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はじめての“全日本マウンテンサイクリングin乗鞍”

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 たった今、乗鞍ヒルクライムから帰ってきたんですけど、帰りしなに買ってきた“お疲れさん!自分!”用に買ってきた缶ビールを飲みたいのですが、飲んでしまったら確実に睡魔に負けてしまうため、とりあえず、トップバリュのサイダーでガマンしているたーちゃんです。おはようございます。


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 いや〜本当に疲れました!
 乗鞍に行く前も徹夜仕事をして、乗鞍に出発する日も興奮して異様に早く目覚めてしまい、本番当日も午前0時に起床してしまって、それから全く眠れず(後述)・・・
 その状態でヒルクライムレースに挑んだ後、長野県から大阪府までの370kmを愛車トヨタシエンタをお一人様で運転して帰ってきたのですから、ビール(すみません、発泡酒です)を飲んだらバタンキューになるのは必至です。
 というわけで・・・・
  「よくがんばったなぁ〜、たーちゃん。まあ、ビールでも飲んでや〜」
  「ありがとう、ホンマしんどかったわ〜」
・・・・などと手酌でビールを飲む前に、今回、初めて挑戦した全日本マウンテンサイクリングin乗鞍で体験したことを、記憶が鮮明なうちに記事にしておきましょう。
 ちなみに、今回、初挑戦したこのヒルクライムレースは、トラブルやハプニングが満載。
 それらを順次お話していこうと思いますので、お楽しみにしてくださいね。
 さて、乗鞍からの帰り名阪国道にある、何故かアルコール類完備のサービスエリア“伊賀上野サービスエリア”で「お持ち帰り用どて焼」を買ってきたので、それアテにビールを飲む前に、チャッチャと記事を仕上げてしまいましょう。
 このどて焼、とても美味しいので、みんなも食べてみてね!
(お持ち帰り用どて焼・・・・詳しくは、私の食べログ記事をご覧ください)


↓大阪を出発したのは午前5時、会場に到着したのが午後0時・・・遠かった。






 今回、私が始めて挑戦した“全日本マウンテンサイクリングin乗鞍”。
 (長いので乗鞍ヒルクライムと略します。それにしても“全日本”という冠詞からして、ものすごくたいそうなイメージを受けるなぁ〜)
 “おひとりさま”サイクリストである私にとって、大阪から見てかなり遠方に位置し、しかも前泊しなければならないヒルクライムレースに参加するって、非常に高い障壁が待ち受けていたのでした。
 まず、お金の問題です。
 参加費は仕方が無いとして、往復の交通費もグループで行けば“ワリカン”できるところを、おひとりさまは全額負担しなければなりません。
 しかも、震災の影響で高速道路1000円がなくなってしまったことは相当な打撃を受けたところです。
 前日受付である以上、宿泊費も節約しなければなりません。
 車中泊や野宿でも良いのですが、あくまでレースに参加するための前泊ですから、「寝れなかった・・」と体調不良になってしまっては本末転倒。
 これらの問題をいかにクリアするか・・・それが乗鞍ヒルクライムに参加する所帯主&お小遣い制サラリーマンサイクリストに課せられた“宿命”だといえましょう。
 われわれは、この宿命を工夫と努力で解決していかなければならないのです。
 ところで、私が乗鞍ヒルクライムの抽選に当選するも、お金の問題などで悩んでいることを記事にした際・・・・
 「趣味の世界なんだからある人はあるなりに、ない人はないなりに楽しめばよいのにと思います」
 「費用対効果ばかり考えてるならブログのタイトルを「お家がほしい」から「お金がほしい」に変えればいかがでしょうか・・」
というコメントをいただきました。
 趣味にコストパフォーマンス云々というのはナンセンスだと思われるかもしれません。
 けれども、お小遣い制サラリーマンサイクリストにとって、お金の問題が大切な問題でないという方はいるのでしょうか?
 お金が有り余っている人ならいざ知らず、大多数の方は限られたお金の中で自転車生活を楽しんでいるのです。
 限られたお金で、いかに楽しむか・・・・1000円を支払って、工夫して1500円分楽しもうとするスタンスのどこが悪いのでしょうか?


↓受付会場。昨年の記念Tシャツや、記念品のタオルなどの残り物が“ヴィンテージモデル”として500円で売っていた。






 さて、所帯主サラリーマンサイクリストが、妻子を自宅に残して、自分だけヒルクライムレースに遠征するというのも、なかなか後ろめたいものがあります。
 日帰りならともかく、泊りがけで行くとなると妻子にとっては、「自分だけ楽しんでズルイ」と感じてしまうのは仕方がありません。
 このあたりの対策も十分に講じなければいけないのです。
 ただ、妻子を連れて行っても、ヒルクライムレースって、応援することができる時間が極めて短いので、応援する側にとっては、つまらないのかも知れません。
 しかし、乗鞍ヒルクライムでは、スタート地点〜乗鞍岳までのバス送迎(大人1500円、子ども無料)と、乗鞍岳のトレッキングツアー(所要時間2時間、500円(おやき、スイカ、ドリンクつき)というサービスツアーがあります。
 これを利用すれば、“おひとりさま”にとっても、ご家族連れでヒルクライムに参加でき、かつレースに専念できるのがメリットですよね。

