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「暴力ライト」・・・それは強力な武器です。

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 キャノンボール挑戦以来、体調を崩してしまい、10日ほどロードバイクに乗れずにいながらも、食事量だけはまったく変わらないことに不安な日々を過ごしているたーちゃんです。おはようございます。


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 10日前のキャノンボールで気管支を痛めてしまい、その後、数年ぶりに風邪を引いてしまいました。
 満身創痍の体であっても、ご飯を食べていくには仕事に行かなければなりません。
 暴風雨の中、自転車通勤したり、夜勤や深夜勤務を繰り返したのでなかなか完治しないのです。
 先月まで、日常生活であった「早朝ヒルクライム自転車通勤」も、今月に入ってからは実行できていません。
 山が凍結してヒルクライムできるうちに走っておきたいのですが、身体が許してくれないのです。
 もう、私の身体はヒルクライムレースモードから、ロングライドモードに切り替わっているのですが、やはりヒルクライムは大好き。
 一刻も早く、体調を回復させて早朝ヒルクライム自転車通勤を再開しなければ、おデブになってしまいます。
 やっとの思いでデブから脱却した者にとって、デブに戻るというのはこの上ない恐怖があります。
 「気をつけ」の姿勢をとり、その状態で足元を見た時、自分のつま先が見えないような身体には二度と戻りたくありません。
 「このままでは、悲しい中年デブになってしまう」と不安な日々を過ごしている今日のこのごろ、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?



↓初代暴力ライト(下側)






 さて、今回のお話は、そんなキャノンボールでとても頼りになった「暴力ライト」についてお話します。
自転車で夜間走行するときには前照灯を点灯させなければならない・・・・
 そんな法律の有無に関わらず、前照灯を点灯させずに夜道を走ったら、危険が危ないことこの上ありません。
 たまに、クロスバイクのハンドルに白い反射板を装着した状態で売っておりますが、日本国内ではその反射板に加えて、やはりライトが必要です。
 自転車にとっての前照灯の目的は、行き先を照射することと、自らの存在を知らしめること。
 いずれにせよ、明るければ明るいほど、その目的を達成できるのです。
 目立てば目立つほど正義であるロードバイク乗りにおいて、ライトもその例外ではありません。
 さて、明るいライトほど夜間走行では安全ですし、快適に走ることができ、まさにイイ事ずくめ。
 小型で明るい前照灯を求めて、今日も自転車ライトマニアがネット界を彷徨っているのです。
 たしかに自転車の前照灯は、明るければ明るいほど良いのですが、乾電池を何本も使うようなライトは大きくかさばるのでロードバイクには向いていません。
 さらに、いくら明るくても、お小遣い制サラリーマンサイクリストにとって高価であれば魅力は半減します。
 明るいが小さくて安価・・・・そんな二律背反する命題に応えるのが暴力ライト。
 暴力ライトとは、中華人民共和国で生産される謎のLEDライトですが、とにかくものすごく明るいんですね。
 その明るさは、非常に胡散臭い1300ルーメン!(※)
 暴力ライト導入前に使っていた、ジェントス閃355Bも必要十分な明るさだと思っていたら、その数値はたったの100ルーメン。
 1300ルーメンの暴力ライトの明るさは推して知るべし。
 かつて、私はキャットアイのライトと、ジェントス閃355Bを使っていました。
 ところが、「暴力ライト」を使い始めたところ、もうそれらのライトを使うことができなくなってしまったのは言うまでもありません。
 (※=1300ルーメンというのは、“白髪三千丈”と言われるように、何でもかんでも大げさに言う中国人独特のセールストーク。実際の明るさはは800ルーメンという噂も)


↓初代暴力ライトの重量






 ちなみに、私が使っていた「第一暴力ライト」は、中華人民共和国製造「ソーラーフォースL2」。
 確かに明るいことは間違いありませんが、自転車ライトとしてはどうなんでしょうか?
 それについて、言及していきたいと思います。
 過去、このソーラーフォースL2をブログネタにしたことがあって、暴力ライトの写真をブログにアップしました。
 すると、そのときの記事をたまたま偶然読んだ、中華ライトのマニアから、「それはニセモノだ!」というコメントがあったのです。
 そのマニア氏は、「銀色のソーラーフォースはあり得ないのです」と忠告してくれたので、「そんなん、買う前に言えよ」と思いつつ、いちおう感謝の念を抱いていました。
 ところが、そのマニアはどんどん自己陶酔したのか「こんなニセモノを売っているヤフオクのURLをアップするなんて許せん」とヒートアップしてきたのです。
 このマニア氏は、かつて肉親を中華ライトに襲われたのでしょうか?
 親の敵のように、中華ライトに対する憎しみを感じます。
 そんなマニア氏のお叱りの言葉を受けた私は、「はあ、そうですか・・・」と思いつつ、中華ライトについていろいろ調べてみました。
 その結果、この手の中華ライトにはニセモノが横行しているとか。
 何故か不思議な事に、アマゾンで売っているホンモノのほうが、ヤフオクで売っているニセモノよりも安価であるという不思議な現象が起きています。
 ただ、奥さん。中華ライトって中国製の安物でっせ。
 中国製のホンモノが、「俺はホンモノやから、ニセモノと違うわ」って言ったところで、それは目くそ鼻くそを笑うに過ぎません。
 ホンモノであれ、ニセモノであれ、中国の大都市からクルマで2時間かけたところにある埃っぽい地方都市の薄汚れた町工場で作られているというのはわたしの勝手なイメージ。
 そんなシロモノに品質を求めることは、マクドナルドで「焼き方はミディアムレアでお願いします」と無茶な要求をするのと同じ事。
 1本3000円くらいなので、ニセモノでもホンモノでも「壊れたら、また買ったらエエわ」というくらいで買えばいいのです。
 中華ライトのオーナーは、中国4000年という悠久の時を彷彿とさせるような寛大な心を持つ大人(ターレン:大人物という意味)でなければなりません。
 
