10月8〜9日、南大阪地区のあちこちは“秋祭り(だんじり祭り)”で賑わうのですが、お祭りが終わった夜11時ごろ、クロスバイクでラブホテル街を駆け抜けた際、だんじりスタイルのままラブホに入っていくカップルを見て、日本の祭りの本質を垣間見た、たーちゃんです。おはようございます。
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かくして、「泉州人は、だんじり祭から“十月十日(とつきとおか)”経過した8月生まれの人が多い」という都市伝説がありました。
要は、お祭という非日常的が、すべてを開放的にしてしまい、一時的に貞操観念の呪縛から男女を解き放つからだと言われています。
だんじり後のラブホテルの盛況ぶりを見るにつけ、それは都市伝説ではなく、当然の帰結であると分かった秋の夜、みなさまいかがお過ごしでしょう?
さて、だんじり祭といえば、大阪府岸和田市が有名ですが、それだけではありません。
岸和田以外だけでなく、“ディープ大阪”と呼ばれ独特の文化が息づく「泉州」「河内」地域では、あちこちでだんじり祭りが開催されています。
私が住んでいる南大阪ディープゾーン富田林市も、その例に漏れず、あちこちでだんじりを引き回していました。
新興住宅地に住んでいる私の町ではだんじりはなく、だんじりを中心にして地域住民同士が盛り上がっているのを見て、ちょっと羨ましく思います。
青年團(なぜか旧字体)に参加しているだんじりの引き手は毎晩毎晩、「そーりゃ、そーりゃ」と掛け声をしながら走りこんだり、鳴物と呼ばれる太鼓や笛の練習するなど、仕事や学校が終わった平日の晩に一生懸命練習するそのモチベーションはどこにあるのか、私には分かりません。
いずれにせよ、地域の行事にここまで打ち込めるのは大したものだと思うのでありますが、最近はいろいろトラブルも耐えないと聞いたことがあります。
だんじり祭がある地域に、非だんじり地域からやってきた住民にとっては、だんじりは迷惑なものだととしか思えないようで、騒音苦情は後をたたず、同じ地域の中でも、新住民VS旧住民の間のいさかいは少なくありません。
さらに、少子化や個人主義の考えが一般的になった結果、だんじりを引く若者が不足し、やむをえず、他の町内から“外人部隊”と呼ばれる応援をもらっているそうですし、「花」と呼ばれる寄付金もなかなか集まらないなど、その前途は安泰ではなさそうです。
しかし、地域間の人間関係が希薄な現代社会において、だんじりはとても貴重な存在であるので、大事にしてもらいたいものですね。
↓200kmロングライドで、いきなり新しいサドルデビュー。
![]()
このブログは、だんじりブログではないので、この話はこのくらいにしておきましょう。
さて、最近、私の物欲はとどまるところを知りません。
「食欲の秋」ならぬ、「物欲の秋」というわけで、ついついウエパー(ウエムラパーツ)に行っては、ついついいろんな物を買ってしいました。
中には、それまで自分には必要が無いと思っていたパールイズミのフラッグシップモデルまで買ってしまったりするなど、自らの欲望をおさえられない自分がおそろくなります。
さっそく、物欲の秋に購入したアイテムをご紹介したいところですが、「○○を買いました」という記事は、ブログネタが無いときに重宝するネタでございます。
ですから、何かとブログネタが枯渇する今日この頃、エコイズムの精神からして、小出しにしていかなければモッタイナイではありませんか!
というわけで、本日は「物欲の秋シリーズ」の第一弾として、「サドル」についてお話したいと思います。
サドル・・・交換しないで済ませることができれば、交換しないに越したことはありません。
このサドルと言うどちらかと言えば、ロードバイク乗りの“ケツ圧”に耐え続けるパーツは、地味でありながら、なかなかクセモノ的な存在。
「お尻が痛くて堪らない」という理由でロードバイクに乗らなくなった人は全体の5%であるというデータからして、無視できるものではありません。
とりわけ、女性ロードバイク乗りにとってはこのサドルは、かなり苦痛だそうです。
くわしくは、ドロンジョーヌ恩田さんの著書「嗚呼、美しき自転車乗り」にも著されていますが、女性の場合、ロードバイクのサドルは、“局部”に対しダイレクトに荷重がかかるため、男性には想像できない苦痛を伴うそうです。
そう、それは江戸時代の取調べにおいて、女性の囚人に自白させるために用いられた女性専用の拷問器具“三角木馬”と同じなのかもしれません。
実際、私の知り合いの奥さんが、ロードバイクに始めて乗った際、「○○○が痛〜い」と訴えたことをそのダンナから話を聞きました。
けれど、そんなことを聞いた私はどうすればいいのでしょうか?
