→東京を24時間以上かけて走ったのですが、お尻が痛くなるということはありませんでした。
かたや、dhbだと30分後に痛くなることもあるというのに。
しかし、このパールイズミのビブショーツを履いていてもおしりが痛くなることがあることはあります。
けれど、その際は、ポジションを変えたり、ペダリングに変化をもたせるとアレヨアレヨと言ううちに痛くなるなるアルよ。ゼンジー北京。
レッドスネークカモンではありませんが、ロードバイクに乗っていて、お尻が痛くなるかどうかの原因はサドルにもあるかもしれませんが、それはひとつのファクターにすぎないのかもしれません。
それはポジションやペダリングの違いであったり、パッドの違い、そしてはたまた気分の違いだけなのかもしれません。
そもそも、ロードバイクのサドルは「座る」ためのものではありません。
あんな硬くて小さな椅子に「座る」とお尻が痛くなるのは当たり前。
ファーストクラスのシートと違うんですから、あんな小さなサドルに座って「痛いんじゃ。金返せ」と言っても仕方ありません。ご主人。
サドルはあくまでお尻を「置く」場所。
荷重はペダルに大部分を置き、残りをハンドルとサドルに分散させるのですから、本来、サドルに体重を乗せてドカッと座り込むものではないのです。
ですから、サドルは座るものであると考えている限り、いくらサドル選びの航海へ旅立っても、快楽の境地、悦楽の神秘である黄金の国ジパングへは上陸を果たせないことを知らなければなりません。
お小遣い制サラリーマンサイクリストにとって、サドルは安いものではありません。
いくら高価なサドルを購入して、お尻の苦痛からの解放を期待したとしても、裏切られることだってあるのです。
ちなみに、知り合いがSMクラブに行って、女王様にムチでしばかれ、悪態をつかれ、ロープで縛られる苦痛を受けた人がいました。
彼は、その見返りとしてえも言われぬ快楽が待っていると思いきや、「お疲れ様でした」と言われてプレイ終了になり愕然としたことがあるそうです。
それとサドル選びは同じ事。
ポジションやペダリングを改善するコストはタダです。
レーパンをチェンジするのはサドルのコストを考えるとはるかに廉価でしょう。
ですから、ご主人、どうかサドル選びの航海に旅立たれる前に一度、考えて下さい。
それでも、ダメだったらサドル選びの航海に出港しても遅くありません。
SMクラブでの悲劇を再発させないために、みなさんのご賢察をよろしくお願いいたします。
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部下からは「◯◯係長の携帯電話はかけても出てくれないので困っています」というクレームを受けたことおは一度や二度三度ではないのです。
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しかし、ネットは使いたいんですよね。
こないだのキャノンボールの際、「今、◯◯なう」というツイッターをするのに、ポケットWi-Fiの電源を入れて、電波を拾うのを待ち、それからiPodの電源を入れて、Wi-Fiに接続する・・
この作業が、非常に面倒くさいだけでなく、ものすごく時間がかかるんです・
とりわけ、時間制限があるキャノンボールの際はイライラして仕方がありません。
それだけではなく、iPhoneはGPS機能があるのがいいところ。
ロングライドでは強力な武器になります。
出勤時、大阪府立イマイチ高校の生徒とすれ違います。
その中に、ジャージやスエットパンツの上に、短く改造した制服のスカートを履くという謎のスタイルの女子生徒がiPhoneを見ながらママチャリに乗っているのを見かけます。
その姿は「平成の二宮金次郎」ですが、彼女たちと比較すると、二宮金次郎も草葉の陰から涙することでしょう。
そんな姿を見ると「お前ら、それを俺に貸せ。もっと有効に使ってやる」と思いつつ、彼女たちのように、スマホに縛られてしまうのはどうなんでしょうか。
それよりも、ガラケーを使い続けて、一日も早く、住宅ローンを繰り上げ返済するほうがいいのかなと思う今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
↓ピナレロクアトロに標準装備のサドル。その名も「オセロット(山猫)」

「サドル選びの旅」・・・・に出るのが流行っているようです。
お尻にあったサドルに出会うまで、サドルの購入を果てしなく繰り返すという、コスパの悪いツアー・・・それが「サドル選びの旅」。
ショップによっては、サドルを試用させてもらうサービスがあるのですが、本当にその程度でサドルの良し悪しがわかるのでしょうか?