 

↓中華ライトで用いる充電池18650バッテリー。室の悪いのは発火するとか・・






 
 暴力ライトとは、照射された瞬間、暴力的な性向になるというドラえもんの小道具でもなければ、暴力団関係者御用達のライトでもありません。
 もちろん、暴力ライトとは正しい商品名ではなく、「暴力的な明るさを誇るLEDライト」との略称。
 南大阪早朝ヒルクライム自転車通勤者連盟の公式前照灯となっております。 
 その暴力的な光量は、夜明け前の山道を何不自由なく駆け巡るのに十分。
 奥さん、一度、この暴力ライトの快楽に溺れてみて下さい。
 貴女の身体は、二度とキャッ◯アイや、ジェント◯閃だけに頼ることはできなくなってしまうでしょう。
 どのくらい明るいのかというと、原付バイクのヘッドライトと同等の明るさがあると日本ハンディーライト協会の調査結果報告書(平成23年度版)に記載されていました。
 さて、私が買ったニセモノの中華ライトですが、やはりニセモノですね。
 犯罪の香りがする雑然な雰囲気が漂う中国のとある裏町の町工場で作られたため、その作りは思いっきり雑なのです。
 だいたい、レンズがプラスティックの平面レンズで安っぽく、雨が降ったら、レンズとフレームの隙間から水が侵入するのもご愛嬌。
 だって、しょうがないでしょ。中華製なんだもん。
 初代暴力ライト「ソーラーフォースL2」は、押して点灯、再度押して消灯、点灯している際にスイッチを半押しすることでモードチェンジ(Hi、Mid、Low、フラッシュ、点滅)します。
 困ったことに、衝撃や振動が加わると勝手にモードが変わってしまうんですよね。
 一方、現行モデルのソーラーフォースL2Pは、押して点灯。再度押して消灯、消灯時にスイッチを半押ししてモードチェンジするのですが、勝手にモードが変わることはありません。
 でも、走行中にすばやくライトのモードを変えることができないのが短所。
 走っているときにライトのモードが勝手に変わってしまうことは困ったものですが、中華製なんだもん。仕方ありません。
 そんな初代暴力ライトであるソーラーフォースL2も、使っているうちに衝撃が無くても勝手にモードが変わるようになり、最終的にはHiモードが点灯しなくなりました。
 暴力を振るうことができない暴力ライトはもはや使いもんにならないということで、堂々たる引退を遂げたのです。



↓これが2代目暴力ライト「ウルトラファイア502B XM-L ∪2」





 そして、二代目暴力ライトは「ウルトラファイア502B XM-L ∪2」を採用。
 この二代目暴力ライトの価格は2,400円という中華価格。
 価格は中華でも、その明るさは中国4000年の歴史を彷彿とさせる強烈な閃光。
 こないだのキャノンボールでも、酷道旧25号のダート区間を真昼間のように照射してくれたお陰で無事、通過することができました。
 夜間、山岳走行には、暴力ライトのHiモードであれば不安を感じること無く走ることができます。
 もちろん、暴力ライトが役立つのは山岳だけではありません。
 LEDライトから放つ光は直進指向性が強く、陰影がはっきり出るので、路面の凹凸がよく分かります。
 夜間の視界が悪い中、路面の溝の存在に気がつくこと無く、前輪がその溝にはまってしまい、落車してしまう・・・そんなことを考えて下さい。
 暴力ライトさえあれば、そんな悲劇は起こらないのです。
 暴力ライトは夜間走行にとって、あなたを助けてくれる道具にもなりますが、悪を駆逐する強力な武器でもあるのです。
 私の通勤ルートには5%くらいの長い登り坂があるんですが、坂の上にある府立P高校の生徒が無灯火で車道を逆行してくるんですよね。
 想像して下さい。あなたが、坂を登っているときに、無灯火の高校性が逆行して突っ込んでくるんですよ。
 P高校の生徒は「自転車は左側通行しなければならない」という常識を教えられることなく、本日に至るP高校の生徒は罪の意識がありません。
 ゆえに、自分から避けようとしないんですよね。
 ところが、暴力ライトを使ってその坂道を登ると、暴力ライトから放つ中華4000年の閃光に恐れおののくのか、P高校の生徒はひれ伏すがごとく道を譲るのです。
 それだけではありません。
 深夜勤務を終え、高速道路インターチェンジ近くにありがちなラブホテル街を通行するとき、ラブホから出てくる自動車がいます。
 人が夜遅くまで働いているときに、不純異性交遊で乳繰り合う悪行三昧。
 そんなカップルは正義の鉄槌で天誅を下さなければなりません。
 この暴力ライトのフラッシュモードの強烈な閃光で退治してくれるわ・・・
 ・・・・とそんなくだらない空想をしてニヤニヤしながら、深夜のラブホ街から出てくるカップルの自動車だけには轢かれたくないと思いつつ帰路につくたーちゃんなのでした。

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