おもわず、想像してしまったではありませんか!
↓不必要なほど豪華なパッケージに入っていた。
![]()
最近は、女性専用サドルも用意されているので、それと女性専用のパットがついたレーパンなどを併用すればその痛みから解放されるかもありません。
思わず、話が脱線してしまいましたが、サドルを交換するモチベーションの多くが「苦痛からの解放」なのです。
ただ、前述の女性のように、体の構造的に局部が痛くなるのは別として、サドルによるお尻の痛みというのは、一時的なモノだと思うんですね。
私のクロスバイク“フィッツ君”には、ロードバイクのそれと比較すれば、まさに王侯貴族が座る高級チェアのようなクッション性があるサドルが装備されていますが、これに乗り始めた頃、お尻がとても痛くてガマンすることができませんでした。
SMマニアのMさんにとっては、この痛みが快楽の神秘&悦楽の境地なのかもしれません。
けれど、そんな特殊な性癖を持っていない私としては、苦痛に他ならなかったのです。
「どうしたものか・・・」と迷いながら乗っていると、知らないうちに苦痛から解放され、いつの間にやら、パッドの入っていないパンツを履いて、10時間以上乗り続けることができるようになったのです。
その後、ピナレロクアトロについていたサドルも、当初はお尻が痛かったのですが、そのうち、まったく痛みを感じることがなくなりました。
つまり、要はサドルの苦痛から解放されるには、時間と慣れが必要だと言うことです。
さて、私がサドルを交換したモチベーションは、苦痛からの解放ではなければ、軽量化や走行性能の向上と言ったものではありません。
ただ、ルックスのイメージを変えたかったという軟派極まりないものだったのですが、一度欲しくなったら、手に入れるまでガマン出来ない私は、つい夜勤明けで、異様なテンションになっていた状態でウエパーにGO。
ほんとうは、セライタリアSLRTTというモデルが欲しかったのですが、無かったのでセライタリアSLR・XPをチョイス。
夜勤明けだったのですが、その日の夜まで仕事をした後、わざわざクロスバイクで1時間かけて行ったウエパーから手ぶらで帰ってくるのは悔しいので、つい妥協して買ってしまったのです。
購入するに先立ち、ウエパーのオバちゃんに「このサドルのチューブもチタンですか」と聞いたら、「それもチタンですよ」と言われたので、まあ、しゃーないなぁ〜って感じで購入決定。
(購入後、私が購入したSLR・XPのチューブはバノックスチューブであり、チタンではないことが判明したが、もう後のカーニバル)
それは、まるで、サラリーマンが、昼食時に定食屋に入って「カツカレー1つ、えっ、カツ売り切れでできない・・・・・しゃーないなぁ〜じゃあ、天丼でええわ」という感じでした。
↓ピナレロクアトロに標準装備のサドルの重量測定
![]()
さて、このサドルの後部には“180g”と誇らしげに書いてありますが、実際は何gだったのでしょうか?
ところで、工業製品には“誤差”があることが当たり前で、多少の誤差があってもそれは消費者が受忍しなければいけない「不可抗力」。
しかしながら、東大阪の小さな町工場でも、100分の1gの誤差も無い精密さが実現できる今日この頃、「誤差=不可抗力」とする考え方は納得できないところですが、それが自転車パーツに関しては商習慣なのですから、仕方がありません。
ただ、誤差の存在が許されているということといいことに、わざと実際の製品よりも軽い数値をパッケージに記載しているケースが少なく無いようです。
「軽さ=商品の価値」である自転車パーツにおいて、万が一、わざとそうしているならば、それは詐欺的な行為であるとの非難は免れません。
というわけで、購入したサドルを家に持ち帰り、たーちゃん@妻の目を見計らって、クッキングスケールで重量測定。
その結果、186gであることが判明。
“6g”を誤差と言えるのかどうかは分かりませんが、まあ、ロードバイクに乗って、わずか6gの違いを認識できるロードバイク乗りがいればお目にかかりたいところです。
というわけで、さっそく、ピナレロクアトロに装着されていたmostのサドルと交換することにしました。
アーレンキーを使ってサドルを取り外してみると、普段、目にすることができないところなので、やはり掃除が行き届いていません。
砂や泥が付着していたのは良いのですが、なんと蜘蛛の巣まで張っていたのを見て、倒れそうになりました。
蜘蛛の巣の住人はすでに不在でしたが、もしかしたら、私はこの蜘蛛といっしょにロングライドしたり、大台ケ原や乗鞍まで登っていたのかもしれませんね。
そんな感傷に浸っている時間はなく、すぐに砂や泥で汚れた部分を掃除して、あたらしいサドルを装着。
やはり、それまでホワイトだったサドルが、真っ黒になると、それなりの違和感を感じるというもの。
逆に、サドルはロードバイク全体のルックスに大きな影響を与えることが分かります
ちなみに、サドルを装着したのは、ビワイチの前日。
そう、まったく試乗をしていない新しいサドルで、ビワイチに臨んだのですが、どうなんでしょうか?
