週間天気予報で、3日後以降の天気が「くもり・降水確率40%」となっていることが多いのですが、そんなどっちもとれない表現をするよりは「すみません。わかりません」と潔く言ってくれたほうが、好感を持てるのではないかと思うたーちゃんです。おはようございます。
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最近の天気予報は当たりません。
もっとも、じゃあ、過去の天気予報が正確に的中していたのかと言われれば分かりませんが・・・・
とにかく、自転車ツーキニストとしても、サイクリストとしても天気予報はAKB48総選挙よりも重大な関心事。
意思決定でもっとも重要なファクターを占めています。
「今日は雨は降らないでしょう」と言われてロードバイクに乗って出てみれば、行く先で雨に打たれる「ハレハレ詐欺」。
逆に「今日は雨が降るでしょう」との予報だったので、乗らなかったら、実際はまったく雨がふらなかったという「降る降る詐欺」。
これら凶悪犯罪は、もはや日常茶飯事的に発生しており、いまやお茶の間をにぎわす話題の的になってしまいました。
騙された時の悔しさは、とても言葉で言い表すことができないほどです。
もう、天気予報に全幅の信頼を寄せることができない以上、われわれサイクリストの意思決定は何に頼れば良いのでしょうか?
いまや、スリッパを放り投げ、地面に落下した時の裏表で「表=晴れ、裏=雨」と判断したほうが正確だと言われていますが、IT社会の今、そんな原始的方法に頼ることはできません。
そこで、私が信頼出来るのは「Yahoo!天気予報」の“雨雲の動き”。
それは当日しかわからないのが欠点ですが、今のところ、もっとも正確に先々の天気が分かる手段だと思います。
ちなみに、日本気象学会の研究結果によると、週間天気予報における3日以上先の天気は、予報されている天気とまったく逆のお天気になることが多いので、晴れと言われれば「ああ、雨降るんやろな」と思ってちょうどいいくらいかもしれませんね。
↓坂を下り終えたらお昼ごはんが待っています。
![]()
本題に入る前に、まず事務連絡をば。
来る6月30日(土曜日)第5回ブロガー&ツイッター総決起集会in和歌山を計画しております。
今のところ、河内長野駅に集合し、癒しの峠「紀見峠」を越え、紀ノ川沿いの河川敷を西進し、ドーシェルでパンを食べ、加太で揚げパンを食べて帰ってくるという内容です。
今回も初心者や女性サイクリストが参加されるので、「ポタポタモード」で楽しんでまいります。
みなさま、万障お繰り合わせの上、是非ともご参加下さい。
詳しい集合時間等は、また追ってご連絡させていただきます。
以上、事務連絡おわり。
さて、天気予報が「淡路島の降水確率が70%」と予報されているなか、強行決行された「輝け!!第4回ブロガー&ツイッター総決起集会inアワイチ」の続きです。
アワイチ(淡路島一周)の第一ハイライトである「南淡路水仙ロード」をポタポタとおしゃべりしながら走り抜けたわれわれは、第二山岳地帯へ堂々突入しました。
たとえ、ヒルクライムが嫌であっても、この坂を登らないと美味しいお昼ごはんにはありつけません。
自転車乗りの中には、目の前に登り坂が出現すると、エンケファリンやβ-エンドルフィンといった脳内麻薬が分泌して興奮した結果、パブロフの犬のようによだれを流し、エクスタシーを感じると言ったヒルクライマーという名のヘンタイがいます。
ロードバイクに乗り始めて間もない方は、そんなヘンタイに対して、なかなか理解することはできないかもしれません。
ところが、ロードバイクに乗って3ヶ月も立たないうちに、今の夫の身体・・・いや、平地では満足できなくなってしまうんです。
日本自転車学会によれば、約7割のサイクリストが「すべて平地であるコースよりも登り坂と平地が混ざっているコースを選ぶ」という研究結果が発表されました。
今回の総決起集会に参加された方の中には、ロードバイクに乗って3ヶ月未満という方もいらっしゃいましたが、坂を登っているときの表情は、苦悶の表情ではなく、まさしく恍惚の表情を呈していたのです。