 さて、今回、私が限られたお金の中で、いかに乗鞍ヒルクライムを楽しむのか・・・・それはまず、わが家を一歩出たときから始まったのです。
 8月27日(土曜日)、わが家を出発したのは午前5時ジャスト。
 まだ、薄暗い早朝の住宅街を、ピナレロクアトロ疾風号を乗せたトヨタシエンタが駆け抜けます。
 こんなに朝早く、大阪府富田林市の自宅を出発しなくても、受付時間には十分間に合うのでですが、できるだけ高速代をケチるために一般道を走りたいので仕方がありません。
 ただ、やみくもに一般道ばっかり走ってさえすればイイというものでないのです。
 一般道は、高速道路よりも交通事故のリスクも高まりますし、初めて通る道路では、交通取締りを受ける可能性も高くなるでしょう。
 高速道路代をケチって下道ばっかり走ったのに、交通事故に遭ったり、交通取締りを受けてしまったら何をしているのかわかりません。
 また、一般道は高速道路に比べて燃費が悪くなることを考えると、一般道と高速道路をいかに効率よく組み合わせるのかが重要なんですよね。
 ですから、下道と高速道路をそれぞれ効率的に組み合わせるのが腕の見せ所。
 今回、中央道の中津川ICで降りて、木曽街道と呼ばれる国道19号と野麦街道をひたすら北上。
 いずれの下道もほとんど信号がなく、並走する中央道と所要時間は変わらない楽しく快適なドライブと相成りました。
 ただ、どんな楽しいドライブルートであっても、おひとりさまだと実に寂しいものがあることは言うまでもありません。
 また、妻子を残して、こんな遠くまで一人で遊びに来ていることにうしろめたさを感じてしまいます。
 来年、もし抽選が当たって再び参加できるようであればたーちゃん@妻子と一緒に来ることができればいいですね。
 

↓ブログ用に撮影したにすぎません。





 次に宿泊先ですが、いちばん快適なのはスタート地点に点在している民宿やペンションを利用することでしょう。
 おそらく、大会主催者もそれを望んでいるのでしょうが、いかんせんコストが高い。
 それに、“おひとりさま”が民宿やペンションを利用するとなるとちょっと敷居が高くありませんか?
 そこで、どうしたら良いのかと悩んでいたら、ちょうど良い宿泊先をみつけました。
 今回、私が利用した宿泊施設は、岐阜県平湯温泉にある「穂高荘倶楽部」。
 この穂高荘倶楽部は温泉旅館が併設する日帰り温泉施設ですが、温泉などは温泉旅館と同じものを利用できるのでなかなか豪華。
 しかも、1泊1400円から宿泊することができるのです。
 会場とやや距離があるのが難点ですが、夕食も持ち込むことができますし、レストランもあるのでなかなか便利でした。
 
 さて、受付を済ませ、記念品を受け取った私は、「せっかく、ここまで来たんやから、ロードバイクで信州の森をポタリングしよう」と思ったんです。 
 しかし、あいにく雨が降ってきたので中止することにしました。
 もし、ここでポタリングしておけば、レース本番で、私が経験したとある深刻なトラブルを未然に防ぐことができたのですが・・・・
 それは後日の記事でお話しましょう。
 
 というわけで、会場に出店されていたお店をブラブラ見てまわった後、宿泊先の穂高荘倶楽部に移動します。
 穂高荘倶楽部は北アルプスの岐阜県側にあるので、トンネルを越えなければなりませんが、このトンネル(安房峠道路)は有料道路。
 時間はたっぷりあるので、私は無料の旧道をセレクト。
 安房峠を超え、平湯温泉に到着した私は、会場で受け取ったセンサーを取り付け、ヘルメットに背番号が書いてあるシールを貼り付けるなど、明日のレースに備えて、準備をしていたのです。
 さあ、サクソバンクのジャージにゼッケンを貼り付けようと思ったら、なんと背中に貼り付けるゼッケンがないんです!


↓北アルプスを越えて、隣県の宿泊地に移動。





 
 大会規約には「出走時、ゼッケンを装着していない者は失格とする」と書いてあったので、めちゃくちゃあせりつつ、受付で渡された袋の中をくまなく探したのですがみあたりません。
 袋の中には私の背番号が書いてあるシール台紙のようなツルツルの紙が入っていました。
 ちょうど、ゼッケンぐらいの大きさですが、ゼッケンと言えば、もちろん布でできているのでこれは違うでしょう。
 しかも、安全ピンも入っていなかったので、これは絶対に主催者が入れ忘れたにちがいありません。
 というわけで、主催者に連絡しようと思ってパンフレットを見たのですが、なんと当日の連絡先はどこにも書いていないんです。
 仕方が無いので104で日本サイクリング協会の電話番号を教えてもらって電話しても留守。
 またシエンタを北アルプスを越えて、受付会場に戻ろうにも、寝不足が続いている上、370kmの距離を一人で運転してきた私はもうクタクタで戻る気にもなりません。
 そして、なによりガソリン代がモッタイナイことないですよね。
 主催者側には、当日の連絡先も分かるようにパンフレットにでも明記していただければ助かりますので、よろしくお願いします。
 まあ、無いものは仕方がありません。
 え〜いこの私の背番号と氏名が書いてあるシール台紙みたいな紙を背中に貼り付けることにしましょう。
 安全ピンが無いので穂高荘倶楽部のフロントのおばちゃんに「ゼッケンを取り付けたいので、安全ピン4つもらえますか?」とお願いしたところ、快く応じてくれました。
 とりあえず、これで一応、レース本番の準備が整ったので、私は穂高荘倶楽部のレストランのメニューで一番安い“飛騨牛の牛すじ丼(@850円)”と、シャーベット状になるまでキンキンに冷えている生ビールの夕食をすませてテレビを見ながらゴロゴロ・・・・・でも、やはり、おひとりさまだと寂しい・・・・
 かくして、明日のレース本番に備えて温泉に浸かり、仮眠室でくつろぎながら英気を養ったのです。
 明日のレース本番、私を待ち受けていたとんでもないハプニングに襲われることも知らずに・・・・つづく。


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