↓“180g”のセライタリアSLR・XPの重量測定
![]()
ビワイチ当日、つまり、新しいサドルをデビューさせるべく、O君の家までピナレロクアトロに乗って出発。
座ってみた感想は「えっ、思ったよりも硬いなぁ〜」って感じだったのですが、高校や中学校にある木製の座面でできたイスに、座布団なしで座るような感じ・・・
それまで、使っていた座布団をいきなり取り上げられて、木製の座面にいきなり座った感じですが、お尻が痛くなるような感じはありません。
ちなみに、mostのサドルでアワイチに行った際、100kmを越えた辺りからお尻が痛くなったのですが、新しいサドルは50km、100km・・・と距離を伸ばしてもお尻は痛くなることはありませんでした。
その硬いサドルに、始めて腰を下ろした際、「絶対、このサドル、ケツ痛くなるわ〜」と思ったのですが、最後までお尻が痛くなることは無かったのです。
「硬いサドル=お尻が痛くなる」という単純な図式は当てはまらないことを身を持って知ることができました。
ただ、それまで感じることが無かった左足のふくらはぎが痛くなったのですが、これはサドルと関係あるのでしょうか・・・
まあ、サドルのインプレは、人それぞれですし、Aさんにはピッタリでも、Bさんにはイマイチということが日常茶飯事的なものです。
ですから、難しいところがあるのですが、今回のサドルは、衝動買いしたわりには、なかなかいい買い物だったのかもしれません。
というわけで、その後しばらく、衝動買いシリーズが続くので、お楽しみにしてくださいね。
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かくして、「泉州人は、だんじり祭から“十月十日(とつきとおか)”経過した8月生まれの人が多い」という都市伝説がありました。
要は、お祭という非日常的が、すべてを開放的にしてしまい、一時的に貞操観念の呪縛から男女を解き放つからだと言われています。
だんじり後のラブホテルの盛況ぶりを見るにつけ、それは都市伝説ではなく、当然の帰結であると分かった秋の夜、みなさまいかがお過ごしでしょう?
さて、だんじり祭といえば、大阪府岸和田市が有名ですが、それだけではありません。
岸和田以外だけでなく、“ディープ大阪”と呼ばれ独特の文化が息づく「泉州」「河内」地域では、あちこちでだんじり祭りが開催されています。
私が住んでいる南大阪ディープゾーン富田林市も、その例に漏れず、あちこちでだんじりを引き回していました。
新興住宅地に住んでいる私の町ではだんじりはなく、だんじりを中心にして地域住民同士が盛り上がっているのを見て、ちょっと羨ましく思います。
青年團(なぜか旧字体)に参加しているだんじりの引き手は毎晩毎晩、「そーりゃ、そーりゃ」と掛け声をしながら走りこんだり、鳴物と呼ばれる太鼓や笛の練習するなど、仕事や学校が終わった平日の晩に一生懸命練習するそのモチベーションはどこにあるのか、私には分かりません。
いずれにせよ、地域の行事にここまで打ち込めるのは大したものだと思うのでありますが、最近はいろいろトラブルも耐えないと聞いたことがあります。
だんじり祭がある地域に、非だんじり地域からやってきた住民にとっては、だんじりは迷惑なものだととしか思えないようで、騒音苦情は後をたたず、同じ地域の中でも、新住民VS旧住民の間のいさかいは少なくありません。
さらに、少子化や個人主義の考えが一般的になった結果、だんじりを引く若者が不足し、やむをえず、他の町内から“外人部隊”と呼ばれる応援をもらっているそうですし、「花」と呼ばれる寄付金もなかなか集まらないなど、その前途は安泰ではなさそうです。
しかし、地域間の人間関係が希薄な現代社会において、だんじりはとても貴重な存在であるので、大事にしてもらいたいものですね。
↓200kmロングライドで、いきなり新しいサドルデビュー。

このブログは、だんじりブログではないので、この話はこのくらいにしておきましょう。
さて、最近、私の物欲はとどまるところを知りません。
「食欲の秋」ならぬ、「物欲の秋」というわけで、ついついウエパー(ウエムラパーツ)に行っては、ついついいろんな物を買ってしいました。
中には、それまで自分には必要が無いと思っていたパールイズミのフラッグシップモデルまで買ってしまったりするなど、自らの欲望をおさえられない自分がおそろくなります。
さっそく、物欲の秋に購入したアイテムをご紹介したいところですが、「○○を買いました」という記事は、ブログネタが無いときに重宝するネタでございます。
ですから、何かとブログネタが枯渇する今日この頃、エコイズムの精神からして、小出しにしていかなければモッタイナイではありませんか!