アワイチをされる方の中には、南部山岳地帯を避けるために、ショートカットされる方もいるとか・・・・
はっきり言って、それは「うな重」を注文して、鰻を食べずにタレ付きご飯しか食べないことと同じレベルの愚行にほかなりません。
アワイチの獲得標高は1300mほどですが、これは私の早朝ヒルクライム自転車通勤よりも少なく、走行距離を考えれば、たいしたアップダウンではないのです。
↓風力発電のプロペラはものすごい音を発していました。
![]()
というわけで、奥さん。
南部山岳地帯を避けること無く、走ってみてください。
息を上げて坂を登ったその先にある景色を目の当たりにすれば、登ってきた坂道を逆戻りして、もう一度登ってきたくなるような素晴らしいものです。
とはいえ、あくまで今回のアワイチは「ポタポタモード」。
先を急ぐ旅でもなければ、ブルベみたいに時間制限もありませんが、お腹が空いてきたので、早くお昼ごはんを食べたいというわけで再びスピードアップ。
最後の劇坂を越えると、しばし海岸線とはお別れ。
淡路島特産のたまねぎ畑の中を駆け抜けていくのですが、タマネギガスがあたりに充満し、それはガス警報器が誤作動するレベルでした。
それにしても、淡路島にはタマネギしか無いのかというくらい、たまねぎ畑が一面に広がっています。
タマネギと言えば、淡路島の名士「上沼恵美子」。
彼女はタマネギで財を成し、大阪に出てきて漫才師として成功した結果、敷地内を路線バスが走るという“タマネギ漫才御殿”を建てたことは淡路島民の誇り。
収穫されたタマネギから、余分な水分を飛ばし、甘味と旨味を凝縮するために数多のタマネギが吊り下げられている様子を見て、われわれはそんな上沼恵美子に思いを馳せるのでありました。
さて、われわれ一行は、たまねぎ畑を抜け、淡路島最南端の漁師町「福良」に向かいますが、そこに至るには目の前の登り坂を超えて行かなければいけません。
しかし、すでに峠を2ヶ所を超えてきた我々にとって、少々の峠道は恐れるに足りず。
あさひ餅で食べた謎の和菓子から補給食を口にしていないわれわれの食欲の前には、いかなる困難であっても乗り越えることができるのです。
このとき、私が先頭に立って走っていたのですが、女性サイクリストの「友人Kさん」が「こっちのほうが良いですよ〜」と良い道を教えてくれました。
そのルートのほうが、鳴門大橋を一望できるそうですが、ここもやはりヒルクライム。
坂を登り終えると、目の前にそびえるのは巨大な風力発電のプロペラ。
ものすごい勢いで回っているのを間近に見たのですが、その風切り音は相当な迫力があります。
とは言うものの、わたし的には風力発電が、原発に変わる発電手段とはなり得ないとは思いつつ、わが国のエネルギー政策について熟考したのでありました。
↓宴会ではありません。ビールも飲んでいません。冷えたお茶で乾杯しました。
![]()
というわけで、今回は食事にもこだわりたい所
実は今回の計画時点では、淡路名産でこの時期にしか食べることができない「生しらす」を食べようと思っていました。
しかし、淡路島オーソリティーであるイヨッキュさんが地元の人から情報を得ていただいた結果、この時期、漁船はハモ漁に従事しており、生しらすはあまり流通していないことが判明したのです。
そこで、今回の昼食はイヨッキュさんが「秘密の穴場がありますので、そこにしたらいかがですか?」と紹介してくれたお店に昼食をすることになりました。
昼食場所は「福良」という漁師町。
時間的にもロケーション的にもアワイチの巡礼者がここで昼食を取る場合が多いようです。
今回、イヨッキュさんに案内してもらったお店は「活魚料理・沖」という料理屋さん。
13台のバイクは裏の駐車場に停めるのですが、中にはデュラエースのコンポを装着しているバイクもあれば、コルナゴM10という高級車もありますが、淡路島の人情あふれる街では盗まれることもないでしょう。
というわけで、ワイヤーロックを持っている人はみんなのバイクを数珠つなぎにしてお店に入りました。
到着したのが午後2時過ぎと遅めだったので、われわれの空腹インジケーターはレッドゾーンを指示しています。
