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“おひとりさま”ではできないことを・・・・

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 近所に「コメダ珈琲店」ができたので、憧憬の“シロノワール”を食べに行こうと思っているものの、いざ、近所にできて、ありふれたものになってしまったら、あえて食べに行くほどのものではないか・・・・とシロノワールに対するあこがれが失せていってしまった、たーちゃんです。おはようございます。


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 愛知県を中心に店舗展開している「コメダ珈琲店」
 最近、大阪府内にもポツポツと店舗が出現しはじめてきました。
 名古屋人にとっては、マクドナルドのようにありふれているかもしれませんが、大阪人にとっては興味津々なお店。
 そのコメダ珈琲店の人気商品である「シロノワール」を食べたくて仕方ありませんでした。
 シロノワールとは、直径20センチくらいのデニッシュ生地のパンの上に、ソフトクリームがボテッっと乗せてあり、さらにメープルタイプシロップをかけて食べるという甘さの三重奏。
 デニッシュ生地のパンは、バターがたっぷりと入っており、その驚異のカロリーはヒルクライマーとしては禁忌するべき食品なのかもしれません。 
 しかし、これからはロングライドシーズンですから、まあ、食べてもいいじゃあありませんか!
 ところで、近所の空き地に、新しい店舗の工事が始まって、「何ができるんやろ?」と期待していて、なんも役に立たない美容室ができたときほどガッカリするのは私だけではないはず。
 そんな私にとって、コメダ珈琲店ができるとわかったときは狂喜乱舞したものです。
 というのも、シロノワールを、いつでも食べることができるようになったのですから・
 ところが、 近所にコメダ珈琲店ができてからは、ママチャリでも十分食べに行く事ができるようになったものの、いざ、できてしまうと、かえって食べに行かないものですね。
 ・・・と思う、京都市生まれ、京都市育ちでありながら、金閣寺、銀閣寺、知恩院、東寺・・・などという観光スポット的寺社仏閣には、結婚してから初めて行った、たーちゃんです。

 さて、前回の「第8回自転車ブロガー&ツイッター総決起集会in京都美山」の続きです。



↓ダムダムポーズが広がっています。








 今回の総決起集会では、序盤に京都のマゾヒスト激坂「花脊峠」を通過しなければなりません。
 それは、いきなり「オチ」から始まる、刑事コロンボ的な展開ですが、こうしなければ、京都の秘境にはたどり着かないのです。ご容赦下さい。
 しかし、花背峠を越えると、あとは近畿で五指に入る快適なライドが始まるのです。
 交通量も少ない、綺麗に舗装された快走路を22台のロードバイクが颯爽と駆け抜けていくその姿を見る度に、企画者として、心から嬉しく思うのでありました。
 実は、総決起集会で、企画者である私がすることと言えば、ルート設定と、出発するときに声をかけるくらいのことしかありません。
 あとは、参加して頂くみなさんが、それぞれの得意分野で総決起集会を盛り上げていってくれているのです。
 たとえば、前回の総決起集会から参加していただいている「まったりサイクリングクラブ」の部長であるこあんさん。
 女性サイクリストである「こあん」さんが着用しているのは「まったりサイクリングクラブ」のオリジナルジャージ。
 このジャージは、オリジナルデザインのジャージとしてはデザインが際立って素晴らしく、私も近日中に購入しようかと思っている今日この頃。
 その背中に描かれているルート図には、ほとんど、休憩と食べることしかないように「食べるために走る」が、クラブの趣旨だそうです。
 (ところが、こあんさんの走りを見ると、「どこが“まったり”やねん。責任者出てこい」と思ってしまう力強い走りなのです)
 というわけで、ランチやおやつタイムの設定は、“食べ走り”のオーソリティーであるこあんさんにお任せしました。
 以後、こあんさんは、「ランチ&おやつ」担当グルメアドバイザーとして、総決起集会に来ていただかなければなりません。
 また、基本的に、走行する際は、私が先頭に立って走るのですが、今回の総決起集会のように、非常に多くの参加者がいる場合、全体を把握するのは難しい面があります。
 ついつい、快走路にまかせてスピードが上がってしまって、後ろがついてこれないときもありました。
 そう言ったとき、ヒルクライムレースの表彰台常連者であり、優勝経験もある、サカタニ朝練メンバー「ハッピィさん&yasuさん」が“伝令役”としてお手伝いしていただいたのです。
 とくに、峠で遅れた参加者がいれば、再び、坂を下って、励ましながら一緒に登ってきた姿はいまでも忘れることはできません。




↓佐々里峠をさっそうと駆け上がっていきます。






 パンクが発生すれば、近くにいた参加者が伝令に走り、他の人がフォローしあう・・・・
 初めて顔を合わせた参加者同士が、とくに打ち合わせをすること無く、助け合うことができるのも自転車乗りの素敵さでしょう。
 そんな素敵な自転車乗りと一緒に走ることは、“おひとりさま”ライドとはまた違ったものを得ることができるのです。
 さて、話をライドに戻しましょう。
 花背峠を越えると、そこからしばらくは下り基調の快走路。
 映画「リバー・ランズ・スルー・イット」のような、クリスタルの如し澄み切った清流を眺めながら、京都の奥地へと進んでいきます。
 下り基調なので、息も切れること無く、みなさん、花背の緑濃き森の美しさや、谷川のせせらぎを聞きながら行程を消化しましょう。
 特に打ち合わせせたわけではありませんが、自動車が走ってくると「クルマ〜!」と注意喚起の声が聞こえるところに、みなさんが積極的に参加されている様子が伺えます。
 さて、登りがいつまでも続かないように、下りもいつまでも続くものではありません。
 第二の峠「佐々里峠」が行く手を阻みます。
 しかし、今回はヒルクライムレースではないので、早く登りたい人は頑張ってもらい、そうでない人はボチボチ登りましょう。
 ここに至るまで、すでに120km以上、走り続けてきた私は、もう早く登ろうという気力がありません。
 というわけで、おしゃべりしながら峠を登っていくのですが、普段、サカタニ朝練で必死のパッチで登っている私たちにとっては、なかなか新鮮な経験。
 普段、アウター縛りという厳しい戒律を守っておりますが、このときはインナーに入れてゆっくりと回します。
 ヒルクライムしながら、おしゃべりする機会はあまりないのですが、総決起集会の目的は、自転車乗り同士の交流を深めることにあるので、どんどんおしゃべりしてくださいね。
 企画者からのお願いです。