仮に、「サドル選びの旅」を果てしなく続けた結果、最高のサドルに出会うことができるのかどうか・・・・非常に疑問であります。
そもそも、お尻にフィットする「サドル大陸」というのは実在するのでしょうか?
お尻が痛い、痛くないというのはサドルだけに解決を求めるべきなのでしょうか?
さて、今から3年ちょい前、私が初めてクロスバイク(ルイガノRSR4)をネットで買ったときのことです。
宅配便で届けられたそのクロスバイクのサドルを見て、誰しもがこう言いました。
「ちっちゃいサドルやなぁ」「こんなん乗って、お尻痛くならへんの?」
わが家の玄関に置かれた新車のクロスバイクで、ヨメなどが関心を抱くのはサドルだけ。
それ以外のファクターにはまったく興味がそそらないようです。
翌日、さっそくそのクロスバイクに乗って、近所をブラブラしました。
ネットで「クロスバイクの乗り方」というのをググって調べていたので、地面に足が届かないという恐怖は難なく克服。
ママチャリとは違う軽快な走行感に感嘆しながら走っていると、臀部に強い痛みが生じてきたのです。
しばらく、その痛みに耐えながら乗っていると、かつて「スーパージョッキー」というテレビ番組で、“大江戸拷問研究”を思い出してしまいました。
その拷問のなかで「三角木馬」というのがあったんですが、その時の私は、三角木馬の上に跨がされて自白を求められている犯罪者のよう。
「す、す、すみません。すぐに言います。堪忍して下さい。」と我慢・忍耐・根性という言葉が大嫌いな私だったらすぐに自白するのは明らか。
ちなみに、三角木馬というのは女性用の拷問具だそうです。
なかなかエロティックな拷問ですが、実際、拷問以外の目的にも使われているとか。
そんなことは当ブログの品位を落とし、教育上、悪影響を及ぼしかねないことから、これ以上言及は差し控えます。
↓現在使用中のサドルは、セライタリアのSLR・XP

とにかく、その痛みは次第に強くなり、最終的には「こんなん乗れへんわ」と早くもクロスバイクを購入したことに後悔をし始めました。
しかし、ヨメに「こんな大きな自転車、勝手に買って・・」と嫌味を言われながら、ようやく手にすることが出来たクロスバイク。
今さら返品するわけにもいきませんし、そもそも、おしりが痛いという理由でクロスバイクに乗らないというのもおかしな話。
むかし、「ザ・ガマン」とか「ザ・しごき」というガマン系低俗番組がありましたが、苦痛を乗り越えることで商品はもらえるのです。
そう、苦痛や苦労は乗り越えてこそ、向こう側に幸せが待っているもの。
この臀部への苦痛を耐え切ったその先に、言葉では言い表せない快楽の世界が待っているなのだ!