このお店はカウンターの他に座敷があり、20名近くは入れそうなキャパシティーがありました。
この時の食事は、刺身盛り合わせ(ハモの湯引き、マグロ、イカ、タイ)、天ぷら盛り合わせ、タコときゅうりの酢の物、ジャコおろし、魚の味噌汁、ご飯(食べ放題)、漬物・・・とディナーのようなランチ。
思わず、ビールを注文したくなる衝動を理性で押さえ込みました。
会計の際、「所持金あらへんわ」と思ったんですが、イヨッキュさんが価格交渉してくれた結果、破格値で頂くことができました。この場を借りて御礼申し上げます。
なお、イヨッキュさんと友人Kさんはこのあと、福良の旅館で1泊されるのですが、この夕食でこのお店で鱧づくしを堪能したとか。
その際、店主に「1500円でサイクリスト限定ランチ」なるものを作って欲しいと交渉してくれたそうですが、、承諾を得ることができ、この度、制式メニューとして制定されました。
ボトルに氷水を入れてくれるサービスもあるので、よろしければ利用して下さい。
さて、時計を見ると、午後3時になっています。
エアコンが効いたお部屋でゴロゴロしたいのはヤマヤマですが、そろそろ出発しなくてはなりません。
私が経験したアワイチの中でもっともユックリとしたペースになってしまいました。
↓淡路島最南端にやってきました。
![]()
でも、慌てることはありません。
今は日も長いし、私を含めて、いちど見てみたい景色を堪能するためにはこのくらいの時間で福良を出発したほうが都合が良いからです。
福良に一泊するイヨッキュさんと友人Kさんとはここでお別れし、われわれは淡路島最南端の「鳴門岬」に向けて出発。
山本コータローとウイークエンドではありませんが、岬と聞けば巡っておきたいもの。
鳴門岬に行って対岸の四国を眺めても何も得るものはありませんが、「最南端まで行った」という事実が何より大切。
というわけで、われわれは鳴門岬に向かってアップダウンの激しい道を走ります。
そんなアップダウンを乗り越えた先には、大したものは待っていません。
鳴門大橋とその対岸にある四国が見えるくらいです。
わたし的には、そんな労力を払ってまで見るような景色ではないような気がするのですが、大事なことはそんなことではないのです。
アワイチにせよ、琵琶湖を一周するビワイチにせよ、大事なことは「一周を走りきった」という達成感を感じることにあると思うんですよね。
そんな達成感の甘味なお味を堪能するためには、鳴門岬を省略することはできません。
そのためには、この先何もないと分かっていても走らなければならない時だってあるのです。
かくして、われわれは淡路島最南端の鳴門岬に到着しました。
記念撮影を撮り、しばし休息した後、ひたすら南下してきた淡路島を、逆に北上し始めます。
その先には、一度は眺めてみたい奇跡の風景があるという情報を得ていました。
はたして、われわれはその景色を眺めることはできるのでしょうか?
そもそも、日が暮れるうちに目的地に到着することができるのかと考えると、そわそわし始め、落ち着かなくなってしまった、たーちゃんなのでした。
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とにかく、自転車ツーキニストとしても、サイクリストとしても天気予報はAKB48総選挙よりも重大な関心事。
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「今日は雨は降らないでしょう」と言われてロードバイクに乗って出てみれば、行く先で雨に打たれる「ハレハレ詐欺」。
逆に「今日は雨が降るでしょう」との予報だったので、乗らなかったら、実際はまったく雨がふらなかったという「降る降る詐欺」。
これら凶悪犯罪は、もはや日常茶飯事的に発生しており、いまやお茶の間をにぎわす話題の的になってしまいました。
騙された時の悔しさは、とても言葉で言い表すことができないほどです。
もう、天気予報に全幅の信頼を寄せることができない以上、われわれサイクリストの意思決定は何に頼れば良いのでしょうか?