というわけで、本日は「物欲の秋シリーズ」の第一弾として、「サドル」についてお話したいと思います。
サドル・・・交換しないで済ませることができれば、交換しないに越したことはありません。
このサドルと言うどちらかと言えば、ロードバイク乗りの“ケツ圧”に耐え続けるパーツは、地味でありながら、なかなかクセモノ的な存在。
「お尻が痛くて堪らない」という理由でロードバイクに乗らなくなった人は全体の5%であるというデータからして、無視できるものではありません。
とりわけ、女性ロードバイク乗りにとってはこのサドルは、かなり苦痛だそうです。
くわしくは、ドロンジョーヌ恩田さんの著書「嗚呼、美しき自転車乗り」にも著されていますが、女性の場合、ロードバイクのサドルは、“局部”に対しダイレクトに荷重がかかるため、男性には想像できない苦痛を伴うそうです。
そう、それは江戸時代の取調べにおいて、女性の囚人に自白させるために用いられた女性専用の拷問器具“三角木馬”と同じなのかもしれません。
実際、私の知り合いの奥さんが、ロードバイクに始めて乗った際、「○○○が痛〜い」と訴えたことをそのダンナから話を聞きました。
けれど、そんなことを聞いた私はどうすればいいのでしょうか?
おもわず、想像してしまったではありませんか!
↓不必要なほど豪華なパッケージに入っていた。

最近は、女性専用サドルも用意されているので、それと女性専用のパットがついたレーパンなどを併用すればその痛みから解放されるかもありません。
思わず、話が脱線してしまいましたが、サドルを交換するモチベーションの多くが「苦痛からの解放」なのです。
ただ、前述の女性のように、体の構造的に局部が痛くなるのは別として、サドルによるお尻の痛みというのは、一時的なモノだと思うんですね。
私のクロスバイク“フィッツ君”には、ロードバイクのそれと比較すれば、まさに王侯貴族が座る高級チェアのようなクッション性があるサドルが装備されていますが、これに乗り始めた頃、お尻がとても痛くてガマンすることができませんでした。
SMマニアのMさんにとっては、この痛みが快楽の神秘&悦楽の境地なのかもしれません。
けれど、そんな特殊な性癖を持っていない私としては、苦痛に他ならなかったのです。
「どうしたものか・・・」と迷いながら乗っていると、知らないうちに苦痛から解放され、いつの間にやら、パッドの入っていないパンツを履いて、10時間以上乗り続けることができるようになったのです。
その後、ピナレロクアトロについていたサドルも、当初はお尻が痛かったのですが、そのうち、まったく痛みを感じることがなくなりました。
つまり、要はサドルの苦痛から解放されるには、時間と慣れが必要だと言うことです。
さて、私がサドルを交換したモチベーションは、苦痛からの解放ではなければ、軽量化や走行性能の向上と言ったものではありません。
ただ、ルックスのイメージを変えたかったという軟派極まりないものだったのですが、一度欲しくなったら、手に入れるまでガマン出来ない私は、つい夜勤明けで、異様なテンションになっていた状態でウエパーにGO。
ほんとうは、セライタリアSLRTTというモデルが欲しかったのですが、無かったのでセライタリアSLR・XPをチョイス。
夜勤明けだったのですが、その日の夜まで仕事をした後、わざわざクロスバイクで1時間かけて行ったウエパーから手ぶらで帰ってくるのは悔しいので、つい妥協して買ってしまったのです。
購入するに先立ち、ウエパーのオバちゃんに「このサドルのチューブもチタンですか」と聞いたら、「それもチタンですよ」と言われたので、まあ、しゃーないなぁ〜って感じで購入決定。
(購入後、私が購入したSLR・XPのチューブはバノックスチューブであり、チタンではないことが判明したが、もう後のカーニバル)
それは、まるで、サラリーマンが、昼食時に定食屋に入って「カツカレー1つ、えっ、カツ売り切れでできない・・・・・しゃーないなぁ〜じゃあ、天丼でええわ」という感じでした。
↓ピナレロクアトロに標準装備のサドルの重量測定

さて、このサドルの後部には“180g”と誇らしげに書いてありますが、実際は何gだったのでしょうか?