↓美山に到着しました。






 佐々里峠を越えると、あり得ないほどの美しい清流を眺めながら、再び、下り基調のコースになり、今回のハイライトである「美山かやぶきの里」に到着。
 とくに狙ったわけではありませんが、白い「そばの花」が一面に広がり、その向こうに「まんが日本昔ばなし」に出てくるような茅葺屋根の集落を見て、琴線に触れない日本人はいません。
 みなさん、背中のポケットからカメラを取り出し、大撮影会の始まり。
 気がつけば、まったく関係のない観光客からも写真を撮られる始末。あたかも、モデルになったかのようです。
 本来ならば、素敵なお店でランチと洒落込みたいところですが、今回は大人数なので、茅葺き集落の中にある米粉パンや、道の駅で売っているお餅、美山米のおにぎりでランチをすませます。
 グルメアドバイザー・こあんさんによると、これから先も美味しいスポットがあるということなので、程々にしておきましょう。
 さて、大休止が終わると、今回の総決起集会も後半戦に入ります。
 黄金色に色づき始めた稲穂が広がる田畑を抜けると、第二グルメスポットである「美山牛乳」に到着。
 美山ライドでここを訪れないものはいないほどなのですが、ここで各自、アイスやソフトクリームを貪るように食べます。
 その美味しさをみなさんにお伝えしたいのは山々ではございますが、彦摩呂のように表現できる文章力もないので、みなさん食べに行ってみて下さい。
 さて、京都の秘境もこのくらいにして、あとは帰路につきますが、これから行く先の空を見ていると、不気味な雨雲がご登場。
 これまでの総決起集会は、われわれ総決起集会の雄叫びに雨雲から逃げていってくれたのですが、最近は雨雲にも好かれているようで、前回も雨に降られてしまいました。
 しかし、念ずれば叶うものというように、雨に降られないことを祈りつつ、スピードを上げてゴールである京都・嵐山の渡月橋を目指します。
 別に身体が濡れることは問題ありませんが、バイクが濡れるとあとのメンテナンスが面倒この上ありません。
 私の場合、フクピカで拭いて、オイルアップするくらいですが、みなさんはいかがでしょうか?
 ところが、「最悪の出来事は、最悪のタイミングで起きるもの」と誰かが言いましたが、まさにそのとおりとなりました。


↓ヘルメットは洗うべきか、洗わざるべきか・・・喧々諤々の議論がなされた、とあるコンビニの一角で。







 最後の悪路である国道478号線を走行中、雨が降ってきたのです。
 しかも、かなり本降りになったきました。
 ここで、参加者であり、集団ライドのオーソリティーであるtac-phen(タクフェン)さんから、「ルートを変更するべき」という意見がありました。
 このあと、京都保津川沿いにある細く路面状態の良くない府道を通って、六丁峠を抜けて嵐山というクライマックスを迎える予定だったのですが、安全は何よりも優先されます。
 加えて、当ブログに「(その府道が)土砂崩れが発生し、道が細くなっている」という情報がコメントされていることもあり、ここはタクフェンさんの意見のとおり、ルートを変更することにしました。
 もし、この情報を私が知らなければ、危険なルートを強行突破していたのかもしれません。
 総決起集会は、参加された方だけでなく、参加されていないが、関心を持っていただいている方に支えられていることを知った瞬間でした。
 
 1年前の今頃、私は“おひとりさま”サイクリストでした。
 気軽で身軽で、自由さを満喫できる反面、グループで自転車に乗っている人たちの笑顔と笑い声が絶えない様子を見て、羨ましい一面もありました。
 だからと言って、ロードバイクに乗り始めて1年にも満たない私が、ショップのチームに入るのは敷居が高い気がして、なかなか足を踏み入れることができなかったのです。
 そこで、私のような、誰かと一緒に走ってみたいと思っている“おひとりさま”サイクリストに呼びかけて総決起集会を開催し、今回で第8回目となりました。
 私自身、ロードバイクに乗り始めて2年未満の初心者で、みなさんにお伝えできることは何一つありません。
 けれど、総決起集会を開催して、他の自転車乗りと交流するきっかけを作り、何かを得る機会ができればこれ以上、嬉しいことはありません。
 今回は、遠く三重県から参加された方もいらっしゃたのですが、本当に嬉しい限りです。

 さて、結局、みなさん、今回のライドもずぶ濡れになりましたが、下山後はすっかり晴れ上がり、自然乾燥完了。
 参加者全員が、雨に打たれて、ずぶ濡れになったという経験を共有したことで、お金では買えない「何か」を得ることが出来たのではないかと思うんです。
 その後、国道9号線で京都市内に入ったところで解散。
 参加されたみなさんが、それぞれ何かを得ることが出来た満足気な表情を見るにつけ、さっそく第9回総決起集会を企画しなければならないと思った、たーちゃんなのでした
 
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