いまや、スリッパを放り投げ、地面に落下した時の裏表で「表=晴れ、裏=雨」と判断したほうが正確だと言われていますが、IT社会の今、そんな原始的方法に頼ることはできません。
そこで、私が信頼出来るのは「Yahoo!天気予報」の“雨雲の動き”。
それは当日しかわからないのが欠点ですが、今のところ、もっとも正確に先々の天気が分かる手段だと思います。
ちなみに、日本気象学会の研究結果によると、週間天気予報における3日以上先の天気は、予報されている天気とまったく逆のお天気になることが多いので、晴れと言われれば「ああ、雨降るんやろな」と思ってちょうどいいくらいかもしれませんね。
↓坂を下り終えたらお昼ごはんが待っています。

本題に入る前に、まず事務連絡をば。
来る6月30日(土曜日)第5回ブロガー&ツイッター総決起集会in和歌山を計画しております。
今のところ、河内長野駅に集合し、癒しの峠「紀見峠」を越え、紀ノ川沿いの河川敷を西進し、ドーシェルでパンを食べ、加太で揚げパンを食べて帰ってくるという内容です。
今回も初心者や女性サイクリストが参加されるので、「ポタポタモード」で楽しんでまいります。
みなさま、万障お繰り合わせの上、是非ともご参加下さい。
詳しい集合時間等は、また追ってご連絡させていただきます。
以上、事務連絡おわり。
さて、天気予報が「淡路島の降水確率が70%」と予報されているなか、強行決行された「輝け!!第4回ブロガー&ツイッター総決起集会inアワイチ」の続きです。
アワイチ(淡路島一周)の第一ハイライトである「南淡路水仙ロード」をポタポタとおしゃべりしながら走り抜けたわれわれは、第二山岳地帯へ堂々突入しました。
たとえ、ヒルクライムが嫌であっても、この坂を登らないと美味しいお昼ごはんにはありつけません。
自転車乗りの中には、目の前に登り坂が出現すると、エンケファリンやβ-エンドルフィンといった脳内麻薬が分泌して興奮した結果、パブロフの犬のようによだれを流し、エクスタシーを感じると言ったヒルクライマーという名のヘンタイがいます。
ロードバイクに乗り始めて間もない方は、そんなヘンタイに対して、なかなか理解することはできないかもしれません。
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日本自転車学会によれば、約7割のサイクリストが「すべて平地であるコースよりも登り坂と平地が混ざっているコースを選ぶ」という研究結果が発表されました。
今回の総決起集会に参加された方の中には、ロードバイクに乗って3ヶ月未満という方もいらっしゃいましたが、坂を登っているときの表情は、苦悶の表情ではなく、まさしく恍惚の表情を呈していたのです。
アワイチをされる方の中には、南部山岳地帯を避けるために、ショートカットされる方もいるとか・・・・
はっきり言って、それは「うな重」を注文して、鰻を食べずにタレ付きご飯しか食べないことと同じレベルの愚行にほかなりません。
アワイチの獲得標高は1300mほどですが、これは私の早朝ヒルクライム自転車通勤よりも少なく、走行距離を考えれば、たいしたアップダウンではないのです。
↓風力発電のプロペラはものすごい音を発していました。

というわけで、奥さん。
南部山岳地帯を避けること無く、走ってみてください。
息を上げて坂を登ったその先にある景色を目の当たりにすれば、登ってきた坂道を逆戻りして、もう一度登ってきたくなるような素晴らしいものです。
とはいえ、あくまで今回のアワイチは「ポタポタモード」。
先を急ぐ旅でもなければ、ブルベみたいに時間制限もありませんが、お腹が空いてきたので、早くお昼ごはんを食べたいというわけで再びスピードアップ。
最後の劇坂を越えると、しばし海岸線とはお別れ。
淡路島特産のたまねぎ畑の中を駆け抜けていくのですが、タマネギガスがあたりに充満し、それはガス警報器が誤作動するレベルでした。
それにしても、淡路島にはタマネギしか無いのかというくらい、たまねぎ畑が一面に広がっています。
タマネギと言えば、淡路島の名士「上沼恵美子」。
彼女はタマネギで財を成し、大阪に出てきて漫才師として成功した結果、敷地内を路線バスが走るという“タマネギ漫才御殿”を建てたことは淡路島民の誇り。
収穫されたタマネギから、余分な水分を飛ばし、甘味と旨味を凝縮するために数多のタマネギが吊り下げられている様子を見て、われわれはそんな上沼恵美子に思いを馳せるのでありました。