ところで、工業製品には“誤差”があることが当たり前で、多少の誤差があってもそれは消費者が受忍しなければいけない「不可抗力」。
しかしながら、東大阪の小さな町工場でも、100分の1gの誤差も無い精密さが実現できる今日この頃、「誤差=不可抗力」とする考え方は納得できないところですが、それが自転車パーツに関しては商習慣なのですから、仕方がありません。
ただ、誤差の存在が許されているということといいことに、わざと実際の製品よりも軽い数値をパッケージに記載しているケースが少なく無いようです。
「軽さ=商品の価値」である自転車パーツにおいて、万が一、わざとそうしているならば、それは詐欺的な行為であるとの非難は免れません。
というわけで、購入したサドルを家に持ち帰り、たーちゃん@妻の目を見計らって、クッキングスケールで重量測定。
その結果、186gであることが判明。
“6g”を誤差と言えるのかどうかは分かりませんが、まあ、ロードバイクに乗って、わずか6gの違いを認識できるロードバイク乗りがいればお目にかかりたいところです。
というわけで、さっそく、ピナレロクアトロに装着されていたmostのサドルと交換することにしました。
アーレンキーを使ってサドルを取り外してみると、普段、目にすることができないところなので、やはり掃除が行き届いていません。
砂や泥が付着していたのは良いのですが、なんと蜘蛛の巣まで張っていたのを見て、倒れそうになりました。
蜘蛛の巣の住人はすでに不在でしたが、もしかしたら、私はこの蜘蛛といっしょにロングライドしたり、大台ケ原や乗鞍まで登っていたのかもしれませんね。
そんな感傷に浸っている時間はなく、すぐに砂や泥で汚れた部分を掃除して、あたらしいサドルを装着。
やはり、それまでホワイトだったサドルが、真っ黒になると、それなりの違和感を感じるというもの。
逆に、サドルはロードバイク全体のルックスに大きな影響を与えることが分かります
ちなみに、サドルを装着したのは、ビワイチの前日。
そう、まったく試乗をしていない新しいサドルで、ビワイチに臨んだのですが、どうなんでしょうか?
↓“180g”のセライタリアSLR・XPの重量測定

ビワイチ当日、つまり、新しいサドルをデビューさせるべく、O君の家までピナレロクアトロに乗って出発。
座ってみた感想は「えっ、思ったよりも硬いなぁ〜」って感じだったのですが、高校や中学校にある木製の座面でできたイスに、座布団なしで座るような感じ・・・
それまで、使っていた座布団をいきなり取り上げられて、木製の座面にいきなり座った感じですが、お尻が痛くなるような感じはありません。
ちなみに、mostのサドルでアワイチに行った際、100kmを越えた辺りからお尻が痛くなったのですが、新しいサドルは50km、100km・・・と距離を伸ばしてもお尻は痛くなることはありませんでした。
その硬いサドルに、始めて腰を下ろした際、「絶対、このサドル、ケツ痛くなるわ〜」と思ったのですが、最後までお尻が痛くなることは無かったのです。
「硬いサドル=お尻が痛くなる」という単純な図式は当てはまらないことを身を持って知ることができました。
ただ、それまで感じることが無かった左足のふくらはぎが痛くなったのですが、これはサドルと関係あるのでしょうか・・・
まあ、サドルのインプレは、人それぞれですし、Aさんにはピッタリでも、Bさんにはイマイチということが日常茶飯事的なものです。
ですから、難しいところがあるのですが、今回のサドルは、衝動買いしたわりには、なかなかいい買い物だったのかもしれません。
というわけで、その後しばらく、衝動買いシリーズが続くので、お楽しみにしてくださいね。
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