・・・・・と自分に言い聞かせてしばらく乗りつづけることにしました。
そうして、我慢して乗っていると、いつの間にかお尻への痛さが消えていたのです。
その後、このクロスバイクで自走淡路島1周(300km)、自走琵琶湖1周(350km)をそれぞれチャレンジしました。
けれど、これらのチャレンジで苦しかったこと10例を挙げよと言われても、お尻が痛くなったということはありません。
しばらくして、ロードバイクに乗り換えたわけですが、ピナレロ・クアトロには標準でMOSTの「オセロット(山猫)」というサドルが付属しています。
当然、クロスバイクのサドルと比べて、かなり硬く薄いもの。
クアトロのサドルと比べてみると、クロスバイクのサドルはまるで安楽椅子のようです。
ジェルが入っていて、クッション性が少なからずあるクロスバイクのサドルと違って、ロードバイクのサドルはほとんどクッション性はありません。
親指で強く押してみても、5mmも凹まないのです。
クロスバイクのサドルでも拷問の痛さを感じたのですから、ロードバイクのサドルはどうなるのか・・・それは推して知るべしでしょう。
というわけで、恐る恐る乗ってみたのですが・・・・これが思ったよりも痛くないんですよね。
もちろん、固いという感覚はお尻に伝わってくるのですが、苦痛というほどでもありません。
↓こんな感じで売っていました。

それまでクロスバイクにはイオンで買ってきたジャージ生地の短パン(@980円)を履いていましたが、ロードバイクに乗るにはそれはないだろう・・・
ということで、パッドが入ったレーパンを履いていたという違いもありますが、それでも苦痛というのはなかったのです。
それから、「ピナレロ・クアトロから目玉を追放しよう運動」が始まり、その一環としてMOSTのサドルを交換することになりました。
そのサドルとは、セライタリアのXLR・XPというサドルで、MOSTのサドルよりもクッション性はますます少なくなったものです。
このサドルを選んだ理由は、ただ単にカッコ良かったことと、予算内に納まるという二点においてだけ。
けれど、このサドルを履いてからも、お尻が痛くなるということはありませんでした。
むしろ、MOSTのサドルよりもペダリングしやすくなり、デザインも精悍になったので、サドルを交換したこと自体、私は成功だと思ったのです。
少し長くなりましたが、私のサドル遍歴は以上のとおりです。
さて、私がお尻が痛くならなかったのは、ただ単に運がよかっただけだと思われるかもしれません。
数あまたあるサドルの中で、たった3つ使ってみて痛くならなかったから、「サドルの違いとお尻の痛みは関係ありません」というのは少々暴論でしょう。
もちろん今まで、おしりが痛くならなかったと申し上げましたが、絶対にそういうわけではないんですよね。
ときどきお尻が痛くなることもありましたが、それは一過性のもので、走っていると突然痛くなるが、すぐに治る・・・という感じのもので耐えがたきに耐え、忍びがたきに忍ぶほどではありません。
ということは、おしりが痛くなるor痛くならないの違いは、単にサドルだけの問題ではないという推論に至りました。
実は、天気が良ければ私は出勤前に50km以上の道のりを走ってから出勤する、通称「早朝ヒルクライム自転車通勤」をしています。
その距離は短くて50km、長くて100kmを超すこともあるんですが、出勤前だから長距離に聞こえるものの、週末ライドだとちょっと物足りない距離でしょう。
しかしながら、この程度の距離であってもお尻が痛くなることもあるんですよ。奥さん。
奥さんのお尻が痛くなるかどうかはわかりませんが、私の場合、どうもビブショーツのパッドの違いによることが多いようです。
dhbの2009年モデルのビブショーツは痛くなる可能性は60%ぐらい、同じくdhbの2011モデルだとこれが30%になり・・・・
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かたや、dhbだと30分後に痛くなることもあるというのに。
しかし、このパールイズミのビブショーツを履いていてもおしりが痛くなることがあることはあります。
けれど、その際は、ポジションを変えたり、ペダリングに変化をもたせるとアレヨアレヨと言ううちに痛くなるなるアルよ。ゼンジー北京。
レッドスネークカモンではありませんが、ロードバイクに乗っていて、お尻が痛くなるかどうかの原因はサドルにもあるかもしれませんが、それはひとつのファクターにすぎないのかもしれません。
それはポジションやペダリングの違いであったり、パッドの違い、そしてはたまた気分の違いだけなのかもしれません。
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ですから、サドルは座るものであると考えている限り、いくらサドル選びの航海へ旅立っても、快楽の境地、悦楽の神秘である黄金の国ジパングへは上陸を果たせないことを知らなければなりません。
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