さて、われわれ一行は、たまねぎ畑を抜け、淡路島最南端の漁師町「福良」に向かいますが、そこに至るには目の前の登り坂を超えて行かなければいけません。
しかし、すでに峠を2ヶ所を超えてきた我々にとって、少々の峠道は恐れるに足りず。
あさひ餅で食べた謎の和菓子から補給食を口にしていないわれわれの食欲の前には、いかなる困難であっても乗り越えることができるのです。
このとき、私が先頭に立って走っていたのですが、女性サイクリストの「友人Kさん」が「こっちのほうが良いですよ〜」と良い道を教えてくれました。
そのルートのほうが、鳴門大橋を一望できるそうですが、ここもやはりヒルクライム。
坂を登り終えると、目の前にそびえるのは巨大な風力発電のプロペラ。
ものすごい勢いで回っているのを間近に見たのですが、その風切り音は相当な迫力があります。
とは言うものの、わたし的には風力発電が、原発に変わる発電手段とはなり得ないとは思いつつ、わが国のエネルギー政策について熟考したのでありました。
↓宴会ではありません。ビールも飲んでいません。冷えたお茶で乾杯しました。

というわけで、今回は食事にもこだわりたい所
実は今回の計画時点では、淡路名産でこの時期にしか食べることができない「生しらす」を食べようと思っていました。
しかし、淡路島オーソリティーであるイヨッキュさんが地元の人から情報を得ていただいた結果、この時期、漁船はハモ漁に従事しており、生しらすはあまり流通していないことが判明したのです。
そこで、今回の昼食はイヨッキュさんが「秘密の穴場がありますので、そこにしたらいかがですか?」と紹介してくれたお店に昼食をすることになりました。
昼食場所は「福良」という漁師町。
時間的にもロケーション的にもアワイチの巡礼者がここで昼食を取る場合が多いようです。
今回、イヨッキュさんに案内してもらったお店は「活魚料理・沖」という料理屋さん。
13台のバイクは裏の駐車場に停めるのですが、中にはデュラエースのコンポを装着しているバイクもあれば、コルナゴM10という高級車もありますが、淡路島の人情あふれる街では盗まれることもないでしょう。
というわけで、ワイヤーロックを持っている人はみんなのバイクを数珠つなぎにしてお店に入りました。
到着したのが午後2時過ぎと遅めだったので、われわれの空腹インジケーターはレッドゾーンを指示しています。
このお店はカウンターの他に座敷があり、20名近くは入れそうなキャパシティーがありました。
この時の食事は、刺身盛り合わせ(ハモの湯引き、マグロ、イカ、タイ)、天ぷら盛り合わせ、タコときゅうりの酢の物、ジャコおろし、魚の味噌汁、ご飯(食べ放題)、漬物・・・とディナーのようなランチ。
思わず、ビールを注文したくなる衝動を理性で押さえ込みました。
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↓淡路島最南端にやってきました。

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福良に一泊するイヨッキュさんと友人Kさんとはここでお別れし、われわれは淡路島最南端の「鳴門岬」に向けて出発。
山本コータローとウイークエンドではありませんが、岬と聞けば巡っておきたいもの。
鳴門岬に行って対岸の四国を眺めても何も得るものはありませんが、「最南端まで行った」という事実が何より大切。
というわけで、われわれは鳴門岬に向かってアップダウンの激しい道を走ります。
そんなアップダウンを乗り越えた先には、大したものは待っていません。
鳴門大橋とその対岸にある四国が見えるくらいです。
わたし的には、そんな労力を払ってまで見るような景色ではないような気がするのですが、大事なことはそんなことではないのです。
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そんな達成感の甘味なお味を堪能するためには、鳴門岬を省略することはできません。
そのためには、この先何もないと分かっていても走らなければならない時だってあるのです。
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その先には、一度は眺めてみたい奇跡の風景があるという情報を得ていました。
はたして、われわれはその景色を眺めることはできるのでしょうか?
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